売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E03908 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態および経営成績の状況

①経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間の当社グループの事業別営業収益は、ビル賃貸事業につきましてはビル稼働率と賃料収入が安定的に推移し8,069百万円(前年同四半期7,822百万円、前年同四半期比3.2%増)、駐車場事業につきましては新規開設による収容台数の増加等により2,497百万円(同2,374百万円、5.2%増)、住宅事業につきましては首都圏で分譲マンションの竣工引渡しが行われた結果11,278百万円(同3,381百万円、233.6%増)、不動産営業事業につきましては積極的な営業活動を推進し、買取再販等の取り扱い件数も増加したことから2,776百万円(同1,245百万円、122.9%増)、有料老人ホーム事業につきましては入居希望者の施設見学の再開等実施しつつ、感染防止対策の徹底に注力した結果798百万円(同781百万円、2.1%増)となりました。

これらの結果、当社グループ全体の営業収益は25,542百万円(前年同四半期15,609百万円、前年同四半期比63.6%増)、経常利益は3,195百万円(同1,964百万円、62.7%増)となりました。また、投資有価証券売却益2,100百万円等を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,714百万円(同1,732百万円、114.4%増)、1株当たり四半期純利益は296.73円(同138.42円、114.4%増)となりました。

②財政状態の状況

当第3四半期連結会計期間末の総資産は165,179百万円となり、前連結会計年度末と比べ7,298百万円の増加となりました。流動資産は、前連結会計年度末と比べ7,770百万円増加し52,947百万円となりました。これは「販売用不動産」が3,199百万円減少したものの、「営業未収入金」が6,192百万円、「現金及び預金」が5,566百万円増加したことが主な要因となっております。また、固定資産は、前連結会計年度末と比べ472百万円減少し112,231百万円となりました。これは投資その他の資産が1,460百万円増加したものの、有形固定資産が1,936百万円減少したことが主な要因となっております。

当第3四半期連結会計期間末の負債は、コマーシャル・ペーパーや長期借入金の増加等により前連結会計年度末と比べ3,274百万円増加し111,682百万円となりました。

当第3四半期連結会計期間末の純資産は利益剰余金の増加等により前連結会計年度末と比べ4,023百万円増加し53,496百万円となりました。

この結果、当第3四半期連結会計期間末における自己資本比率は32.4%(前連結会計年度末は31.3%)、1株当たり純資産は4,273.35円(前連結会計年度末は3,951.92円)となりました。

(2)会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

(6) 主要な設備

前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設のうち、「高円寺北二丁目計画」(設備の名称:ブリリアンクラス高円寺)については2023年9月に竣工後、流動化により売却しました。