クワザワホールディングス株式会社( )

上場日 (2018-03-20)  卸売業建材スタンダード

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率

ニュース

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最終更新:

E02610 Japan GAAP

売上高

654.1億 円

前期

648.3億 円

前期比

100.9%

時価総額

102.2億 円

株価

612 (03/19)

発行済株式数

16,694,496

EPS(実績)

44.75 円

PER(実績)

13.68 倍

平均給与

614.1万 円

前期

595.4万 円

前期比

103.1%

平均年齢(勤続年数)

44.6歳(15.0年)

従業員数

62人(連結:1,014人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」
社名変更

3【事業の内容】

 当社グループ(当社及び関係会社)は、持株会社である当社と、連結子会社17社、持分法適用関連会社1社、非連結子会社3社及び持分法非適用関連会社3社で構成され、建設資材の販売及び工事施工を主な事業の内容とし、さらに関連する物流及び周辺サービス等の事業活動を展開しており、北海道地域を事業基盤として各地域に展開しております。

 当社グループの事業内容、各事業に係る位置付けは、次のとおりであります。なお、以下に示す事業区分は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しております。これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

 

(1) 建設資材

 建設資材は、当社グループのコア事業であり、主に国内の資材メーカー、代理店及び商社より仕入れた建設資材等を、国内の建材販売店、ハウスメーカー、ゼネコン及び工務店に販売しております。

 当該事業においては、セメント、生コンクリート、コンクリート用化学混和剤、土木資材及び鉄鋼製品などの「基礎資材」、外装材、内装材、断熱材及びガラス・サッシなどの「建築資材」、住宅機器(キッチン、バスルーム、洗面化粧台、トイレ、給湯機器、暖房機器等)及び省エネルギー・創エネルギー機器などの「住宅資材」に係る仕入販売等を行っており、うち生コンクリート及び住宅用・ビル用サッシについては製造・加工販売を行っております。

 当該事業を展開する当社グループは以下のとおりであります。

<セグメントに属する関係会社>

(建設資材の販売等)

  ㈱クワザワ、北翔建材㈱、㈱光和、原木屋産業㈱、原木屋セーフティーステップ㈱、北海道管材㈱(※)、

  日桑建材㈱(○)、ホクセイ産業㈱(*)

(建築資材の製造等)

  クワザワサッシ工業㈱、和寒コンクリート㈱、㈱ニッケー、恵庭アサノコンクリート㈱(○)、

  大野アサノコンクリート㈱(*)

 

(2) 建設工事

 建設工事は、各種工事の請負・施工等を主体としており、建設資材の販売に伴う外壁取付やユニットバスなどの工事施工等を行う「資材関連工事」、ゼネコン等の下請けとなる内装工事や戸建住宅の建築請負に係る元請工事などを行う「専業工事」、住宅リフォーム全般を扱う「住宅リフォーム工事」のほか、マンションの防水工事及び塗装工事を主体とした「大規模修繕工事」等を展開しております。

 当該事業を展開する当社グループは以下のとおりであります。

<セグメントに属する関係会社>

  ㈱クワザワ、㈱クワザワ工業、㈱住まいのクワザワ、丸三商事㈱、㈱フリー・ステアーズ、

  ㈱インシュレーション(*)

 

(3) 資材運送

 資材運送は、当社グループ及び外部企業等を顧客として、セメントや建設資材及びその他の運送業務を展開するほか、車両のリース業務及び倉庫業務等を事業展開しております。

<セグメントに属する関係会社>

  札幌アサノ運輸㈱、山光運輸㈱、㈱サツイチ

 

(4) 不動産賃貸

 不動産賃貸は、北海道内を中心に倉庫、事務所、土地等の賃貸事業を行っております。

<セグメントに属する関係会社>

  当社、㈱ニッケー、山光運輸㈱、㈱サツイチ

 

(5) その他

 太陽光発電、保険代理業、車両整備、施設管理等を行っております。

<セグメントに属する関係会社>

  ㈱クワザワ、㈱クワザワエージェンシー、東日本自工㈱、和光クリーン㈱(○)

 

(6) 全社(共通)

 グループ会社の経営管理を行っております。

<セグメントに属する関係会社>

  当社

 

無印は連結子会社、(※)印は持分法適用関連会社、(○)印は非連結子会社、(*)印は持分法非適用関連会社であります。

 

 以上の当社グループにおける事業の系統図は、次のとおりであります。

※画像省略しています。

 

(注) 無印は連結子会社、※印は持分法適用関連会社、○印は非連結子会社、*印は持分法非適用関連会社

25/06/26

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要

① 財政状態及び経営成績の状況

 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の回復を主因として、景気は緩やかな回復が続きました。しかしながら、物価高騰や低金利政策の見直し、円安基調で不安定な為替相場に加え、中国経済の減速懸念や米国新政権の政策動向、地政学的リスクの高まりなど、先行き不透明な状況で推移しました。

 当社グループの位置する建設関連業界におきましては、労務費の上昇や資材価格の高止まりなどから建設コストが高水準を継続する厳しい経営環境の中、新設住宅着工戸数は減少基調が続く一方、民間投資や公共投資は堅調に推移しました。

 このような環境において当社グループは、市場変化に素早く対応することを意識した営業活動を展開するとともに既存取引先との関係強化、売上総利益率の向上、施工体制の強化、人材の確保、リフォーム・リニューアル市場及び土木・鉄鋼市場の強化、新規取引先の開拓などの施策を実施しております。

 この結果、当連結会計年度の業績は、売上高654億6百万円(前期比0.9%増)、営業利益14億64百万円(同12.3%増)、経常利益16億61百万円(同10.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7億47百万円(同0.8%増)となりました。

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

(建設資材)

 基礎資材売上は主力市場である北海道においてインフラ工事や前年より進行している大型物件工事などを中心として好調に推移しました。また、建設資材売上は顧客との信頼関係の維持・構築に努めるとともに利益率の向上や販売シェアの拡大を図るため、非住宅分野への取り組みを強化した結果、売上高は342億80百万円(前期比2.4%増)、セグメント利益は7億4百万円(同10.7%増)となりました。

(建設工事)

 施工体制の整備・拡充を推し進めたことにより主力市場である北海道では堅調に推移したものの、前年好調に推移した東北エリアの反動減が影響した結果、売上高は269億97百万円(前期比1.4%減)、セグメント利益は4億58百万円(同12.0%減)となりました。

(資材運送)

 公共投資の増加などの影響により基礎資材運送が好調に推移したことに加え、建設資材運送において利益率の改善に努めた結果、売上高は35億56百万円(前期比4.4%増)、セグメント利益は45百万円(同32.3%増)となりました。

(不動産賃貸)

 賃貸収入が安定的に推移した結果、売上高は2億63百万円(前期比0.3%減)、セグメント利益は2億円(同9.3%増)となりました。

(その他)

 全体的に堅調な推移となりましたが、太陽光発電事業において修繕費が増加した結果、売上高は3億8百万円(前期比4.1%増)、セグメント利益は45百万円(同24.4%減)となりました。

 

② キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は74億97百万円となり、前連結会計年度末と比べ16億48百万円の増加となりました。

 営業活動によるキャッシュ・フローは25億68百万円(前連結会計年度は△13億13百万円)となりました。

 主な要因は、売上債権の増減額の減少であります。

 投資活動によるキャッシュ・フローは△1億93百万円となりました。

 前連結会計年度と比べ3億70百万円の増加となった主な要因は、固定資産の売却による収入の増加であります。

 財務活動によるキャッシュ・フローは△7億27百万円となりました。

 前連結会計年度と比べ1億49百万円の増加となったこれは主な要因は、長期借入金の返済による支出の減少であります。

 

③ 生産、受注及び販売の実績

a.受注実績

当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

受注高(百万円)

前期比(%)

受注残高(百万円)

前期比(%)

建設資材

建設工事

25,736

90.0

7,863

85.1

資材運送

不動産賃貸

その他

合計

25,736

90.0

7,863

85.1

(注)セグメント間取引については、相殺消去しております。

 

b.販売実績

当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

販売高(百万円)

前期比(%)

建設資材

34,280

102.4

建設工事

26,997

98.6

資材運送

3,556

104.4

不動産賃貸

263

99.7

その他

308

104.1

合計

65,406

100.9

(注)セグメント間取引については、相殺消去しております。

 

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

① 財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容

 当社グループは、適切な流動性の維持、事業活動のための資金確保及び健全なバランスシートの維持を財務方針としております。

 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比べ5億4百万円減少して412億43百万円となりました。

 流動資産は同4億87百万円増加して321億88百万円となりました。流動資産の増加の主なものは、現金及び預金の増加によるものであります。

 固定資産は同9億92百万円減少して90億54百万円となりました。固定資産のうち有形固定資産は同2億33百万円減少して60億84百万円、無形固定資産は同4億43百万円減少して55百万円、投資その他の資産は同3億15百万円減少して29億14百万円となりました。固定資産の減少の主なものは、投資その他の資産に含まれている差入保証金の減少によるものであります。

 当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末と比べ9億67百万円減少して251億54百万円となりました。

 流動負債は、同6億83百万円減少して222億88百万円となりました。流動負債の減少の主なものは、電子記録債務の減少によるものであります。

 固定負債は同2億83百万円減少して28億66百万円となりました。固定負債の減少の主なものは、長期借入金の減少によるものであります。

 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末と比べ4億63百万円増加して160億88百万円となりました。純資産の増加の主なものは、利益剰余金の増加であります。

 この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の37.2%から38.7%となりました。

 

② 経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

当連結会計年度の経営成績は、売上高は前連結会計年度と比較して0.9%増加の654億6百万円となりました。

販売費及び一般管理費は、前連結会計年度と比較して2.4%増加の76億91百万円となりました。この増加は主に人材の確保やベースアップなどによる人件費の増加であります。営業利益は同12.3%増加の14億64百万円となりました。

営業外収益は、前連結会計年度と比較して0.1%増加の2億68百万円となりました。営業外費用は同13.6%増加の71百万円となりました。経常利益は同10.1%増加の16億61百万円となりました。

特別利益は、投資有価証券売却益が減少したことから前連結会計年度と比較して40.9%減少の5百万円となりました。特別損失は、減損損失が増加したことから同116.1%増加の5億48百万円となりました。

これらの結果、税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度と比較して11.5%減少の11億17百万円となり、法人税等は、同29.2%減少の3億68百万円となりました。このうち法人税、住民税及び事業税は5億99百万円、法人税等調整額は△2億31百万円となりました。

親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比較して0.8%増加の7億47百万円となりました。

 

なお、当連結会計年度における各セグメントの概況は、次のとおりです。

 建設資材においては、基礎資材売上は主力市場である北海道においてインフラ工事や前年より進行している大型物件工事などを中心として好調に推移しました。また、建設資材売上は顧客との信頼関係の維持・構築に努めるとともに利益率の向上や販売シェアの拡大を図るため、非住宅分野への取り組みを強化した結果、売上高は前連結会計年度と比較して8億1百万円増加の342億80百万円、セグメント利益は同67百万円増加の7億4百万円となりました。

建設工事においては、施工体制の整備・拡充を推し進めたことにより主力市場である北海道では堅調に推移したものの、前年好調に推移した東北エリアの反動減が影響した結果、売上高は前連結会計年度と比較して3億87百万円減少の269億97百万円となり、セグメント利益は同62百万円減少の4億58百万円となりました。

資材運送においては、公共投資の増加などの影響により基礎資材運送が好調に推移したことに加え、建設資材運送において利益率の改善に努めた結果、売上高は前連結会計年度と比較して1億49百万円増加の35億56百万円となり、セグメント利益は同11百万円増加の45百万円となりました。

不動産賃貸事業においては、賃貸収入が安定的に推移した結果、売上高は前連結会計年度と比較して0百万円減少の2億63百万円となり、セグメント利益は同16百万円増加の2億円となりました。

その他事業においては、全体的に堅調な推移となりましたが、太陽光発電事業において修繕費が増加した結果、売上高は前連結会計年度と比較して12百万円増加の3億8百万円となり、セグメント利益は同14百万円減少の45百万円となりました。

 

③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

 当社グループの当連結会計年度末のキャッシュ・フローは、現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ16億48百万円増加し、当連結会計年度末には74億97百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果、増加した資金は25億68百万円(前連結会計年度は△13億13百万円)となりました。

 これは主に、売上債権の増減額の減少11億78百万円が計上されたためであります。

 (投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果、減少した資金は1億93百万円となりました。これは主に、固定資産の取得による支出3億57百万円が計上されたためであります。

 前連結会計年度に比べ3億70百万円の増加となった主な要因は、固定資産の売却による収入1億56百万円が計上されたためであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果、減少した資金は7億27百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出4億70百万円が計上されたためであります。

 前連結会計年度に比べ1億49百万円の増加となった主な要因は、長期借入金の返済による支出が減少したためであります。

 当社グループでは、連結グループ間での資金需要の分析・調整に注力し資金の効率化を進めており、当連結会計年度においては、長期借入金が4億70百万円減少しております。

 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、運転資金等の短期資金は、自己資金及び金融機関からの短期借入金を財源としており、設備投資や事業投資等の長期資金は、自己資金、金融機関からの長期借入金及びリース等を財源としており、設備の特性や金利動向等の調達環境を勘案したうえで適切な調達方法を選択しております。

 当連結会計年度末における当社グループの資金は74億97百万円であり、有利子負債残高を控除したネットキャッシュ残高は54億33百万円となり実質無借金経営を維持しております。ネットキャッシュ残高の維持を重視し財政の健全性を継続いたします。

 

④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されておりますが、この連結財務諸表の作成にあたっては、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債及び収益・費用の数値に反映されております。これらの見積りについては、継続して評価を行っておりますが、実際の結果は見積りによる不確実性があるため、これらの見積り結果と異なる場合があります。

 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。