売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率

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最終更新:

E02303 Japan GAAP

売上高

697.5億 円

前期

652.9億 円

前期比

106.8%

時価総額

109.3億 円

株価

442 (03/18)

発行済株式数

24,733,466

EPS(実績)

3.60 円

PER(実績)

122.83 倍

平均給与

480.1万 円

前期

478.0万 円

前期比

100.4%

平均年齢(勤続年数)

40.5歳(16.1年)

従業員数

1,521人(連結:5,469人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

 

3 【事業の内容】

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び子会社10社並びに関連会社2社で構成され、医療機器・医薬品の製造・販売を主な事業内容とし、さらにその事業に関連する保守及びその他サービス等の事業活動を展開しております。

 

当社グループの事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであり、< >内にセグメントの名称を記載しております。

 

当社グループは、医療機器・医薬品関連事業を、国内においては当社<日本>及び持分法適用関連会社である株式会社ジェイ・オー・ファーマが、海外においては、シンガポール、中国、フィリピン、ドイツ等の各地域をジェイ・エム・エス・シンガポールPTE.LTD.<シンガポール>、PT.ジェイ・エム・エス・バタム<シンガポール>、大連ジェイ・エム・エス医療器具有限公司<中国>、ジェイ・エム・エス・ヘルスケア・フィリピン,INC.<フィリピン>、バイオニック・メディツィンテクニックGmbH<ドイツ>、アメリカの現地法人<その他>、韓国の現地法人<その他>及びタイの現地法人<その他>並びに中国の一部の現地法人<その他>がそれぞれ担当しております。また、その他の事業を国内子会社<その他>及び持分法適用関連会社であるJMS帝人ホームメディカルケア株式会社が担当しております。

なお、当連結会計年度において、JMS帝人ホームメディカルケア株式会社の株式を取得したことにより、関連会社に該当することとなったため、持分法適用関連会社に含めております。

 

事業の系統図は、次のとおりであります。

 

※画像省略しています。
25/06/25

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

(1) 経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

財政状態及び経営成績の状況

当社グループは、2024年5月に「未来をつくるための変革と挑戦」をテーマとした中期経営計画2027を策定しました。「収益構造の改革」と「グローバリゼーションの推進」を基本方針として掲げ、4つの取り組み「事業ポートフォリオマネジメントの強化」、「構造改革による経営基盤の強靭化」、「グローバルな事業収益の拡大」、「サステナビリティ経営の推進」を定め、対応を進めております。

この取り組みの結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、次のとおりであります。

 

 当連結会計年度においては、日本国内では、注力事業として取り組みを進める薬剤調製・投与クローズドシステムの販売が堅調に推移したほか、薬価及び診療報酬改定において、薬価が引き上げられたプレフィルドシリンジ製剤や診療報酬が適用された摂食嚥下関連用品の販売が増加しました。海外においては、主力の血液バッグの販売が増加したほか、AVF針(血液透析用針)の販売も好調に推移しました。また、前期に事業譲受した白血球除去フィルターが売上を伸ばしました。

 以上の結果、当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ44億56百万円増加の697億49百万円(前連結会計年度比6.8%増)となりました。

 利益につきましては、原材料費等の高騰に加え、設備投資に伴う減価償却費の増加はあるものの、主力製品の売上が伸びたことや、前期から進めている価格転嫁の推進など増収効果により、営業利益は872百万円(前連結会計年度は営業損失268百万円)となりました。また、持分法による投資利益を計上した一方で、為替が不利に働き、為替差損を計上した結果、経常利益は514百万円(前連結会計年度比252.7%増)となり、法人税等を加減した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は89百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失36百万円)となりました

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 

(日本)

医療用手袋の販売が減少したものの、プレフィルドシリンジ製剤や摂食嚥下関連用品及び薬剤調製・投与クローズドシステムの販売が堅調に推移したほか、中国向けの血液透析装置や、関係会社向けの販売が増加しました。その結果、売上高は460億30百万円(前連結会計年度比7.3%増)となりました。また、セグメント利益については、価格転嫁の推進など増収効果により、14億83百万円(前連結会計年度比146.4%増)となりました。

 

(シンガポール)

欧州向け成分献血用回路や、アフリカ及びアジア向け血液バッグの販売が増加したほか、円安による円貨換算額の増加も加わり、売上高は265億39百万円(前連結会計年度比9.8%増)となりました。また、セグメント損益については、増収効果はあるものの、原材料費の高騰や運送費の上昇に加え、為替が不利に働き、為替差損を計上したことから、2億円の損失(前連結会計年度は2億80百万円の損失)となりました

 

(中国)

市場成長による需要拡大を受け、AVF針や人工腎臓用血液回路の販売が堅調に推移したことにより、売上高は41億63百万円(前連結会計年度比12.8%増)となりました。また、セグメント損益については、原材料費の高騰のほか、設備投資に伴う減価償却費の増加により、28百万円の損失(前連結会計年度は84百万円の損失)となりました

 

 

(フィリピン)

関係会社向けの販売が減少したことにより、売上高は36億61百万円(前連結会計年度比1.8%減)となりました。また、セグメント損益については、原材料費や電力費の高騰のほか、労務費の増加により、4億15百万円の損失(前連結会計年度は2億45百万円の損失)となりました。

 

(ドイツ)

欧州向け透析用チェアの販売が増加したことにより、売上高は44億69百万円(前連結会計年度比5.2%増)となりました。また、セグメント利益については、増収効果はあるものの、人件費の増加により、4億54百万円(前連結会計年度比6.4%減)となりました

 

(その他)

北米向けのAVF針や中国向け白血球除去フィルターの販売が増加したことなどにより、売上高は50億48百万円(前連結会計年度比24.9%増)となり、セグメント損益については、労務費の増加のほか、設備投資に伴う減価償却費の増加により、3億85百万円の損失(前連結会計年度は11百万円の利益)となりました。

 

 

 

当連結会計年度の財政状態の概要は次のとおりであります。

 

a.資産

当連結会計年度の総資産は、前連結会計年度末に比べ32億77百万円減少の814億32百万円となりました。

 

セグメントごとの資産は、次のとおりであります。

 

(日本)

セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ28億10百万円減少の563億97百万円となりました。この主な要因は、借入金返済により現金及び預金が減少したためであります。

 

(シンガポール)

セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ74百万円減少の207億61百万円となりました。この主な要因は、円高による円貨換算額の減少によるものであります。
 

(中国)

セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ3億32百万円増加の46億91百万円となりました。この主な要因は、設備投資により機械装置及び運搬具が増加したためであります。

 

(フィリピン)

セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ1億47百万円減少の62億95百万円となりました。この主な要因は、円高による円貨換算額の減少によるものであります

 

(ドイツ)

セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ1億4百万円減少の25億18百万円となりました。この主な要因は、配当金の支払により現金及び預金が減少したためであります。

 

(その他)

セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ5億20百万円増加の66億29百万円となりました。

 

 

 

b.負債

流動負債は、前連結会計年度末に比べ43億円減少の256億29百万円となりました。この主な要因は、短期借入金と1年内返済予定の長期借入金が減少したためであります。
 固定負債は、前連結会計年度末に比べ843百万円増加の14875百万円となりました。この主な要因は、長期借入金が増加したためであります

 

c.純資産

 純資産は、前連結会計年度末に比べ1億79百万円増加の409億27百万円となりました。この主な要因は、為替換算調整勘定の変動によるものであります。
 なお、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ2.2ポイント上昇の50.1%となりました。

 

② キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度に比べ47億97百万円減少の55億7百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
  

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により得られた資金は、前連結会計年度に比べ16億72百万円減少の14億67百万円となりました。この主な要因は、棚卸資産の変動によるものであります。
 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により支出した資金は、前連結会計年度に比べ11億6百万円減少の31億32百万円となりました。この主な要因は、前連結会計年度における連結の範囲の変更を伴う子会社出資金の取得に係る支出によるものであります。

 
 (財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により支出した資金は、前連結会計年度に比べ79億61百万円増加の31億86百万円となりました。この主な要因は、借入金の収支差額によるものであります。

 

当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは、次のとおりであります。

 

第56期
(2021年3月期)

第57期
(2022年3月期)

第58期
(2023年3月期)

第59期
(2024年3月期)

第60期
(2025年3月期)

自己資本比率(%)

50.4

51.4

51.8

47.9

50.1

時価ベースの自己資本比率
(%)

34.6

20.7

17.2

15.5

13.9

キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)

4.9

4.3

7.9

8.6

16.7

インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)

21.2

27.3

14.7

16.8

4.0

 

(注)自己資本比率:自己資本/総資産

時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産

キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー

インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い

※いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。

※株式時価総額は、期末株価終値×自己株式控除後期末発行済株式総数により算出しております。

※有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。

 

 

生産、受注及び販売の実績

a.生産実績

当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

金額(百万円)

前年同期比(%)

日本

26,059

+2.9

シンガポール

26,579

+10.0

中国

3,957

+10.5

フィリピン

3,705

+4.0

ドイツ

その他

2,416

+30.7

合計

62,718

+7.2

 

(注) 1 生産実績金額の算定基準は、平均販売価額によっております。

2 セグメント間の取引については、相殺消去前の金額を記載しております。

 

b.商品仕入実績

当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

金額(百万円)

前年同期比(%)

日本

8,461

+11.1

シンガポール

20

+17.1

中国

29

△62.3

フィリピン

ドイツ

1,026

+9.8

その他

356

△11.6

合計

9,894

+9.3

 

(注) 商品仕入実績金額は、仕入価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。

 

c.受注実績

当社グループは、需要予測に基づく見込生産を行っているため、該当事項はありません。

 

d.販売実績

当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

金額(百万円)

前年同期比(%)

日本

42,569

+5.8

シンガポール

15,396

+3.4

中国

2,242

+20.2

フィリピン

22

△18.2

ドイツ

4,468

+5.2

その他

5,048

+24.9

合計

69,749

+6.8

 

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。

2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合

 

相手先

前連結会計年度

当連結会計年度

金額(百万円)

割合(%)

金額(百万円)

割合(%)

HAEMONETICS CORPORATION

8,891

13.6

8,879

12.7

 

 

 

 

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

・経営成績等及びセグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する分析・検討内容、並びに中期経営計画の数値目標及び実績

「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。

・経営成績に重要な影響を与える要因

「第2 事業の状況 3事業等のリスク」に記載のとおりであります。

 

 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

・キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容

「(1)経営成績等の状況の概要  キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

・資本の財源及び資金の流動性

当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、主として合理化設備への投資やICT投資の資金を営業活動によるキャッシュ・フローからの資金、及び財務活動によるキャッシュ・フローからの資金で充当します。この財務活動からの資金については、主に金融機関等からの借入を考えております。

また、株主還元については、株主各位に対する長期的かつ安定的な利益還元を基本としております。

なお、当連結会計年度末における有利子負債残高は245億51百万円であり、現金及び現金同等物の残高は55億7百万円であります。

 

 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。