売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率

ニュース

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最終更新:

E03945 Japan GAAP

売上高

2,338.7億 円

前期

1,965.8億 円

前期比

119.0%

時価総額

1,889.9億 円

株価

3,500 (04/25)

発行済株式数

53,998,205

EPS(実績)

374.42 円

PER(実績)

9.35 倍

平均給与

615.7万 円

前期

555.2万 円

前期比

110.9%

平均年齢(勤続年数)

37.1歳(14.4年)

従業員数

155人(連結:4,742人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

3【事業の内容】

 当社企業グループは、当社及び子会社86社、持分法適用会社1社、関連会社2社で構成されておりますが、主要な事業内容と子会社等の当社企業グループにおける位置づけは次のとおりであります。

 当社企業グループが営んでいる事業内容と事業の種類別セグメントにおける事業区分は同一であります。

 なお、2023年4月1日に住まいぷらす少額短期保険㈱の商号をスターツ少額短期保険㈱に変更しております。

 

(1)建設事業

 スターツCAM㈱(連結子会社)、スターツ九州㈱(連結子会社)、スターツ関西㈱(連結子会社)、スターツ東海㈱(連結子会社)、スターツ東北㈱(連結子会社)は首都圏及び各主要都市において、遊休地の土地有効活用等に伴う企画提案、建設受注業務及び設計・施工を行っております。

 スターツホーム㈱(連結子会社)は首都圏を中心に戸建住宅建築工事・リフォーム工事等の請負を行っております。

 

(2)賃貸仲介事業及び売買仲介事業

 スターツピタットハウス㈱(連結子会社)、スターツ九州㈱(連結子会社)、スターツ関西㈱(連結子会社)、スターツ東海㈱(連結子会社)、スターツ東北㈱(連結子会社)、スターツ北海道㈱(連結子会社)、スターツ沖縄㈱(連結子会社)、㈱よしひろ企画(連結子会社)は、首都圏及び各主要都市において2023年3月末現在114店舗の不動産営業店舗「ピタットハウス」を運営し、賃貸アパート・マンション等の募集、住宅等の販売代理及び不動産の売買仲介業務を行っております。

 スターツコーポレートサービス㈱(連結子会社)は、法人顧客対象の不動産売買の仲介、寮・社宅の斡旋等を行っております。

 

(3)不動産管理事業

 スターツ九州㈱(連結子会社)、スターツ関西㈱(連結子会社)、スターツ東海㈱(連結子会社)、スターツ東北㈱(連結子会社)、スターツ北海道㈱(連結子会社)、スターツ沖縄㈱(連結子会社)、㈱よしひろ企画(連結子会社)は、各主要都市において、賃貸アパート・マンション等の管理業務を行っております。

 スターツコーポレートサービス㈱(連結子会社)は、社宅管理代行業務等を行っております。

 スターツアメニティー㈱(連結子会社)は賃貸アパート・マンション、駐車場、分譲マンション等の管理業務及び附帯するリフォームメンテナンス、時間貸駐車場「ナビパーク」の運営、ならびに賃貸事業を行っており、エスティーメンテナンス㈱(連結子会社)は賃貸住宅を中心とした営繕工事を行っております。

 賃住保証サービス㈱(連結子会社)は、賃貸住宅の入居者の保証業務を行っております。

 スターツファシリティーサービス㈱(連結子会社)及び千代田管財㈱(連結子会社)は、都心3区(千代田、中央、港)を中心に2,585件のオフィスビル等の施設管理業務を行っております。

 リフトマネジメント㈱(連結子会社)は昇降機全般に関する安全管理及び運用業務を行っております。スターツクリーンパートナーズ㈱(連結子会社)はオフィスビルやホテル・商業施設等の清掃業務を行っております。

 スターツニューコースト㈱(連結子会社)はショッピングセンター「NEW COAST SHIN-URAYASU」(ニューコースト新浦安:千葉県浦安市)の施設運営管理業務を行っております。篠崎駅西口公益複合施設㈱(連結子会社)は、東京都江戸川区篠崎駅前に開発いたしました「篠崎ツインプレイス」の施設管理業務を行っております。人形町パブリックサービス㈱(連結子会社)は東京都中央区立人形町保育園等複合施設の施設管理業務を行っております。安城民間収益サービス㈱(連結子会社)は愛知県安城市中心市街地拠点整備事業における民間収益施設の施設管理業務を行っております。習志野大久保未来プロジェクト㈱(連結子会社)は千葉県習志野市大久保地区公共施設再生事業における既存施設の施設管理業務を行っております。東岡崎駅北東街区複合施設㈱(連結子会社)は愛知県東岡崎駅周辺地区整備北東街区有効活用事業における施設の運営を行っております。熊谷子育て支援・保健拠点施設㈱(連結子会社)は熊谷市子育て支援・保健拠点施設整備事業における施設の建設、維持管理を行ってまいります。両国福祉貢献プロジェクト(同)及び千鳥福祉貢献プロジェクト(同)(連結子会社)は東京都墨田区及び東京都大田区において官民連携福祉貢献インフラファンド事業による認可保育所、共同住宅及びシェアハウスを含む複合施設の運営を行っております。南小岩環境不動産プロジェクト(同)(連結子会社)は東京都江戸川区南小岩において、省エネ賃貸住宅の開発を行っております。

 

 なお、海外現地法人といたしましてはアジア12ヶ国18都市、北米・中南米3ヶ国8都市、ヨーロッパ・中東3ヶ国4都市、オセアニア1ヶ国1都市において(国と地域を含む。)、それぞれ不動産の売買及び賃貸の仲介業務、不動産管理業務、レンタルオフィス・サービスアパートメントの運営等を行っております。

 

(4)分譲不動産事業

 スターツデベロップメント㈱(連結子会社)は、首都圏において戸建住宅及び中高層住宅の分譲を行っております。

 

(5)出版事業

 スターツ出版㈱(連結子会社)は、女性向けウェブサイト「オズモール」等を媒体としたメディア事業、情報誌「OZマガジン」、フリーマガジン「メトロミニッツ」、投稿小説ジャンルを中心とする書籍・電子書籍・コミックの発行をする出版事業を行っております。

 

(6)ホテル・レジャー事業

 スターツホテル開発㈱(連結子会社)は、「ホテル エミオン 東京ベイ」・「ホテル エミオン 東京ベイ エミオンスクエア」(千葉県浦安市)・「ホテル エミオン 京都」(京都府京都市下京区)・「ホテル ルミエール葛西」(東京都江戸川区)・「ホテル ルミエール西葛西」(東京都江戸川区)・「ホテル ケヤキゲート東京府中」(東京都府中市)・「ホテル ルミエールグランデ流山おおたかの森」(千葉県流山市)の運営を、スターツ・ナハ・オペレーションズ㈱(連結子会社)は、「沖縄ナハナ・ホテル&スパ」(沖縄県那覇市)を運営しております。Starts Hotel (Cambodia) Corporation(カンボジア・プノンペン)(連結子会社)はカンボジア・プノンペンにて「ホテル エミオン プノンペン」の運営を行っております。

 スターツリゾート㈱(連結子会社)は、温泉旅館「ホテル清風園」(長野県千曲市)・「湯けむりの里柏屋」(栃木県日光市)の運営を行っております。Starts Guam Golf Resort Inc.(米国グアム島)(連結子会社)は、米国グアム島にて「スターツ・グアム・ゴルフ・リゾート」の運営(ゴルフ場及びホテル)を行っております。スターツ笠間ゴルフ倶楽部㈱(連結子会社)及びスターツゴルフ開発㈱(連結子会社)は、「スターツ笠間ゴルフ倶楽部」(茨城県笠間市)の運営を行っております。

 ㈱スターツツーリスト(連結子会社)は、旅行業を行っております。

 スターツ商事㈱(連結子会社)は、レストラン経営を行っております。

 

(7)高齢者支援・保育事業

 スターツケアサービス㈱(連結子会社)は、首都圏を中心にグループホーム等の高齢者支援施設・保育施設の運営を行っております。

 

(8)コンサルティング事業

 ピタットハウスネットワーク㈱(連結子会社)は、ピタットハウスFC事業を推進しており、2023年3月末日現在534店舗の加盟店への経営指導等を行い、スターツ店114店舗とあわせた648店舗のネットワークを構築しております。

 スターツ証券㈱(連結子会社)は、株式等の売買、保険商品等の販売などの資産運用コンサルティング業務を、スターツ信託㈱(連結子会社)は土地信託、不動産信託等の信託業を行っております。

 スターツアセットマネジメント㈱(連結子会社)は、不動産投資信託における投資法人「スターツプロシード投資法人」(東京証券取引所上場)の資産運用業、及びPFI事業等のコンサルティング業務も行っております。

 スターツ少額短期保険㈱(連結子会社)は保険業を行っております。

 ㈱スターツ総合研究所(連結子会社)は、コンサルティング業等を行っております。

 スターツ福祉貢献インフラファンド投資事業有限責任組合は東京都内における子育て支援施設や高齢者向け施設を含む福祉貢献型建物の整備を目的として官民連携福祉貢献インフラファンド事業を行っております。

 スターツエージェンシー㈱(連結子会社)は広告代理業を行っております。

 ㈱ウィーブ(連結子会社)はグループ内を中心にウェブサイト等の情報システムの企画・開発・運営管理等を行っております。

 

(9)物販・文化事業

 シャーロック㈱(連結子会社)は、カード式玄関キー「シャーロック」等の住宅のセキュリティシステムの企画・製造・販売を行っております。

 スターツ商事㈱(連結子会社)は、住宅設備機器の卸、物販業等を行っております。

 文化事業といたしまして、相田みつを美術館㈱(連結子会社)は、「相田みつを美術館」の運営を、弘前芸術創造㈱及び弘前賑わい創造㈱(連結子会社)は青森県弘前市吉野町緑地周辺整備等PFI事業における「弘前れんが倉庫美術館」及び付帯施設の運営及び管理を行っております。

 

 また、国内連結子会社のうち、スターツ出版㈱は東京証券取引所スタンダード市場に株式上場しております。

 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することになります。

当社グループの状況について図示すると、次のとおりであります。

なお、事業区分はセグメントと同一であります。

※画像省略しています。

※画像省略しています。

 

23/06/29

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

①財政状態及び経営成績の状況

 当連結会計年度の業績は、売上高は2,338億71百万円(前期比19.0%増加)、営業利益は280億95百万円(前期比16.2%増加)、経常利益は300億2百万円(前期比16.3%増加)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は202億18百万円(前期比20.5%増加)となりました。

 事業種類別セグメントごとの業績の概況は次のとおりであります。

 

建設事業

 建設事業におきましては、資産運用及び資産継承のコンサルティングとして創業から変わらぬ地域密着営業を行っており、賃貸住宅をはじめ商業ビル・ホテル・高齢者支援施設・保育施設・物流倉庫などグループの総合力を活かした豊富なコンテンツによる土地有効活用の提案を行っております。

 社会インフラとして普及に注力しております『免震構造の建物』におきましては、地域特性を踏まえ『土地・所有者・入居者』すべてに最適な土地活用を提案してまいりました結果、累計受注棟数は2023年3月末現在では607棟となりました。また、28年にわたり培ってきた『免震・長寿命化技術』を活用し、歴史的建造物の改修・保存にも取り組んでおり、当社グループが手掛けた施工実績が一般社団法人日本免震構造協会による協会賞を受賞いたしました。

 当連結会計年度の業績は、工事が順調に進捗いたしましたが、建築資材価格の高騰等の結果、売上高741億91百万円(前期比14.4%増)、営業利益74億49百万円(前期比8.7%減)、受注残高は1,259億6百万円(前期比0.7%増)となりました。

 

賃貸仲介事業

 賃貸仲介事業におきましては、不動産管理物件数の増加に伴い、仲介手数料及び更新手数料が堅調に推移いたしました。また、グループの総合力を活かし、地域密着営業による法人取引の拡大にも注力してまいりました結果当連結会計年度の業績は、売上高76億84百万円(前期比7.3%増)、営業利益24億82百万円(前期比3.0%増)となりました。

 

売買仲介事業

 売買仲介事業におきましては、地域密着営業による事業用資産のコンサルティングや募集管理と合わせた購入・買換えの提案を推進するとともに、不動産売却サポートサービス「マイホームオークション」を積極的に活用し、売主・買主双方に透明性の高い取引を推進し、仲介手数料及び取扱件数は堅調に推移いたしました。また、新規連結会社の業績も寄与いたしました結果、当連結会計年度の業績は、売上高67億1百万円(前期比19.0%増)、営業利益18億47百万円(前期比7.0%増)となりました。

 

不動産管理事業

 不動産管理事業におきましては、管理物件数の増加に伴い、管理手数料売上及びメンテナンス売上が堅調に推移いたしました。また時間貸駐車場「ナビパーク」の利用回復により賃貸事業売上も増加いたしました結果、当連結会計年度の業績は、売上高866億68百万円(前期比4.6%増)、営業利益113億3百万円(前期比2.7%増)となりました。

 

分譲不動産事業

 分譲不動産事業におきましては、2023年2月に新築分譲マンション「アルファグランデ成田八番街」(千葉県成田市:総戸数198戸)の完成引渡、「スターツプロシード投資法人」へ賃貸住宅6棟の譲渡、分譲戸建「クオンガーデン新浦安」(千葉県浦安市)、「クオンガーデン成城」(東京都世田谷区)等の販売により当連結会計年度の業績は、売上高233億73百万円(前期比177.0%増)、営業利益16億15百万円(前期比505.1%増)となりました。

 なお、新築分譲マンション「アルファグランデ日暮里」(東京都荒川区:総戸数44戸)の完売により当連結会計年度における契約残高は、49戸26億20百万円となりました。

 

出版事業

 出版事業におきましては、会員数400万人超を有する女性向けウェブサイト「オズモール」の成功報酬型送客サービス「オズのプレミアム予約」では、掲載店舗と連携し少人数プランを充実させたことにより利用者数が復調いたしました。また、「スターツ出版文庫」レーベルでは『鬼の花嫁』シリーズが累計56万部を超える人気コンテンツに成長、新たに創刊した男性向け異世界ファンタジーレーベル「グラストコミックス」と「グラストノベルス」におきましては読者数が着実に増加したことから、書籍・電子書籍及び電子コミックの販売も順調に推移いたしました結果、当連結会計年度の業績は、売上高65億72百万円(前期比28.0%増)、営業利益15億34百万円(前期比98.0%増)となりました。

 

ホテル・レジャー事業

 ホテル・レジャー事業におきましては、度重なる新型コロナウイルス感染症拡大による行政からの外出自粛要請や酒類の提供・イベントの制限により甚大な影響を受け需要の低下が継続してまいりましたが、10月以降の感染者数の落ち着きや各種政策により、国内の需要は着実に回復してまいりました。また、「ホテル エミオン プノンペン」におきましても、カンボジア入国時の規制が緩和されたことに伴い、需要が着実に回復いたしました結果当連結会計年度の業績は、売上高90億76百万円(前期比102.4%増)、営業利益1億95百万円(前期営業損失16億54百万円)となりました。

 

高齢者支援・保育事業

 高齢者支援・保育事業におきましては、グループホーム「きらら池上」(東京都大田区)、グループホーム「きらら北越谷」(埼玉県越谷市)など新たに5事業所を開設いたしました。既存事業所の稼働は順調に推移いたしましたが、光熱費の高騰や人材採用・育成活動にも積極的に取り組みました結果、当連結会計年度の業績は、売上高111億70百万円(前期比8.0%増)、営業利益5億87百万円(前期比6.1%減)となりました。

 

コンサルティング事業

 コンサルティング事業におきましては、不動産管理信託報酬、少額短期保険契約件数が堅調に推移しております。 また、火災保険の保険期間改定に伴う損害保険代理店手数料、「スターツプロシード投資法人」の物件取得及び譲渡 に係る資産運用報酬が増加いたしました結果当連結会計年度の業績は、売上高75億12百万円(前期比13.2%増)、営業利益12億42百万円(前期比6.6%増)となりました。

 

物販・文化事業

 物販・文化事業におきましては、カードキーシステム「シャーロック」シリーズの製造・販売、美術館の運営を行っております。当連結会計年度の業績は、前連結会計年度にコンビニエンスストアの運営を終了したことに伴い、売上高9億19百万円(前期比13.9%減)、営業利益1億48百万円(前期比5.4%減)となりました。

 

②財政状態及びキャッシュ・フローの状況

財政状態の状況

 当連結会計年度末の総資産は前連結会計年度末と比べて198億13百万円増加し2,931億円となりました。これは、主に親会社株主に帰属する当期純利益の増加に伴う現金及び預金の増加、有形固定資産の取得による増加であります。

 総負債におきましては、前連結会計年度末と比べて24億3百万円増加し1,480億13百万円となりました。また、有利子負債残高は前連結会計年度末と比べて91億33百万円減少し、656億49百万円となっております。

 

キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比べて108億47百万円の資金を獲得し、784億85百万円となりました。

 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払89億83百万円等による資金の使用の一方で、税金等調整前当期純利益302億27百万円、減価償却費54億84百万円、分譲不動産事業の棚卸資産の減少64億5百万円により、341億48百万円の資金を獲得(前連結会計年度は249億51百万円の資金を獲得)いたしました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動によるキャッシュ・フローは賃貸等不動産等の取得、「パティーク新浦安」リノベーション工事や「布袋駅東複合公共施設等整備事業」の建設等により107億1百万円の資金を使用(前連結会計年度は178億19百万円の資金を使用)いたしました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動によるキャッシュ・フローは、分譲不動産事業におけるプロジェクト資金等の銀行借入金返済、剰余金の配当41億14百万円により129億49百万円の資金を使用(前連結会計年度は59億63百万円の資金を使用)いたしました。

 

③生産、受注及び販売の実績

a.受注高、完成工事高、繰越高及び施工高

 建設事業の受注高、完成工事高、繰越高及び施工高は、次のとおりであります。

種別

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

前期繰越高

(百万円)

当期受注高

(百万円)

(百万円)

完成工事高

(百万円)

次期繰越高

当期施工高

(百万円)

手持高

(百万円)

うち施工高

(百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

一般住宅

2,710

3,471

6,181

2,743

3,437

0.3

8

2,741

賃貸住宅

92,106

56,733

148,840

47,146

101,693

0.1

86

46,363

その他

18,294

16,598

34,892

14,964

19,928

8.4

1,670

16,258

113,111

76,802

189,914

64,854

125,059

1.41

1,765

65,363

 

種別

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

前期繰越高

(百万円)

当期受注高

(百万円)

(百万円)

完成工事高

(百万円)

次期繰越高

当期施工高

(百万円)

手持高

(百万円)

うち施工高

(百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

一般住宅

3,437

2,011

5,449

3,092

2,356

0.7

15

3,100

賃貸住宅

101,693

47,742

149,436

53,526

95,910

0.7

623

54,063

その他

19,928

25,284

45,212

17,572

27,640

3.2

890

16,704

125,059

75,038

200,098

74,191

125,906

1.22

1,530

73,867

  (注)1.前期以前に受注したもので、契約の更新等により受注額に変更のあるものについては、当期受注高及び次期繰越高の手持高にその増減を含んでおります。

2.次期繰越高の施工高は、未成工事支出金により手持高の施工高を推定したものであります。

3.当期施工高には分譲不動産事業の分譲にかかる施工高は含まれておりません。

4.「その他」は、店舗、倉庫等のほか、リフォーム工事等の少額受注であります。

 

b.契約及び販売実績

      分譲不動産事業の契約及び販売実績は次のとおりであります。

種別

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

前期契約残高

当期契約高

当期販売高

当期契約残高

数量

金額

 (百万円)

数量

金額

(百万円)

数量

金額

(百万円)

数量

金額

 (百万円)

 戸建住宅

15

1,509

18

2,927

29

3,542

4

894

 マンション分譲

3

242

128

5,949

20

1,726

111

4,465

 賃貸住宅

2

1,569

2

1,569

 土地

1

1,300

3

287

3

1,571

1

16

 その他

1

3

0

1

4

-

 その他収入

24

24

-

 合計

20

3,055

151

10,758

55

8,438

116

5,375

 

種別

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

前期契約残高

当期契約高

当期販売高

当期契約残高

数量

金額

 (百万円)

数量

金額

(百万円)

数量

金額

(百万円)

数量

金額

 (百万円)

 戸建住宅

4

894

3

626

7

1,520

 マンション分譲

111

4,465

117

5,618

179

7,464

49

2,620

 賃貸住宅

6

14,345

6

14,345

 土地

1

16

1

16

 その他

-

 その他収入

-

27

27

 合計

116

5,375

126

20,618

193

23,373

49

2,620

 

 c.セグメント別販売実績

セグメント別の販売実績につきましては、次のとおりであります。

なお、各事業とも、当社の営業店舗等において最終需要者に対し直接に販売、工事請負契約の締結並びに役務の提供を行っております。

セグメントの名称

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

前年同期比

(%)

 

一般住宅

2,743

1.4

3,092

1.3

112.7

建設事業

賃貸住宅

47,146

24.0

53,526

22.9

113.5

 

その他

14,964

7.6

17,572

7.5

117.4

64,854

33.0

74,191

31.7

114.4

賃貸仲介事業

7,162

3.6

7,684

3.3

107.3

売買仲介事業

5,631

2.9

6,701

2.9

119.0

 

不動産管理手数料

10,778

5.5

11,307

4.8

104.9

不動産管理事業

メンテナンス売上

25,390

12.9

26,970

11.5

106.2

 

賃貸収入

46,654

23.7

48,390

20.7

103.7

82,823

42.1

86,668

37.1

104.6

 

戸建住宅

3,542

1.8

1,520

0.7

42.9

 

マンション分譲

1,726

0.9

7,464

3.2

432.3

分譲不動産事業

賃貸住宅

1,569

0.8

14,345

6.1

914.3

 

土地

1,571

0.8

16

0.0

1.0

 

その他

4

0.0

 

その他収入

24

0.0

27

0.0

112.2

8,438

4.3

23,373

10.0

277.0

出版事業

5,132

2.6

6,572

2.8

128.0

ホテル・レジャー事業

4,485

2.3

9,076

3.9

202.4

高齢者支援・保育事業

10,347

5.3

11,170

4.8

108.0

コンサルティング事業

6,636

3.4

7,512

3.2

113.2

物販・文化事業

1,067

0.5

919

0.4

86.1

合計

196,578

100.0

233,871

100.0

119.0

 (注) 建設事業「その他」は、店舗、倉庫等のほか、リフォーム工事等の少額受注であります。

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討結果

 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討結果につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。

 

②キャッシュ・フローの状況の分析・検討並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

 キャッシュ・フローの状況の分析・検討につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態及びキャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

 当社グループの資本の財源及び資金の流動について、当社グループの資金需要のうち主なものは、運転資金需要と販売用不動産取得需要であります。運転資金につきましては、内部資金より充当し、不足が生じた場合は金融機関より短期借入金で調達を行っております。また、販売用不動産取得資金及び設備投資に係る資金につきましては、金融機関より短期借入金及び長期借入金で調達を行っております。

 

③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。