リゾートトラスト株式会社

ブランドなど:ベイコート倶楽部ホテルトラスティ
サービス業ホテルプライムTOPIX Mid400

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率


最終更新:

E03969 Japan GAAP

売上高

1,698.3億 円

前期

1,577.8億 円

前期比

107.6%

時価総額

2,822.1億 円

株価

2,600.5 (04/25)

発行済株式数

108,520,799

EPS(実績)

155.79 円

PER(実績)

16.69 倍

平均給与

583.5万 円

前期

537.6万 円

前期比

108.5%

平均年齢(勤続年数)

36.5歳(9.6年)

従業員数

5,268人(連結:7,943人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

3 【事業の内容】

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び子会社23社及び関連会社8社より構成されており、会員制ホテル及びゴルフ場の建設及び経営、ホテル会員権等の販売、メディカル事業等を行っております。

当社グループの事業内容と当社及び関係会社の当該事業に係る位置づけ及びセグメントとの関連は、次の通りであります。なお、セグメントと同一の区分であります。

〔会員権事業〕

会員制ホテルの開発及び各種会員権の販売等を行っております。
ホテル会員権事業の概要は以下の通りであります。
「宅地建物取引業法」に基づく免許を得て「エクシブ(XIV)」や「ベイコート倶楽部」などを中心とした会員制リゾートホテル会員権を販売しております。当社の販売する会員権の特徴を、まず主力商品である「エクシブ(XIV)」について説明致しますと次の通りとなります。

aエクシブの語源は、ローマ数字の14であるXIVからきており、特定ホテルの特定の一室を14人で共有する仕組みとなっております。なお、一室を28人で共有する「バージョン」会員権も併売しております。
また、一部施設につきましては、フロアを共有する「フロアシェア制度」や同一部屋グレードを共有する「グレードシェア制度」を導入しており、各フロアごとの様々なタイプの部屋を利用できます。

b会員はオーナーとなった施設を占有利用できる日として年間26泊(「バージョン」会員については年間13泊)が確保されている(タイムシェアリング方式)ほか、自己の確保された利用日数枠内で当社の他のリゾート施設や海外の提携ホテルが利用できます(交換利用システム)。
また、「ベイコート倶楽部」会員権の種類としては、一室を15人で共有する24泊タイプと30人で共有する12泊タイプがあり、「フロアシェア制度」の導入により各フロアごとの様々なタイプの部屋を利用できます。

※2021年6月より販売を開始した「サンクチュアリコート」シリーズにおいては、会員期間をホテルの開業から50年間の定期借地権とし、客室グレードごとに共同所有する方式を採用します。また一室を18人で共有する20泊タイプと36人で共有する10泊タイプがあり、複数名の会員登録ができることに加え、「フローティング期間(1ヵ月前から先着)」に権利(泊数)を消化することなくご利用になれます(上限あり)。

なお、ホテル用地の取得、会員権の購入申し込みから利用にいたるまでの代表的な流れを図示致しますと次の通りとなります。

 

 

 

※画像省略しています。

 

〔ホテルレストラン等事業〕

リゾートホテル「エクシブ(XIV)」、アーバンリゾート「ベイコート倶楽部」、「サンメンバーズ」、「ホテルトラスティ」を中心としたホテル及びレストランの運営、ホテル等の清掃業務、会員制ホテルの施設相互利用サービス、損害保険代理業務、ヘアアクセサリー等の製造・販売及びトータルビューティー事業、ゴルフ場の運営等を行っております。

 

 《主な関係会社》

㈱ジェス、㈱サンホテルエージェント、㈱コンプレックス・ビズ・インターナショナル、RTCC㈱、RESORTTRUST HAWAII, LLC、リゾートトラストゴルフ事業㈱、㈱グレイスヒルズカントリー倶楽部、岡崎クラシック㈱、多治見クラシック㈱、㈱オークモントゴルフクラブ、ジャパンクラシック㈱、㈱セントクリークゴルフクラブ、㈱メイプルポイントゴルフクラブ、㈱パインズゴルフクラブ、㈱関西ゴルフ倶楽部

 

〔メディカル事業〕

メディカル会員権の販売、その管理業務及びメディカルコンサルティング業務、居宅介護サービス事業等を行っております。

 

 《主な関係会社》

㈱ハイメディック、㈱東京ミッドタウンメディスン、㈱アドバンスト・メディカル・ケア、㈱CICS、京都プロメド㈱、㈱iMedical、㈱セントメディカル・アソシエイツ、㈱進興メディカルサポート、㈱シニアライフカンパニー、㈱ダイヤメディカルネット、㈱ウェルコンパス

 

〔その他〕

不動産の賃貸管理業務等を行っております。

 

 《主な関係会社》

アール・ティー開発㈱

 

その他、当社グループを対象としたポイント制度業務の請負業務を行っているアール・エフ・エス㈱と、当社の販売するホテル、ゴルフ、メディカル会員権購入者などを対象とした金銭の貸与業務を行っているジャストファイナンス㈱があります。

 

 

 

事業の系統図は、次のとおりであります。

 

※画像省略しています。
23/06/29

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

(1) 経営成績

※当連結会計年度の「計画」については、2022年11月9日付の業績予想に基づいております。

 

前連結会計年度

(実績)

当連結会計年度

(実績)

当連結会計年度

(計画)

前年同期比

計画比

売   上   高

157,782百万円

169,830百万円

166,500百万円

+7.6%

+2.0%

営 業  利 益

8,693百万円

12,270百万円

11,500百万円

+41.2%

+6.7%

経 常  利 益

11,123百万円

13,247百万円

12,000百万円

+19.1%

+10.4%

親会社株主に帰属する当期純利益

5,775百万円

16,906百万円

15,000百万円

+192.7%

+12.7%

 

(参考)評価営業利益

18,081百万円

22,358百万円

20,800百万円

+23.7%

+7.5%

 

 

(参考「評価営業利益」とは、未開業ホテルの会員権販売において、会員権代金の内「不動産代金」は、開業時に一括収益認識されることから、会計上、開業時まで繰延べられますが、その繰延利益が当会計期間中に計上されたと仮定した時の利益を表します。なお、加えて、メディカル会員権などの収益認識基準の影響も考慮し、当会計期間における実力値を示す経営指標として活用しております。)

〔計画比について〕
2022年11月付で上方修正した業績予想に対して、ホテル会員権の販売が好調に推移したこと、また、ホテルの稼働、メディカル施設の運営なども好調であったことなどから、リゾートトラストグループ全体として、売上高、利益とも計画を達成しました。

〔前年同期比について〕

  前年同期には、緊急事態宣言が発出されておりましたが、当期は行動制限が無い中で、会員権事業においては、2022年3月に販売を開始した「サンクチュアリコート琵琶湖」、2022年10月に販売を開始した「サンクチュアリコート日光」のホテル会員権の販売が好調であったことに加え、ホテルレストラン等事業において、コロナ前よりもリゾート宿泊需要が大きく、ホテルの稼働率が急回復しました。また、メディカル事業においても、引き続き、健康志向の高まりを受けて、メディカル会員権の販売が好調であり、会員数の増加に伴う会費収入の積み上がり等が収益へ貢献したことなどにより、リゾートトラストグループ全体として、増収増益となりました。

〔ROEについて〕

  資本の効率的活用や投資者を意識した経営を行っていくため、自己資本当期純利益率(ROE)を重要な指標の一つとして測定しております。当期のROEは好調な会員権販売に加え、一部ホテルの売却に伴い特別利益を計上したことなどにより15.4%となりました。当社の資本コストやWACCとの関係性からも適正な水準であると考えており、今後も10%以上を目安としていく方針であります。既存事業の更なる発展や、新規投資の際には資本コストを意識し、効率やリターンを鑑みながら、より投資効率の良いビジネス展開を図ってまいります。

〔経営成績について〕

当連結会計年度における、わが国経済は、ロシア・ウクライナ情勢の長期化等による、円安進行や資源価格、人件費などの高騰や、物価上昇などの影響が個人消費、企業活動で顕在化する中で、先行き不透明感が強まりました。このような環境下で、当社グループの状況は、前年度に引き続き、ホテル、メディカルの会員権販売が好調であり、会員制リゾートホテルへの宿泊需要がコロナ前を超える中で、グループ業績は急回復しました。

上記に加え、前年度末に一部ホテルの売却を決定したことに伴う「特別利益」約90億円が計上されたことなどにより、純利益は過去最高を更新しております。この結果として、売上高は169,830百万円(前年同期比7.6%増)、営業利益は12,270百万円(前年同期比41.2%増)、経常利益は13,247百万円(前年同期比19.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は16,906百万円(前年同期比192.7%増)となりました。

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 

〔会員権事業〕

 

前連結会計年度

(実績)

当連結会計年度

(実績)

当連結会計年度

(計画)

前年同期比

計画比

売   上   高

40,946百万円

34,945百万円

34,160百万円

△14.7%

+2.3%

セグメント利益

11,887百万円

11,182百万円

10,880百万円

△5.9%

+2.8%

 

 

会員権事業においては、2022年3月から販売を開始した「サンクチュアリコート琵琶湖」の会員権販売が好調に推移したことに加え、2022年10月よりシリーズ第3弾「サンクチュアリコート日光」を販売開始し、開業するまでの間、繰延べられる不動産代金の売上高、原価が増加したこと、前年同期に比べ、利益率の高い既存会員権の販売量が減少したことなどのセールスミックスにより、減収減益となりました。

〔ホテルレストラン等事業〕

 

前連結会計年度

(実績)

当連結会計年度

(実績)

当連結会計年度

(計画)

前年同期比

計画比

売   上   高

73,699百万円

89,747百万円

87,350百万円

+21.8%

+2.7%

セグメント利益

261百万円

4,167百万円

4,070百万円

+1,493.3%

+2.4%

 

 

ホテルレストラン等事業におきましては、前年同期には、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言が発出され、移動制限がありましたが、当期は経済活動再開に伴い、特に、リゾートホテルの需要はコロナ前を超えるほどまでに高まったことなどにより、一部ホテル売却の準備コストがかかったものの、増収増益となりました。

〔メディカル事業〕

 

前連結会計年度

(実績)

当連結会計年度

(実績)

当連結会計年度

(計画)

前年同期比

計画比

売   上   高

42,432百万円

44,422百万円

44,260百万円

+4.7%

+0.4%

セグメント利益

5,736百万円

6,053百万円

5,960百万円

+5.5%

+1.6%

 

 

メディカル事業におきましては、総合メディカルサポート倶楽部「グランドハイメディック倶楽部」の会員権販売が順調であったこと、また、会員の増加に伴う年会費収入等の増加などにより、増収増益となりました。

〔その他〕

 

前連結会計年度

(実績)

当連結会計年度

(実績)

当連結会計年度

(計画)

前年同期比

計画比

売   上   高

704百万円

714百万円

730百万円

+1.4%

△2.2%

セグメント利益

766百万円

687百万円

830百万円

△10.4%

△17.2%

 

 

「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸業等を含んでおります。

 

生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。

なお、当社グループの実態に即した内容を記載するため、生産実績及び受注実績に換えて収容実績、契約実績及び販売実績を記載しております。

 

収容実績

〔ホテルレストラン等事業〕

区分

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

収容能力

(人)

収容実績

 

室稼働率

(%)

1日平均
客数

収容能力

(人)

収容実績

 

室稼働率

(%)

1日平均
客数

カハラ

ザ・カハラホテル&リゾート 横浜

146

(106,580)

34,139

29.4

(32.0)

93.5

146

(106,580)

57,848

49.3

(54.3)

158.4

 

BCC

横浜ベイコート倶楽部

138

(129,210)

46,813

38.6

(36.2)

128.2

138

(129,210)

60,298

50.2

(46.7)

165.2

ラグーナベイコート倶楽部

193

(232,140)

75,248

38.4

(32.4)

206.1

193

(232,140)

85,433

44.1

(36.8)

234.0

芦屋ベイコート倶楽部

201

(241,630)

71,623

36.0

(29.6)

196.2

201

(241,630)

89,533

44.4

(37.1)

245.2

東京ベイコート倶楽部

292

(351,130)

87,217

35.5

(24.8)

238.9

292

(351,130)

122,644

49.1

(34.9)

336.0

ベイコート小計

824

(954,110)

280,901

36.8

(29.4)

824

(954,110)

357,908

47.0

(37.5)




エクシブ六甲SV

48

(60,225)

23,421

48.6

(38.9)

64.1

48

(60,225)

26,262

54.3

(43.6)

71.9

エクシブ湯河原離宮

187

(263,895)

120,955

66.8

(45.8)

331.3

187

(263,895)

139,771

76.8

(53.0)

382.9

エクシブ有馬離宮

175

(258,055)

121,859

68.9

(47.2)

333.8

175

(258,055)

146,983

81.8

(57.0)

402.6

エクシブ箱根離宮

187

(269,735)

131,172

72.6

(48.6)

359.3

187

(269,735)

151,465

82.5

(56.2)

414.9

エクシブ京都 八瀬離宮

210

(383,250)

122,615

58.7

(32.0)

335.9

210

(383,250)

160,243

76.0

(41.8)

439.0

エクシブ那須白河

58

(105,850)

34,076

62.5

(32.2)

93.3

58

(105,850)

37,439

72.6

(35.4)

102.5

エクシブ浜名湖

193

(352,225)

88,611

47.0

(25.2)

242.7

193

(352,225)

108,311

57.0

(30.8)

296.7

エクシブ初島クラブ

200

(265,240)

57,555

29.9

(21.7)

164.9

200

(277,400)

74,687

37.9

(26.9)

204.6

エクシブ鳴門&SV&SVⅡ

179

(326,675)

77,953

42.8

(23.9)

213.6

179

(326,675)

94,478

50.9

(28.9)

258.8

エクシブ蓼科

230

(419,750)

92,539

41.1

(22.0)

253.5

230

(419,750)

105,586

46.9

(25.2)

289.2

エクシブ琵琶湖

268

(454,060)

104,831

41.1

(23.1)

287.2

268

(454,060)

132,628

50.7

(29.2)

363.3

エクシブ山中湖&SV

280

(519,395)

110,183

41.6

(21.2)

301.9

280

(519,395)

131,041

48.6

(25.2)

359.0

エクシブ淡路島

109

(195,275)

33,568

31.5

(17.2)

91.9

109

(195,275)

46,845

42.8

(24.0)

128.3

エクシブ軽井沢&SV&パセオ&SVムセオ

288

(496,765)

125,525

46.5

(25.3)

343.9

288

(496,765)

145,460

53.6

(29.3)

398.5

エクシブ白浜&アネックス

248

(431,795)

80,877

32.9

(18.7)

221.6

248

(431,795)

103,053

41.6

(23.9)

282.3

エクシブ伊豆

227

(393,105)

52,995

24.3

(13.5)

145.1

227

(393,105)

70,946

32.5

(18.0)

194.3

エクシブ鳥羽&アネックス&鳥羽別邸

526

(843,150)

188,325

37.9

(22.3)

516.0

526

(843,150)

237,068

47.4

(28.1)

649.5

エクシブ小計

3,613

(6,038,445)

1,567,060

44.8

(26.0)

3,613

(6,050,605)

1,912,266

54.0

(31.6)

 

 

 

区分

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

収容能力

(人)

収容実績
 

室稼働率

(%)

1日平均
客数

収容能力

(人)

収容実績
 

室稼働率

(%)

1日平均
客数

 

 

 

 

 

 







リゾーピア熱海

206

(363,905)

47,904

30.1

(13.2)

131.2

206

(363,905)

82,937

51.3

(22.8)

227.2

リゾーピア久美浜

57

(101,835)

9,274

19.2

(9.1)

25.4

57

(101,835)

15,939

31.8

(15.7)

43.6

リゾーピア別府

57

(93,075)

19,698

35.5

(21.2)

53.9

57

(93,075)

27,480

48.1

(29.5)

75.2

サンメンバーズひるがの

36

(48,545)

13,255

42.6

(27.3)

36.3

36

(48,545)

17,975

58.1

(37.0)

49.2

サンメンバーズ京都嵯峨

67

(57,670)

8,451

20.9

(14.7)

23.1

67

(57,670)

16,834

39.3

(29.2)

46.1

サンメンバーズ東京新宿

(―)

(―)

(―)

(―)

サンメンバーズ鹿児島

105

(69,715)

23,858

50.4

(34.2)

65.3

105

(69,715)

38,862

82.4

(55.7)

106.4

サンメンバーズ小計

528

(734,745)

122,440

33.2

(16.7)

528

(734,745)

200,027

54.0

(27.2)





トラスティプレミア熊本

205

(168,630)

42,294

36.2

(25.1)

115.8

(―)

(―)

トラスティプレミア日本橋浜町

223

(202,940)

32,949

28.7

(16.2)

90.2

(―)

(―)

トラスティ名古屋白川

105

(79,570)

26,595

48.5

(33.4)

72.8

105

(79,570)

45,081

75.5

(56.7)

123.5

トラスティ金沢香林坊

207

(139,065)

40,843

40.4

(29.4)

111.8

(―)

(―)

トラスティ大阪阿倍野

202

(132,860)

40,590

43.7

(30.6)

111.2

202

(132,860)

78,282

79.5

(58.9)

214.4

トラスティ神戸旧居留地

141

(75,555)

28,709

41.7

(38.0)

78.6

(―)

(―)

トラスティ東京ベイサイド

200

(137,240)

47,619

50.8

(34.7)

130.4

200

(137,240)

73,776

74.5

(53.8)

202.1

トラスティ心斎橋

211

(103,660)

30,992

32.5

(29.9)

84.9

(―)

(―)

トラスティ名古屋栄

204

(95,995)

32,421

36.4

(33.8)

88.8

(―)

(―)

トラスティ小計

1,698

(1,135,515)

323,012

39.1

(28.4)

507

(349,670)

197,139

76.7

(56.4)

ホテル合計

6,809

(8,969,395)

2,327,552

5,618

(8,195,710)

2,725,188

 

(注) 1 収容能力欄には、稼働可能室数又は席数を記載しております。収容能力欄の( )内は延べ収容可能人数で、客室定員数に営業日数を乗じて算出しております。

2 室稼働率は利用室数を延べ稼働可能室数で除して算出しております。また、室稼働率欄の( )内は定員稼働率で、年間の収容実績人数を収容可能人数で除して算出しております。

3 「BCC」は、「ベイコート倶楽部」の略称であります。

4 「SV」は、「サンクチュアリ・ヴィラ」の略称であります。

 

契約実績

会員権事業の契約実績は次の通りであります。

区  分

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

  至 2022年3月31日

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

  至 2023年3月31日

期首
繰延残高

(百万円)

期中
契約高

(百万円)

期中
売上高

(百万円)

期末
繰延残高

(百万円)

期首
繰延残高

(百万円)

期中
契約高

(百万円)

期中
売上高

(百万円)

期末
繰延残高

(百万円)

登録料部分

27,275

(5,646)

27,275

(5,646)

29,567

(6,377)

29,567

(6,377)

不動産部分

(─)

29,477

(4,504)

10,723

(1,269)

18,753

(3,235)

18,753

(3,235)

36,310

(5,616)

2,586

(469)

52,477

(8,382)

保証金部分

10,661

11,375

その他①

1,573

1,573

817

817

小計

68,987

39,573

18,753

18,753

78,071

32,972

52,477

その他②

1,373

1,973

68,987

40,946

18,753

18,753

78,071

34,945

52,477

 

(注)1 「その他①」は、主に会員権の解約合意金であります。

2 「その他②」は、主に営業貸付金利息収入等であります。

3 (  )内は口数であります。

 

 

販売実績

 

区     分

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

  至 2022年3月31日

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

  至 2023年3月31日

数    量

金額(百万円)

数    量

金額(百万円)

会員権
事業

ホテル
会員権

登録料売上

5,646口

27,275

6,377口

29,567

不動産売上

1,269口

10,723

469口

2,586

 

37,999

 

32,154

その他

2,946

2,791

小        計

40,946

34,945

ホテル
レストラン等
事業

料飲売上

 

25,070

 

31,601

宿泊料売上

15,986

19,473

施設付帯売上

3,740

4,440

運営管理費収入

9,520

9,611

保証金償却収入

4,052

4,061

海外ホテル売上

5,646

9,631

その他

9,682

10,927

小        計

73,699

89,747

メディカル
事業

登録料収入

 

4,540

 

4,293

年会費収入

11,512

12,715

保証金償却収入

577

428

シニアレジデンス収入

13,578

13,621

その他

12,224

13,364

小        計

42,432

44,422

その他

賃貸料収入

 

648

 

673

その他

55

40

小        計

704

714

合      計

 

157,782

 

169,830

 

(注) 1 数量欄に記載のないものについては、取扱品目が多岐にわたり記載が困難のため記載しておりません。

2 会員権事業のその他は、会員権の解約合意金と営業貸付金利息収入等であります。

3 ホテルレストラン等事業のその他は、直営レストラン・受託レストランの売上高、名義書換料、通販収入、旅行部門の売上高、清掃業売上高、ヘアアクセサリー等の製造・販売、及びトータルビューティー事業、ゴルフ事業の売上高等であります。

4 メディカル事業のその他は、会員権の解約合意金と営業貸付金利息収入、サプリ等物販売上高、クリニック受託料収入、医療用機器賃貸料等であります。

5 その他のその他は、営業貸付金利息収入、別荘管理料等であります。

6 上記の金額は、連結消去後の数値であります。

 

 

施設別販売実績

〔ホテルレストラン等事業〕

区分

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

売上高(百万円)

売上高(百万円)

料飲売上

宿泊料売上

施設付帯
売上

小計

料飲売上

宿泊料売上

施設付帯
売上

小計

カハラ

ザ・カハラホテル&リゾート 横浜

1,565

795

222

2,583

2,069

1,320

269

3,659

BCC

横浜ベイコート倶楽部

316

650

158

1,125

413

867

180

1,461

ラグーナベイコート倶楽部

1,254

732

193

2,181

1,511

872

213

2,598

芦屋ベイコート倶楽部

1,282

734

189

2,205

1,615

964

256

2,837

東京ベイコート倶楽部

1,666

1,074

264

3,005

2,303

1,632

292

4,228

ベイコート小計

4,520

3,192

806

8,518

5,845

4,337

942

11,125




 

エクシブ六甲SV

456

229

45

731

539

267

56

863

エクシブ湯河原離宮

1,549

839

136

2,526

1,901

1,014

157

3,072

エクシブ有馬離宮

1,671

891

288

2,850

2,132

1,120

352

3,605

エクシブ箱根離宮

1,635

915

180

2,731

1,989

1,095

249

3,334

エクシブ京都 八瀬離宮

1,465

800

236

2,503

2,011

1,069

316

3,397

エクシブ那須白河

656

205

66

928

766

220

65

1,053

エクシブ浜名湖

1,141

477

158

1,777

1,406

592

215

2,214

エクシブ初島クラブ

617

351

168

1,137

826

427

204

1,458

エクシブ鳴門&SV&SVⅡ

731

456

110

1,298

845

531

147

1,524

エクシブ蓼科

927

519

94

1,541

1,083

591

108

1,783

エクシブ琵琶湖

1,238

468

150

1,857

1,566

602

205

2,374

エクシブ山中湖&SV

1,075

648

269

1,993

1,264

751

295

2,311

エクシブ淡路島

285

147

21

454

422

202

29

653

エクシブ軽井沢&SV&パセオ&SVムセオ

1,169

707

165

2,042

1,373

829

186

2,390

エクシブ白浜&アネックス

709

357

45

1,113

946

439

67

1,452

エクシブ伊豆

331

192

30

554

503

247

45

797

エクシブ鳥羽&アネックス&鳥羽別邸

2,135

1,056

242

3,434

2,661

1,298

308

4,268

エクシブ小計

17,800

9,266

2,410

29,477

22,241

11,301

3,011

36,555

 

 

 

 

 







リゾーピア熱海

224

329

16

570

558

491

35

1,086

リゾーピア久美浜

119

67

2

189

189

89

2

281

リゾーピア別府

104

140

11

257

194

196

16

408

サンメンバーズひるがの

116

100

5

222

159

113

7

280

サンメンバーズ京都嵯峨

48

96

2

147

90

138

4

233

サンメンバーズ東京新宿

3

3

サンメンバーズ鹿児島

7

101

7

116

9

196

10

216

サンメンバーズ小計

621

839

45

1,506

1,204

1,226

77

2,507

 

 

 

区分

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

売上高(百万円)

売上高(百万円)

料飲売上

宿泊料売上

施設付帯
売上

小計

料飲売上

宿泊料売上

施設付帯
売上

小計





トラスティプレミア熊本

117

300

13

431

トラスティプレミア日本橋浜町

98

208

3

311

トラスティ名古屋白川

3

122

112

238

11

236

107

355

トラスティ金沢香林坊

121

235

14

371

トラスティ大阪阿倍野

61

239

9

310

144

528

12

685

トラスティ神戸旧居留地

44

161

7

213

トラスティ東京ベイサイド

42

289

15

347

85

522

18

626

トラスティ心斎橋

59

181

63

305

トラスティ名古屋栄

14

152

14

181

トラスティ小計

563

1,892

255

2,711

241

1,288

137

1,667

ホテル合計

25,070

15,986

3,740

44,797

31,601

19,473

4,440

55,515

 附帯ゴルフ場売上

2,691

3,049

 関係会社ゴルフ売上

5,897

5,870

 運営管理費収入

9,520

9,611

 保証金償却収入

4,052

4,061

 海外ホテル売上

5,646

9,631

 その他収入

1,094

2,008

合計

73,699

89,747

 

(注) 1 その他収入は、直営レストラン・受託レストランの売上高、名義書換料、通販収入、旅行部門の売上高、清掃業売上高、ヘアアクセサリー等の製造・販売、及びトータルビューティー事業の売上高等であります。

2 「BCC」は「ベイコート倶楽部」の略称であります。

3 「SV」は「サンクチュアリ・ヴィラ」の略称であります。

 4 上記の金額は、連結消去後の数値であります。

 

 

(2) 財政状態

〔流動資産〕

流動資産は、前連結会計年度に比べて34.7%増加し、187,964百万円となりました。これは、主に割賦売掛金が28,430百万円、有価証券が7,215百万円、仕掛販売用不動産が19,435百万円、それぞれ増加した一方で、営業貸付金が11,958百万円、販売用不動産が981百万円、それぞれ減少したことなどによるものであります。

〔固定資産〕

固定資産は、前連結会計年度に比べて1.1%減少し、252,035百万円となりました。これは、主に有形固定資産が233百万円、差入保証金が1,684百万円、それぞれ増加した一方で、無形固定資産が1,421百万円、投資有価証券が3,232百万円、それぞれ減少したことなどによるものであります。

この結果、総資産は、前連結会計年度に比べて11.6%増加し、439,999百万円となりました。

〔流動負債〕

流動負債は、前連結会計年度に比べて17.5%増加し、156,695百万円となりました。これは、主に建設中のホテル会員権の販売進捗により前受金が31,674百万円増加したことなどによるものであります。

〔固定負債〕

 固定負債は、前連結会計年度に比べて3.4%増加し、159,414百万円となりました。これは、主に長期借入金が11,300百万円減少した一方で、長期リース債務が9,579百万円、償却型預り保証金が6,809百万円、それぞれ増加したことなどによるものであります。

この結果、負債合計は、前連結会計年度に比べて9.9%増加し、316,110百万円となりました。

〔純資産〕

純資産合計は、前連結会計年度に比べて16.0%増加し、123,889百万円となりました。これは、主に利益剰余金が13,141百万円増加したことなどによるものであります。その結果、当連結会計年度末における自己資本比率は26.8%となりました。

 

(3) キャッシュ・フロー

 

前連結会計年度

当連結会計年度

営業活動によるキャッシュ・フロー

22,662百万円

24,285百万円

投資活動によるキャッシュ・フロー

2,736百万円

6,314百万円

財務活動によるキャッシュ・フロー

△49,026百万円

△30,995百万円

現金及び現金同等物の期末残高

29,210百万円

28,926百万円

 

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて283百万円減少し、28,926百万円(前連結会計年度比1.0%減少)となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。

 

〔営業活動によるキャッシュ・フロー〕

当連結会計年度における営業活動による資金は、前連結会計年度と比べ、税金等調整前当期純利益の増加などにより24,285百万円の増加(前連結会計年度比1,622百万円の増加)となりました。当連結会計年度の資金の増加は、主に税金等調整前当期純利益22,567百万円、減価償却費9,264百万円などによるものであります。

 

〔投資活動によるキャッシュ・フロー〕

当連結会計年度における投資活動による資金は、前連結会計年度と比べ、有価証券の取得による支出の増加や、有形固定資産の取得による支出の増加の一方で、有形固定資産の売却による収入の増加などにより6,314百万円の増加(前連結会計年度比3,577百万円の増加)となりました。当連結会計年度の資金の増加は、有形固定資産の売却による収入19,677百万円などによるものであります。

 

〔財務活動によるキャッシュ・フロー〕

当連結会計年度における財務活動による資金は、前連結会計年度と比べ、社債の償還による支出の減少などにより30,995百万円の減少(前連結会計年度比18,030百万円の増加)となりました。当連結会計年度の資金の減少は、主に短期借入金の返済による支出7,699百万円や、長期借入金の返済による支出18,587百万円などによるものであります。

 

〔資本の財源及び資金の流動性〕

当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、ホテルの建設や既存施設の修繕を目的とした設備投資に必要な資金及びその他の所要資金には手元資金を充当することを基本的な方針とし、グループ内資金の活用による効率的な資金運用を行っております。また、必要に応じて、借入等による資金調達を行うこととしております。

 

〔資金調達について〕

当社グループは、事業を行う上で必要となる運転資金や成長のための投資資金を、営業キャッシュ・フローを主とした内部資金だけでなく、金融機関からの借入や社債の発行などの外部資金を有効に活用しておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化に備え、手許流動性と資金調達枠の確保に努めております。代替流動性の状況は以下のとおりです。

 当座貸越契約        77億円

 コミットメントライン契約 850億円(震災用含む)

なお、当連結会計年度末において、借入実行残高は13億円であります。

 

(4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。