マルホ株式会社

医薬品
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売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E30772 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間の売上高は749億91百万円(前年同四半期比9.7%増)となりました。また、利益面につきましては、営業利益は183億25百万円(同52.5%増)、経常利益は177億58百万円(同68.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は123億53百万円(同52.6%増)となりました。

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

・医薬品事業

新型コロナウイルス感染症の感染拡大による事業等への影響もありましたが、遠隔による情報提供活動等を行うことで、経営成績は以下の通りとなりました。

尋常性ざ瘡治療外用剤「ベピオ」および「エピデュオ」は疾患啓発活動を積極的に行うことで、売上が増加しました。血行促進・皮膚保湿外用剤「ヒルドイド」は、適正な学術情報を継続的に提供することで、売上が増加しました。

これらの結果、当セグメントの売上高は682億17百万円(前年同四半期比9.1%増)、セグメント利益は180億96百万円(同46.7%増)となりました。

・その他の事業

マルホ発條工業株式会社等のばね・医療機器部品・機械事業により、売上高は73億85百万円(前年同四半期比25.6%増)、セグメント利益は3億29百万円(前年同期は3億45百万円のセグメント損失)となりました。

(2)財政状態の分析

① 資産の部

当四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ114億円増加し、1,627億94百万円となりました。その内訳は、流動資産の増加135億2百万円及び固定資産の減少21億1百万円であります。

(流動資産)

当四半期連結会計期間末における流動資産は、1,108億27百万円となり、前連結会計年度末に比べ135億2百万円増加しました。主な内容は、受取手形及び売掛金の増加59億97百万円、現金及び預金の増加53億90百万円及びたな卸資産の増加18億77百万円によるものであります。

(固定資産)

当四半期連結会計期間末における固定資産は、519億66百万円となり、前連結会計年度末に比べ21億1百万円減少しました。主な内容は、建設仮勘定の増加4億78百万円、販売権の減少9億84百万円、建物及び構築物の減少7億51百万円及び機械装置及び運搬具の減少5億61百万円によるものであります。

② 負債の部

当四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ12億42百万円減少し、223億25百万円となりました。その内訳は、流動負債の減少8億60百万円及び固定負債の減少3億82百万円によるものであります。

(流動負債)

当四半期連結会計期間末における流動負債は、203億94百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億60百万円減少しました。主な内容は、未払法人税等の増加23億27百万円、支払手形及び買掛金の増加11億12百万円、未払金の減少21億26百万円、賞与引当金の減少12億87百万円及びその他流動負債の減少6億53百万円によるものであります。

(固定負債)

当四半期連結会計期間末における固定負債は、19億31百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億82百万円減少しました。主な内容は、役員退職慰労引当金の増加51百万円、繰延税金負債の増加29百万円及び長期借入金の減少4億71百万円によるものであります。

 

③ 純資産の部

当四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ126億42百万円増加し、1,404億68百万円となりました。主な内容は、利益剰余金の増加122億20百万円によるものであります。

以上の結果、自己資本比率は、85.7%となりました。

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について、重要な変更はありません。

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

(5)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の総額は91億84百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。