リゾートトラスト株式会社

ブランドなど:ベイコート倶楽部ホテルトラスティ
サービス業ホテルプライムTOPIX Mid400

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率


最終更新:

E03969 Japan GAAP

売上高

2,018.0億 円

前期

1,698.3億 円

前期比

118.8%

時価総額

2,647.4億 円

株価

2,439.5 (07/12)

発行済株式数

108,520,799

EPS(実績)

146.44 円

PER(実績)

16.66 倍

平均給与

615.4万 円

前期

583.5万 円

前期比

105.5%

平均年齢(勤続年数)

36.5歳(9.2年)

従業員数

5,741人(連結:8,404人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

3 【事業の内容】

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び子会社18社及び関連会社8社より構成されており、会員制ホテル及びゴルフ場の建設及び経営、ホテル会員権等の販売、メディカル事業等を行っております。

当社グループの事業内容と当社及び関係会社の当該事業に係る位置づけ及びセグメントとの関連は、次の通りであります。なお、セグメントと同一の区分であります。

〔会員権事業〕

会員制ホテルの開発及び各種会員権の販売等を行っております。
ホテル会員権事業の概要は以下の通りであります。
「宅地建物取引業法」に基づく免許を得て「エクシブ(XIV)」や「ベイコート倶楽部」などを中心とした会員制リゾートホテル会員権を販売しております。当社の販売する会員権の特徴を、まず主力商品である「エクシブ(XIV)」について説明致しますと次の通りとなります。

aエクシブの語源は、ローマ数字の14であるXIVからきており、特定ホテルの特定の一室を14人で共有する仕組みとなっております。なお、一室を28人で共有する「バージョン」会員権も併売しております。
また、一部施設につきましては、フロアを共有する「フロアシェア制度」や同一部屋グレードを共有する「グレードシェア制度」を導入しており、各フロアごとの様々なタイプの部屋を利用できます。

b会員はオーナーとなった施設を占有利用できる日として年間26泊(「バージョン」会員については年間13泊)が確保されている(タイムシェアリング方式)ほか、自己の確保された利用日数枠内で当社の他のリゾート施設や海外の提携ホテルが利用できます(交換利用システム)。
また、「ベイコート倶楽部」会員権の種類としては、一室を15人で共有する24泊タイプと30人で共有する12泊タイプがあり、「フロアシェア制度」の導入により各フロアごとの様々なタイプの部屋を利用できます。

※2021年6月より販売を開始した「サンクチュアリコート」シリーズにおいては、会員期間をホテルの開業から50年間の定期借地権とし、客室グレードごとに共同所有する方式を採用します。また一室を18人で共有する20泊タイプと36人で共有する10泊タイプがあり、複数名の会員登録ができることに加え、「フローティング期間(1ヵ月前から先着)」に権利(泊数)を消化することなくご利用になれます(上限あり)。

なお、ホテル用地の取得、会員権の購入申し込みから利用にいたるまでの代表的な流れを図示致しますと次の通りとなります。

 

 

 

※画像省略しています。

 

〔ホテルレストラン等事業〕

リゾートホテル「エクシブ(XIV)」、アーバンリゾート「ベイコート倶楽部」、「サンメンバーズ」、「ホテルトラスティ」を中心としたホテル及びレストランの運営、ホテル等の清掃業務、会員制ホテルの施設相互利用サービス、損害保険代理業務、ヘアアクセサリー等の製造・販売及びトータルビューティー事業、ゴルフ場の運営等を行っております。

 

 《主な関係会社》

㈱ジェス、㈱サンホテルエージェント、㈱コンプレックス・ビズ・インターナショナル、RESORTTRUST HAWAII, LLC、リゾートトラストゴルフ事業㈱、㈱グレイスヒルズカントリー倶楽部、岡崎クラシック㈱、多治見クラシック㈱、㈱オークモントゴルフクラブ、ジャパンクラシック㈱、㈱セントクリークゴルフクラブ、㈱メイプルポイントゴルフクラブ、㈱パインズゴルフクラブ、㈱関西ゴルフ倶楽部

 

〔メディカル事業〕

メディカル会員権の販売、その管理業務及びメディカルコンサルティング業務、居宅介護サービス事業等を行っております。

 

 《主な関係会社》

㈱ハイメディック、㈱東京ミッドタウンメディスン、㈱アドバンスト・メディカル・ケア、㈱CICS、京都プロメド㈱、㈱iMedical、㈱セントメディカル・アソシエイツ、㈱進興メディカルサポート、㈱シニアライフカンパニー、㈱ウェルコンパス

 

〔その他〕

不動産の賃貸管理業務等を行っております。

 

 《主な関係会社》

アール・ティー開発㈱

 

その他、当社グループを対象としたポイント制度業務の請負業務を行っているアール・エフ・エス㈱と、当社の販売するホテル、ゴルフ、メディカル会員権購入者などを対象とした金銭の貸与業務を行っているジャストファイナンス㈱があります。

 

 

 

事業の系統図は、次のとおりであります。

※画像省略しています。
24/06/26

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

(1) 経営成績

※当連結会計年度の「計画」については、2023年11月10日付の業績予想に基づいております。

 

前連結会計年度

(実績)

当連結会計年度

(実績)

当連結会計年度

(計画)

前年同期比

計画比

売   上   高

169,830百万円

201,803百万円

202,000百万円

+18.8%

△0.1%

営 業  利 益

12,270百万円

21,119百万円

21,000百万円

+72.1%

+0.6%

経 常  利 益

13,247百万円

21,807百万円

21,200百万円

+64.6%

+2.9%

親会社株主に帰属する当期純利益

16,906百万円

15,892百万円

15,000百万円

△6.0%

+5.9%

 

(参考)評価営業利益

22,358百万円

23,899百万円

22,300百万円

+6.9%

+7.2%

 

 

(参考「評価営業利益」とは、未開業ホテルの会員権販売において、会員権代金の内「不動産代金」は、開業時に一括収益認識されることから、会計上、開業時まで繰延べられますが、その繰延利益が当会計年度中に計上されたと仮定した時の利益を表します。なお、加えて、メディカル会員権などの収益認識基準の影響も考慮し、当会計年度における「実力値」を示す経営指標として活用しております。)

〔計画比について〕

2023年11月付で上方修正した業績予想に対して、ホテル会員権の販売が好調に推移したこと、また、ホテルの稼働、メディカル施設の運営なども好調であったことなどの増益要素と、ホテルの修繕、社員寮の修繕の追加工事のほか、従業員への持株会を通じた株式付与などの減益要素がありましたが、リゾートトラストグループ全体として、利益計画を達成しました。

〔前年同期比について〕

前年同期には、ホテルの開業はありませんでしたが、会員権事業において、2024年3月に「サンクチュアリコート高山」の開業に伴い、これまで繰延べていた不動産部分の収益を一括で認識しました。また、前年同期は、2022年3月に販売を開始した「サンクチュアリコート琵琶湖」を中心に、ホテル会員権の販売が好調でありましたが、当期間では、2022年10月に販売開始した「サンクチュアリコート日光」の販売好調も通期で寄与し、前年を上回る契約実績であったこと、ホテルレストラン等事業において、回復が遅れていた都市部を中心に会員制リゾートホテルの稼働率が前年を上回ったこと、メディカル事業において、メディカル会員権の販売が前年を上回り、「ハイメディック大阪中之島コース」販売開始(2023年12月)の後押しもあり、引き続き好調に推移し、会員数の増加に伴う会費収入の積み上がりが収益へ貢献したこと、課題であったシニアレジデンスの稼働率が上昇に転じたことなどにより、リゾートトラストグループ全体として、経常利益までは過去最高を更新し「増収増益」となりましたが、前年同期に一般ホテル売却に伴う特別利益(約90億円)があったため、親会社株主に帰属する当期純利益は「減益」となっております。また、不動産収益の繰延影響等を除いた実力値を示す「評価営業利益」は、ホテル会員権、メディカル会員権の販売好調により大きく進展しております。

〔ROEについて〕

  資本の効率的活用や投資者を意識した経営を行っていくため、自己資本当期純利益率(ROE)を重要な指標の一つとして測定しております。当期のROEは好調な会員権販売に加え、有価証券償還益1,478百万円の特別利益を計上したことなどにより12.9%となりました。当社の資本コストやWACCとの関係性からも適正な水準であると考えており、現中期経営計画では12%を目指す目標を設定し、今後も10%以上を目安としていく方針であります。既存事業の更なる発展や、新規投資の際には資本コストを意識し、効率やリターンを鑑みながら、より投資効率の良いビジネス展開を図ってまいります。

〔経営成績について〕

当連結会計年度における、わが国経済は、資源価格や物価、人件費などの高騰が個人消費、企業活動へ影響を及ぼす中で、値上げ、賃金上昇、人手不足などへの対応が企業には求められました。このような環境下で、当社グループの状況は、前年度に引き続き、ホテル、メディカルの会員権販売が好調であり、会員募集の契約高は過去最高を更新しました。2022年11月に実施したホテルレストラン等事業における値上げの効果に加え、2023年6月以降はホテル会員権の値上げを実施し、人件費や物価の高騰に対応しております。2024年3月には新シリーズ第一弾の「サンクチュアリコート高山」が開業し、不動産収益を一括計上しております。その一方で、前年同期には一般ホテル売却に伴う「特別利益」約90億円が計上されていたことなどにより、この結果として、売上高は201,803百万円(前年同期比18.8%増)、営業利益は21,119百万円(前年同期比72.1%増)、経常利益は21,807百万円(前年同期比64.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は15,892百万円(前年同期比6.0%減)となりました。

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

〔会員権事業〕

 

前連結会計年度

(実績)

当連結会計年度

(実績)

当連結会計年度

(計画)

前年同期比

計画比

売   上   高

34,945百万円

58,701百万円

60,610百万円

+68.0%

△3.1%

セグメント利益

11,182百万円

18,798百万円

18,400百万円

+68.1%

+2.2%

 

 

会員権事業におきましては、2022年3月から販売を開始した「サンクチュアリコート琵琶湖」、2022年10月から販売を開始した「サンクチュアリコート日光」の会員権販売がそれぞれ好調に推移し、契約高は過去最高を更新しました。ホテル開業までの間は、「不動産代金」の「売上高および原価」が繰延べられること、また、前年同期に比べ、見込み客紹介の業務委託手数料や営業スタッフのベア等人件費の増加などコストアップなどの減益要素がありましたが、2024年3月に「サンクチュアリコート高山」が開業を迎え不動産部分の一括収益認識をしたことにより増収増益となりました。なお当期間において、ホテル会員権の値上げを行っており、建築原価や人件費などのコスト増に対応しております。

〔ホテルレストラン等事業〕

 

前連結会計年度

(実績)

当連結会計年度

(実績)

当連結会計年度

(計画)

前年同期比

計画比

売   上   高

89,747百万円

95,492百万円

94,130百万円

+6.4%

+1.4%

セグメント利益

4,167百万円

4,494百万円

5,180百万円

+7.9%

△13.2%

 

 

ホテルレストラン等事業におきましては、前年同期には、一部ホテル売却の準備コストがかかっていたものが無くなるなどコスト減少に加え、2022年11月からの値上げの効果(通期寄与)、更には、「東京ベイコート倶楽部」など回復の遅れていたアーバンリゾートの稼働回復などにより、ベアや中抜け廃止などの人事施策実行に伴うコスト増や追加の修繕費を吸収し、増収増益となりました。

〔メディカル事業〕

 

前連結会計年度

(実績)

当連結会計年度

(実績)

当連結会計年度

(計画)

前年同期比

計画比

売   上   高

44,422百万円

46,899百万円

46,590百万円

+5.6%

+0.7%

セグメント利益

6,053百万円

7,164百万円

6,930百万円

+18.4%

+3.4%

 

 

メディカル事業におきましては、「ハイメディック大阪中之島コース」販売開始(2023年12月)の後押しもあり、総合メディカルサポート倶楽部「グランドハイメディック倶楽部」の会員権販売が順調であったことで、会員の増加に伴う年会費収入等が増加したことに加え、シニアレジデンスの稼働回復などにより、増収増益となりました。

〔その他〕

 

前連結会計年度

(実績)

当連結会計年度

(実績)

当連結会計年度

(計画)

前年同期比

計画比

売   上   高

714百万円

710百万円

670百万円

△0.5%

+6.0%

セグメント利益

687百万円

767百万円

780百万円

+11.7%

△1.6%

 

 

「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸業等を含んでおります。

 

生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。

なお、当社グループの実態に即した内容を記載するため、生産実績及び受注実績に換えて収容実績、契約実績及び販売実績を記載しております。

 

収容実績

〔ホテルレストラン等事業〕

区分

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

収容能力

(人)

収容実績

 

(人)

室稼働率
 
(%)

1日平均
客数
(人)

収容能力

(人)

収容実績

 

(人)

室稼働率
 
(%)

1日平均
客数
(人)

カハラ

ザ・カハラホテル&リゾート 横浜

146

(106,580)

57,848

49.3

(54.3)

158.4

146

(106,872)

64,794

56.2

(60.6)

177.0

BCC

横浜ベイコート倶楽部

138

(129,210)

60,298

50.2

(46.7)

165.2

138

(129,564)

63,286

53.1

(48.8)

172.9

ラグーナベイコート倶楽部

193

(232,140)

85,433

44.1

(36.8)

234.0

193

(232,776)

87,632

45.9

(37.6)

239.4

芦屋ベイコート倶楽部

201

(241,630)

89,533

44.4

(37.1)

245.2

201

(242,292)

92,955

46.1

(38.4)

253.9

東京ベイコート倶楽部

292

(351,130)

122,644

49.1

(34.9)

336.0

292

(352,092)

151,906

61.5

(43.1)

415.0

ベイコート小計

824

(954,110)

357,908

47.0

(37.5)

824

(956,724)

395,779

52.7

(41.4)

SAC

サンクチュアリコート高山

(―)

(―)

121

(4,039)

1,588

64.1

(39.3)

226.8




エクシブ六甲SV

48

(60,225)

26,262

54.3

(43.6)

71.9

48

(60,390)

25,598

52.9

(42.4)

69.9

エクシブ湯河原離宮

187

(263,895)

139,771

76.8

(53.0)

382.9

187

(264,618)

144,156

79.0

(54.5)

393.8

エクシブ有馬離宮

175

(258,055)

146,983

81.8

(57.0)

402.6

175

(258,762)

152,536

84.2

(58.9)

416.7

エクシブ箱根離宮

187

(269,735)

151,465

82.5

(56.2)

414.9

187

(270,474)

158,136

85.1

(58.5)

432.0

エクシブ京都 八瀬離宮

210

(383,250)

160,243

76.0

(41.8)

439.0

210

(384,300)

166,171

78.4

(43.2)

454.0

エクシブ那須白河

58

(105,850)

37,439

72.6

(35.4)

102.5

58

(106,140)

38,677

69.8

(36.4)

105.6

エクシブ浜名湖

193

(352,225)

108,311

57.0

(30.8)

296.7

193

(353,190)

109,703

56.4

(31.1)

299.7

エクシブ初島クラブ

200

(277,400)

74,687

37.9

(26.9)

204.6

200

(278,160)

80,896

41.7

(29.1)

221.0

エクシブ鳴門&SV&SVⅡ

179

(326,675)

94,478

50.9

(28.9)

258.8

179

(327,570)

99,706

53.1

(30.4)

272.4

エクシブ蓼科

230

(419,750)

105,586

46.9

(25.2)

289.2

230

(420,900)

109,732

47.4

(26.1)

299.8

エクシブ琵琶湖

268

(454,060)

132,628

50.7

(29.2)

363.3

268

(455,304)

141,604

53.6

(31.1)

386.8

エクシブ山中湖&SV

280

(519,395)

131,041

48.6

(25.2)

359.0

280

(520,818)

139,503

52.1

(26.8)

381.2

エクシブ淡路島

109

(195,275)

46,845

42.8

(24.0)

128.3

109

(195,810)

50,625

45.9

(25.9)

138.3

エクシブ軽井沢&SV&パセオ&SVムセオ

288

(496,765)

145,460

53.6

(29.3)

398.5

288

(498,126)

149,592

54.5

(30.0)

408.7

エクシブ白浜&アネックス

248

(431,795)

103,053

41.6

(23.9)

282.3

248

(432,978)

103,742

42.0

(24.0)

283.4

エクシブ伊豆

227

(393,105)

70,946

32.5

(18.0)

194.3

227

(394,182)

78,607

35.1

(19.9)

214.7

エクシブ鳥羽&アネックス&鳥羽別邸

526

(843,150)

237,068

47.4

(28.1)

649.5

526

(845,460)

246,146

49.0

(29.1)

672.5

エクシブ小計

3,613

(6,050,605)

1,912,266

54.0

(31.6)

3,613

(6,067,182)

1,995,130

55.9

(32.9)

 

 

 

区分

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

収容能力

(人)

収容実績
 
(人)

室稼働率
 
(%)

1日平均
客数
(人)

収容能力

(人)

収容実績
 
(人)

室稼働率
 
(%)

1日平均
客数
(人)







リゾーピア熱海

206

(363,905)

82,937

51.3

(22.8)

227.2

206

(364,902)

104,386

65.0

(28.6)

285.2

リゾーピア久美浜

57

(101,835)

15,939

31.8

(15.7)

43.6

57

(102,114)

19,783

40.0

(19.4)

54.0

リゾーピア別府

57

(93,075)

27,480

48.1

(29.5)

75.2

57

(93,330)

37,284

67.2

(39.9)

101.8

サンメンバーズひるがの

36

(48,545)

17,975

58.1

(37.0)

49.2

36

(48,678)

20,229

64.2

(41.6)

55.2

サンメンバーズ京都嵯峨

67

(57,670)

16,834

39.3

(29.2)

46.1

67

(57,828)

23,123

52.5

(40.0)

63.1

サンメンバーズ鹿児島

105

(69,715)

38,862

82.4

(55.7)

106.4

105

(69,906)

40,593

83.4

(58.1)

110.9

サンメンバーズ小計

528

(734,745)

200,027

54.0

(27.2)

528

(736,758)

245,398

64.5

(33.3)





トラスティ名古屋白川

105

(79,570)

45,081

75.5

(56.7)

123.5

105

(79,788)

56,792

82.7

(71.2)

155.1

トラスティ大阪阿倍野

202

(132,860)

78,282

79.5

(58.9)

214.4

202

(133,224)

89,296

87.1

(67.0)

243.9

トラスティ東京ベイサイド

200

(137,240)

73,776

74.5

(53.8)

202.1

200

(137,616)

89,293

84.4

(64.9)

243.9

トラスティ小計

507

(349,670)

197,139

76.7

(56.4)

507

(350,628)

235,381

85.1

(67.1)

ホテル合計

5,618

(8,195,710)

2,725,188

5,739

(8,222,203)

2,938,070

 

(注) 1 収容能力欄には、稼働可能室数又は席数を記載しております。収容能力欄の( )内は延べ収容可能人数で、客室定員数に営業日数を乗じて算出しております。

2 室稼働率は利用室数を延べ稼働可能室数で除して算出しております。また、室稼働率欄の( )内は定員稼働率で、年間の収容実績人数を収容可能人数で除して算出しております。

3 「BCC」は、「ベイコート倶楽部」の略称であります。

4 「SAC」は、「サンクチュアリコート」の略称であります。

5 「SV」は、「サンクチュアリ・ヴィラ」の略称であります。

6 「サンクチュアリコート高山」は、2024年3月25日に開業しております。

 

契約実績

会員権事業の契約実績は次の通りであります。

区  分

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

  至 2023年3月31日

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

  至 2024年3月31日

期首
繰延残高

(百万円)

期中
契約高

(百万円)

期中
売上高

(百万円)

期末
繰延残高

(百万円)

期首
繰延残高

(百万円)

期中
契約高

(百万円)

期中
売上高

(百万円)

期末
繰延残高

(百万円)

登録料部分

29,567

(6,377)

29,567

(6,377)

30,630

(7,791)

30,630

(7,791)

不動産部分

18,753

(3,235)

36,310

(5,616)

2,586

(469)

52,477

(8,382)

52,477

(8,382)

34,447

(5,084)

23,770

(3,971)

63,154

(9,495)

保証金部分

11,375

12,150

その他①

817

817

1,792

1,792

小計

18,753

78,071

32,972

52,477

52,477

79,021

56,194

63,154

その他②

1,973

2,507

18,753

78,071

34,945

52,477

52,477

79,021

58,701

63,154

 

(注)1 「その他①」は、主に会員権の解約合意金であります。

2 「その他②」は、主に営業貸付金利息収入等であります。

3 (  )内は口数であります。

 

 

販売実績

 

区     分

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

  至 2023年3月31日

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

  至 2024年3月31日

数    量

金額(百万円)

数    量

金額(百万円)

会員権
事業

ホテル
会員権

登録料売上

6,377口

29,567

7,791口

30,630

不動産売上

469口

2,586

3,971口

23,770

 

32,154

 

54,401

その他

2,791

4,299

小        計

34,945

58,701

ホテル
レストラン等
事業

料飲売上

 

31,601

 

34,224

宿泊料売上

19,473

22,874

施設付帯売上

4,440

3,034

運営管理費収入

9,611

9,615

保証金償却収入

4,061

3,885

海外ホテル売上

9,631

10,850

その他

10,927

11,006

小        計

89,747

95,492

メディカル
事業

登録料収入

 

4,293

 

4,823

年会費収入

12,715

14,031

保証金償却収入

428

326

シニアレジデンス収入

13,621

14,091

その他

13,364

13,626

小        計

44,422

46,899

その他

賃貸料収入

 

673

 

662

その他

40

47

小        計

714

710

合      計

 

169,830

 

201,803

 

(注) 1 数量欄に記載のないものについては、取扱品目が多岐にわたり記載が困難のため記載しておりません。

2 会員権事業のその他は、会員権の解約合意金と営業貸付金利息収入等であります。

3 ホテルレストラン等事業のその他は、直営レストラン・受託レストランの売上高、名義書換料、通販収入、旅行部門の売上高、清掃業売上高、ヘアアクセサリー等の製造・販売、及びトータルビューティー事業、ゴルフ事業の売上高等であります。

4 メディカル事業のその他は、会員権の解約合意金と営業貸付金利息収入、サプリ等物販売上高、クリニック受託料収入、医療用機器賃貸料等であります。

5 その他のその他は、営業貸付金利息収入、別荘管理料等であります。

6 上記の金額は、連結消去後の数値であります。

 

 

施設別販売実績

〔ホテルレストラン等事業〕

区分

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

売上高(百万円)

売上高(百万円)

料飲売上

宿泊料売上

施設付帯
売上

小計

料飲売上

宿泊料売上

施設付帯
売上

小計

カハラ

ザ・カハラホテル&リゾート 横浜

2,069

1,320

269

3,659

2,224

1,550

191

3,966

BCC

横浜ベイコート倶楽部

413

867

180

1,461

432

963

198

1,593

ラグーナベイコート倶楽部

1,511

872

213

2,598

1,609

969

182

2,761

芦屋ベイコート倶楽部

1,615

964

256

2,837

1,683

1,065

205

2,954

東京ベイコート倶楽部

2,303

1,632

292

4,228

2,667

2,207

252

5,127

ベイコート小計

5,845

4,337

942

11,125

6,392

5,205

838

12,437

SAC

サンクチュアリコート高山

26

14

2

44




 

エクシブ六甲SV

539

267

56

863

530

273

28

832

エクシブ湯河原離宮

1,901

1,014

157

3,072

1,996

1,298

113

3,408

エクシブ有馬離宮

2,132

1,120

352

3,605

2,306

1,260

175

3,742

エクシブ箱根離宮

1,989

1,095

249

3,334

2,107

1,237

143

3,487

エクシブ京都 八瀬離宮

2,011

1,069

316

3,397

2,177

1,199

150

3,527

エクシブ那須白河

766

220

65

1,053

811

242

54

1,108

エクシブ浜名湖

1,406

592

215

2,214

1,432

643

136

2,213

エクシブ初島クラブ

826

427

204

1,458

877

482

161

1,521

エクシブ鳴門&SV&SVⅡ

845

531

147

1,524

880

605

68

1,553

エクシブ蓼科

1,083

591

108

1,783

1,190

648

85

1,924

エクシブ琵琶湖

1,566

602

205

2,374

1,714

681

103

2,498

エクシブ山中湖&SV

1,264

751

295

2,311

1,414

860

236

2,511

エクシブ淡路島

422

202

29

653

444

228

16

688

エクシブ軽井沢&SV&パセオ&SVムセオ

1,373

829

186

2,390

1,487

923

136

2,547

エクシブ白浜&アネックス

946

439

67

1,452

965

461

32

1,459

エクシブ伊豆

503

247

45

797

537

288

31

857

エクシブ鳥羽&アネックス&鳥羽別邸

2,661

1,298

308

4,268

2,792

1,415

149

4,357

エクシブ小計

22,241

11,301

3,011

36,555

23,668

12,751

1,822

38,241







リゾーピア熱海

558

491

35

1,086

750

634

17

1,401

リゾーピア久美浜

189

89

2

281

239

105

0

345

リゾーピア別府

194

196

16

408

260

250

14

525

サンメンバーズひるがの

159

113

7

280

179

122

4

306

サンメンバーズ京都嵯峨

90

138

4

233

124

169

2

296

サンメンバーズ鹿児島

9

196

10

216

14

215

9

238

サンメンバーズ小計

1,204

1,226

77

2,507

1,569

1,497

47

3,114

 

 

 

区分

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

売上高(百万円)

売上高(百万円)

料飲売上

宿泊料売上

施設付帯
売上

小計

料飲売上

宿泊料売上

施設付帯
売上

小計





トラスティ名古屋白川

11

236

107

355

13

332

99

445

トラスティ大阪阿倍野

144

528

12

685

206

738

11

956

トラスティ東京ベイサイド

85

522

18

626

122

783

20

926

トラスティ小計

241

1,288

137

1,667

342

1,855

131

2,328

ホテル合計

31,601

19,473

4,440

55,515

34,224

22,874

3,034

60,133

 附帯ゴルフ場売上

3,049

3,351

 関係会社ゴルフ売上

5,870

5,932

 運営管理費収入

9,611

9,615

 保証金償却収入

4,061

3,885

 海外ホテル売上

9,631

10,850

 その他収入

2,008

1,723

合計

89,747

95,492

 

(注) 1 その他収入は、直営レストラン・受託レストランの売上高、名義書換料、通販収入、旅行部門の売上高、清掃業売上高、ヘアアクセサリー等の製造・販売、及びトータルビューティー事業の売上高等であります。

2 「BCC」は「ベイコート倶楽部」の略称であります。

3 「SAC」は、「サンクチュアリコート」の略称であります。

4 「SV」は「サンクチュアリ・ヴィラ」の略称であります。

5 「サンクチュアリコート高山」は、2024年3月25日に開業しております。

 6 上記の金額は、連結消去後の数値であります。

 

(2) 財政状態

〔流動資産〕

流動資産は、前連結会計年度に比べて6.7%増加し、200,525百万円となりました。これは、主に現金及び預金が3,285百万円、割賦売掛金が16,392百万円、仕掛販売用不動産が3,971百万円、それぞれ増加した一方で、営業貸付金が9,683百万円減少したことなどによるものであります。

〔固定資産〕

固定資産は、前連結会計年度に比べて6.4%増加し、268,040百万円となりました。これは、主に会員制リゾートホテルの開発に伴い有形固定資産が16,256百万円増加したことなどによるものであります。

この結果、総資産は、前連結会計年度に比べて6.5%増加し、468,565百万円となりました。

〔流動負債〕

流動負債は、前連結会計年度に比べて13.6%増加し、177,946百万円となりました。これは、主に工事代金などの未払金が10,131百万円、建設中のホテル会員権の販売進捗により前受金が14,817百万円、それぞれ増加したことなどによるものであります。

〔固定負債〕

 固定負債は、前連結会計年度に比べて2.8%減少し、155,011百万円となりました。これは、主に会員権販売好調に伴い顧客からお預かりする償却型預り保証金が7,974百万円増加した一方で、長期借入金が11,315百万円減少したことなどによるものであります。

この結果、負債合計は、前連結会計年度に比べて5.3%増加し、332,957百万円となりました。

〔純資産〕

純資産合計は、前連結会計年度に比べて9.5%増加し、135,607百万円となりました。これは、主に利益剰余金が10,531百万円増加したことなどによるものであります。なお、当連結会計年度において自己株式の取得を行っており、期末残高は5,483百万円であります。その結果、当連結会計年度末における自己資本比率は27.6%となりました。

(3) キャッシュ・フロー

 

前連結会計年度

当連結会計年度

営業活動によるキャッシュ・フロー

24,285百万円

39,116百万円

投資活動によるキャッシュ・フロー

6,314百万円

△12,519百万円

財務活動によるキャッシュ・フロー

△30,995百万円

△23,310百万円

現金及び現金同等物の期末残高

28,926百万円

32,260百万円

 

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて3,334百万円増加し、32,260百万円(前連結会計年度比11.5%増)となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。

〔営業活動によるキャッシュ・フロー〕

当連結会計年度における営業活動による資金は、前連結会計年度と比べ、売上債権とたな卸資産の増減額の増加や前受金の増減額の減少などにより39,116百万円の増加(前連結会計年度比14,830百万円の増加)となりました。当連結会計年度の資金の増加は、主に税金等調整前当期純利益22,870百万円、減価償却費9,001百万円などによるものであります。

〔投資活動によるキャッシュ・フロー〕

当連結会計年度における投資活動による資金は、前連結会計年度と比べ、有形固定資産の売却による収入の減少などにより12,519百万円の減少(前連結会計年度比18,833百万円の減少)となりました。当連結会計年度の資金の減少は、有形・無形固定資産の取得による支出18,834百万円などによるものであります。

〔財務活動によるキャッシュ・フロー〕

当連結会計年度における財務活動による資金は、前連結会計年度と比べ、短期借入金の純増減額の増加などにより23,310百万円の減少(前連結会計年度比7,685百万円の増加)となりました。当連結会計年度の資金の減少は、主に長期借入金の返済による支出13,860百万円や、配当金の支払額5,361百万円、自己株式の取得による支出3,000百万円などによるものであります。

〔資本の財源及び資金の流動性〕

当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、ホテルや医療、介護施設の建設や既存施設の修繕を目的とした設備投資に必要な資金及びその他の所要資金には手元資金を充当することを基本的な方針とし、グループ内資金の活用による効率的な資金運用を行っております。また、必要に応じて、借入等による資金調達を行うこととしております。

〔資金調達について〕

当社グループは、事業を行う上で必要となる運転資金や成長のための投資資金を、営業キャッシュ・フローを主とした内部資金だけでなく、金融機関からの借入や社債の発行などの外部資金を有効に活用しておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化に備え、手許流動性と資金調達枠の確保に努めております。代替流動性の状況は以下のとおりです。

 当座貸越契約        77億円

 コミットメントライン契約 900億円(震災用含む)

なお、当連結会計年度末において、借入実行残高は16億円であります。

(4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。