売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率

ニュース

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最終更新:

E01441 Japan GAAP

売上高

176.3億 円

前期

154.1億 円

前期比

114.4%

時価総額

35.4億 円

株価

553 (07/12)

発行済株式数

6,400,000

EPS(実績)

38.65 円

PER(実績)

14.31 倍

平均給与

545.4万 円

前期

522.9万 円

前期比

104.3%

平均年齢(勤続年数)

46.3歳(16.2年)

従業員数

229人(連結:338人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

3【事業の内容】

 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社トーアミ)及び子会社3社(住倉鋼材株式会社、株式会社渡部建設、FDテクノ株式会社)並びに持分法適用関連会社1社(SMC TOAMI LIMITED LIABILITY COMPANY)により構成されております。

 当社グループの事業区分は、「土木建築用資材事業」「土木・建築工事事業」の2つの報告セグメントからなります。

 当社グループの事業区分をセグメントごとの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けを品目区分別に示すと、次のとおりであります。

土木建築用資材事業………………棒線加工品(溶接金網及び鉄筋加工品)、コンクリート二次製品用溶接金網、メッシュフェンス等

                              国内においては、当社及び住倉鋼材株式会社並びにFDテクノ株式会社が製造、販売しております。

海外においては、SMC TOAMI LIMITED LIABILITY COMPANYがベトナム社会主義共和国で各種ワイヤーメッシュを製造、販売しております。

土木・建築工事事業………………型枠大工工事、コンクリート工事、造成工事、駐車場整備工事、河川護岸工事

外構工事等

国内においては、株式会社渡部建設が行っております。

 

 以上の状況を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。

※画像省略しています。

 

24/06/28

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

①財政状態及び経営成績の状況

 当連結会計年度における世界経済は、長期化するウクライナ情勢や緊迫する中東紛争等の地政学リスクに加え、中国における不動産不況、インフレ対策として各地域中央銀行による金融引き締め政策等により、安定感に欠ける不透明な状況が継続しました。我が国における経済につきましては、日本銀行による金融緩和政策の継続により、個人消費やインバウンド需要は回復基調にあり、一時日経平均株価は史上最高値を更新する一方、急激な円安の影響もあり幅広い品目で物価上昇傾向が定着するなど、先行き景気の下押し圧力が懸念される力強さに欠ける状況で推移いたしました。

 当社グループの主な事業分野である建設・土木業界におきましては、公共建設投資は底堅く推移し、民間設備投資も持ち直しの動きが出ているものの、資材価格が高止まりするなか、賃上げ実施などの建設コストの持続的な上昇や、恒常的な人材不足による建築工期の長期化傾向など、当社グループを取り巻く事業環境は、険しい状況が続きました。

 このような環境において、当社グループは、中期経営計画(2021年4月から2024年3月までの3か年を対象期間)に掲げる「安定から成長へ」の旗印のもと、新市場開拓、設備投資による効率化、事業提携・M&Aなどに果敢に挑み、事業基盤を再構築し、当社グループ内外での連携強化に取り組みました。この結果、当連結会計年度の経営成績等は以下のとおりとなりました。

 

a.財政状態

 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ11億51百万円増加し、195億11百万円となりました。主な要因としましては、現金及び預金が4億55百万円、原材料及び貯蔵品が7億57百万円それぞれ減少しましたが、電子記録債権が2億69百万円、売掛金が3億14百万円、前払金が13億円、投資有価証券が2億13百万円それぞれ増加したことによるものであります。

 負債合計は、前連結会計年度末に比べ9億42百万円増加し、85億20百万円となりました。主な要因としましては、長期借入金が8億23百万円減少しましたが、支払手形及び買掛金が3億9百万円、短期借入金が12億57百万円、繰延税金負債が1億3百万円それぞれ増加したことによるものであります。

 純資産は、前連結会計年度末に比べ2億9百万円増加し、109億91百万円となりました。主な要因としましては、自己株式が1億61百万円増加したことにより減少しましたが、利益剰余金が1億56百万円、その他有価証券評価差額金が1億45百万円それぞれ増加したことによるものであります。

 

b.経営成績

 当連結会計年度の当社グループの売上高は、176億28百万円(前年同期比14.4%増)となりました。

 損益面におきましては、資材・材料価格が高止まりの状況にあるものの、生産・施工計画をもとに採算管理を徹底し、受注価格水準の維持・スプレッド確保に努めた結果、営業利益は3億24百万円(前年同期は営業損失1億6百万円)、経常利益は3億37百万円(前年同期は経常損失95百万円)となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は2億47百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失72百万円)となりました。

 

 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

 

(土木建築用資材事業)

 土木建築用資材事業における売上高は、棒線加工品の溶接金網は大型案件が低減し、中小案件の受注環境の悪化等により全体として数量減となりましたが、獣害用金網やフープ筋の出荷数量が増加したこと等により、売上高は増加し154億15百万円(前年同期比9.6%増)となりました。また、原材料価格の高止まりや輸送費の上昇等の影響はあるものの、採算管理を徹底し販売価格への反映に努めた結果、セグメント利益は6億81百万円(前年同期比105.9%増)となりました。

 

(土木・建築工事事業)

 土木・建築工事事業における売上高は、公共土木工事が減少しましたが、民間企業の設備投資に関する引き合いは順調に推移し、災害復旧需要の取り込みなど手持ち工事を着実に消化しました。九州エリアを始めとしてグループ内でのシナジー効果による受注増加もあり、売上高は23億29百万円(前年同期比63.2%増)となりました。また、外注労務費や建築資材の高騰の影響を受け建築躯体部門などの一部で不採算工事も発生しましたが、物件単位のコスト管理を徹底し、セグメント利益は89百万円(前年同期はセグメント損失6百万円)となりました。

 

②キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ4億55百万円減少し、当連結会計年度末には8億95百万円となりました。

 

 また、当連結会計年度における各キャッシュ・フローは、次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は13億37百万円(前年同期は6億74百万円の支出)となりました。

 これは主に税金等調整前当期純利益3億36百万円、減価償却費3億15百万円、のれん償却額39百万円、売上債権の増加4億79百万円、棚卸資産の減少6億99百万円、仕入債務の増加3億7百万円によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度において投資活動の結果支出した資金は19億55百万円(前年同期は14億5百万円の支出)となりました。

 これは主に有形固定資産の取得による支出4億73百万円、関係会社貸付金の回収による収入88百万円、関係会社貸付けによる支出1億54百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出38百万円、関係会社株式取得のための前払金の支出13億円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度において財務活動の結果獲得した資金は1億60百万円(前年同期は17億94百万円の獲得)となりました。

 これは主に短期借入の純増加12億57百万円、長期借入金の返済による支出8億13百万円、自己株式の取得による支出1億61百万円、配当金の支払額90百万円によるものであります。

 

③生産、受注及び販売の実績

a.生産実績

当社グループの当連結会計年度の生産実績は、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

前年同期比(%)

土木建築用資材(千円)

11,449,409

105.7

合計(千円)

11,449,409

105.7

(注)1.金額は製造原価によっております。

2.当社グループのセグメントのうち、「土木・建築工事事業」は、生産実績を定義することが困難なため上記生産実績を記載しておりません。

 

b.商品仕入実績

当社グループの当連結会計年度の商品仕入実績は、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

前年同期比(%)

土木建築用資材(千円)

1,889,091

113.0

合計(千円)

1,889,091

113.0

(注)1.金額は仕入価額によっております。

2.当社グループのセグメントのうち、「土木・建築工事事業」は、商品仕入実績がないため記載しておりません。

 

c.受注実績

当社グループの当連結会計年度の受注実績は、次のとおりであります。

セグメントの名称

受注高(千円)

前年同期比(%)

受注残高(千円)

前年同期比(%)

土木・建築工事

2,460,795

129.6

1,524,168

110.6

合計

2,460,795

129.6

1,524,168

110.6

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.当社グループのセグメントのうち、「土木建築用資材事業」は、見込生産を行っているため、該当事項はありません。

 

d.販売実績

当社グループの当連結会計年度の販売実績は、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

前年同期比(%)

土木建築用資材(千円)

15,313,600

109.4

土木・建築工事(千円)

2,314,434

162.7

合計(千円)

17,628,035

114.4

(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。

 

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 

 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりであります。

 

a.財政状態の分析

(流動資産)

 流動資産は、前連結会計年度末に比べ4億28百万円増加して109億98百万円となりました。

 主たる要因は、売掛金が3億14百万円、電子記録債権が2億69百万円、前払金が13億円それぞれ増加したことによるものであります。

 

(固定資産)

 有形固定資産は、前連結会計年度末に比べ4億10百万円増加して71億4百万円となりました。

 主たる要因は、建物及び構築物が1億90百万円、機械装置及び運搬具が1億46百万円それぞれ増加したことによるものであります。

 無形固定資産は、前連結会計年度末に比べ24百万円減少して1億74百万円となりました。

 主たる要因は、のれんが39百万円減少したことによるものであります。

 投資その他の資産は、前連結会計年度末に比べ3億37百万円増加して12億33百万円となりました。

 主たる要因は、投資有価証券が2億13百万円増加したことによるものであります。

 以上の結果、固定資産合計は、前連結会計年度末に比べ7億22百万円増加して85億12百万円となりました。

 

(流動負債)

 流動負債は、前連結会計年度末に比べ19億43百万円増加して64億85百万円となりました。

 主たる要因は、支払手形及び買掛金が3億9百万円、短期借入金が12億57百万円それぞれ増加したことによるものであります。

 

(固定負債)

 固定負債は、前連結会計年度末に比べ10億円減少して20億34百万円となりました。

 主たる要因は、長期借入金が8億23百万円減少したことによるものであります。

 

(純資産の部)

 利益剰余金は、前連結会計年度末に比べ1億56百万円増加して83億92百万円となりました。

 主たる要因は、剰余金の配当により90百万円減少しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益により2億47百万円増加したことによるものであります。

 自己株式は、前連結会計年度末に比べ1億61百万円増加して3億28百万円となりました。

 その他の包括利益累計額は、前連結会計年度末に比べ2億2百万円増加して3億40百万円となりました。

 主たる要因は、その他有価証券評価差額金が1億45百万円増加したことによるものであります。

 以上の結果、純資産の部の合計は、前連結会計年度末に比べ2億9百万円増加して109億91百万円となりました。

 

b.経営成績の分析

(売上高)

 新市場開拓、設備投資による効率化、事業提携・M&Aなどに果敢に挑み、事業基盤を再構築し、当社グループ内外での連携強化に取り組んだことにより、当社グループの連結会計年度の売上高は、176億28百万円(前年同期比14.4%増)となりました。

 

(売上原価、販売費及び一般管理費)

 売上原価は、前連結会計年度に比べ16億10百万円増加して149億26百万円となりました。

 主たる要因は、資材・材料価格が高止まりの状況にあること等により増加した一方、前連結会計年度に比べ売上原価率においては1.7ポイント改善しております。

 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ1億71百万円増加して23億77百万円となりました。

 主たる要因は、運搬費が24百万円、給料及び手当が74百万円、法定福利及び厚生費が22百万円それぞれ増加したことによるものであります。

 

(営業損益)

 前連結会計年度は1億6百万円の営業損失でしたが、当連結会計年度は3億24百万円の営業利益となりました。

 

(営業外収益・費用)

 営業外収益は、前連結会計年度に比べ10百万円増加して1億14百万円となりました。

 主たる要因は、受取利息が6百万円、受取配当金が3百万円それぞれ増加したことによるものであります。

 営業外費用は、前連結会計年度に比べ8百万円増加して1億1百万円となりました。

 主たる要因は、貸倒引当金繰入額が13百万円減少しましたが、持分法による投資損失が19百万円増加したことによるものであります。

 

(経常損益)

 前連結会計年度は95百万円の経常損失でしたが、当連結会計年度は3億37百万円の経常利益となりました。

 

(特別利益・損失)

 特別利益は、前連結会計年度に比べ1億41百万円減少して3百万円となりました。

 主たる要因は、投資有価証券売却益が1億38百万円減少したことによるものであります。

 特別損失は、前連結会計年度に比べ58百万円減少して4百万円となりました。

 主たる要因は、段階取得に係る差損が44百万円、減損損失が16百万円それぞれ減少したことによるものであります。

 

(親会社株主に帰属する当期純損益)

 前連結会計年度は72百万円の親会社株主に帰属する当期純損失でしたが、当連結会計年度は2億47百万円の親会社株主に帰属する当期純利益となりました。

 

 当社グループの経営成績等に重要な影響を与える要因といたしましては、建築現場での慢性的な人手不足やエネルギー・資源価格の高騰が続き、物流や調達コストを押し上げる要因となっており、欧米ではインフレ抑制のための金融引き締めによる個人消費の低下及び投資の抑制が、景気を減速する懸念が高まっております。このような環境のなか、当社グループの前中期経営計画の重点施策の一つである「新市場開拓」として、2023年4月3日にFDテクノ九州株式会社(現:FDテクノ株式会社)の発行済株式の85.1%を取得し連結子会社となったことから、取り扱い製品ラインナップを強化し、更なる事業拡大・新市場開拓を図り、当社の事業基盤を活用した同社のサービス拠点拡充により、双方の顧客に対して、よりきめ細やかなサービスを提供するなど、当社グループ全体の成長に繋げるよう提携の幅を広げてまいります。

 今後における当社グループの経営への対応としましては、「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営環境、(5)対処すべき課題」に記載のとおりであります。

 

②キャッシュ・フローの状況についての分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については次のとおりであります。

 当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、材料及び商品仕入のほか、労務費、製造経費、販売費及び一般管理費の営業費用であります。近年の資金投資の状況は、生産性及び効率性向上のための機械設備の購入及び労務管理の合理化のためのシステム投資であり、その他は、主として諸設備の更新及び改良によるものであります。これらは、基本的に自己資金を主な充当原資としており、不足が生じる場合のみ金融機関からの短期融資にて賄ってまいります。

 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローにつきましては、主に関係会社株式取得のための前払金の支出等により投資活動によるキャッシュ・フローの支出が増加しましたが、販売金額増加により改善した営業活動によるキャッシュ・フローの収入13億37百万円、短期借入れ等により獲得した財務活動によるキャッシュ・フローの収入1億60百万円、前年同期末の現金及び現金同等物の期末残高13億50百万円による資金で賄いました。当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は8億95百万円と前年同期比で4億55百万円減少しましたが、来期においても営業活動によるキャッシュ・フローの収入、取引金融機関との間で維持されている良好な取引関係等から、当社グループに必要な事業資金の流動性は、十分に確保されているものと考えております。

 

③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、会計方針の選択、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。これらの見積りについては過去の実績やその時点での情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積りそのものに不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。

 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しておりますが、特に以下の重要な会計方針が連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に影響を及ぼすと考えております。

 

・関係会社長期貸付金、関係会社出資金

 関連会社であるSMC TOAMI LIMITED LIABILITY COMPANYについて、同社の将来の収益性をふまえ、その財務諸表を必要に応じて修正したうえで持分法を適用しております。

・退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産

 従業員退職給付費用及び債務は、数理計算上で設定される前提条件に基づき算出されております。これらの前提条件には、割引率、発生した給付額、利息費用、年金資産の長期期待運用収益率、死亡率などの要素が含まれております。

・繰延税金資産、繰延税金負債

 当社グループは、繰延税金資産について、その回収可能性を考慮して、評価性引当額を計上しております。評価性引当額を計上する際には、将来の課税所得を合理的に見積っております。