株式会社ディー・エヌ・エー( )

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E05460 IFRS


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)財政状態の状況

当中間連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ10,695百万円増加し、404,882百万円となりました。

流動資産合計は、前連結会計年度末に比べ16,240百万円減少し、126,448百万円となりました。この主な要因は、売掛金及びその他の短期債権が21,313百万円減少したこと等によるものであります。

非流動資産合計は、前連結会計年度末に比べ26,935百万円増加し、278,435百万円となりました。この主な要因は、その他の長期金融資産が23,950百万円増加したこと等によるものであります。

当中間連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ20,927百万円減少し、120,386百万円となりました。

流動負債合計は、前連結会計年度末に比べ25,712百万円減少し、63,083百万円となりました。この主な要因は、その他の流動負債が11,160百万円減少、買掛金及びその他の短期債務が8,915百万円減少したこと等によるものであります。

非流動負債合計は、前連結会計年度末に比べ4,785百万円増加し、57,303百万円となりました。この主な要因は、繰延税金負債が5,989百万円増加したこと等によるものであります。

当中間連結会計期間末の資本合計は、前連結会計年度末に比べ31,622百万円増加し、284,497百万円となりました。この主な要因は、親会社の所有者に帰属する持分合計が32,279百万円増加したこと等によるものであります。

流動性に関する指標としては、当中間連結会計期間末において流動比率200.4%、親会社所有者帰属持分比率67.7%となっております。

 

(2)経営成績の状況

当社グループは、エンターテインメント領域や社会課題領域で各種事業を展開しておりますが、企業価値の向上に向け、それぞれの特徴を活かした収益基盤の形成や、構造的・継続的に成長する事業群の形成、事業間のシナジーの形成等に取り組んでおります

当中間連結会計期間(2025年4月1日から2025年9月30日まで)において、売上収益は、83,151百万円(前年同期比18.3%増)となりました。主な変動要因は、後述のセグメント別の業績に詳述のとおりとなっております。 

売上原価については、34,631百万円(前年同期比4.8%減)となりました。スポーツ事業の成長に伴う費用の増加があった一方、ライブストリーミング事業及びゲーム事業の動向や、業績推移に応じて変動する支払手数料が減少しました。

販売費及び一般管理費は、24,671百万円(前年同期比11.5%減)となりました。販売促進費の減少に加え、ゲーム事業やライブストリーミング事業の業績推移に応じた支払手数料が減少しました。

金融収益は908百万円(前年同期比55.8%減)となりました。金融費用は為替の変動等が影響し、471百万円(前年同期比67.7%減)となりました。

持分法による投資利益は、4,360百万円(前年同期は157百万円の損失)となりました。前年同期比では、主な持分法適用関連会社である株式会社CygamesやGO株式会社等の業績動向等が変動要因となりました。

以上の結果、当社グループの売上収益は83,151百万円(前年同期比18.3%増)、営業利益は24,946百万円(前年同期比354.1%増)、税引前中間利益は29,743百万円(前年同期比401.3%増)、親会社の所有者に帰属する中間利益は23,027百万円(前年同期比667.7%増)となりました。

 

 セグメント別の業績は次のとおりであります。

 

①ゲーム事業

ゲーム事業の売上収益は33,574百万円(前年同期比48.9%増)、セグメント利益は17,039百万円(同615.8%増)となりました。

2024年10月30日に新規リリースしたタイトル『Pokémon Trading Card Game Pocket』は配信当初の初速からの反動はあったものの、引き続き大きく貢献し、前年同期比で増収増益となりました。

 

②ライブストリーミング事業

ライブストリーミング事業の売上収益は20,269百万円(前年同期比1.8%減)、セグメント利益は2,265百万円(前年同期は797百万円の損失)となりました。

国内の「Pococha(ポコチャ)」では、2025年3月期上期においてTVCM等のマーケティングも実施しておりましたが、同下期以降は、より収益性の改善に優先順位をおいた事業運営を進めております。「IRIAM(イリアム)」に関しましては、引き続き成長しました。

 

③スポーツ事業

スポーツ事業の売上収益は24,558百万円(前年同期比13.9%増)、セグメント利益は8,976百万円(同19.9%増)となりました。

株式会社横浜DeNAベイスターズでは、主催試合の観客動員数が順調に推移する等、好調に推移しました。

 

④ヘルスケア・メディカル事業

 ヘルスケア・メディカル事業の売上収益は3,716百万円(前年同期比7.9%減)、セグメント損失は2,327百万円(前年同期は2,631百万円の損失)となりました。

 ヘルスケア・メディカル事業では、今後の成長に向けた取り組みの精査と推進を継続して行っております。

 ヘルスケア領域は、データ利活用に関しては前年同期比で増収、また、データヘルスにつきましても堅調に推移しました。メディカル領域では、医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join(ジョイン)」の国内での展開、海外での展開、また、ポータブル医療機器とJoinを組み合わせたJoin Mobile Clinicの3つの取り組みに集中を図りつつ、固定費の低減も進めております。

 

⑤新規事業・その他

 新規事業・その他の売上収益は1,253百万円(前年同期比25.2%減)、セグメント損失は1,291百万円(前年同期は505百万円の損失)となりました。

 当区分には、AIに関する取り組み等、中長期での成長や事業ポートフォリオの強化を目指した各種取り組み等を含んでおります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3,602百万円増加し、96,404百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は15,055百万円(前年同期は14,649百万円の収入)となりました。主な収入要因は税引前中間利益29,743百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は1,845百万円(前年同期は5,079百万円の支出)となりました。主な支出要因は無形資産の取得2,762百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は9,559百万円(前年同期は5,078百万円の支出)となりました。主な支出要因は配当金支払額7,242百万円であります。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当中間連結会計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めておりますが、当中間連結会計期間において当該基本方針に重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当中間連結会計期間の研究開発費の総額は310百万円であります。

なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動に重要な変更はありません。

 

(6)経営成績に重要な影響を与える要因

当社グループは、エンターテインメント領域や社会課題領域で各種事業を展開しておりますが、企業価値の向上に向け、それぞれの特徴を活かした収益基盤の形成や、構造的・継続的に成長する事業群の形成、事業間のシナジーの形成等に取り組んでおります。

なお、各事業の動向等の主に想定される業績変動要因につきましては、2025年8月7日に公表しました「2026年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」の「1.経営成績・財政状態の概況(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」より重要な変更はありません。