E02509 Japan GAAP
前期
3,077.0億 円
前期比
101.3%
株価
4,105 (01/09)
発行済株式数
25,303,478
EPS(実績)
460.73 円
PER(実績)
8.91 倍
前期
963.1万 円
前期比
102.6%
平均年齢(勤続年数)
39.7歳(12.8年)
従業員数
371人(連結:1,354人)
当社グループは、子会社33社・関連会社7社より構成されており、繊維事業、化学品事業、機械事業、その他の事業を行っております。事業区分毎の主な取扱商品又はサービスの内容及び概要図は次のとおりであります。
なお、以下の事業区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であり、現地法人については、取扱商品又はサービスの内容によって各セグメントに振り分けております。
(1) 経営成績等の状況の概要
① 経営成績の状況
ⅰ.経営成績の概況
当連結会計年度における日本経済は、雇用・所得環境の良化による個人消費の改善や、訪日外客数の回復によるインバウンド消費の増加により、緩やかに回復しました。一方、世界経済は、米国は堅調な労働市場と個人消費の回復により底堅く推移しましたが、ロシア・ウクライナ情勢や中東情勢等の地政学リスクの長期化、中国の不動産市場の停滞をはじめとした景気の低迷等により、先行きが不透明な状況が続きました。
このような状況下、当社グループは、2023年4月28日に発表した中期経営計画「Chori Innovation Plan 2025」の基本戦略を着実に実行し、グローバルな持続的成長の実現とDXによるビジネス変革に取組んでおります。
その結果、当連結会計年度における連結業績は、経常利益、税金等調整前当期純利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は4期連続で過去最高益を更新しました。売上高は前期比1.3%増の3,115億46百万円、営業利益は前期比3.6%減の144億92百万円、経常利益は前期比11.9%増の161億98百万円、税金等調整前当期純利益は前期比11.0%増の163億16百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比21.1%増の116億58百万円となりました。
ⅱ.セグメントごとの経営成績
セグメントごとの経営成績は以下のとおりであります。
(繊維事業)
当セグメントにおきましては、繊維原料、テキスタイル(輸出)及び婦人衣料品関連が堅調に推移したこと等により、売上高は、前期比4.7%増の1,527億38百万円となりました。セグメント利益(税金等調整前当期純利益)は、コロナ禍後の一部衣料品におけるオケージョン需要の反動等により、前期比4.2%減の76億90百万円となりました。
(化学品事業)
当セグメントにおきましては、全般的な需要減退と市況低迷等により、売上高は、前期比1.3%減の1,578億64百万円となりました。セグメント利益(税金等調整前当期純利益)は、中国の化学品製造会社グループに係る債権の一部を回収し、貸倒引当金戻入額を計上したこと等により、前期比16.0%増の88億73百万円となりました。
(機械事業)
当セグメントにおきましては、事業の選択と集中を実施したこと等により、売上高は、前期比50.1%減の8億60百万円となりました。セグメント利益(税金等調整前当期純利益)は、前期に為替変動の影響による為替差損を計上したことの反動により、6億12百万円(前期は6億16百万円のセグメント損失(税金等調整前当期純損失))となりました。
ⅲ.仕入、成約及び売上の実績
仕入高は売上高と概ね連動しているため、記載は省略しております。
成約高と売上高との差額は僅少であるため、記載は省略しております。
セグメントごとの売上高については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 ⅱ.セグメントごとの経営成績」及び「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」を参照願います。
なお、取引形態別に示すと、次のとおりとなります。
② 財政状態の状況
当連結会計年度末における総資産は、1,460億76百万円となり、前連結会計年度末に比べ27億25百万円増加しました。これは主に、現金及び預金が48億51百万円、ソフトウエア仮勘定が19億55百万円、受取手形及び売掛金が18億24百万円増加し、関係会社預け金が24億97百万円、投資有価証券が23億25百万円、破産更生債権等が9億64百万円減少したことによるものであります。
当連結会計年度末における負債は、539億74百万円となり、前連結会計年度末に比べ72億78百万円減少しました。これは主に、支払手形及び買掛金が49億40百万円、短期借入金が12億39百万円、未払法人税等が6億69百万円減少したことによるものであります。
当連結会計年度末における純資産は、921億1百万円となり、前連結会計年度末に比べ100億4百万円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により116億58百万円、為替換算調整勘定が21億45百万円増加し、配当金の支払いにより29億98百万円、その他有価証券評価差額金が8億94百万円減少したことによるものであります。
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ21億14百万円増加し、当連結会計年度末には、232億3百万円となりました。
<当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因>
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は71億41百万円の増加(前期は96億93百万円の資金の増加)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益163億16百万円、棚卸資産の減少額13億94百万円、支出の主な内訳は、仕入債務の減少額53億93百万円、法人税等の支払額53億70百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は10億27百万円の減少(前期は27億6百万円の資金の減少)となりました。支出の主な内訳は、無形固定資産の取得による支出21億20百万円、有形固定資産の取得による支出7億44百万円、収入の主な内訳は、投資有価証券の売却による収入23億90百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は47億75百万円(前期は53億81百万円の資金の減少)となりました。これは主に、配当金の支払額29億96百万円、短期借入金の純減額13億64百万円によるものであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
ⅰ.経営成績の分析
(売上高)
売上高は、化学品事業における全般的な需要減退と市況低迷による減収があったものの、繊維事業が堅調に推移したこと等により、前期比38億46百万円増の3,115億46百万円となりました。
(売上総利益)
売上総利益は、化学品事業の減収に伴う減少がありましたが、繊維事業での原材料コストの増加等に対する適正な価格転嫁や、収益性の高い差別化商材の取扱いが増加したこと等を主因として、前期比17億82百万円増の405億15百万円となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
販売費及び一般管理費は、従業員の処遇の改善や大阪本社移転に伴う費用の増加等を主因として、前期比23億29百万円増の260億22百万円となり、営業利益は前期比5億47百万円減の144億92百万円となりました。
(営業外損益、経常利益)
営業外損益(純額)は、貸倒引当金戻入額8億73百万円の計上等により、前期比22億69百万円増の17億5百万円の利益となりました。
経常利益は、営業外損益(純額)が増加したことにより、前期比17億22百万円増の161億98百万円となりました。
(税金等調整前当期純利益)
税金等調整前当期純利益は、経常利益が増加したことに加え、投資有価証券売却益7億83百万円等の計上で、前期比16億18百万円増の163億16百万円となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
親会社株主に帰属する当期純利益は、法人税等合計が前期比4億22百万円減の46億10百万円となった結果、前期比20億34百万円増の116億58百万円となりました。
なお、中期経営計画「Chori Innovation Plan 2025」における重要指標との比較につきましては、以下のとおりであります。
ⅱ.財政状態の分析
当社グループの財務健全性、収益性及び資本効率を示す指標の推移は以下のとおりです。
・ネット有利子負債=有利子負債-現金及び預金-関係会社預け金
・自己資本比率=自己資本÷総資産
・当期純利益ROA=親会社株主に帰属する当期純利益÷総資産期中平均
・当期純利益ROE=親会社株主に帰属する当期純利益÷自己資本期中平均
・ROIC=税引後営業利益÷投下資本(自己資本+有利子負債)期中平均
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
ⅰ.キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
ⅱ.資本の財源及び資金の流動性の分析
(資本の財源)
当社グループは、運転資金及び投資等の資金需要に対して、自己資金を充当することを基本方針とし、営業活動によるキャッシュ・フローのほか、資金調達の多様化・低利調達を目的として受取手形等の流動化を促進するとともに、一部資金を銀行借入等により調達しております。
また、資金調達の安定化を目的として株式会社みずほ銀行をアレンジャーとする金融機関3社との間で、総額100億円のコミットメントライン契約を締結しており、将来において当社グループの成長のために多額の資金需要が生じた場合にも、外部からの資金調達は可能な体制を確保しております。
なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、232億3百万円であります。
(資金の流動性)
当社と親会社及び当社と主要な国内連結子会社の間で、CMS(キャッシュマネジメントシステム)を導入しており、資金を一元管理し、流動的に余剰資金、不足資金の融通を行うことで、資金効率の向上と資金調達コストの削減に努めております。
また、事業活動等を通じて獲得した資金については、適時、資金繰り計画を策定・更新し、必要な運転資金を確保しつつ、成長投資・株主還元に振り分けております。
なお、株主還元については重要な経営課題の一つと位置づけており、親会社株主に帰属する当期純利益を基準に、連結配当性向30%(年間)かつ株主資本配当率(DOE)3.5%以上を満たす額とすることを基本方針としております。当社の配当政策については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」をご確認ください。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる要因等に基づき見積り及び判断を行っておりますが、見積り特有の不確実性があるために実際の結果は異なる場合があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。