売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率


最終更新:

E31331 Japan GAAP

売上高

33.2億 円

前期

33.7億 円

前期比

98.4%

時価総額

96.1億 円

株価

1,077 (01/09)

発行済株式数

8,925,495

EPS(実績)

78.33 円

PER(実績)

13.75 倍

平均給与

560.6万 円

前期

538.0万 円

前期比

104.2%

平均年齢(勤続年数)

33.8歳(7.0年)

従業員数

84人

株価

by 株価チャート「ストチャ」

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社及び連結子会社3社(株式会社ジーワンダッシュ、株式会社ビットファクトリー、Suishow株式会社)で構成されております。

当社グループは、『わたしたちが創造するモノを通じて世界の人々をハッピーにすること』をミッションに掲げ、ユーザーが感動するコンテンツを提供することを経営方針としており、事業の内容及び当社との関係会社の当該事業に係る位置づけは次のとおりであります。

以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。

なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。

 

(1)モバイルゲーム事業

位置情報連動型ゲームの開発及び運営を行っております。SNSプラットフォームやアプリマーケット等をとおして、主にゲームアプリを中心に配信するサービスの有料課金収入で構成されており、ユーザーは当社サービスを基本無料で利用できますが、一部アイテムや機能を有料サービスとして提供しております。また、これらのサービスは、一部イラストやシナリオについて外部委託先に制作依頼をしておりますが、システムの開発等については社内において行っております。

サービスジャンル

サービス名称

内容

位置情報連動型ゲーム

・駅奪取

・ステーションメモリーズ!

 (略称:駅メモ!)

・駅メモ! Our Rails

 (略称:アワメモ!)

位置情報を利用したゲームであり、コレクション要素も兼ね備えたゲームです。

 

 

位置情報連動型ゲームは、位置情報サービスプラットフォーム等で行われるゲームになり、当該ジャンルの「駅奪取PLUS」は2011年12月よりサービスを開始しており、当連結会計年度末日現在、10年以上運営しております。特徴は、身近な「鉄道駅」を他人と奪い合うという競争要素、実際に訪れた場所が履歴として残るライフログ要素、取得済の駅や路線、称号等を集めるコレクション要素があります。当サービスを利用するユーザーは、通勤・通学、旅行又は出張等の移動そのものを楽しみに変えることができます。2014年6月には「駅奪取PLUS」の駅を奪い合う楽しさを維持しつつ、より駅を収集する楽しさを追求した「駅メモ!」をリリースいたしました。「駅メモ!」は、当社の主力サービスとなっており、当連結会計年度で10周年を迎えました。また、位置情報連動型ゲームの特性を活かしたイベント等として地方自治体や鉄道事業者と協業した取組みを行っており、モバイル端末に限定せずによりリアルと連動した企画を進めております。10周年記念施策の一環として、オフラインイベント「Memories Fan Meeting 2025」を企画し、同イベントは2025年1月12日に開催いたしました。2020年8月には、Webブラウザ向け(スマートフォン専用)のゲームである「アワメモ!」をリリースいたしました。

区分

具体的な効果

アイテム

ライセンス

一定期間、位置情報を無制限に取得する際に利用します。

ガチャ

新たなキャラクターの入手及び付随するアイテムを入手する際に利用します。

レーダー

周辺の駅・エリアを効率的に収集する際に利用します。位置情報連動型ゲーム特有のアイテムです。

 

 

 

(2)コンテンツ事業

主に着メロ等のサービスを提供しており、自社で直運営する自社モデル形式と他社の名義で運営するOEMモデル形式があり、一部の着メロの楽曲制作や占いコンテンツ等の許諾を外部から受けておりますが、着メロ音源の制作、サイトの開発及び運営は社内で行っております。当連結会計年度末日現在、スマートフォン向けサイト5サイトを運営しております。

モバイルゲーム事業と同様に有料課金収入で構成されておりますが、ユーザーには当社サービスを利用するために月額利用料を当社にお支払いいただき、月額利用料の範囲内でサービスを提供しております。主にJ-POP、洋楽、アニメ、K-POPといった幅広いジャンルの着信メロディ、着信音、メール音が、月額100円から300円(税抜)で取り放題というサービスです。特徴は、社内制作の高音質サウンドを、ドラマや映画、CM等で話題が旬のうちに追加できる体制とノウハウがあることです。2004年5月からサービスを開始し、長期に亘り運営しております。当社は、その時点で効果的な広告手法を取り入れてユーザーの獲得をしておりますが、当連結会計年度末において緩やかに課金会員数は減少しております。

サービスジャンル

主要サービス名称

内容

着信メロディ

・最新曲★全曲取り放題

・レコチョクメロディ

スマートフォンでの着信メロディ配信を行っております。自社モデル形式とOEMモデル形式があります。

その他

・スタメロ-スタンプ&メロディとり放題

スタンプ素材と着信音が取り放題のサービスです。

 

 

(3)その他

その他につきましては、ブロックチェーン事業及びSuishow事業で構成されております。

ブロックチェーン事業につきましては、当連結会計年度をもって事業から撤退いたしました。

Suishow事業は位置情報共有SNS、メタバースプラットフォームの運営に関連する事業を行っております。なお、位置情報共有SNS「NauNau」につきましては、サービスの再開時期は現在未定であります。

 

当社グループの事業の系統図は次のとおりであります。

 

[事業系統図]

※画像省略しています。

 

(注) プラットフォーム、決済代行事業者:Google Inc.、Apple Inc.、株式会社コロプラ、株式会社NTTドコモ、

                    KDDI株式会社、GMOペイメントゲートウェイ株式会社等

 

25/03/26

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

① 財政状態及び経営成績の状況

当連結会計年度における売上高は前年同期比1.6%減3,317,532千円、EBITDAは同1.3%増の1,060,220千円、営業利益は同12.0%増1,058,348千円、経常利益は同12.4%増1,057,189千円、親会社株主に帰属する当期純利益は699,120千円(前年度は親会社株主に帰属する当期純損失941千円)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりです。

 

・モバイルゲーム事業

モバイルゲーム事業の主力サービスである位置情報連動型ゲーム「駅メモ!(ステーションメモリーズ!)」において、10周年記念施策やラッピングガチャが好調で業績をけん引したものの、レイドイベント等の不調が要因となり、売上高は前年同期比で減少しております。そのような状況において、収益の安定と強化を図るべく、ユーザーエンゲージメントを高める活動に注力いたしました。

地方自治体や鉄道事業者との協業による地方創生、及び他社IPとのコラボイベント等を実施したほか、「駅メモ!」10周年を記念したオリジナルグッズの販売や豪華声優陣による追加ボイスの配信を実施いたしました。また、地図機能のアップデート及び新機能「旅の思い出」、「マンスリーミッション」等をリリースし、体験価値向上を図りました。加えて、10周年記念施策の一環として、オフラインイベント「Memories Fan Meeting 2025」を企画し、発表いたしました。同イベントは2025年1月12日に開催いたしました。

なお、ブロックチェーン事業撤退に伴う組織再編成を受け、「駅メモ!」へリソースを集中したことにより人件費が増加しております。

この結果、同事業の売上高は3,031,892千円(前年同期比0.4%減)となり、セグメント利益は901,599千円(前年同期比18.3%減)となりました。

 

・コンテンツ事業

コンテンツ事業では、自社で運営している各着信メロディサービスの課金会員数は緩やかに減少しております。

この結果、同事業の売上高は285,604千円(前年同期比11.3%減)となり、セグメント利益は215,446千円(前年同期比6.9%減)となりました。

 

・その他

その他につきましては、ブロックチェーン事業及びSuishow事業で構成されており、売上高は35千円(前年同期比99.2%減)となり、セグメント損失は58,698千円(前年同期はセグメント損失389,540千円)となりました。

 

当連結会計年度の財政状態の概要は以下のとおりであります。

 

(資産の部)

当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ348,231千円増加し、4,218,441千円となりました。

流動資産は、前連結会計年度末に比べ354,765千円増加し、3,751,165千円となりました。これは主に、現金及び預金が316,137千円増加し、売掛金が38,491千円増加したものであります。なお、現金及び預金の増減の主な要因は、②キャッシュ・フローの状況に記載しております。

固定資産は、前連結会計年度末に比べ6,534千円減少し、467,276千円となりました。これは主に、投資有価証券が13,462千円増加した一方で、繰延税金資産が22,482千円減少したものであります。

 

(負債の部)

当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ54,484千円減少し、811,078千円となりました。

流動負債は、前連結会計年度末に比べ54,099千円減少し、811,078千円となりました。これは主に、未払金が12,562千円増加し、未払法人税等が63,296千円減少したものであります。

 

(純資産の部)

当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ402,715千円増加し、3,407,363千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が699,120千円増加した一方で、自己株式を249,957千円取得し、配当金の支払いにより利益剰余金が63,050千円減少したものであります。

 

②キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ316,137千円増加し、3,111,756千円となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度において営業活動により得られた資金は、658,572千円(前連結会計年度は761,288千円の収入)となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益1,023,632千円及び投資有価証券評価損30,843千円の計上、主な減少要因は、法人税等の支払額364,720千円であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度において投資活動により支出した資金は、29,358千円(前連結会計年度は565,153千円の支出)となりました。主な増加要因は、投資有価証券の取得による支出30,000千円であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度において財務活動により支出した資金は、313,077千円(前連結会計年度は185,395千円の支出)となりました。主な増加要因は、自己株式の取得による支出250,666千円、配当金の支払62,890千円であります。

 

 

③ 生産、受注及び販売の実績

a. 生産実績

生産に該当する事項がありませんので、生産実績に関する記載はしておりません。

 

b. 受注実績

受注に該当する事項がありませんので、受注実績に関する記載はしておりません。

 

c. 販売実績

当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

販売高(千円)

前年同期比(%)

モバイルゲーム事業

3,031,892

△0.4

コンテンツ事業

285,604

△11.3

 その他

35

△99.2

合計

3,317,532

△1.6

 

(注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。

相手先

前連結会計年度

当連結会計年度

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

Google Inc. ※

1,495,037

44.4

1,523,120

45.9

Apple Inc. ※

1,147,629

34.1

1,137,534

34.3

 

※ 相手先は決済代行業者であり、ユーザーからの代金回収を代行しております。

 

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。

その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。

 

 

② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

(売上高)

当連結会計年度における売上高は3,317,532千円前年同期比1.6%減)となりました。

モバイルゲーム事業は、位置情報連動型ゲームにおいて、収益の安定と強化を図るべく、ユーザーエンゲージメントを高める活動に注力いたしました。「駅メモ!(ステーションメモリーズ!)」及び「アワメモ!(駅メモ! Our Rails)」において、地方自治体や鉄道事業者との協業による地方創生、他社IPとのコラボイベント、「駅メモ!」10周年を記念したオリジナルグッズの販売や豪華声優陣による追加ボイスの配信を実施いたしました。また、地図機能のアップデート及び新機能「旅の思い出」、「マンスリーミッション」等をリリースし、体験価値向上を図りました。10周年記念施策やラッピングガチャが好調で業績をけん引したものの、レイドイベント等の不調が要因となり、売上高は前年同期比で減少しております。

コンテンツ事業は、自社で運営している各着信メロディサービスの課金会員数は緩やかに減少しております。

 

(売上原価及び売上総利益)

当連結会計年度における売上原価は1,685,133千円前年同期比3.2%減)となりました。

これは主に、人員減少に伴い労務費が減少したほか、ブロックチェーン事業の撤退に伴い原価費用が減少したことによります

以上の結果、売上総利益は1,632,398千円前年同期比0.2%増)となりました。

 

(販売費及び一般管理費及び営業利益)

当連結会計年度における販売費及び一般管理費は574,050千円前年同期比16.0%減)となりました。

これは主に、Suishowののれん償却費及び広告宣伝費が減少したことによります。

以上の結果、営業利益は1,058,348千円前年同期比12.0%増)となりました。

 

(営業外損益及び経常利益)

当連結会計年度における営業外収益は2,249千円前年同期比14.0%減)となりました。

これは主に、暗号資産評価益によるものであります。

当連結会計年度における営業外費用は3,407千円前年同期比50.8%減)となりました。

これは主に、投資事業組合運用損によるものであります。

以上の結果、経常利益は1,057,189千円前年同期比12.4%増)となりました。

 

(特別損益及び親会社株主に帰属する当期純利益)

当連結会計年度における特別損失は45,611千円前年同期比95.0%減)となりました。

これは主に、投資有価証券の上場株式について、30,843千円減損処理を行ったことによるものであります。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (連結損益計算書関係)※4」に記載のとおりであります。

以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は699,120千円となりました。

 

 

③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

当社グループの運転資金需要のうち主なものは、人件費を中心とした原価費用と広告宣伝費を中心とした販売費及び一般管理費等の費用であります。

当該資金については、主に自己資金により充当しております。当連結会計年度末の現金及び現金同等物は3,111,756千円となり、将来に対して十分な財源及び流動性を確保しております。

当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況につきましては、上記「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

 

④ 経営成績に重要な影響を与える要因について

当社グループは、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境、組織体制、法的規制等、様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。

そのため、当社グループは常に市場動向に留意しつつ、内部管理体制を強化し優秀な人材を確保するとともに、市場のニーズに合ったサービスを展開していくことにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を行ってまいります。

 

⑤ 経営者の問題認識と今後の方針について

当社グループの経営者は、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、当社グループが今後更なる成長と発展を遂げるためには、厳しい環境の中で様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。

そのために当社グループでは、事業面及び組織面の課題を整理し、各課題に対して適切かつ、効果的な対応を行ってまいります。