売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率

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最終更新:

E05315 Japan GAAP

売上高

2.05億 円

前期

2.64億 円

前期比

77.7%

時価総額

245.9億 円

株価

544 (01/31)

発行済株式数

45,204,093

EPS(実績)

-19.96 円

PER(実績)

--- 倍

平均給与

470.7万 円

前期

384.0万 円

前期比

122.6%

平均年齢(勤続年数)

39.0歳(1.0年)

従業員数

10人(連結:45人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」
社名変更

 

3 【事業の内容】

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(クオンタムソリューションズ株式会社)と連結子会社8社(株式会社ビットワン、株式会社プロケアラボ、株式会社クロスワン、コンパスクラウドAIジャパン株式会社、FASTEPS SINGAPORE PTE. LTD.、Quantum Automotive Limited(注)、Quantum FOMM Limited、GPT Pals Studio Limited)により構成されております。

(注)Quantum Automotive Limited は、2024年4月2日にQuantum Solutions Asia Limited に社名を変更しております。

 

当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。

 

システムソリューション事業

当事業におきましてはEV事業、システムコンサルティング、システムインテグレーション、ソフトウェア開発及びシステム受託開発を行っております。

(主な関係会社)当社、株式会社クロスワン、コンパスクラウドAIジャパン株式会社、FASTEPS SINGAPORE PTE. LTD.、Quantum Automotive Limited、Quantum FOMM Limited、GPT Pals Studio Limited

 

アイラッシュケア事業

まつげエクステンションサロンの運営、まつげエクステンションスクール運営、化粧品の販売を展開するアイラッシュケア事業を行っております。

(主な関係会社)株式会社プロケアラボ

 

事業系統図は、次のとおりであります。

 

※画像省略しています。

 

 

24/05/30

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要

 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討結果は、次のとおりであります。

 

① 財政状態及び経営成績の状況

 当連結会計年度におけるわが国経済は、長期化した新型コロナウイルス感染の影響が収まり、日経平均株価が平成バブル前の最高値を超えるなど、緩やかな持ち直しの傾向が見えてまいりました。しかしながら、その一方で、円安に起因する輸入価格高騰による物価上昇や、ゼロ金利解除など金融市場の変動等の下振れリスクが懸念されるなど、経済環境は、先行き不透明な状況で推移しております。

 このような環境の下、当連結会計年度につきましては、売上高205百万円(前期比22.3%減)、営業損失942百万円(前期は営業損失394百万円)となりました。経常損失は783百万円(前期は経常損失156百万円)となり、出資株式の減損損失の計上により、親会社株主に帰属する当期純損失は902百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失954百万円)となりました。

 セグメント別の売上高は、以下のとおりであります。(セグメントの業績については、セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。)

 

(システムソリューション事業)

 当事業におきましては、第3四半期連結累計期間より5G技術とAI技術を融合した関連事業としてのAI関連事業の展開を準備しております。その一環として、2023年7月にCompass Cloud Technology Pte. Ltd.(以下「Compass Cloud」という。)との合弁会社としてコンパスクラウド AI ジャパン株式会社を設立し、同社において、Compass Cloudの開発した計算効率に優れ、消費電力やサイズで他社製品に比較優位性のある ARM ベースのエッジ・サービス・ハードウェアを利用し、AI、エッジコンピューティング、クラウドストレージ、クラウドゲーミング、デジタルツイン事業(AIGC事業という)を日本で展開していく予定です。

さらに、現在、大規模言語モデルを活用したいわゆる生成型AIの開発が爆発的に進んできており、使用されるGPUの市場規模が急速に拡大しているため、2023年9月に当社はKAYTUS SINGAPORE PTE. LTD. (以下「KAYTUS社」という。)と販売代理店契約を締結し、AI 開発向け GPU サーバーの販売を開始しております。本事業は現在、当初計画からすると期ずれはしておりますが、予定通り進んでおり、KAYTUS社から高性能GPUサーバーを調達して検索エンジン大手企業を含んだ販売先への提供開始に向けて調整中です。

又、2023年12月にJP GAMES 株式会社と資本業務提携契約を締結し、翌2024年1月に同社株式2.5%を取得すると共に、同社が開発するゲームプロジェクトの権利を取得するなど、AI関連事業の更なる展開を図っております。

以上のようにAI関連事業を展開しており、GPUサーバーなどの販売に関しては幾つかの取引契約締結に至っておりますが、取引が期中には完了していないことから、当連結会計年度においては、大きな実績には結びついていない状況です。その結果、売上高は26百万円(前期比55.2%減)、売上構成比は12.8%(前期売上構成比22.1%)となりました。セグメント損失(営業損失)は158百万円(前年同期は191百万円のセグメント損失)となり、前年と比べ32百万円の赤字幅縮小となりました。

 

(アイラッシュケア事業)

 当事業におきましては、サロン部門において、当連結会計年度中に1店舗閉店(新宿マルイ店:2023年11月)したものの他店舗の顧客数の伸びにより売上高減少を小幅に抑えました。

 また、商材部門においては、引き続き競合他社の参入並びに低価格商材の増加、既存客の購入件数が減少するなどにより顧客単価が低下し、計画を下回る水準となっております。その結果、売上高は179百万円(前期比13.0%減)、セグメント損失(営業損失)は21百万円(前期は54百万円の営業損失)となり、前連結会計年度と比べ32百万円の赤字幅縮小となりました。

 

資産、負債及び純資産の状況

(イ)資産

 流動資産は、前連結会計年度末に比べて、153.2%増加し、1,119百万円となりました。これは、主に商品が483百万円、前渡金が416百万円増加したことなどによります。

 固定資産は、前連結会計年度末に比べて、14.4%増加し、30百万円となりました。

  この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて145.3%増加し、1,149百万円となりました。

(ロ)負債

 流動負債は、前連結会計年度末に比べて、1,470.9%増加し、1,131百万円となりました。これは、主に買掛金が481百万円、前受金が591百万円増加したことなどによります。

 固定負債は、前連結会計年度末に比べて、0百万円増加し、0百万円となりました。

 この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて1,471.0%増加し、1,131百万円となりました。

(ハ)純資産

 純資産合計は、前連結会計年度末に比べて95.4%減少し、18百万円となりました。これは、主に資本金及び資本剰余金が、それぞれ314百万円増加したものの、親会社株主に帰属する当期純損失を計上したことにより利益剰余金が902百万円、為替換算調整勘定が160百万円減少したことなどによります。

 

② キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ99百万円減少し、137百万円となりました。

 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー

  営業活動による資金の減少は657百万円となりました。

これは主に税金等調整前当期純損失、棚卸資産の増減額、前渡金の増減額、仕入債務の増減額、前受金の増減額によるものであります。

(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー

  投資活動による資金の減少は128百万円となりました。

  これは主に投資有価証券の取得によるものであります。

(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー

  財務活動による資金の増加は681百万円となりました。

  これは主に新株予約権の行使による株式の発行による収入によるものであります。

 

③ 生産、受注及び販売の実績

a. 生産実績

 当社グループは生産を行っておりません。

 

b. 仕入実績

 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

金額(千円)

前期比(%)

システムソリューション事業

517,892

816.3

アイラッシュケア事業

18,724

54.8

合計

536,623

549.8

 

(注) 1.金額は仕入価格によっております。

 

c. 外注実績

 当社グループは外注を行っておりません。

 

d. 受注実績

当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 

セグメントの名称

受注高(千円)

前期比(%)

受注残高(千円)

前期比(%)

システムソリューション事業

1,003,000

+1,813.3

977,000

 

(注)1.受注販売を行っているのはシステムソリューション事業のみであるため、システムソリューション事業以外のセグメントについては受注実績に関する記載をしておりません。

    2.受注残高の前期末比(%)は、前連結会計年度における受注残高がないため記載を省略しております。

 

e. 販売実績

当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 

セグメントの名称

販売高(千円)

前期比(%)

システムソリューション事業

26,200

44.8

アイラッシュケア事業

179,044

87.0

合計

205,244

77.7

 

(注) 1.上記金額にはセグメント間の販売実績が含まれております。

2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合

 

相手先

前連結会計年度

当連結会計年度

 

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

 

FOMM(ASIA)Co.,Ltd

43,898

16.6

-

-

 

blueqat株式会社

-

-

24,000

11.7

 

(注) 前連結会計年度におけるblueqat株式会社に対する販売実績、ならびに当連結会計年度におけるにFOMM(ASIA)Co.,Ltd対する販売実績は、各年度の連結損益計算書の販売実績の10%未満であるため、記載を省略しております。

 

 

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

①  財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

当社グループの当連結会計年度の財政状態に関して、当連結会計年度末における資産合計額は、1,149百万円となり、前連結会計年度と比較して681百万円増加しました。これを流動・固定資産別に分析すると以下のとおりです。

流動資産は、1,119百万円となり、前連結会計年度と比較して677百万円増加いたしました。これは、主として商品及び前渡金の増加によるものです。

固定資産は、30百万円となり、前連結会計年度と比較して3百万円増加いたしました。これは、主として差入保証金が増加したことによるものです。

当連結会計年度末における負債合計額は、1,131百万円となり、前連結会計年度と比較して1,059百万円増加しました。これを流動・固定負債別に分析すると以下のとおりです。

流動負債は、1,131百万円となり、前連結会計年度と比較して1,059百万円増加いたしました。これは、主として買掛金及び前受金が増加したことによるものです。

固定負債は、0百万円となり、前連結会計年度と比較して0百万円増加いたしました。

当連結会計年度末における純資産の合計額は、18百万円となり、前連結会計年度と比較して378百万円減少いたしました。これは主として、資本金及び資本剰余金が増加したものの、利益剰余金及び為替換算調整勘定が減少したことによるものです。

 

当社グループの当連結会計年度の経営成績に関して、当事業年度における売上高は、205百万円となり、前連結会計年度と比較して59百万円減少しました。この主な要因をセグメント別に分析すると以下のとおりです。

<システムソリューション事業>

システムソリューション事業の当事業年度のセグメント間の売上を含まないセグメント売上は、26百万円となり、前連結会計年度と比較して32百万円減少いたしました。

<アイラッシュケア事業>

アイラッシュケア事業の当連結会計年度のセグメント売上は、179百万円となり、前連結会計年度と比較して26百万円減少いたしました。

結果、当連結会計年度の営業損失は942百万円となり、研究開発費が大きく増加したこともあり前連結会計年度と比較して547百万円の赤字拡大、経常損失は783百万円となり、前連結会計年度と比較して626百万円の赤字幅の拡大となりました。親会社株主に帰属する当期純損失は902百万円となり、特別損失計上額が大きく減少したため前連結会計年度と比較して51百万円の赤字幅の縮小となりました。

 

②  キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要  ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。

当社グループの資金需要の主なものは、商品の仕入及び販売費及び一般管理費等の営業費用です。当社グループは、これらの資金需要を自己資金で賄っております。

 

③  重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の計上額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いているため、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載しておりますので、記載は省略しております。