E01211 Japan GAAP
前期
197.5億 円
前期比
115.7%
株価
2,432 (03/03)
発行済株式数
6,306,000
EPS(実績)
381.93 円
PER(実績)
6.37 倍
平均年齢(勤続年数)
0.0歳(0.0年)
従業員数
0.0人(連結:806人)
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(ヤマウホールディングス株式会社)及び連結子会社8社(株式会社ヤマウ、メック株式会社、光洋システム機器株式会社、大分フジ株式会社、開成工業株式会社、大栄開発株式会社、株式会社熊本ヤマウ、中外道路株式会社)で構成されており、土木製品、景観製品、レジンコンクリート製品から構成されるコンクリート製品製造・販売を主な事業内容とし、更に水門・堰の製造及び施工並びに保守事業、地質調査・コンサルタント業務及び土木工事業、情報機器の販売及び保守事業、コンクリート構造物の点検・調査、補修工事事業、橋梁・高架道路用伸縮装置の製造・販売・設置工事事業、不動産事業に取り組んでおります。
なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については、連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。
※株式会社ヤマウは、2024年4月1日付で、株式会社リペアエンジを吸収合併しております。
当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであります。以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。
土木製品、景観製品、レジンコンクリート製品から構成されるコンクリート製品の製造・販売を行っております。なお、その主要な製品は次のとおりであります。
(主な関係会社)㈱ヤマウ、大分フジ㈱、㈱熊本ヤマウ
主に水門、除塵機、水管橋等鋼構造物の製造、施工並びにそれらの保守を行っております。
(主な関係会社)開成工業㈱
主に地質調査及び地すべり対策工事並びに測量・設計業務を行っております。
(主な関係会社)大栄開発㈱
(情報機器の販売及び保守事業)
主に金融機関向け業務処理支援機器、貨幣処理機及びその周辺機器の販売並びにそれらの保守事業を行っております。
(主な関係会社)光洋システム機器㈱
主に橋梁、トンネル等コンクリート構造物の点検・調査請負、補修・補強設計業務の請負を行っております。
(主な関係会社)㈱ヤマウ、メック㈱
主に橋梁・高架道路用伸縮装置の製造・販売及び工事の施工を行っております
(主な関係会社)中外道路㈱
(不動産事業)
主に不動産の賃貸を行っております。
(主な関係会社)当社
以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
当連結会計年度における我が国の経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の回復等により緩やかな景気の回復が見られる一方で、資源価格の高騰、物価上昇、米国の政策動向の影響懸念など、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループの主要市場である九州の経済については、国が進める防災・減災、国土強靭化のための予算が配分される一方で、中・長期的には公共投資の縮減により漸減する方向であることが予想されます。また、先行きが見通せない資材・原材料・エネルギー価格等の高騰による影響もあり、予断を許さない状況であります。
このような経営環境下で当社グループでは、2035年を目標とする「ヤマウグループ長期VISION2035」と2024年4月から2027年3月までを計画期間とする「中期経営計画 Plan C³」を策定いたしました。長期ビジョンの実現に向けた1st Stageである「Plan C³」を「変革と創造への挑戦」期と位置付け、将来目線に立ったグループの構造改革と成長戦略に取り組んでおります。
当連結会計年度の業績は、売上高は228億37百万円(前年同期比15.7%増)、営業利益が35億65百万円(前年同期比38.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が24億8百万円(前年同期比38.6%増)となりました。
セグメントの経営成績を示すと次のとおりであります。
当連結会計年度においては、公共投資が耐震、長寿命化、老朽化対策などの既存インフラの維持管理や防災・減災対策へシフトしていくなか、インフラ整備工事への対応や、高騰する資材・原材料・物流費等の販売価格への転嫁並びに製造原価、一般管理費の削減等に取り組んで参りました。
その結果、当連結会計期間においては、コンクリート製品製造・販売事業の売上高は、大型案件の出荷増や販売価格への転嫁が進んだことなどにより126億20百万円(前年同期比33.8%増)、セグメント利益(営業利益)は25億16百万円(前年同期比82.2%増)となりました。
(水門・堰の製造及び施工並びに保守事業)
水門・堰の製造及び施工並びに保守事業の売上は、水門、除塵機、水管橋等鋼構造物の製造、施工並びにそれらの保守によるものであります。
当連結会計年度においては、水門・堰の製造及び施工並びに保守事業の業績は、進行基準対応や原価回収基準対応の期末越え(2024年3月末)案件の増加に加え、当期受注も堅調に推移したこと等により、売上高は44億23百万円(前年同期比19.7%増)、セグメント利益(営業利益)は5億51百万円(前年同期比51.9%増)となりました。なお、樋門ゲート補修工事時における海水流入事故に関し、当連結会計年度において補償費用等11百万円を引当金に追加計上し補償費用等の支払いを行いました。また、当該事故に係る建設業総合賠償保険からの保険金として25百万円を受領しております。
(地質調査・コンサルタント業務及び土木工事事業)
地質調査・コンサルタント業務及び土木工事事業の売上は、地質調査及び地すべり対策工事並びに測量・設計業務によるものであります。
当連結会計年度においては、地質調査・コンサルタント業務及び土木工事事業の業績は、前年度において大口受注のJV土木工事が完工したこと等により、売上高は、19億7百万円(前年同期比15.0%減)、セグメント利益(営業利益)は、1億9百万円(前年同期比57.8%減)となりました。
(橋梁・高架道路用伸縮装置の製造・販売・設置工事事業)
橋梁、高架道路用伸縮装置の製造・販売・設置工事事業の売上は、主に橋梁、高架道路用伸縮装置の製造・販売・設置工事によるものであります。
当連結会計年度においては、製品販売や伸縮装置の設置工事において前年度のような特需がなかったことにより、売上高は28億54百万円(前年同期比9.4%減)、のれん償却後のセグメント利益(営業利益)は1億23百万円(前年同期比46.2%減)となりました。
(コンクリート構造物の点検・調査、補修工事事業)
コンクリート構造物の点検・調査、補修工事事業の売上は、橋梁、トンネル等コンクリート構造物の点検・調査業務の請負、補修工事・補強設計業務の請負によるものであります。
当連結会計年度においては、コンクリート構造物の点検・調査、補修工事事業の売上高は、期末越え(2024年3月末)受注案件の減少もあり7億80百万円(前年同期比26.0%減)、セグメント利益(営業利益)は1億2百万円(前年同期比32.1%減)となりました。
(情報機器の販売及び保守事業)
情報機器の販売及び保守事業の売上は、主に金融機関向け業務処理支援機器及びその周辺機器の販売並びにそれらの保守事業によるものであります。
当連結会計年度においては、情報機器の販売及び保守事業の売上高は2億10百万円(前年同期比26.3%増)、セグメント利益(営業利益)は42百万円(前年同期比19.7%増)となりました。
(不動産事業)
不動産事業の売上は、主に不動産の賃貸によるものであります。
当連結会計期間においては、不動産事業の売上高は2億76百万円(前年同期比0.1%増)、セグメント利益(営業利益)は1億21百万円(前年同期比25.7%減)となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べて1.6%増加し、168億23百万円となりました。これは、主として、現金及び預金が4億61百万円、売掛金が3億51百万円、契約資産が2億97百万円それぞれ増加し、受取手形が8億29百万円減少したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて2.8%減少し、70億34百万円となりました。これは主として、有形固定資産が77百万円増加し、無形固定資産が47百万円、投資その他の資産が2億35百万円それぞれ減少したことによるものであります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて0.3%増加し、238億58百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べて11.6%減少し、104億73百万円となりました。これは、主として、未払金が1億17百万円、未払法人税等が3億78百万円それぞれ増加し、支払手形及び買掛金が8億11百万円、電子記録債務が9億63百万円それぞれ減少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて19.1%減少し、10億11百万円となりました。これは、主として長期借入金が3億14百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて12.3%減少し、114億85百万円となりました。
純資産は、前連結会計年度末に比べて15.7%増加し、123億72百万円となりました。これは、主として利益剰余金が18億82百万円増加したことによるものであります。
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、営業活動により21億95百万円増加し、投資活動により6億35百万円、財務活動により11億23百万円それぞれ減少したことにより、当連結会計年度末には、52億38百万円(前連結会計年度は48億1百万円)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の増加は、21億95百万円(前連結会計年度は31億35百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益で36億78百万円、減価償却費で7億81百万円、棚卸資産の減少で90百万円それぞれ資金が増加し、仕入債務の減少で17億75百万円、法人税等の支払額で9億25百万円それぞれ資金が減少したことによるものであります。
当連結会計年度における投資活動による資金の減少は、6億35百万円(前連結会計年度は5億81百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出で6億82百万円資金が減少し、有形固定資産の売却による収入で1億18百万円、投資有価証券の償還による収入70百万円、定期預金の払戻による収入で33百万円資金が増加したことによるものであります。
当連結会計年度における財務活動による資金の減少は、11億23百万円(前連結会計年度は13億6百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出で4億23百万円、配当金の支払による支出で5億25百万円それぞれ資金が減少したことによるものであります。
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 金額は製造原価で表示しております。
2 セグメント間取引については、相殺消去しております。
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 金額は仕入価格で表示しております。
2 セグメント間取引については、相殺消去しております。
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)他のセグメントにつきましては、一部特殊製品についてのみ受注生産を行っておりますが、大部分は過去の実績に基づく見込み生産を行っておりますので記載を省略しております。
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 総販売実績に対して10%以上に該当する販売先はありません。
2 セグメント間取引については、相殺消去しております。
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者により、一定の会計基準の範囲内で資産、負債並びに収益、費用の数値に影響を与える見積りが行われている部分があります。当該見積りにつきましては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
なお、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及びその仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
連結財務諸表に与える影響が大きいと考えられる項目は以下のとおりであります。
1.繰延税金資産
当社グループは、繰延税金資産について定期的に回収可能性を検討し、当該資産の回収が不確実と考えられる部分に対して評価性引当額を計上しております。回収可能性の判断においては、将来の課税所得見込額を考慮して、将来の税金負担額を軽減する効果を有すると考えられる範囲で繰延税金資産を計上しております。将来の課税所得見込額は、その時の業績等により変動するため、課税所得の見積りに影響を与える要因が発生した場合は、回収懸念額の見直しを行い繰延税金資産の修正を行うため、親会社株主に帰属する当期純損益金額が変動する可能性があります。
2.請負契約における一定の期間にわたり履行義務を充足し認識する収益における工事原価総額見積り
「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」をご参照願います。
当社グループの経営成績につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の概要」をご参照願います。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照願います。
当社グループの主要な資金の需要は、製品製造のための原材料費、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに当社グループの設備新設、更新等に係る投資であります。
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
短期運転資金については、自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金については、金融機関からの長期借入を基本としております。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は36億3百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、52億38百万円となっております。