E01998 Japan GAAP
前期
632.7億 円
前期比
104.1%
株価
2,895 (03/11)
発行済株式数
37,735,784
EPS(実績)
174.77 円
PER(実績)
16.56 倍
前期
819.9万 円
前期比
101.0%
平均年齢(勤続年数)
47.1歳(19.6年)
従業員数
16人(連結:2,148人)
当社グループは、当社(持株会社)及び連結子会社42社並びに関連会社1社で構成されております。その主な事業内容は、赤外線などを利用した検知センサーを中心に、防犯用製品・自動ドア用製品・産業機器用製品・LED照明関連製品・産業用コンピュータシステム・自動化機械装置等の開発、製造、販売を行っております。当社グループのセグメント毎の主な事業内容及び主要な関係会社は、次のとおりであり、下記の事業区分は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
なお、当社は特定上場会社等であります。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
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事業区分 |
主要な製品及びサービス内容 |
主要な会社 |
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SS事業 |
防犯、自動ドア、社会・環境関連等各種センサー及び同装置に関する各種システムの開発・製造・販売 |
国内 |
オプテックス㈱ エクノス㈱ |
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海外 |
OPTEX INCORPORATED OPTEX SECURITY B.V. |
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IA事業 |
ファクトリーオートメーション用光電センサー関連機器、画像処理用LED照明装置及び制御装置、産業用コンピュータシステム、自動化機械装置等の開発・製造・販売 |
国内 |
オプテックス・エフエー㈱ シーシーエス㈱ ミツテック㈱ 東京光電子工業㈱ ジックオプテックス㈱ (注)1 その他1社 |
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海外 |
広州奥泰斯工業自動化控制設備有限公司 CCS America,Inc. CCS Europe Holding B.V. EFFILUX SAS Gardasoft Vision Ltd. その他1社 |
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EMS事業 |
当社グループ製品の製造及び電子機器の受託生産サービス |
国内 |
オプテックス・エムエフジー㈱ |
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海外 |
OPTEX (DONGGUAN)CO.,LTD. |
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その他 |
ソフトウェア開発 アウトドアアクティビティ及び環境体験学習運営 |
国内 |
㈱スリーエース オーパルオプテックス㈱ |
当社グループにおける事業系統図は、次のとおりであります。
※画像省略しています。
(注)1.持分法適用関連会社
2.(注)1.以外はすべて連結子会社であります。
3.非連結子会社は、記載を省略しております。
4.㈱スリーエースは、2025年1月1日付で連結子会社であるオプテックス㈱に株式譲渡を行い、孫会社といたしました。
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
a.経営成績の状況
当連結会計年度(2024年1月~2024年12月)における世界経済は、原材料・資源価格の高騰、欧米での高金利政策の継続、中国経済の低迷など、不透明な状況が続きました。
このような状況の中、当社グループは、「ベンチャースピリット溢れる企業集団を目指す。」を企業理念とし、グループ本社の機能を充実することで、各事業会社の相互連携を強化し、グループ全体での間接コストを抑制して、利益成長を加速させることを経営方針に掲げてまいりました。
本年度の重点施策として、「ソリューション提案事業」への移行を効果的に進め、各事業の成長と収益性向上を目指してまいりました。また、当社グループの「サステナビリティ基本方針」に基づき、事業を通じて様々な社会・環境課題を解決することで、社会の持続的な発展への貢献と企業価値の最大化に向け邁進してまいりました。
当連結会計年度の経営成績は、SS事業及びIA事業のMECT関連が順調に推移したことや、為替の影響等により、売上高は632億69百万円と前年度に比べ12.2%の増収となりました。利益面につきましては、売上構成比の変化等により原価率が上昇したことに加え、為替の影響や人件費の増加等はあったものの、売上総利益の増加がこれらを吸収した結果、営業利益は71億21百万円(前年度比20.7%増)、経常利益は77億49百万円(前年度比23.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は56億89百万円(前年度比23.5%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、報告セグメント内の収益の分解情報のうち「SS事業」において、従来「防犯関連」及び「その他」に含めていた「社会及び環境関連事業」の量的な重要性が増したため、「社会・環境関連」として記載する等、区分方法を変更しております。以下の前年度比較については、変更後の区分に組み替えた数値で比較しております。
(SS事業)
SS事業は、売上高279億5百万円(前年度比10.7%増)、営業利益は高収益製品の販売増による原価率の低減等により38億87百万円(前年度比22.0%増)となりました。
防犯関連は、売上高182億27百万円(前年度比10.8%増)となりました。国内では大型重要施設向けソリューション販売が堅調に推移したものの、警備会社向けの販売は伸び悩みました。一方、海外ではインフレなどの影響を受けたものの、欧米で屋外用センサー及びデータセンター等の大型重要施設向けソリューション販売が順調に推移した結果、前年度実績を上回りました。
自動ドア関連は、売上高69億64百万円(前年度比5.9%増)となりました。国内では自動ドアセンサー及び客数情報カウントシステムの販売が堅調に推移しました。また、海外での自動ドアセンサーの販売は前年度並みで推移したものの、為替影響により前年度実績を上回りました。
社会・環境関連は、国内及び米国での車両検知センサーの販売が好調に推移した結果、売上高27億13百万円(前年度比25.3%増)となりました。
(IA事業)
IA事業は、売上高337億48百万円(前年度比13.5%増)、営業利益は37億64百万円(前年度比22.8%増)となりました。
FA関連は、国内では半導体関連向けの販売が堅調に推移しましたが、海外ではヨーロッパにおける顧客の在庫調整及び中国における設備投資需要の低迷の影響を受け、販売が低調に推移した結果、売上高は83億49百万円(前年度比12.2%減)となりました。
MVL関連は、国内では半導体、電気・電子部品向けの販売が伸び悩みましたが、海外では米国及びアジア向けの販売が順調に推移した結果、売上高は142億66百万円(前年度比4.2%増)となりました。
IPC関連は、半導体製造装置向けを中心とした製品の販売が順調に推移したことにより、売上高は49億26百万円(前年度比11.9%増)となりました。
MECT関連は、二次電池製造装置の納入が順調に進んだことから、売上高は62億6百万円(前年度比190.2%増)となりました。
(EMS事業)
EMS事業における外部顧客への売上高は、生産受託案件が順調に推移したことにより10億42百万円(前年度比23.1%増)となりました。営業損益はグループ内製品の製造量が減少した結果、1億20百万円の営業損失(前年度は1億14百万円の利益)となりました。
b.財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は728億50百万円となり、前連結会計年度末に比べ57億23百万円増加しました。
流動資産は580億25百万円となり、53億89百万円増加しました。これは主に、有価証券が5億5百万円減少したものの、現金及び預金が39億45百万円、売上高の増加により受取手形及び売掛金が17億72百万円それぞれ増加したことによるものであります。
固定資産は148億25百万円となり、3億34百万円増加しました。これは主に、償却等により顧客関連資産等の無形固定資産が4億86百万円減少したものの、建物及び構築物等の有形固定資産が7億85百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は227億66百万円となり、前連結会計年度末に比べ88百万円減少しました。これは主に、前受金等のその他流動負債並びに支払手形及び買掛金等の流動負債が18億33百万円増加したものの、長期借入金等の固定負債が19億21百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は500億84百万円となり、前連結会計年度末に比べ58億12百万円増加しました。これは主に、利益剰余金が42億64百万円、為替換算調整勘定等のその他の包括利益累計額が14億73百万円それぞれ増加したことによるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比較して39億45百万円増加し、210億65百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は76億96百万円(前年同期は21億13百万円の獲得)となりました。これは主に売上債権の増加(13億61百万円)、法人税等の支払(19億97百万円)により資金が減少したものの、税金等調整前当期純利益の確保(75億88百万円)により資金が増加したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は8億67百万円(前年同期は7億82百万円の使用)となりました。これは主に有価証券並びに投資有価証券の売却及び償還による収入(9億13百万円)があったものの、有形固定資産の取得による支出(16億6百万円)、無形固定資産の取得による支出(1億75百万円)により資金が減少したものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は38億27百万円(前年同期は22億59百万円の使用)となりました。これは主に配当金の支払(14億27百万円)、長期借入金の返済による支出(18億31百万円)により資金が減少したものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) |
対前年度比増減率(%) |
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SS事業(百万円) |
25,105 |
10.7 |
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IA事業(百万円) |
30,659 |
8.6 |
|
EMS事業(百万円) |
680 |
26.7 |
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その他(百万円) |
- |
- |
|
合計(百万円) |
56,445 |
9.7 |
b.商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) |
対前年度比増減率(%) |
|
SS事業(百万円) |
885 |
6.7 |
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IA事業(百万円) |
2,283 |
1.2 |
|
EMS事業(百万円) |
- |
- |
|
その他(百万円) |
1 |
△46.2 |
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合計(百万円) |
3,169 |
2.7 |
c.受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) |
対前年度比増減率(%) |
|
SS事業(百万円) |
211 |
△8.3 |
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IA事業(百万円) |
25,734 |
2.7 |
|
EMS事業(百万円) |
871 |
36.1 |
|
その他(百万円) |
91 |
△2.5 |
|
合計(百万円) |
26,909 |
3.4 |
(注)当社グループ(当社及び連結子会社)の一部の事業では、見込み生産を行っております。
d.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) |
対前年度比増減率(%) |
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SS事業(百万円) |
27,905 |
10.7 |
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IA事業(百万円) |
33,748 |
13.5 |
|
EMS事業(百万円) |
1,042 |
23.1 |
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その他(百万円) |
572 |
△2.4 |
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合計(百万円) |
63,269 |
12.2 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10未満のため記載を省略しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。連結財務諸表の作成にあたっては、連結会計年度末における資産・負債の報告数値及び偶発債務の開示並びに報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りや仮定を使用する必要があるため、過去の実績や法制度の変更など様々な要因に基づき、見積り及び判断を行っております。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.当連結会計年度の経営成績等
売上高は632億69百万円となり、前連結会計年度に比べ68億96百万円増加しました。これは主に、産業用各種センサーがヨーロッパ顧客の在庫調整などにより低調であったものの、二次電池製造装置の納入や、ヨーロッパの大型重要施設向け警備ソリューション販売が伸長したことによるものです。
営業利益は71億21百万円となり、前連結会計年度に比べ12億22百万円増加しました。これは主に、販売費および一般管理費の売上高比率が1.5ポイント減少したことによるものであります。
親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ10億81百万円増加し、56億89百万円となりました。
b.経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3事業等のリスク」に記載のとおりです。
c.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
イ.キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
ロ.資本の財源及び資金の流動性の分析
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料、製商品の仕入れのほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、事業拡大のための生産設備増強などの設備投資、新製品開発、製造のための金型投資、グループ基盤強化のためのM&A投資等であります。
当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、大型の投資案件や長期運転資金につきましては、自己資金及び金融機関からの長期借入を基本に、調達規模や市場環境に応じて柔軟に調達手段を選択していく方針です。
なお、当連結会計年度末における借入金残高は88億94百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は210億65百万円となっております。
d.経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、連結売上高10%伸長、ROE10%以上を経営指標としております。当連結会計年度は、売上高12.2%増、ROE12.2%となり、経営指標を上回る業績結果となりました。
世界的な原材料や資源価格の高騰、欧米での高金利政策の継続など厳しい経営環境が継続しているものの、今後も「ソリューション提案事業」への移行を効果的に進め、各事業の成長と収益性向上に積極果敢に挑戦することにより、経営指標の達成に取り組んでまいります。