株式会社明世カントリークラブ

サービス業ゴルフ場

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E04739 Japan GAAP


3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(経営成績等の状況の概要)

 

当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当事業年度における国内経済は、新型コロナウイルス感染症の影響や円安およびロシアのウクライナ侵攻などによる物価の上昇により停滞し、極めて厳しい状況が続いております。当事業の属するゴルフ場業界につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が継続する中にあっても、ゴルフは、安心安全なスポーツとして見直されており、来場者数も増加する傾向にあります。

当クラブにおきましては営業活動の強化、割引制度による利用促進など集客対策を講じた結果来場者数は24,068名(前年641名増加)となり増員となりました。

これらの結果、売上は248,594千円(前年2,730千円増加)となりました。売上原価は139,995千円(前年3,155千円増加)となりました。販売費及び一般管理費につきましては117,410千円(前年7,252千円増加)となり営業損失は8,811千円(前年同期は1,133千円の営業損失)となりました。総資産が2,831,940千円となり、前事業年度に比べ34,348千円増加しております。

 

  (2) キャッシュ・フロー

    当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ40,388千円増加し、当中間会計期間末は97,605千円となりました。

   (営業活動によるキャッシュ・フロー)
 当中間会計期間における営業活動の結果使用した資金は3,360千円(前年同期は16,964千円の資金の増加)となりました。これは未払金15,582千円の減少等によるものであります。

   (投資活動によるキャッシュ・フロー)
 当中間会計期間における投資活動の結果、得られた資金は44,225千円(前年同期は5,992千円の資金の使用)となりました。これは定期預金の預入による支出50,227千円等によるものであります。

   (財務活動によるキャッシュ・フロー)
 当中間会計期間における財務活動の結果使用した資金は、475千円となり、前年同期と同額になりました。これは、優先株式に対する配当金の支払475千円があったことによるものであります。

  (3) 資本の財源及び資金の流動性

    当社の運転資金需要のうち主なものは、食材の仕入れ、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。

   当社は、事業上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、運転資金は現状、自己資金を基本としております。

 

生産、受注及び販売の状況

 当社の実態に即した内容を記載するため、生産実績及び受注実績に代えて収容実績を記載しております。

  (1) 収容実績

ホール数

(H)

前中間会計期間

当中間会計期間

(自 令和3年10月1日

至 令和4年3月31日)

(自 令和4年10月1日

至 令和5年3月31日)

営業日数(日)

収容実績(名)

1日平均来場者数

(名)

営業日数(日)

収容実績(名)

1日平均来場者数

(名)

メンバー

ゲスト

合計

メンバー

ゲスト

合計

18

167

5,418

18,009

23,427

141

171

5,512

18,556

24,068

141

 

(2)販売実績

区分

当中間会計期間

(自 令和4年10月1日

至 令和5年3月31日)

金額(千円)

前年同期比(%)

ゴルフ場売上

225,312

101.1

名義書換料

5,540

95.3

年会費収入

17,741

102.5

その他

合計

248,594

101.1

 

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

     (1)財政状態の分析

(資産の部)

     当中間会計期間末における流動資産の残高は272,942千円(前事業年度末比2,749千円の減少)となりました。

    この増加の主な要因は、現金及び預金が3,836千円減少したこと等によるものであります。

     また、固定資産の残高は2,558,997千円(前事業年度末比14,287千円の増加)となりました。

    この増加の主な要因は、貸倒引当金の見直し等によるものであります。

     (負債の部)

     当中間会計期間末における流動負債の残高は81,079千円(前事業年度末比3,704千円の増加)となりました。

    この増加の主な要因は、前受金が20,199千円増加したこと等によるものであります。

     また、固定負債の残高は49,299千円(前事業年度末比1,509千円の増加)となりました。

    この増加の要因は、役員退職慰労引当金が1,640千円増加したことによるものであります。

    (純資産の部)

    当中間会計期間末における純資産の残高は2,701,561千円(前事業年度末比6,323千円の増加)となりました。

 

   (2)経営成績の分析

詳細につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 業績等の概要 (1)業績」に記載しております。

 

   (3)キャッシュ・フローの状況の分析

当社は、事前運営上必要な流動性並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。

当社の運用資金需要のうち主なものは、ゴルフ場の運営及び維持管理に伴う費用、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。

短期運転資金、および通常の設備投資、長期運転資金につきましては、自己資金を基本としております。

キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載しております。