E02999 Japan GAAP
前期
4,615.5億 円
前期比
110.0%
株価
3,521 (02/07)
発行済株式数
273,600,000
EPS(実績)
78.37 円
PER(実績)
44.93 倍
前期
494.0万 円
前期比
105.3%
平均年齢(勤続年数)
38.5歳(7.6年)
従業員数
587人(連結:1,629人)
当社グループは、当社、連結子会社22社、非連結子会社1社で構成されております。
主な事業内容は、業務スーパー用商品の製造、卸売及び小売業を営み、業務スーパー店舗をFC方式で展開する他、外食・中食事業並びに再生可能エネルギー事業も展開しております。当社グループの事業に関わる位置付けは、以下のとおりであります。
(1)業務スーパー事業
当事業は、「業務スーパー」のFC本部として商品の企画、開発及び調達等を行っております。また、食材供給拠点として、国内外の連結子会社で食品の生産も行っております。
「業務スーパー」は業務用ユーザーをターゲットとしてスタートした食品スーパーでありますが、現在は大半が一般ユーザーの利用となっております。お客様が求める容量、サイズ、品質の食材を中心に品揃えし、E.D.L.P(エブリデイロープライス)による価格政策により展開しております。
取扱商品は、ナショナルブランド(以下、「NB」という。)商品とプライベートブランド(以下、「PB」という。)商品に区別されますが、NB商品はいわゆるメーカー品であり、生産者が他の流通業者にも販売している商品であります。
PB商品は国内外の連結子会社で製造している商品及び海外に拠点を置く当社の協力工場であるメーカーから当社が直輸入している商品であります。両商品共に、業務用ユーザーを想定した販売戦略を行うため、完成品的な商品だけではなく、焼く、煮る、蒸す、炒める、揚げるといった最終の調理工程を必要とする商品(半加工品)の構成比が高くなっております。このことは、一般ユーザーにとっても、単に出来合いの商品を食卓に並べるのではなく、業務用ユーザー同様、いくらかの調理工程を経ることにより手作り感や出来立て感を実感いただけるものとなっております。
当社のFC契約形態には、直轄エリア(※1)内に出店いただく際に締結する業務スーパーFC契約(契約企業数91社、店舗数692店舗:2024年10月31日現在)と、地方エリア(※2)内において業務スーパーのチェーン化を許諾する業務スーパーエリアライセンス契約(契約企業数14社、店舗数388店舗:2024年10月31日現在)があります。
なお、FC店舗とは別に、兵庫県内に2店舗、大阪府内及び神奈川県内に各1店舗の直営店を運営しております。
※1.直轄エリア:関東直轄:東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県
関西直轄:大阪府、京都府、兵庫県(淡路島を除く)、奈良県、和歌山県、滋賀県
九州直轄:福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県
北海道直轄:北海道
※2.地方エリア:上記直轄エリア以外の地域
(2)外食・中食事業
当事業は、業務スーパーで構築された原材料から商品に至るまでのローコスト体制を最大限に活かし、外食・中食の分野に進出することを目的とし、主に以下の3業態を展開しております。
「神戸クック・ワールドビュッフェ」
席数が250席以上あり、世界各国のメニューをゆったりとした空間で時間無制限(一部店舗除く)で楽しめる大型ビュッフェレストランの直営店舗1店舗、FC店舗15店舗を運営しております。
「プレミアムカルビ」
厳選したお肉と店内手作りのデザートを心ゆくまで楽しめる焼肉オーダーバイキングの直営店舗22店舗を運営しております。
「馳走菜」
日常の食卓代行をコンセプトとして安全・安心・価格にこだわった惣菜店の直営店舗5店舗、FC店舗125店舗を運営しております。
(3)エコ再生エネルギー事業
当事業は、再生可能エネルギーを活用した発電事業を行っており、19ヵ所の太陽光発電所で約81.0MWの発電を行っております。また、北海道白糠郡白糠町の木質バイオマス発電所では約6.2MWの発電を行っております。
[事業系統図]
事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
※画像省略しています。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国の状況は、経済活動の正常化による人流の活発化、インバウンド需要の回復、所得環境の改善等、景気は緩やかな回復基調で推移しました。
一方、ロシア・ウクライナ問題の長期化や中東情勢の激化、不安定な為替の変動やエネルギーコストの高騰等、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
食品スーパー業界におきましては、インフレによる消費者の節約志向の高まり、様々なコスト増加等、厳しい環境が続いております。
このような状況の中、当社グループは「食の製販一体体制」の更なる強化というグループ目標のもと、食品製造工場の生産能力の増強や積極的な商品開発を行い、当社グループ全体の競争力を高めてまいりました。
また、高品質で魅力のある商品をベストプライスで提供できる当社グループの強みをさらに磨き、お客様のニーズをとらえた事業を行ってまいりました。
この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高507,883百万円(前年同期比10.0%増)、営業利益34,350百万円(同11.8%増)、経常利益31,576百万円(同5.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益21,443百万円(同4.3%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(業務スーパー事業)
当連結会計年度における業務スーパー事業において、国内グループ工場で製造するオリジナル商品と、世界の本物をコンセプトにした自社直輸入品による、魅力あふれるPB商品をベストプライスで販売する「業務スーパー」の出店状況は、出店56店舗、退店20店舗、純増36店舗の結果、総店舗数は1,084店舗となりました。
新規出店の内訳といたしましては、直轄エリア39店舗、地方エリア17店舗であります。出店に関しましては九州地方を中心として全国的に新規出店がありました。また、営業年数が長くなり老朽化してきた店舗の移転等を積極的にフランチャイズオーナーに勧めております。
経営成績につきましては、為替の急激な変動や物価上昇による仕入れコストの増加があったものの、価格戦略が功を奏したことや、「業務スーパー」の魅力であるPB商品が多くのメディアで取り上げられたことで、業績の拡大が続いております。
この結果、業務スーパー事業における当連結会計年度の売上高は489,102百万円(同9.4%増)となりました。
(外食・中食事業)
当連結会計年度における外食・中食事業において、日本最大級の大型バイキングチェーンである「神戸クック・ワールドビュッフェ」の出店状況は、出店2店舗、退店0店舗、純増2店舗の結果、総店舗数が16店舗となりました。厳選したお肉と店内手作りのデザートを心ゆくまで楽しめる焼肉オーダーバイキングである「プレミアムカルビ」の出店状況は、出店2店舗、退店0店舗、純増2店舗の結果、総店舗数が22店舗となりました。また、日常の食卓代行をコンセプトとして店内手作り・価格等にこだわった惣菜店である「馳走菜(ちそうな)」の出店状況は、出店20店舗、退店4店舗、純増16店舗の結果、総店舗数は130店舗となりました。
「神戸クック・ワールドビュッフェ」につきましては、メニューの改廃等によるお客様満足度の向上に努めたことに加え、ファミリー層の需要も高く、外国人観光客の増加もあり、新型コロナウイルス感染症拡大前の売上水準まで回復しております。
「プレミアムカルビ」につきましては、メディアで紹介される機会も増加し、多くのお客様にご利用いただいております。
「馳走菜(ちそうな)」につきましては、お客様のニーズをとらえたメニュー構成や新メニューの投入で集客力を増しております。加えて、店舗数の大幅な増加もあって売上高を拡大しております。
この結果、外食・中食事業における当連結会計年度の売上高は14,149百万円(同29.2%増)となりました。
(エコ再生エネルギー事業)
当連結会計年度におけるエコ再生エネルギー事業において、稼働中の発電所と発電量は、太陽光発電所が19ヵ所で約81.0MW、木質バイオマス発電所が1ヵ所で約6.2MWとなっており、いずれも順調に稼働しております。引き続き、再生可能エネルギーを活用し、環境に配慮した安全・安心なエネルギーを供給してまいります。
この結果、エコ再生エネルギー事業における当連結会計年度の売上高は4,575百万円(同25.5%増)となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比較して21,501百万円増加し、233,392百万円(前年比10.1%増)となりました。その主な要因は、流動資産の増加19,448百万円等であります。
流動資産は161,089百万円(同13.7%増)となり、変動の主な要因は、現金及び預金の増加14,681百万円等であります。
(負債)
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末と比較して3,179百万円増加し、100,618百万円(同3.3%増)となりました。その主な要因は、流動負債の増加7,871百万円及び固定負債の減少4,692百万円等であります。
流動負債は56,929百万円(同16.0%増)となり、変動の主な要因は、短期借入金の増加5,547百万円及び事業規模の拡大による買掛金の増加2,434百万円等であります。固定負債は43,689百万円(同9.7%減)となり、変動の主な要因は、長期借入金の減少6,864百万円等であります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産額は、前連結会計年度末と比較して18,322百万円増加し、132,773百万円(同16.0%増)となりました。その主な要因は、利益剰余金の増加16,583百万円等であります。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末と比べて2.7ポイント上昇し、55.4%となり、1株当たり純資産額は前連結会計年度の506円23銭に対し、584円81銭となりました。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ16,045百万円増加し、107,311百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の増加は30,772百万円となり、前連結会計年度に比べ429百万円の収入の増加となりました。主な内訳は、税金等調整前当期純利益31,413百万円及び減価償却費6,449百万円、法人税等の支払額9,392百万円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少は10,184百万円となり、前連結会計年度に比べ3,363百万円の支出の増加となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出10,112百万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少は5,595百万円となり、前連結会計年度に比べ5,675百万円の支出の増加となりました。主な内訳は、配当金の支払額4,859百万円、長期借入金の返済による支出1,579百万円等であります。
④生産、受注及び販売の実績
イ 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2023年11月1日 至 2024年10月31日) |
|
金額(百万円) |
前年同期比(%) |
|
業務スーパー事業 |
47,662 |
113.2 |
外食・中食事業 |
89 |
- |
エコ再生エネルギー事業 |
3,175 |
127.9 |
その他 |
48 |
81.5 |
合計 |
50,976 |
114.1 |
(注)金額は株式会社神戸物産、大連福来休食品有限公司、神戸物産(安丘)食品有限公司、KOBE BUSSAN EGYPT Limited Partnership、Kobebussan Myanmar Co.,Ltd.、株式会社オースターフーズ、株式会社ターメルトフーズ、秦食品株式会社、株式会社マスゼン、株式会社肉の太公、株式会社麦パン工房、宮城製粉株式会社、株式会社神戸物産エコグリーン北海道、株式会社グリーンポートリー、珈琲まめ工房株式会社、豊田乳業株式会社、関原酒造株式会社、菊川株式会社、株式会社朝びき若鶏、株式会社湘南アンレーヴにおける製造原価によります。
ロ 受注実績
当社グループは市場動向の予測に基づく見込生産を行っており、受注生産は行っておりません。
ハ 商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2023年11月1日 至 2024年10月31日) |
||
金額(百万円) |
前年同期比(%) |
||
|
業務スーパーFC事業 |
387,340 |
109.9 |
業務スーパー直営小売事業 |
4,748 |
134.8 |
|
業務スーパー事業 |
392,089 |
110.1 |
|
外食・中食事業 |
9,283 |
127.1 |
|
エコ再生エネルギー事業 |
- |
- |
|
その他 |
- |
- |
|
合計 |
401,373 |
110.5 |
(注)当連結会計年度における輸入実績は、93,523百万円であり、前年同期比117.2%であります。
ニ 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2023年11月1日 至 2024年10月31日) |
||
金額(百万円) |
前年同期比(%) |
||
|
業務スーパーFC事業 |
483,287 |
109.2 |
業務スーパー直営小売事業 |
5,815 |
137.2 |
|
業務スーパー事業 |
489,102 |
109.4 |
|
外食・中食事業 |
14,149 |
129.2 |
|
エコ再生エネルギー事業 |
4,575 |
125.5 |
|
その他 |
56 |
137.8 |
|
合計 |
507,883 |
110.0 |
(注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当期販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
相手先 |
前連結会計年度 (自 2022年11月1日 至 2023年10月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年11月1日 至 2024年10月31日) |
||
金額(百万円) |
割合(%) |
金額(百万円) |
割合(%) |
|
株式会社G-7スーパーマート |
83,105 |
18.0 |
89,067 |
17.5 |
当連結会計年度における地域別FC店舗数は次のとおりであります。
業務スーパー |
店舗数 |
|
直轄 エリア |
関西(271) |
滋賀県(18)京都府(42)大阪府(104)兵庫県(68)奈良県(20)和歌山県(19) |
関東(290) |
埼玉県(67)千葉県(61)東京都(86)神奈川県(76) |
|
九州(100) |
福岡県(45)佐賀県(7)長崎県(9)熊本県(17)大分県(8)宮崎県(8) 鹿児島県(6) |
|
北海道(31) |
北海道(31) |
|
地方エリア(388) |
青森県(11)岩手県(17)宮城県(11)山形県(12)福島県(15)茨城県(22) 秋田県(5)栃木県(19)群馬県(12)新潟県(22)富山県(6)石川県(9) 福井県(6)山梨県(7)長野県(15)岐阜県(7)静岡県(51)愛知県(30) 三重県(10)鳥取県(4)島根県(2)岡山県(16)広島県(35)山口県(9) 徳島県(2)香川県(13)愛媛県(8)高知県(3)沖縄県(8)兵庫県洲本市(1) |
|
直営店(4) |
神奈川県(1)大阪府(1)兵庫県(2) |
|
合計 |
1,084店舗 |
神戸クック・ |
店舗数 |
|
直轄 エリア |
関西(2) |
大阪府(1)奈良県(1) |
その他(5) |
千葉県(1)福岡県(4) |
|
地方エリア(8) |
福島県(1)栃木県(1)富山県(1)石川県(1)群馬県(1)福井県(1) 岐阜県(1)静岡県(1) |
|
直営店(1) |
兵庫県(1) |
|
合計 |
16店舗 |
馳走菜 |
店舗数 |
|
直轄 エリア |
関西(38) |
滋賀県(5)京都府(9)大阪府(13)兵庫県(6)奈良県(5) |
関東(19) |
埼玉県(5)千葉県(5)東京都(2)神奈川県(7) |
|
九州(45) |
福岡県(18)佐賀県(3)長崎県(5)熊本県(5)大分県(5)宮崎県(6) 鹿児島県(3) |
|
北海道(7) |
北海道(7) |
|
地方エリア(16) |
宮城県(4)新潟県(3)島根県(1)石川県(2)福井県(1)静岡県(1) 岡山県(1)山口県(1)愛媛県(2) |
|
直営店(5) |
神奈川県(2)大阪府(1)兵庫県(2) |
|
合計 |
130店舗 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、本文における将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国で一般に公正妥当と認められている会計基準に従って作成しております。この連結財務諸表の作成にあたり、必要と思われる見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しているとおりです。
②財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討結果につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。また、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については「3 事業等のリスク」に記載しております。
セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおりであります。
③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容は「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては次のとおりであります。
当社グループの運転資金需要のうち、主なものは商品仕入れのほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、食品製造工場や再生エネルギー事業等への設備投資、M&A等によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
短期運転資金は自己資金を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては金融機関からの長期借入を基本としております。また、多額な資金需要が発生した場合には、これらに加えエクイティファイナンス等による調達手段についても検討することとしております。