E02765 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当社グループの「鮮魚の販売事業」は、販売数量が若干の増加となり、魚価も安定推移して増収となりました。また、「餌料・飼料の販売事業」は、配合飼料の販売数量が増加し価格上昇も伴い増収となりました。
利益面では、売上高は伸びたものの販管費が増加(貸倒引当金が前年同期は戻入、当第3四半期累計期間は繰入及び諸経費高騰)し、また、養鰻事業においても稚魚不漁により稚魚代高騰や飼料高騰による養殖原価高も相まって各利益は前年実績を下回るものとなりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は340億37百万円(前年同期比13.8%増)、営業利益は15億50百万円(前年同期比30.7%減)、経常利益は18億92百万円(前年同期比24.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は13億5百万円(前年同期比32.6%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は以下のとおりであります。
セグメントの名称 |
2023年3月期 第3四半期連結 累計期間売上高 (百万円) |
2024年3月期 第3四半期連結 累計期間売上高 (百万円) |
対前年同期比較 |
|
金額差異 (百万円) |
増減率 (%) |
|||
鮮魚の販売事業 |
19,416 |
19,762 |
345 |
1.8 |
餌料・飼料の販売事業 |
10,446 |
14,216 |
3,770 |
36.1 |
その他の事業 |
53 |
58 |
4 |
8.6 |
合 計 |
29,915 |
34,037 |
4,121 |
13.8 |
(注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。
「鮮魚の販売事業」は、売上高は197億62百万円(前年同期比1.8%増)、セグメント利益は3億26百万円(前年同期比60.7%減)となりました。
「餌料・飼料の販売事業」は、売上高は142億16百万円(前年同期比36.1%増)、セグメント利益は12億15百万円(前年同期比14.1%減)となりました。
「その他の事業」は、売上高は58百万円(前年同期比8.6%増)、セグメント利益は3百万円(前第3四半期連結累計期間はセグメント損失17百万円)となりました。
なお、セグメント間の取引については相殺消去しております。
当社グループの財政状態は、当第3四半期連結会計期間末の資産合計は516億74百万円で前連結会計年度末に比べ44億8百万円(9.3%)増加し、負債合計は150億25百万円で前連結会計年度末に比べ26億67百万円(21.6%)増加し、純資産合計は366億49百万円で前連結会計年度末に比べ17億41百万円(5.0%)増加いたしました。
この結果、自己資本比率は70.9%(前連結会計年度末は73.8%)となりました。
(2) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は1百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。