株式会社ディー・エヌ・エー( )

ブランドなど:モバゲー横浜DeNAベイスターズ川崎ブレイブサンダースポコチャマイコード
サービス業スマホゲームプライムTOPIX Mid400

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率


最終更新:

E05460 IFRS

売上高

1,640.0億 円

前期

1,367.3億 円

前期比

119.9%

時価総額

3,132.4億 円

株価

2,564.5 (01/09)

発行済株式数

122,145,545

EPS(実績)

188.02 円

PER(実績)

13.64 倍

平均給与

882.9万 円

前期

854.0万 円

前期比

103.4%

平均年齢(勤続年数)

37.9歳(6.0年)

従業員数

1,448人(連結:2,572人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

 

3 【事業の内容】

 当社及び当社の関係会社は、当連結会計年度末現在、当社、当社の連結子会社48社、持分法適用関連会社37社、持分法適用共同支配企業1社の計87社で構成され、主にモバイル・PC向けのインターネットサービスを提供しております。

 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。

 

セグメント

事業内容
(事業展開地域)

主要サービスまたは主要事業領域

主要な事業主体

ゲーム事業

モバイル向けゲーム関連サービス(日本国内及び海外)

ゲームアプリの配信

「Mobage(モバゲー)」等

当社

株式会社DeNA Games Tokyo

株式会社集英社DeNAプロジェクツ

WAPTX LTD.

DeNA Seoul Co., Ltd.

ライブストリーミング事業

ライブストリーミング関連サービス(日本国内及び海外)

「Pococha(ポコチャ)」

「IRIAM(イリアム)」等

当社

株式会社IRIAM

スポーツ事業

スポーツ関連サービス(日本国内)

 

「横浜DeNAベイスターズ」

「横浜スタジアム」の運営

「川崎ブレイブサンダース」

「SC相模原」等

当社

株式会社横浜DeNAベイスターズ

株式会社横浜スタジアム

株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース

株式会社スポーツクラブ相模原

ヘルスケア・メディカル事業

ヘルスケア・メディカル関連サービス(日本国内及び海外)

ヘルスビッグデータ関連サービスの提供、「Join(ジョイン)」をはじめとする医療DX(デジタルトランスフォーメーション)関連サービス等

当社

DeSCヘルスケア株式会社

日本テクトシステムズ株式会社

株式会社データホライゾン

株式会社アルム

新規事業

・その他

新規事業及びその他サービス(日本国内)

EC事業

その他の新規事業等

当社

株式会社モバオク(注)

 

(注) 当社は、2025年5月30日付で、当社の保有する株式会社モバオクの全株式を富士ソフト株式会社に譲渡した

    ことにより、株式会社モバオクは当社の連結子会社ではなくなりました。

 

当社グループの事業の系統図は、以下のとおりであります。

 

※画像省略しています。

 

(注) 当社は、2025年5月30日付で、当社の保有する株式会社モバオクの全株式を富士ソフト株式会社に譲渡した

    ことにより、株式会社モバオクは当社の連結子会社ではなくなりました。

25/06/20

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。

① 財政状態の状況

当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ58,479百万円増加し、394,188百万円となりました。

流動資産合計は、前連結会計年度末に比べ28,628百万円増加し、142,688百万円となりました。この主な要因は、現金及び現金同等物が21,406百万円増加したこと等によるものであります。

非流動資産合計は、前連結会計年度末に比べ29,852百万円増加し、251,500百万円となりました。この主な要因は、その他の長期金融資産が17,348百万円増加、使用権資産が6,773百万円増加したこと等によるものであります。

当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ25,629百万円増加し、141,312百万円となりました。

流動負債合計は、前連結会計年度末に比べ39,582百万円増加し、88,795百万円となりました。この主な要因は、借入金が22,410百万円増加、未払法人所得税が8,018百万円増加したこと等によるものであります。

非流動負債合計は、前連結会計年度末に比べ13,952百万円減少し、52,517百万円となりました。この主な要因は、借入金が24,025百万円減少、リース負債が5,520百万円増加、繰延税金負債が4,730百万円増加したこと等によるものであります。

当連結会計年度末の資本合計は、前連結会計年度末に比べ32,850百万円増加し、252,875百万円となりました。この主な要因は、利益剰余金が21,966百万円増加したこと等によるものであります。

流動性に関する指標としては、当連結会計年度末において流動比率160.7%、親会社所有者帰属持分比率61.3%となっております。

 

② 経営成績の状況

当社グループは、エンターテインメント領域や社会課題領域で各種事業を展開しておりますが、企業価値の向上に向け、それぞれの特徴を活かした収益基盤の形成や、構造的・継続的に成長する事業群の形成、事業間のシナジーの形成等に取り組んでおります。
 当連結会計年度(2024年4月1日から2025年3月31日まで)において、売上収益は、163,997百万円(前連結会計年度比19.9%増となりました。
 売上原価については、71,354百万円(前連結会計年度比5.8%減)となりました。ライブストリーミング事業及びゲーム事業の動向や、業績推移に応じて変動する支払手数料が減少いたしました。

販売費及び一般管理費は、60,209百万円(前連結会計年度比0.7%減)となりました。主にゲーム事業やライブストリーミング事業の業績推移に応じ、支払手数料が減少した一方、特別賞与の支給に向けた費用等人件費が増加いたしました。

その他の収益・費用においては、減損損失計4,389百万円をその他の費用に計上いたしました。(前連結会計年度は28,764百万円)。

金融収益は、1,720百万円(前連結会計年度比56.5%減)となりました。金融費用は為替の変動等が影響し、1,185百万円(前連結会計年度比43.7%増)となりました。

持分法による投資利益は、2,309百万円(前連結会計年度は2,992百万円の損失)となりました。前連結会計年度比では、主な持分法適用関連会社である株式会社CygamesやGO株式会社等の業績動向等に加え、前連結会計年度に計上した一時的な損益が変動要因となりました。

以上の結果、当社グループの売上収益は163,997百万円前連結会計年度比19.9%増)、営業利益は28,973百万円前連結会計年度は28,270百万円の損失)、税引前当期利益は31,817百万円前連結会計年度は28,130百万円の損失)、親会社の所有者に帰属する当期利益は24,193百万円前連結会計年度は28,682百万円の損失)となりました。

 

 

セグメント別の業績は次のとおりであります。

 

(ゲーム事業)

ゲーム事業の売上収益は78,099百万円前連結会計年度比44.6%増)、セグメント利益は38,577百万円同1,016.1%増)となりました。

2024年10月30日に新規リリースしたタイトル『Pokémon Trading Card Game Pocket』が順調に推移したこと等から、前連結会計年度比で増収増益となりました。

 

(ライブストリーミング事業)

ライブストリーミング事業の売上収益は40,562百万円(前連結会計年度比4.7%減)、セグメント損失は201百万円前連結会計年度は339百万円の利益となりました。
 国内の「Pococha(ポコチャ)」では、2025年3月期上期においてTVCM等のマーケティングを実施しましたが、下期は、より収益性の確保に注力した事業運営を進めました。

「IRIAM(イリアム)」に関しましては、引き続き成長しました。 
 

(スポーツ事業)

スポーツ事業の売上収益は31,303百万円前連結会計年度比14.8%増)、セグメント利益は2,836百万円(同33.5%増)となりました。

株式会社横浜DeNAベイスターズでは、主催試合の観客動員数が好調に推移し、球団史上最多を記録いたしました。また、「2024 JERA クライマックスシリーズ セ」、「SMBC日本シリーズ2024」において優勝となり、新型コロナウイルス感染症の影響による観客動員の制約を受ける以前の2020年3月期と比較しても業績は成長しました。

 

(ヘルスケア・メディカル事業)

ヘルスケア・メディカル事業の売上収益は10,766百万円前連結会計年度比8.1%増)、セグメント損失は3,619百万円前連結会計年度は3,640百万円の損失)となりました。

ヘルスケア領域は、主に、データヘルス計画の策定年度には該当しないことから、前連結会計年度比で減収となりました。メディカル領域では、医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join(ジョイン)」の導入施設数等は引き続き増加しており、また、ポータブル医療機器とJoinを組み合わせたJoin Mobile Clinicを活用したプロジェクト等に関しても進捗しました。

 

(新規事業・その他)

新規事業・その他の売上収益は3,618百万円前連結会計年度比18.4%増)、セグメント損失は1,124百万円前連結会計年度は1,303百万円の損失)となりました。

当区分には、中長期での事業ポートフォリオの強化を目指した各種取り組み、及びEC事業におけるサービスを含んでおります。

 

③ キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ21,406百万円増加し、92,803百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は38,999百万円(前年同期は10,839百万円の支出)となりました。主な収入要因は税引前当期利益31,817百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は12,280百万円(前年同期は12,629百万円の支出)となりました。主な支出要因は無形資産の取得6,166百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は5,445百万円(前年同期は4,102百万円の支出)となりました。主な支出要因は配当金支払額2,229百万円及びリース負債の返済1,738百万円であります。

 

④ 生産、受注及び販売の実績

(生産実績)

 生産に該当する事項がないため、生産実績に関する記載はしておりません。

 

(受注状況)

一部の受注生産における、受注生産高の売上高に占める割合の重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

(販売実績)

 当連結会計年度におけるセグメントごとの販売実績は、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

金額(百万円)

前連結会計年度比
 増減率(%)

ゲーム事業

78,099

44.6

ライブストリーミング事業

40,562

△4.7

スポーツ事業

31,303

14.8

ヘルスケア・メディカル事業

10,766

8.1

新規事業・その他

3,618

18.4

調整額

△350

合計

163,997

19.9

 

 

主な相手先別の販売実績および総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。

相手先

前連結会計年度

当連結会計年度

金額(百万円)

割合(%)

金額(百万円)

割合(%)

株式会社ポケモン

35,505

21.6

 

(注)前連結会計年度における株式会社ポケモンに対する販売実績は、総販売実績に対する割合が10%未満であるため、記載を省略しております。

 

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループの連結財務諸表は、IFRSに準拠して作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載のとおりであります。

 

  ② 当連結会計年度の経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

上記「(1) 経営成績等の状況の概要 ②経営成績の状況」に記載のとおりであります。

 

  ③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析

当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況につきましては、上記「(1) 経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。

資金需要及び資金調達につきましては、当社グループは、事業の競争力を維持・強化することによる持続的な成長を実現するために、恒常的に設備投資を必要としております。また、事業規模の拡大と収益源の多様化を進めるために、新サービスないし新規事業に取り組んでいく考えであります。これらの資金需要は手元資金で賄うことを基本とし、必要に応じて資金調達を実施いたします。

 

  ④ 経営成績に重要な影響を与える要因について

「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

 

  ⑤ 経営者の問題認識と今後の方針について

「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。