売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率


最終更新:

E03623 Japan GAAP

売上高

1,549.8億 円

前期

1,366.7億 円

前期比

113.4%

時価総額

3,293.8億 円

株価

279.3 (04/18)

発行済株式数

1,179,308,000

EPS(実績)

15.99 円

PER(実績)

17.47 倍

平均給与

699.0万 円

前期

712.9万 円

前期比

98.1%

平均年齢(勤続年数)

41.4歳(7.6年)

従業員数

549人(連結:1,016人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

 

3 【事業の内容】

 

当社グループは、当社、連結子会社9社(FCTI, Inc.、PT. ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONAL、株式会社バンク・ビジネスファクトリー、株式会社セブン・ペイメントサービス、Pito AxM Platform, Inc.、株式会社セブン・グローバルレミット、株式会社ACSiON、株式会社Credd Finance、株式会社ビバビーダメディカルライフ)及び関連会社4社(株式会社セブン・ペイ、TORANOTEC株式会社、TORANOTEC投信投資顧問株式会社、株式会社メタップスペイメント)の計14社で構成され、国内外における各事業を推進しております。

国内事業においては、ATMサービス及び金融サービス等の提供を行っております。また、海外事業においては米国、インドネシア、フィリピンでATMサービスの提供を行っております。

当社及び当社の関係会社の事業に係わる位置づけは次のとおりであります。なお、事業の区分は「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表」の「注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

 

(1)国内事業セグメント

ATMサービスの提供については、セブン&アイHLDGS.グループ各社(以下、「グループ」という。)のセブン‐イレブン、イトーヨーカドー等の店舗をはじめ、空港や駅、金融機関店舗等にATMを設置し、多くの国内金融機関等と提携することで、原則24時間365日稼働する利便性の高いATMネットワークを介して、多くのお客さまにATMサービスを展開しております。

金融サービス等の提供については、当社に口座をお持ちのお客さまを対象に、普通預金や定期預金、ローンサービス、海外送金サービス、デビットサービス等の身近で便利な口座サービスに加え、当社グループの知見活用や外部企業との連携により、様々なお客さまのニーズに応えた金融サービスを展開しております。

 

(2)海外事業セグメント

当社連結子会社のFCTI, Inc.は米国において、セブン‐イレブン店舗へATMを設置し、ATMサービスを展開しております。

インドネシアにおける当社連結子会社のPT. ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONALは現地でのATMサービスを展開しております。また、フィリピンにおける当社連結子会社のPito AxM Platform, Inc.は、セブン‐イレブン店舗へATMを設置し、ATMサービスを展開しております。

以上のように、多様化する社会の変化を大きなビジネス機会と捉え、社会価値・企業価値双方の持続的な創出を目指し、事業・サービスの多角化に向けた取組みを推進しております。

 

 

以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

 

※画像省略しています。

(注)各社との重要な契約内容については「第2 事業の状況」中、「5 経営上の重要な契約等」を参照

 

23/06/20

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

 (1)経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

① 財政状態及び経営成績の状況

 

当連結会計年度におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大への警戒が続く中、感染防止と経済活動の両立を目指し、まん延防止等重点措置等の行動制限が無かったことから個人消費を中心に持ち直しの動きが見られました。しかしながら、ウクライナ情勢等による不透明感に加え、為替相場の変動もあり、エネルギーコストや原材料価格の高騰による物価上昇の家計への影響や供給面での制約に注意が必要な状況で推移いたしました。

 

このような環境の中、当社グループは、お客さま、お取引先さま、従業員の安全確保を最優先に、「安心・安全」なATMサービス等を提供し続ける社会インフラとしての使命を果たすことに努めてまいりました。人流回帰による資金需要が引続き堅調であったことに伴うATM総利用件数の増加に加え、海外子会社の為替影響を主因に増収となり、当連結会計年度の当社連結業績は、経常収益154,984百万円(前連結会計年度比13.4%増)、経常利益28,924百万円(同2.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益18,854百万円(同9.4%減)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

国内事業セグメントにおきましては、経常収益123,337百万円(前連結会計年度比10.1%増)、経常利益29,879百万円(同10.5%増)となりました。ATM総利用件数は980百万件(同7.7%増)となりました。

海外事業セグメントにおきましては、経常収益31,826百万円(同28.8%増)、経常損失949百万円(前年同期は経常利益1,282百万円)となりました。

 

当連結会計年度の当社財政状態は、総資産1,312,273百万円(前連結会計年度末比90,650百万円増)、負債1,058,031百万円(同80,521百万円増)、純資産254,242百万円(同10,128百万円増)となりました。

 

② キャッシュ・フローの状況

 

当連結会計年度における現金及び現金同等物は、950,256百万円(前連結会計年度末比18,852百万円増)となりました。

営業活動によるキャッシュ・フローは、コールマネー等の純増減50,000百万円、預金の純増減30,820百万円等の増加要因が、コールローン等の純増減△28,000百万円、普通社債発行及び償還による増減△20,000百万円等の減少要因を上回ったことにより、66,577百万円の収入(前連結会計年度比25,266百万円増)となりました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出△48,079百万円、有形固定資産の取得による支出△13,328百万円等の減少要因が、有価証券の償還による収入35,713百万円等の増加要因を上回ったことにより36,191百万円の支出(同77百万円減)となりました。

財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額△12,973百万円等の減少要因により、12,973百万円の支出(同245百万円減)となりました。

 

③ 生産、受注及び販売の実績

 

銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。

 

 

 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。

 

① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成にあたっての重要な事項は、「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表」の「注記事項」に記載のとおりであります。

 

② 国内事業セグメント

 

当連結会計年度は、預貯金金融機関の取引件数の増加に加え、当社ATMを利用した各種キャッシュレス決済への現金でのチャージ取引件数が引続き順調に増加したことにより、ATM総利用件数は前年度を大きく上回る水準で推移いたしました

また、ATMの共同運営やグループ外への積極的な設置を通じ、いつでもどこでもサービスが受けられる環境づくりに加え、ATMによるマイナンバーカードの健康保険証利用申込みや、マイナポータル情報連携サービスの開始、さらには、金融機関などの諸手続をATMで受け付けるサービスの本格展開など、ATMの可能性を広げる「ATM+(プラス)」への進化を着実に進めております

2023年3月末現在のATM設置台数は26,913台(2022年3月末比2.5%増)、当連結会計年度のATM1日1台当たり平均利用件数は101.5件(前連結会計年度比5.1%増)、ATM総利用件数は980百万件(同7.7%増)となりました。

なお、2023年3月末現在の提携金融機関等は640社(注)、第4世代ATMの2023年3月末時点での設置台数は13,419台(2022年3月末比31.8%増)となりました。

新型コロナウイルス感染症の影響に加え、為替相場の変動及びそれに伴う原材料価格の動向等により、依然として先行き不透明な事業環境が予想されますが、ATMの社会的価値を現金プラットフォームからサービスプラットフォームへと進化させ、社会の変化・お客さまニーズの変化に柔軟に対応したATMプラットフォーム戦略を今後も推進してまいります。

(注)JAバンク及びJFマリンバンクについては、業態としてそれぞれ1つとしております。

 

2023年3月末現在、個人のお客さまの預金口座数は2,755千口座(2022年3月末比8.9%増)と順調に増加し、個人向け預金残高は5,756億円(同4.5%増)となりました。また、個人向けローンサービスの残高は、2023年3月末現在で351億円(同25.1%増)となりました。

なお、「セブン銀行後払いサービス」の当連結会計年度における累計取扱高は459億円(前連結会計年度比118.7%増)となりました。

また、2022年11月より、株式会社スマートプラスと共同で、「Myセブン銀行」アプリを通じてセブン銀行口座保有者へ証券取引サービスを提供する「お買い物投資コレカブ」を開始いたしました。

当社は社会の変化をビジネス機会と捉え、これまで培ったノウハウに加え、外部企業とも連携し、さまざまなお客さまのニーズに応じた新たな金融サービスを提供することを目指してまいります。

 

 

③ 海外事業セグメント

 

当社連結子会社のFCTI, Inc.は、前連結会計年度において米国政府による給付金支給等の景気刺激策によるATM利用件数の押上効果があった反動もあり、前年同期を下回るATM利用件数となりました。米国セブン‐イレブン店舗以外に設置している低採算ATMの整理は2022年2月に完了いたしました。2022年12月末時点では、米国セブン‐イレブン店舗内設置ATMのみであり、ATM設置台数は8,643台(2021年12月末比4.0%減)となりました

なお、FCTI, Inc.の連結対象期間(2022年1~12月)の業績は、米国セブン‐イレブン店舗以外に設置している低採算ATMの整理による費用削減があったものの、政策金利の上昇に伴う資金調達費用の上昇等により、経常収益186.3百万米ドル(前年同期間比9.6%減)、経常損失3.3百万米ドル(前年同期間は16.4百万米ドルの経常利益)、当期純利益0.0百万米ドル(前年同期間比99.9%減)となりました。

 

インドネシアにおける当社連結子会社PT. ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONALは、コロナ禍においても堅調に事業を推進し、2022年12月末時点のATM設置台数は5,557台(2021年12月末比117.8%増)となっております。

また、フィリピンにおける当社連結子会社Pito AxM Platform, Inc.は、フィリピン国内のセブン‐イレブン店舗へのATM設置が堅調に推移し、2022年12月末時点のATM設置台数は2,344台(2021年12月末比87.6%増)となっております。

 

④ 資本の財源及び資金の流動性

 

当社グループの運転資金・設備資金については、預金を主とする負債及び自己資本により充当しております。

当社グループの資金調達は、ATM装填用現金等の運転資金及びATM・システム関連投資等の設備投資資金の調達に大別され、金利動向等を踏まえてベースとなる資金を預金、長期借入や社債発行等により確保した上で、日々の調達額の変動をコール市場からの調達により賄っております。

当連結会計年度末における現金預け金は952,027百万円であり、上記運転資金・設備資金を十分な水準にて確保しており、また、資金流動性確保に懸念はないものと考えております。

なお、当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については、上記「(1)② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。

 

⑤ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

 

「第2 事業の状況1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」の「(2)目標とする経営指標」に記載のとおり、当社は、取巻く事業環境の大きな変化に対応し持続的に企業価値を向上させるため、収益構造に厚みを持たすべく事業の多角化を推進しております。2021年5月に長期的な当社グループの持続成長を果たすための戦略や目標を示す為に策定した中期経営計画では、連結経常収益拡大を最重視した施策を推進しており、2023年5月12日には中期経営計画の中で掲げた2025年度までの目標値をアップデートすることを発表いたしました。次期の連結業績については、経常収益166,500百万円(前年同期間比7.4%増)、経常利益24,500百万円(同15.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益16,500百万円(同12.4%減)を予想しております。

また、セブン銀行単体では、経常収益123,000百万円(同2.0%増)、経常利益26,000百万円(同17.4%減)、当期純利益18,000百万円(同7.7%減)を予想しております。

 

 

(3)国内・海外別収支

 

当連結会計年度の資金運用収支は前連結会計年度比687百万円増加4,116百万円、役務取引等収支は同9,830百万円増加し105,459百万円、その他業務収支は同97百万円増加488百万円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前連結会計年度

3,507

△77

3,429

当連結会計年度

4,414

△297

4,116

うち資金運用収益

前連結会計年度

4,015

17

4,032

当連結会計年度

4,882

49

4,932

うち資金調達費用

前連結会計年度

507

94

602

当連結会計年度

468

346

815

役務取引等収支

前連結会計年度

85,783

9,845

95,629

当連結会計年度

93,960

11,498

105,459

うち役務取引等収益

前連結会計年度

106,892

24,437

△10

131,320

当連結会計年度

116,898

30,847

△27

147,718

うち役務取引等費用

前連結会計年度

21,109

14,592

△10

35,690

当連結会計年度

22,937

19,348

△27

42,258

その他業務収支

前連結会計年度

318

71

390

当連結会計年度

184

303

488

うちその他業務収益

前連結会計年度

318

71

390

当連結会計年度

184

303

488

うちその他業務費用

前連結会計年度

当連結会計年度

 

(注)1.「国内」とは、当社及び国内に本店を有する連結子会社(以下、「国内連結子会社」という。)でありま
す。

 2.「海外」とは、海外に本店を有する連結子会社(以下、「海外連結子会社」という。)であります。

 3.特定取引収支はありません。

 4.「相殺消去額」には、「国内」、「海外」間の内部取引の相殺消去額等を記載しております。

 5.当連結会計年度より、一部の海外連結子会社において従来役務取引等費用に計上しておりました費用を営業経費に計上しております。これは、当該海外連結子会社の事業規模の拡大に伴い、より取引を適切に反映した連結財務諸表の開示を行うために表示方法の変更を行ったものであります。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度については計数の組替えを行っております。

    詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (表示方法の変更)」をご参照ください。

 

 

(4)国内・海外別資金運用/調達の状況

 

当連結会計年度の資金運用勘定平均残高は前連結会計年度比41,113百万円増加220,716百万円、利息は同899百万円増加4,932百万円、利回りは同0.01%減少2.23%となりました。また、資金調達勘定平均残高は同85,027百万円増加し1,022,233百万円、利息は同212百万円増加815百万円、利回りは0.07%となりました。

 

① 国内

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

184,891

4,015

2.17

当連結会計年度

234,287

4,882

2.08

うち貸出金

前連結会計年度

26,111

3,890

14.89

当連結会計年度

31,404

4,669

14.86

うち有価証券

前連結会計年度

93,817

34

0.03

当連結会計年度

117,496

85

0.07

うちコールローン

前連結会計年度

12,608

5

0.04

当連結会計年度

26,410

39

0.15

うち預け金

前連結会計年度

52,354

85

0.16

当連結会計年度

58,975

87

0.14

資金調達勘定

前連結会計年度

935,477

507

0.05

当連結会計年度

1,014,564

468

0.04

うち預金

前連結会計年度

806,767

45

0.00

当連結会計年度

843,305

33

0.00

うち譲渡性預金

前連結会計年度

873

0

0.00

当連結会計年度

776

0

0.00

うちコールマネー

前連結会計年度

22,835

△4

△0.02

当連結会計年度

66,139

△25

△0.03

うち借用金

前連結会計年度

1

0

0.22

当連結会計年度

1

0

0.22

うち社債

前連結会計年度

105,000

466

0.44

当連結会計年度

104,342

460

0.44

 

(注)1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しております。

 2.「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。

 3.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を控除して表示しております。

 

 

② 海外

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

2,348

17

0.73

当連結会計年度

3,611

49

1.36

うち貸出金

前連結会計年度

当連結会計年度

うち有価証券

前連結会計年度

17

当連結会計年度

18

うちコールローン

前連結会計年度

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

2,331

17

0.74

当連結会計年度

3,592

49

1.37

資金調達勘定

前連結会計年度

1,728

94

5.48

当連結会計年度

7,669

346

4.52

うち預金

前連結会計年度

当連結会計年度

うち譲渡性預金

前連結会計年度

当連結会計年度

うちコールマネー

前連結会計年度

当連結会計年度

うち借用金

前連結会計年度

1,728

94

5.48

当連結会計年度

7,669

346

4.52

うち社債

前連結会計年度

当連結会計年度

 

(注)1.一部の海外連結子会社については、原則として月末毎の残高に基づく平均残高等を利用しております。

 2.「海外」とは、海外連結子会社であります。

 

 

③ 合計

種類

期別

平均残高(百万円)

利息(百万円)

利回り
(%)

小計

相殺消去額(△)

合計

小計

相殺消去額(△)

合計

資金運用勘定

前連結会計年度

187,240

△7,638

179,602

4,032

4,032

2.24

当連結会計年度

237,898

△17,182

220,716

4,932

4,932

2.23

うち貸出金

前連結会計年度

26,111

26,111

3,890

3,890

14.89

当連結会計年度

31,404

31,404

4,669

4,669

14.86

うち有価証券

前連結会計年度

93,834

△7,638

86,196

34

34

0.03

当連結会計年度

117,514

△17,182

100,332

85

85

0.08

うちコールローン

前連結会計年度

12,608

12,608

5

5

0.04

当連結会計年度

26,410

26,410

39

39

0.15

うち預け金

前連結会計年度

54,686

54,686

102

102

0.18

当連結会計年度

62,568

62,568

137

137

0.21

資金調達勘定

前連結会計年度

937,206

937,206

602

602

0.06

当連結会計年度

1,022,233

1,022,233

815

815

0.07

うち預金

前連結会計年度

806,767

806,767

45

45

0.00

当連結会計年度

843,305

843,305

33

33

0.00

うち譲渡性預金

前連結会計年度

873

873

0

0

0.00

当連結会計年度

776

776

0

0

0.00

うちコールマネー

前連結会計年度

22,835

22,835

△4

△4

△0.02

当連結会計年度

66,139

66,139

△25

△25

△0.03

うち借用金

前連結会計年度

1,729

1,729

94

94

5.47

当連結会計年度

7,670

7,670

346

346

4.52

うち社債

前連結会計年度

105,000

105,000

466

466

0.44

当連結会計年度

104,342

104,342

460

460

0.44

 

(注)「相殺消去額」とは、連結会社間に係る相殺消去額であります。

 

 

(5)国内・海外別役務取引の状況

 

当連結会計年度の役務取引等収益は、ATM関連業務135,122百万円及び為替業務3,312百万円等により合計で前連結会計年度比16,398百万円増加147,718百万円となりました。役務取引等費用は、ATM関連業務36,880百万円及び為替業務1,508百万円等により合計で同6,567百万円増加42,258百万円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前連結会計年度

106,892

24,437

△10

131,320

当連結会計年度

116,898

30,847

△27

147,718

うち預金・貸出業務

前連結会計年度

210

210

当連結会計年度

222

222

うち為替業務

前連結会計年度

3,362

3,362

当連結会計年度

3,312

3,312

うちATM関連業務

前連結会計年度

97,427

24,303

121,731

当連結会計年度

104,402

30,720

135,122

役務取引等費用

前連結会計年度

21,109

14,592

△10

35,690

当連結会計年度

22,937

19,348

△27

42,258

うち為替業務

前連結会計年度

1,631

1,631

当連結会計年度

1,508

1,508

うちATM関連業務

前連結会計年度

17,213

13,625

30,838

当連結会計年度

18,583

18,296

36,880

 

(注)1.「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。

 2.「海外」とは、海外連結子会社であります。

 3.当連結会計年度より、一部の海外連結子会社において従来役務取引等費用に計上しておりました費用を営業経費に計上しております。また、役務取引等費用のうちその他の役務費用に計上していた費用を、ATM関連業務に区分掲記しております。これは、当該海外連結子会社の事業規模の拡大に伴い、より取引を適切に反映した連結財務諸表の開示を行うために表示方法の変更を行ったものであります。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度については計数の組替えを行っております。

  詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (表示方法の変更)」をご参照ください。

 

 

(6)国内・海外別預金残高の状況

 

○預金の種類別残高(末残)

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前連結会計年度

789,937

789,937

当連結会計年度

820,758

820,758

うち流動性預金

前連結会計年度

560,718

560,718

当連結会計年度

593,606

593,606

うち定期性預金

前連結会計年度

229,097

229,097

当連結会計年度

227,018

227,018

うちその他

前連結会計年度

121

121

当連結会計年度

132

132

譲渡性預金

前連結会計年度

750

750

当連結会計年度

750

750

総合計

前連結会計年度

790,687

790,687

当連結会計年度

821,508

821,508

 

(注)1.「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。

 2.「海外」とは、海外連結子会社であります。

 3.流動性預金=普通預金

 4.定期性預金=定期預金

 

(7)国内・海外別貸出金残高の状況

 

業種別貸出状況(末残・構成比)

業種別

前連結会計年度

当連結会計年度

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内

28,056

100.00

35,111

100.00

 個人

28,056

100.00

35,111

100.00

 その他

合計

28,056

35,111

 

(注)「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。また、海外の貸出金期末残高はありません。

 

 

(8)国内・海外別有価証券の状況

 

○有価証券残高(末残)

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

国債

前連結会計年度

当連結会計年度

地方債

前連結会計年度

27,026

27,026

当連結会計年度

39,710

39,710

短期社債

前連結会計年度

当連結会計年度

社債

前連結会計年度

55,186

55,186

当連結会計年度

53,536

53,536

株式

前連結会計年度

4,733

17

4,751

当連結会計年度

3,219

18

3,238

その他の証券

前連結会計年度

19,938

△16,956

2,981

当連結会計年度

20,940

△17,774

3,165

合計

前連結会計年度

106,884

17

△16,956

89,945

当連結会計年度

117,408

18

△17,774

99,651

 

(注)1.「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。

 2.「海外」とは、海外連結子会社であります。

 3.「その他の証券」には、外国株式を含んでおります。

 4.「相殺消去額」には、当社及び海外連結子会社の資本連結に伴い相殺消去した金額を記載しております。

 

 

(自己資本比率の状況)

 

(参考)

自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。

なお、当社は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。

 

連結自己資本比率(国内基準)

 

(単位:百万円、%)

 

2023年3月31日

1.連結自己資本比率(2/3)

46.51

2.連結における自己資本の額

216,417

3.リスク・アセットの額

465,263

4.連結総所要自己資本額

18,610

 

 

単体自己資本比率(国内基準)

 

(単位:百万円、%)

 

2023年3月31日

1.自己資本比率(2/3)

52.47

2.単体における自己資本の額

214,028

3.リスク・アセットの額

407,848

4.単体総所要自己資本額

16,313

 

 

 

(資産の査定)

 

(参考)

資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、当社の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。

 

1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権

破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。

 

2.危険債権

危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。

 

3.要管理債権

要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。

 

4.正常債権

正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。

 

資産の査定の額

債権の区分

2022年3月31日

2023年3月31日

金額(百万円)

金額(百万円)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

44

71

危険債権

要管理債権

正常債権

112,973

132,556