E02684 Japan GAAP
前期
608.3億 円
前期比
93.7%
株価
2,930 (01/13)
発行済株式数
2,360,263
EPS(実績)
272.10 円
PER(実績)
10.77 倍
前期
680.4万 円
前期比
103.5%
平均年齢(勤続年数)
44.7歳(14.8年)
従業員数
200人(連結:360人)
当社の企業集団は、当社および子会社12社で構成され、各種電子部品および関連商品の販売を主な業務としております。
東海オートマチックス株式会社は、当社がカバーできない制御機器商品を中心に担当しており、また、東海テクノセンター株式会社は、各種ソフトウエアの開発、販売およびその他のサービス等の事業活動を展開しております。
東海精工(香港)有限公司、TOKAI ELECTRONICS(S)PTE.LTD.、台湾東海精工股份有限公司、TOKAI ELECTRONICS AMERICA,LTD.、TOKAI ELECTRONICS PHILIPPINES,INC.、PT. TOKAI ELECTRONICS INDONESIA、東精国際貿易(上海)有限公司、TOKAI ELECTRONICS(THAILAND)LTD.、TOKAI ELECTRONICS INDIA PVT.LTD.、TOKAI ELECTRONICS DEUTSCHLAND GmbHは、当企業集団の海外販売拠点として香港、シンガポール、台湾、アメリカ、フィリピン、インドネシア、中国、タイ、インド、ドイツ周辺地域での販売を担当しております。東精国際貿易(上海)有限公司は中国における販売活動を行うとともに、東海精工(香港)有限公司の事務業務を請け負い担当しております。
なお、当社は、2025年4月1日付で、東海オートマチックス株式会社を吸収合併しております。
事業の系統図は次のとおりであります。
(注) ※ 1 東海オートマチックス㈱、東海テクノセンター㈱への商品代行仕入であります。
※ 2 東海エレクトロニクス㈱、東海テクノセンター㈱への商品代行仕入であります。
※ 3 海外子会社間においても、販売取引を行っております。
4 当社グループのセグメント別の位置付けは次のとおりであります。
関東・甲信越カンパニー……当社
中部・関西第1カンパニー…当社
中部・関西第2カンパニー…当社
中部・関西第3カンパニー…当社
オーバーシーズ・ソリューションカンパニー
…東海精工(香港)有限公司、TOKAI ELECTRONICS(S)PTE.LTD.、台湾東海精工股份有限公司、
TOKAI ELECTRONICS AMERICA,LTD.、TOKAI ELECTRONICS PHILIPPINES,INC.、
PT.TOKAI ELECTRONICS INDONESIA、東精国際貿易(上海)有限公司、
TOKAI ELECTRONICS(THAILAND)LTD.、TOKAI ELECTRONICS INDIA PVT.LTD.、
TOKAI ELECTRONICS DEUTSCHLAND GmbH
システム・ソリューションカンパニー…東海オートマチックス㈱、東海テクノセンター㈱
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などにより、景気は緩やかな回復基調が続いております。一方で世界経済においては、継続的な物価上昇による影響に加え、米国による大幅な関税引き上げによる影響の不透明感や、不動産市場停滞に伴う中国経済の低迷などにより、景気の先行きは依然として不透明な状況となっています。
このような経済環境のもと、当社グループは2023年度からの3カ年計画である中期経営計画「Move for Future 2025:MF25」の2年目となり、MF25のテーマである「1.実行力!ミライの価値づくりに、さあ動き出そう ~想いや経験を共有し、みんなで未来へ進もう~」、「2.安心・安全な社会、緑豊かな環境を創ろう ~エレクトロニクスのチカラでより良い社会を創ろう~」の方針に沿って、益々エレクトロニクス化、グローバル化が進む事業環境の中、自動車、医療、環境・エネルギー、IoT・FA、ソフトウエアなどの各市場分野において、お客様視点に立ったソリューション提案を進めてまいりました。
その主な取り組みとして、橋梁など社会インフラの老朽化や故障などの社会課題に対して、IoTを活用したシステム提案による未然防止などの解決に取り組んでいます。また、当社の海外拠点のネットワークを活かし、欧州のセンサーメーカーと協力関係を強化し、最新技術を利用したセンサーを日本、中国、米国、東南アジアなど様々な地域のお客様に提案してビジネス拡大に取り組んでいます。
当連結会計年度における主な市場分野別の業績について、自動車分野においては、海外は東南アジア圏で半導体デバイスの新規採用があり販売が増加したことなどから前期を上回りましたが、国内は中国市場での自動車販売減少の影響により半導体デバイスの販売が減少したことなどから、自動車分野全体では前期を下回る結果となりました。また、FA・工作機械分野においても、中華圏で一部のお客様からの特需もあり電子デバイスの販売が増加しましたが、国内は自動車関連及び半導体関連での設備投資が低迷したことなどから、FA・工作機械分野全体では前期を下回る結果となりました。情報通信分野においては、国内は電子デバイスの販売が堅調に推移したことに加え、海外は東南アジア圏を中心にOA機器向け電子デバイスなどの販売が増加したことなどから前期を上回る結果となりました。
市場分野別の売上につきましては次のとおりであります。
(単位:千円)
上記の結果、当社グループの当連結会計年度における売上高は569億9千8百万円(前期比6.3%減)となり、利益面においては営業利益10億9千9百万円(前期比31.4%減)、経常利益10億9千6百万円(前期比33.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益6億4千2百万円(前期比30.5%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益が増加した理由は、前連結会計年度においては、のれん及びその他の資産の減損損失3億5千4百万円を計上しましたが、当連結会計年度においては固定資産等の減損損失の計上が3千7百万円となり、特別損失の計上が前期と比べ3億1千7百万円減少したことによるものであります。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
○関東・甲信越カンパニー
FA・工作機械分野においては、中国向け需要の低迷が継続する中、販路拡大により制御ユニット用電子デバイスなどの販売が増加しました。一方で自動車分野においては、電気自動車の低迷により電子デバイスや高機能材料などの販売が減少したことなどから、売上高は41億2千8百万円(前期比1.6%減)となりました。
情報通信分野においては、お客様の生産が堅調に推移し電子デバイスの販売が増加しました。一方でFA・工作機械分野においては、自動車関連及び半導体関連向けの設備投資が低迷し電子デバイスの販売が減少したことなどから、売上高は62億1千9百万円(前期比31.0%減)となりました。
自動車分野において、省エネルギーを目的とした電子デバイスの販売は増加しましたが、中国市場での自動車の販売不振などの影響により半導体デバイスの販売が減少したことなどから、売上高は63億2千2百万円(前期比7.4%減)となりました。
自動車分野においては、中国市場での自動車の販売不振や自動車メーカーの生産調整による影響により、マイコンなどの半導体デバイスの販売が減少したことなどから、売上高は225億3百万円(前期比1.3%減)となりました。
自動車分野においては、中国市場での自動車の販売不振の影響が継続しており半導体デバイスの販売が減少しました。一方、情報通信分野においては、東南アジア圏を中心にお客様の生産が回復し、データセンター向けやOA機器向けを中心に電子デバイスなどの販売が増加しました。また、FA・工作機械分野においても、一部のお客様からの特需があり電子デバイスの販売が増加したことなどから、売上高は155億7千万円(前期比1.8%増)となりました。
環境分野においては、公共事業関連で採算性を重視し工事案件の選別を実施したことにより新規受注は減少しました。また、FA・工作機械分野においても、半導体設備関連の需要が低迷したことによりアセンブリ製品等の販売が減少したことなどから、売上高は22億5千4百万円(前期比16.2%減)となりました。
財政状態につきましては、資産総額は290億5千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ17億4千2百万円の減少、負債総額は115億5千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ22億2千1百万円の減少、純資産合計は174億9千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億7千9百万円の増加となりました。
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ10億1千4百万円減少し、32億5千4百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、使用した資金は7億6千万円(前期は36億2千1百万円の獲得)となりました。
主な要因は、税金等調整前当期純利益の計上10億5千9百万円、棚卸資産の減少13億2千6百万円などによる資金の獲得がありましたが、仕入債務の減少22億8千9百万円、法人税等の支払額6億7百万円などによる資金の使用があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は2億7千3百万円(前期は4億4千9百万円の使用)となりました。
主な要因は、有形固定資産の取得による支出6千万円、長期前払費用の取得による支出2億1千6百万円などの使用があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、獲得した資金は3千6百万円(前期は14億2千5百万円の使用)となりました。
主な要因は、長期借入金の返済による支出38億円、配当金の支払額2億4千万円などの使用がありましたが、短期借入による収入11億5千万円、長期借入による収入30億円などの資金の獲得があったことによるものであります。
③生産、受注及び販売の状況
特記事項はありません。
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) セグメント間取引については、相殺消去しております。
特記事項はありません。
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.最近の2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績につきましては、次のとおりであります。
a.経営成績の分析
(売上高)
自動車分野においては、海外は東南アジア圏で半導体デバイスの新規採用があり販売が増加したことなどから前期を上回りましたが、国内は中国市場での自動車販売減少の影響により半導体デバイスの販売が減少したことなどから、自動車分野全体では前期を下回る結果となりました。また、FA・工作機械分野においても、中華圏で一部のお客様からの特需もあり電子デバイスの販売が増加しましたが、国内は自動車関連及び半導体関連での設備投資が低迷したことなどから、FA・工作機械分野全体では前期を下回る結果となりました。情報通信分野においては、国内は電子デバイスの販売が堅調に推移したことに加え、海外は東南アジア圏を中心にOA機器向け電子デバイスなどの販売が増加したことなどから前期を上回る結果となりました。
上記の結果、当連結会計年度における売上高は569億9千8百万円となり、前連結会計年度に比べ38億3千4百万円の減少となりました。
(営業利益)
営業利益は、売上高の減少に伴い売上総利益が前連結会計年度に比べ7億8千万円減少したものの、各種経費削減に取り組んだことから、販売費及び一般管理費が前連結会計年度に比べ2億7千6百万円減少したことにより、営業利益10億9千9百万円となり、前連結会計年度に比べ5億4百万円の減少となりました。
(経常利益)
経常利益は、営業利益が前連結会計年度に比べ5億4百万円減少したことに加え、営業外収支が為替差損の計上などにより、前連結会計年度に比べ5千7百万円減少したことから、経常利益10億9千6百万円となり、前連結会計年度に比べ5億6千1百万円の減少となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益で前連結会計年度に比べ5億6千1百万円の減少となりましたが、前連結会計年度では、のれん及びその他の資産の減損損失3億5千4百万円を計上したものの、当連結会計年度においては固定資産等の減損損失の計上が3千7百万円となり、特別損失の計上が前連結会計年度に比べ3億1千7百万円減少したことから、親会社株主に帰属する当期純利益6億4千2百万円となり、前連結会計年度に比べ1億5千万円の増加となりました。
b.財政状態の分析
(資産)
資産総額は290億5千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ17億4千2百万円の減少となりました。
主な要因は、売上債権等が2億7千9百万円、投資有価証券が1億5千4百万円など増加しましたが、現金及び預金が10億1千4百万円、棚卸資産が13億2千6百万円減少したことなどによるものであります。
(負債)
負債総額は115億5千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ22億2千1百万円の減少となりました。
主な要因は、短期借入金が11億5千万円、長期借入金が30億円など増加しましたが、仕入債務が22億9千2百万円、1年内返済予定の長期借入金が38億円減少したことなどによるものであります。
(純資産)
純資産合計は174億9千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億7千9百万円の増加となりました。
主な要因は、配当金の支払い2億4千万円がありましたが、親会社株主に帰属する当期純利益6億4千2百万円の計上があり、利益剰余金が4億1百万円増加したことに加え、その他有価証券評価差額金が8千5百万円増加したことなどによるものであります。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。
当社グループの運転資金需要の主なものは、商品仕入のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、社内基幹システムの導入及び営業活動促進のためのデモ機購入などによるものであります。これらの資金につきましては、自己資金および借入金、売上債権の売却等により資金調達しております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に検証し意思決定を行っております。そのため連結財務諸表の作成に用いた見積り、予測は、見積り特有の不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があり、連結財務諸表の報告数値に影響を及ぼす可能性があります。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載されているとおりであります。
経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、当初、2025年度を最終目標とする中期経営計画「Move for Future 2025:MF25」では、連結売上高700億円、営業利益21億円、親会社株主に帰属する当期純利益13億円を目標数値としておりましたが、2023年12月に公表したルネサス エレクトロニクス株式会社との特約店契約解消を主要因とし、2025年度の目標数値を連結売上高420億円、営業利益6億円、親会社株主に帰属する当期純利益3億3千万円に変更しております。
中期経営計画「Move for Future 2025:MF25」2年目の結果は以下のとおりであります。売上高は、計画比40億1百万円減少(6.6%減)となりました。この要因は、自動車メーカーの生産調整や中国経済の低迷の影響などにより、自動車分野、FA・工作機械分野での販売を中心に当初計画より下回る結果となりました
利益面においては、付加価値の高い製品販売が増加したことにより当初計画より収益率が改善したことに加え、各種経費削減に取り組んだことから、営業利益は計画比3億9千9百万円増加(57.1%増)、経常利益は計画比3億7千6百万円増加(52.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は計画比2億1千2百万円増加(49.4%増)となりました。