売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率


最終更新:

E00052 Japan GAAP

売上高

1.77兆 円

前期

1.64兆 円

前期比

107.4%

時価総額

2.63兆 円

株価

16,090 (01/09)

発行済株式数

163,185,872

EPS(実績)

246.79 円

PER(実績)

65.20 倍

平均給与

1,058.0万 円

前期

1,024.7万 円

前期比

103.3%

平均年齢(勤続年数)

42.4歳(17.2年)

従業員数

8,994人(連結:16,382人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

 

3 【事業の内容】

当社グループは、土木事業、建築事業及び開発事業を主な事業とし、さらに各事業に関連する事業を展開しており、連結子会社は61社、持分法適用会社は67社(うち持分法適用関連会社は52社)であります。それらの事業に係る位置付けを報告セグメント等ごとに示すと次のとおりであります。

 

土木事業

当社並びに大成ロテック㈱、ピーエス・コンストラクション㈱他子会社16社及び関連会社4社は、土木事業を営んでおり、当社は工事等の一部を関係会社に発注しております。そのうち海外では、子会社2社、関連会社3社があります。

 

建築事業

当社並びに大成ユーレック㈱、ピーエス・コンストラクション㈱他子会社12社及び関連会社1社は、建築事業を営んでおり、当社は工事等の一部を関係会社に発注しております。そのうち海外では、子会社8社、関連会社1社があります。

なお、ピーエス・コンストラクション㈱については、土木事業に加え建築事業も営んでいることから、両セグメントに含めて記載しております。

 

開発事業

当社は、不動産の売買、宅地の開発・販売、保有不動産の賃貸等の開発事業を営んでおります。

子会社である大成有楽不動産㈱は、住宅地等の開発・販売、マンションの建設・販売、不動産賃貸・管理等の開発事業を営んでおり、当社に工事受注に関連した土地、その他の不動産を斡旋しております。さらに同社は、開発事業に係る建設工事を当社に発注しております。

その他、不動産の販売・斡旋事業等を営む大成有楽不動産販売㈱他子会社21社、関連会社24社があり、そのうち海外では、子会社11社、関連会社7社があります。

 

その他

当社は、受託研究、技術提供、環境測定等建設業に付帯関連する事業を営んでおります。

PFI事業を営む子会社は14社あり、関連会社は15社あります。

その他サービス業等を営む子会社は8社あり、関連会社は8社あります。

 

 

以上に述べた事項の概略図は次頁に掲げるとおりであります。

 

 

 

※画像省略しています。
25/06/17

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

日本経済は、個人消費や設備投資の持ち直しに加え、旺盛なインバウンド需要を背景として、緩やかな回復基調を継続しております。

建設市場においては、企業の旺盛な設備投資意欲に伴う民間投資の持ち直しと、政府による防災・減災、国土強靭化対策等に牽引された底堅い公共投資により、建設投資全体は堅調に推移しております。しかしながら、労務需給の逼迫等が継続しており、依然として経営環境は厳しい状況となっております。

こうした状況のもと、当社グループの経営成績は次のとおりとなりました。

 

経営成績

(単位:億円)

前連結会計年度

(A)

当連結会計年度

(B)

増減額

(B-A)

増減率

(%)

受注高

19,624

24,375

4,751

24.2%

売上高

17,650

21,542

3,892

22.1%

営業利益

264

1,201

936

353.8%

経常利益

389

1,345

955

245.7%

親会社株主に帰属する

当期純利益

402

1,238

835

207.5%

 

 

受注高は、建築事業における大型工事の受注による増加をはじめ、全ての報告セグメントで増加したことから、前連結会計年度比24.2%増2兆4,375億円となりました。

売上高は、大型工事が工程の最盛期を迎えたことによる国内建築事業の増加をはじめ、全ての報告セグメントで増加したことから、前連結会計年度比22.1%増2兆1,542億円となりました。

営業利益は、売上総利益が増収に加え土木事業及び建築事業における利益率好転により前連結会計年度比81.4%増の2,311億円となったことから、販売費及び一般管理費が同10.0%増の1,109億円となったものの、同353.8%増1,201億円となりました。

経常利益は、持分法による投資利益の増加等に伴う営業外損益の好転により、前連結会計年度比245.7%増1,345億円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券売却益の増加等に伴う特別損益の好転により、同207.5%増1,238億円となりました。なお、ROE(自己資本当期純利益率)は、前連結会計年度比9.2%好転13.8%となりました。

 

 

経営成績に重要な影響を与える主な要因としては、建設需要や建設コストの急激な変動等がもたらす経営環境の変化があります。

当連結会計年度における経営環境は、建設投資が堅調に推移し、価格転嫁が着実に進展した一方、建設資材価格の高止まりや労務需給の逼迫等が継続しており、依然として厳しい状況となっております。建設市場の先行きについては、企業の旺盛な投資意欲を反映した民間投資の持ち直しや底堅い公共投資の持続が見込まれます。ただし、米国の政策動向によっては、製造業企業が国内における設備投資を抑制する懸念があるため、顧客企業の設備投資動向をより一層注視していきます。

なお、中長期的な外部環境及び対処すべき課題については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題」に記載のとおりであります。

 

報告セグメント等の経営成績並びに経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容を示すと次のとおりであります(報告セグメント等の業績につきましては、セグメント間の内部取引を含めて記載しております。)。

 

①土木事業

売上高は、期首手持工事残高が増加し、また、工程も順調に進捗したこと等により、前連結会計年度比22.9%増6,639億円となりました。営業利益は、増収に加え利益率好転により完成工事総利益が増加したことから、同42.5%増875億円となりました。

 

②建築事業

売上高は、当社において工程の最盛期を迎える大型工事が増加したこと等により、前連結会計年度比22.7%増1兆3,999億円となりました。営業利益は、増収に加え受注時採算の改善等による利益率好転により完成工事総利益が増加したことから、113億円となりました(前連結会計年度は561億円の営業損失)。

 

③開発事業

不動産業界におきましては、ビル賃貸市場は、オフィス回帰が進み、空室率が低下するとともに賃料が上昇傾向にあります。不動産販売市場は、投資家の投資意欲は引き続き旺盛であり、堅調を維持しました。

当社グループにおきましては、売上高は、連結子会社における不動産売却件数の増加により、前連結会計年度比6.2%増1,467億円となりました。営業利益は、増収により開発事業総利益が増加したものの、販売費及び一般管理費が増加したことから、概ね前期並みの234億円となりました。

 

④その他

売上高は、前連結会計年度比7.3%増175億円、営業利益は同25.6%増23億円となりました。

 

(2) 財政状態の状況

①資産の状況

現金預金の減少等により、資産合計は前連結会計年度末比6.0%1,548億円減2兆4,288億円となりました。

 

②負債の状況

資金調達に係る有利子負債の減少等により、負債合計は前連結会計年度末比5.8%945億円減1兆5,281億円となりました。

 

③純資産の状況

自己株式の取得、株式相場下落及び投資有価証券売却に伴うその他有価証券評価差額金の減少等により、前連結会計年度末比6.3%603億円減9,006億円となりました。また、自己資本比率は前連結会計年度末比0.3%低下35.7%となりました。

 

 

(3) キャッシュ・フローの状況並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

①営業活動によるキャッシュ・フロー

税金等調整前当期純利益を1,782億円獲得したものの、売上債権の増加等により、当連結会計年度収支は138億円の支出超となりました(前連結会計年度は406億円の収入超)。

前連結会計年度との比較では、仕入債務の減少等により工事関係収支が悪化したこと等により544億円の悪化となりました。

 

②投資活動によるキャッシュ・フロー

投資有価証券の売却等により、当連結会計年度収支は105億円の収入超となりました(前連結会計年度は1,387億円の支出超)。

前連結会計年度との比較では、有形固定資産の取得による支出の減少及び投資有価証券の売却等による収入の増加により1,492億円の好転となりました。

 

③財務活動によるキャッシュ・フロー

自己株式の取得等により、当連結会計年度収支は1,337億円の支出超となりました(前連結会計年度は1,093億円の収入超)。

前連結会計年度との比較では、長期借入れ、ノンリコース長期借入れによる収入の減少及び自己株式の取得等による支出の増加により2,431億円の悪化となりました。

 

以上により、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は2,959億円(前連結会計年度末比1,347億円減)となり、また、資金調達に係る有利子負債の残高は3,155億円(同607億円減)となりました。なお、当連結会計年度末の資金調達に係る有利子負債の残高のうちノンリコース債務は125億円であります。

 

資本の財源及び資金の流動性については、[TAISEI VISION 2030]達成計画における財務政策及び中期経営計画(2024-2026)における投資計画に則り、新たに生み出すキャッシュと最適資本構成の追求に向けたKPIに基づき調達された資金を主な原資として、株主還元(株主への利益配分)とのバランスを図りながら、成長投資へ優先的に配分してまいります。

 

 

(4)生産、受注及び販売の状況

 ① 受注実績

(単位:百万円)

報告セグメント等の名称

前連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

土木事業

 

682,195

700,226

建築事業

 

1,136,523

1,573,187

開発事業

 

131,169

150,729

その他

 

12,512

13,448

合計

1,962,401

2,437,591

 

 

 ② 売上実績

(単位:百万円)

報告セグメント等の名称

前連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

土木事業

 

505,504

630,627

建築事業

 

1,117,280

1,372,558

開発事業

 

129,726

137,589

その他

 

12,512

13,448

合計

1,765,023

2,154,223

 

(注) 1  受注実績、売上実績においては、セグメント間の取引を相殺消去しております。

2  当社グループでは、生産実績を定義することが困難であるため「生産の状況」は記載しておりません。

 

 

(参考) 提出会社個別の事業の状況は次のとおりであります。

 ① 受注高、売上高、繰越高及び施工高

 

期別

区分

前期繰越高
(百万円)

当期受注高
(百万円)


(百万円)

当期売上高
(百万円)

次期繰越高(百万円)

当期施工高
(百万円)

手持高

うち施工高

第164期


20
23年
4月1日


20
24年
3月31日

 




グメント

土木事業

793,228

518,822

1,312,051

350,147

961,904

1%

5,909

349,390

建築事業

1,789,230

1,024,206

2,813,437

1,004,682

1,808,754

2

30,700

999,282

2,582,459

1,543,029

4,125,488

1,354,829

2,770,658

1

36,609

1,348,672

開発事業

1,811

31,134

32,945

30,006

2,939

その他

8,830

8,830

8,830

合計

2,584,270

1,582,994

4,167,265

1,393,667

2,773,597

第165期


20
24年
4月1日


20
25年
3月31日

 




グメント

土木事業

961,904

465,127

1,427,032

403,730

1,023,301

1%

8,995

406,816

建築事業

1,808,754

1,377,412

3,186,167

1,196,974

1,989,193

2

32,458

1,198,732

2,770,658

1,842,540

4,613,199

1,600,704

3,012,494

1

41,453

1,605,548

開発事業

2,939

38,224

41,163

26,627

14,536

その他

10,491

10,491

10,491

合計

2,773,597

1,891,256

4,664,854

1,637,823

3,027,031

 

(注) 1  前期以前に受注したもので、契約の更改により請負金額に変更のあるものについては、当期受注高にその
増減額を含めております。したがって、当期売上高にもかかる増減額が含まれております。また、前期以
前に外貨建で受注したもので、当期中の為替相場の変動により請負金額に変更のあるものについても同様
に処理しております。

2  次期繰越高の施工高は、支出金により手持高の施工高を推定したものであります。

3  当期施工高は(当期売上高+次期繰越施工高-前期繰越施工高)に一致します。

4  前期の土木事業及び建築事業の期中受注高のうち海外工事の割合は各々2.3%、5.9%、当期の土木事業及び建築事業の期中受注高のうち海外工事の割合は各々0.0%、0.8%であります。

 

 ② 受注工事高の受注方法別比率

   建設事業の受注方法は、特命と競争に大別されます。

 

期別

区分

特命

競争

第164期

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

土木工事

17.0 %

83.0 %

100 %

建築工事

37.0

63.0

100

第165期

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

土木工事

 26.1 %

73.9 %

100 %

建築工事

27.9

72.1

100

 

(注)  百分比は請負金額比であります。

 

 

 ③ 完成工事高

 

期別

区分

国内

海外

合計
(B)
(百万円)

官公庁
(百万円)

民間
(百万円)

(A)
(百万円)

(A)/(B)
(%)

第164期

(自  2023年4月1日
  至  2024年3月31日)

土木工事

212,284

116,918

20,944

6.0

350,147

建築工事

170,630

788,278

45,773

4.6

1,004,682

382,914

905,197

66,717

4.9

1,354,829

第165期

(自  2024年4月1日
  至  2025年3月31日)

土木工事

270,553

111,688

21,488

5.3

403,730

建築工事

160,925

1,009,559

26,489

2.2

1,196,974

431,478

1,121,248

47,977

3.0

1,600,704

 

 (注) 1 第164期に完成した工事のうち主なものは、次のとおりであります。

三中東区啦啦寶都股份有限公司

台湾・(仮称)三井ショッピングパークららぽーと台中新築工事

川崎市

川崎市新本庁舎超高層棟新築工事

Centara Osaka

特定目的会社

(仮称)難波中二丁目開発計画のうちA敷地計画

東北地方整備局

成瀬ダム原石山採取工事(第1期)

徳島津田バイオマス発電所(同)

徳島津田バイオマス発電所〔土木工事〕

 

 

    2 第165期に完成した工事のうち主なものは、次のとおりであります。

沢井製薬㈱

沢井製薬(株)第二九州工場新棟建設工事

住友不動産㈱

住友不動産六本木セントラルタワー

㈱みずほ銀行

みずほ銀行中目黒センター建替計画のうち新築工事

海老江ウォーターリンク㈱

大阪市海老江下水処理場改築更新事業

三重中央開発㈱

第8期管理型最終処分場建設工事

 

 

3 第164期及び第165期ともに、完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先はありません。

 

④ 手持工事高(2025年3月31日)

 

区分

国内

海外

合計
(B)
(百万円)

官公庁
(百万円)

民間
(百万円)

(A)
(百万円)

(A)/(B)
(%)

土木工事

635,356

326,147

61,797

6.0

1,023,301

建築工事

284,710

1,633,170

71,312

3.6

1,989,193

920,067

1,959,317

133,109

4.4

3,012,494

 

(注)  手持工事のうち主なものは、次のとおりであります。

小田急電鉄㈱

東京地下鉄㈱

東急不動産㈱

新宿駅西口地区開発計画

中日本高速道路㈱

東京外かく環状道路 本線トンネル(北行)大泉南工事

首都高速道路㈱

(改)高速都心環状線(日本橋区間)シールドトンネル工事

東京エレクトロン九州㈱

プロセス開発棟

明治安田生命保険(相)

(仮称)明治安田生命新宿ビル新築工事

 

 

 

(5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらとは異なることがあります。

 なお、重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。