売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率

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最終更新:

E37292 Japan GAAP

売上高

26.9億 円

前期

20.4億 円

前期比

131.6%

時価総額

19.7億 円

株価

1,391 (05/01)

発行済株式数

1,414,000

EPS(実績)

90.32 円

PER(実績)

15.40 倍

平均給与

486.8万 円

前期

457.6万 円

前期比

106.4%

平均年齢(勤続年数)

31.7歳(2.8年)

従業員数

334人(連結:349人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

 

3 【事業の内容】

当社グループは「訪問看護サービス事業」及び「コメディカル人材紹介事業」を展開しております。各事業の概要は以下のとおりです。なお、当社グループは当社及び連結子会社であるRePath株式会社の計2社で構成されており、当社は主に「訪問看護サービス事業」を、RePath株式会社が主に「コメディカル人材紹介事業」を展開しております。

以下に示す区分はセグメントと同一の区分です。

なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)1.報告セグメントの概要」をご参照ください。

 

(訪問看護サービス事業)

当社は看護師等(注1)が利用者様の自宅等に訪問して、その方の病気や障がいに応じた看護を行う訪問看護サービス事業を行っております。主治医が訪問看護を必要と認めた方に対して、当社の看護師等は医師の指示書に基づき、医療処置を行い、健康状態の悪化防止、回復、予防に向けて看護を行います。代表的な処置は、褥瘡(床ずれ)の処置や服薬の管理・指導、点滴、摘便(徒手的に便を出す医療行為)、入浴介助、呼吸器管理、カテーテルの交換等です。

当社は、国民健康保険法及び健康保険法その他の関連法令に定められた医療保険制度並びに介護保険法その他の関連法令に定められた制度に基づき事業を展開しております。訪問看護サービスの対価は、医療保険制度の場合は健康保険組合等の保険者及び被保険者である利用者様から、介護保険制度の場合は国民健康保険団体連合会(保険者)及び被保険者である利用者様から、厚生労働省の省令により定められた報酬額をサービス提供料として受け取っております。

 

訪問看護サービス事業を事業系統図にて示すと下図のとおりとなります。

主治医から依頼されるサービスは医療保険制度、居宅介護支援事業所(ケアマネージャー)(注2)や施設サービス事業所を通じて依頼されるサービスは介護保険制度が適用されるものであり、いずれも利用者様の主治医の指示書に基づく訪問看護サービスを提供しております。

 

[事業系統図]

※画像省略しています。

当社の訪問看護サービス事業の具体的な特長は以下のとおりです。

 

(1) 看護師等の医療職の専門性を活かした新規利用者獲得力の強化

当社では、在宅医療において、訪問看護の利用者様を地域で支えていくため、医療機関のみならず地域の住民をはじめとした居宅介護支援事業所、医療機関、施設サービス事業所等の地域連携先へ訪問・面談し、医療専門職である看護師等が専門性を活かし連携を密に行うことを重視しております。当社は、病院等特定の系列に属さない独立型であるため、柔軟な連携ができることが強みです。

事業所単位でこの活動を継続し、上記地域連携先からの当社の認知度と信頼度を高めることで、当社では営業の専門職を雇うことなく、新規利用者様の紹介、獲得に繋がっております。

具体的には、訪問看護計画書、訪問看護報告書の提出を郵送で行うだけでなく、地域連携先に持参し、口頭での報告・共有を行うことで疾患を持つ方の状況を詳細に報告・共有し、地域連携先からの最適なサポート体制が構築できるよう努めております。

下図は地域連携先へアプローチの頻度を高めて、信頼関係を構築し、新規利用者様の獲得に繋げていく過程を図示したものです。

※画像省略しています。

 

(2) ITの活用による経営の効率化

① 効率性を重視した訪問エリアの設定による訪問看護モデルの確立

当社では、サービスを提供している利用者様の訪問実績データ、訪問間距離や居住地等の地理的データ及び後期高齢者数や競合他社等のマーケットデータを組み合わせ、最適な訪問効率を確保する訪問エリアを定義した上で受託の可否を決定することとし、この訪問エリアをデジタル地図上で全役職員が視覚的に把握できるようにしております。

これにより、事業所単位で随時、自転車や車両等を利用する移動時間を極力短縮した訪問サイクルの設計や管理を行うことが可能となり、業務効率が向上し、1日当たり及び看護師当たりの訪問件数の増加に繋がってまいりました。また、新規利用者様の受託も設定した訪問エリア内が中心であるため、1訪問当たりの移動時間が短縮化し、訪問の効率性が益々高まるものと考えております。

下図は本書提出日現在の当社の東京都エリアの事業所で設定している訪問エリアを図示したものです。図内の赤いピンは当社の拠点の位置を示しております。

 

※画像省略しています。

 

② DX化推進による事務作業の効率化

訪問看護サービスを提供している利用者様の情報、保険者への請求情報をクラウド管理することで、事業所毎に事務処理専門の従業員を置くことなく、本社で一括集中管理を行っております。保険者への請求業務や認可を受けている都道府県への報告または届け出に関する事務は煩雑であり、提出する書類の一部にペーパーレス化できないものがありますが、ペーパーレス化の制約を受けない事務処理は本社においてクラウド上で完結しており、効率的な事務管理体制の構築に努めております。

 

③ クラウド管理による経営指標(KPI)の共有化

日次または月次の訪問件数や移動距離、現場で発生したインシデントの情報等をクラウド管理し、経営陣と現場との情報格差を極力小さくすることに努めております。役職員全員が売上と直結するKPIを共有することにより、現場レベルで新規利用者様の獲得や訪問の効率化を速やかに進めることが可能となり、またインシデント情報の速やかな共有化が、現場における事故発生の抑止力となっている等、情報の共有化が全社的な業績向上や訪問看護の品質向上に寄与していると考えております。

このため、当社では共有化されている情報を適宜閲覧する組織風土の構築に努めており、特に各事業所の管理責任者については、KPIを意識した業務運営を行うことを習慣づけるため、クラウドでの情報共有を推進するように指導しており、人事評価上も考慮することとしております。

 

 

④ ITツールを使用したコミュニケーション力の強化

主な通信手段が固定電話やFAXである訪問看護業界の中で、当社では、看護師等の各従業員にはスマートフォンを貸与し、ChatやTV会議による部門を跨いだコミュニケーションを行い、速やかな情報伝達による効率性の向上に努めています。新規依頼の利用者様に関する情報、担当する利用者様に関する情報や引継ぎ等の連絡についても、訪問看護から帰社後に知るのではなく、訪問の合間に本社からChatにて共有される情報を把握できるため、タイムリーな対応が可能となり、利用者様や地域と強い信頼関係を構築でき、安定した新規利用者の依頼獲得につながっていると考えております。

 

(3) 訪問看護未経験者の積極採用と早期育成

当社に入社する看護師等の従前は病院勤務者であることが多く、9割以上が訪問看護未経験者となっております。このため、未経験者であっても概ね入社後3ヵ月で1人で訪問看護ができるレベルまで引き上げる育成プログラムを整備し、看護師等の早期戦力化を図っております。

 

※画像省略しています。

 

(4) 利用者対応力の強化

① 24時間365日利用者様を支える体制

当社が運営する事業所(注3)全拠点において、オンコールの担当を配置し、24時間365日利用者様を支える体制を整備しております。様々な疾患を抱える利用者様が住み慣れた地域で、安心して自分らしい生活を続けるために、緊急時の体制を整えることで、継続的な医療・介護の提供を行うことができるよう努めております。

 

② 幅広いニーズへの対応力

当社は、看護師、准看護師のみならず、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士も配置することで、看護のみならず、リハビリを含む幅広いニーズの利用者様を受け入れております。

 

 

③ ドミナント戦略(注4)による事業所展開

当社は、中長期的な開設エリア検討の結果で現在のエリアから飛び地に開設することはありますが、ドミナント戦略を志向しており、事業所単独、看護師等単独ではなく拠点相互、看護師等相互で1人の利用者様を診る体制を整備しております。

訪問看護サービスでは、従来1人の利用者様について1人の看護師等が担当することが一般的でありましたが、当社では情報のクラウド管理により、利用者様に関する情報や引継ぎ等の連携を徹底することを前提として、複数の看護師等でサポートする体制としており、これにより看護師等の退職による利用者様への影響を軽減すると共に、看護師等の休暇取得も容易になる等、働きやすさの観点でもメリットがあると考えております。

 

(注) 1.看護師等には、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を含みます。

2.居宅介護支援事業所とは、ケアマネージャーが駐在している事業所のことを言います。要介護認定を受けた人が自宅で介護サービスを利用しながら生活できるようケアプランの作成等を通じて支援する事業所です。

3.事業所は、都道府県知事又は指定都市・中核市の市長から指定を受けた拠点であるステーションとそれ以外の拠点として従たる事業所を指します。2025年12月31日現在における当社が運営する拠点は以下のとおりです。

 

訪問看護ステーション

届出先

従たる事業所

所在地

 

 

 

訪問看護ステーションリカバリー

(東京都新宿区)

 

 

 

 

 

 

東京都

 

 

 

リカバリー押上サテライト

リカバリー住吉サテライト

リカバリー東陽町サテライト

リカバリー浅草サテライト

リカバリー東村山サテライト

リカバリー田無サテライト

リカバリー小平サテライト

リカバリー東久留米サテライト

リカバリー武蔵野サテライト

リカバリー小金井サテライト

リカバリー曙橋サテライト

リカバリー代々木公園サテライト

リカバリー蒲田サテライト

リカバリー雪が谷大塚サテライト

リカバリー下丸子サテライト

リカバリー荻窪サテライト

リカバリー新高円寺サテライト

リカバリー浜田山サテライト

リカバリー石神井公園サテライト

リカバリー中村橋サテライト

リカバリー大泉学園サテライト

リカバリー平和台サテライト

リカバリー中野サテライト

リカバリー麻布十番サテライト

リカバリー明大前サテライト

リカバリー千歳烏山サテライト

リカバリー池尻大橋サテライト

リカバリー上野毛サテライト

リカバリー用賀サテライト

リカバリー祖師ヶ谷大蔵サテライト

東京都墨田区

東京都江東区

東京都江東区

東京都台東区

東京都東村山市

東京都西東京市

東京都小平市

東京都東久留米市

東京都武蔵野市

東京都小金井市

東京都新宿区

東京都渋谷区

東京都大田区

東京都大田区

東京都大田区

東京都杉並区

東京都杉並区

東京都杉並区

東京都練馬区

東京都練馬区

東京都練馬区

東京都練馬区

東京都中野区

東京都港区

東京都世田谷区

東京都世田谷区

東京都世田谷区

東京都世田谷区

東京都世田谷区

東京都世田谷区

訪問看護ステーションリカバリー兵庫(兵庫県西宮市)

兵庫県

 

 

 

 

 

 

訪問看護ステーションリカバリー高知(高知県南国市)

高知県

 

 

 

 

 

 

訪問看護ステーションリカバリー高知 高知事務所(高知県高知市)

高知県

 

 

 

 

 

 

訪問看護ステーションリカバリー沖縄(沖縄県那覇市)

沖縄県

 

リカバリー沖縄 那覇大道サテライト

 

沖縄県那覇市

 

 

 

4.ドミナント戦略とは、地域を特定して集中的に開設する経営戦略のことを言います。

 

(コメディカル人材紹介事業)

当社グループは、看護師やリハビリ職などの専門スキルを有する人材を、病院や介護施設等の医療機関(以下、医療機関等という。)へ紹介する有料職業紹介サービスを提供しております。一般的な人材紹介会社とは異なり、医療・介護業界に特化した専門性の高い人材ビジネスを展開しております。

事業運営にあたっては、職業安定法に基づき厚生労働大臣より「有料職業紹介事業」の許可を受けております。

サービスの流れとしては、Webマーケティング等を活用して看護師等の求職者を募り、当社グループのキャリアアドバイザーが医療機関等の求人条件と求職者の希望条件とを精緻にマッチングしたうえで、紹介・斡旋を行います。医療機関等と求職者との間で、面接等の選考を経て、双方の合意により雇用契約が成立し、医療機関等に求職者が入職した際に、当社グループは医療機関等から成功報酬として紹介手数料を得ております。

また、最適なマッチングを実現するため、求職者向け専用の登録サイト「リーパスナース」を運営しております。

コメディカル人材紹介事業を事業系統図にて示すと下図のとおりとなります。

 

[事業系統図]

※画像省略しています。

 

26/03/30

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との比較・分析の記載はしておりません。

当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものです。

 

(1) 経営成績の状況

当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策により緩やかに回復しております。しかしながら、米国の通商政策の影響による景気の下振れリスク、物価上昇の継続による個人消費への影響など、依然として先行き不透明な状況が続いております。

当社グループが属する訪問看護業界におきましては、2040年問題(高齢者人口のピーク到達)を見据え、住み慣れた地域で療養生活を継続できる在宅医療体制の構築が急務となっております。このような状況のもと、当社は『もう一人のあたたかい家族』を理念に掲げ、ご利用者様に寄り添った高品質な訪問看護サービスをより多くの方に提供すべく、積極的な人材確保と新規拠点開設に取り組んでまいりました。

また、当社グループの中長期的な成長戦略として、人材獲得力の強化および採用プロセスの垂直統合を図るため、2025年3月7日付で、当社100%出資子会社であるRePath株式会社が株式会社clutch communicationより有料職業紹介事業等を譲り受けました。これにより、既存事業とのシナジー創出と、新たな収益柱の育成を並行して進める体制を構築いたしました。

 

この結果、当連結会計年度の業績は、売上高2,689,620千円、営業利益203,393千円、経常利益207,531千円、親会社株主に帰属する当期純利益は127,711千円となりました。

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、当連結会計年度より、事業領域の拡大に伴い報告セグメントを「訪問看護サービス事業」及び「コメディカル人材紹介事業」の2区分に変更しております。

 

(訪問看護サービス事業)

主軸である本事業におきましては、ドミナント戦略に基づく拠点展開と、拠点あたりの訪問効率を最大化する運営管理体制の強化に注力いたしました。既存拠点の安定稼働に加え、計画的な新規出店が寄与した結果、サービス提供体制が着実に拡大いたしました。

この結果、売上高は2,597,057千円、セグメント利益は774,599千円と、グループ全体の収益基盤として堅調に推移いたしました。

 

(コメディカル人材紹介事業)

2025年3月7日付の事業譲受により、医療・ヘルスケア領域に特化した人材マッチングサービスの提供を開始いたしました。本セグメントは、当社グループ内での採用コスト抑制に寄与するだけでなく、医療業界全体の人材不足解消に資する事業としての成長を目指しております。当連結会計年度においては、のれん償却を含む事業譲受に伴う一時的な諸費用及び事業基盤構築のための先行投資が発生した結果、売上高は93,968千円、セグメント損失は33,722千円となりました。しかしながら、事業譲受以降、成約件数は順調に推移しており、次期以降の収益貢献に向けた立ち上げは概ね計画通りに進捗しております。

 

 

(2) 財政状態の状況

当連結会計年度末における財政状態については次のとおりです。

 

(資産)

当連結会計年度末における総資産は1,347,926千円となりました。

流動資産は1,195,884千円となり、その主な内訳は、現金及び預金587,195千円、売掛金545,071千円であります。

固定資産は152,042千円となり、その内訳は、有形固定資産6,943千円、無形固定資産74,466千円、投資その他の資産70,632千円であります。

 

(負債)

当連結会計年度末における負債合計は573,557千円となりました。

流動負債は403,607千円となり、その主な内訳は、未払金55,047千円、未払費用182,223千円、未払法人税等63,694千円、預り金58,263千円であります。

固定負債は169,950千円となり、その主な内訳は長期借入金137,840千円であります。

 

(純資産)

当連結会計年度末における純資産は、774,368千円となりました。

その主な内訳は、資本金203,544千円、資本剰余金189,544千円、利益剰余金504,140千円、自己株式△125,877千円であります。

この結果、自己資本比率は57.2%となりました。

 

 

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、587,195千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは70,747千円の収入となりました。

主な増加要因は、税金等調整前当期純利益207,582千円、未払費用の増加46,244千円であります。

主な減少要因は、売上債権の増加125,672千円、前払費用の増加14,130千円、法人税等の支払額76,326千円であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、70,830千円の支出となりました。

主な増加要因は、短期貸付金の返済による収入21,700千円によるものであります。

主な減少要因は、事業譲受による支出79,994千円、有形固定資産の取得による支出5,134千円、敷金及び保証金の差入による支出7,920千円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは77,898千円の収入となりました。

増加要因は、長期借入による収入200,000千円によるものであります。

減少要因は、長期借入金の返済による支出22,164千円、自己株式の取得による支出85,905千円、自己株式取得のための預け金の増加14,032千円によるものであります。

 

(4) 生産、受注及び販売の実績

① 生産実績

該当事項はありません。

 

② 受注実績

該当事項はありません。

 

③ 販売の実績

当連結会計年度における販売実績は次のとおりです。

 

セグメントの名称

金額(千円)

前年同期比(%)

訪問看護サービス事業

2,597,057

コメディカル人材紹介事業

92,562

合計

2,689,620

 

(注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。

   2.当社グループは当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前年同期比は記載しておりません。

   3.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合

 

相手先

第13期連結会計年度

(自 2025年1月1日

至 2025年12月31日)

販売高(千円)

割合(%)

東京都国民健康保険団体連合会

1,688,923

62.8

 

 

 

(5) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。

なお、文中の将来に関する事項は本書提出日現在において判断したものであります。

 

① 重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りを行うにあたり、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる結果をもたらす場合があります。

当社グループの連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載のとおりであります。

会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

 

② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

(売上高)

当社グループは、ドミナント戦略による収益最大化を目指して管理の仕組みを構築し、エリアマーケティングを実施するとともに、人材確保については人材紹介会社との連携強化やリファーラル等の自社採用に向けた取り組みにより、要員計画に沿った人材獲得を進めてまいりました。

また、医療機関や居宅介護支援事業所等の地域連携機関に積極的に働きかけを行い、新規利用者の獲得に注力してまいりました。その結果、当連結会計年度の売上高は2,689,620千円となりました。上記の他、当連結会計年度における経営成績等の状況につきましては、「(1)経営成績の状況」に記載しております。

 

(売上原価、売上総利益)

売上高の増加に応じて、積極的に訪問看護師等の人材確保に注力してまいりました。

以上の結果、当連結会計年度における売上原価は1,522,925千円となりました。主なものは、人件費1,478,189千円であり、売上原価率は56.6%となりました。この結果、売上総利益は1,166,695千円、売上総利益率は43.4%となりました。

 

(販売費及び一般管理費、営業利益)

当社グループの販売費及び一般管理費は、主に間接部門の人件費、採用関係費、地代家賃及びその他の経費で構成されております。本社部門の人員を増強したため、人件費が増加しました。

以上の結果、当連結会計年度における営業利益は203,393千円となりました。

 

(営業外収益、営業外費用及び経常利益)

当連結会計年度における営業外収益は6,780千円となりました。これは主に助成金収入が4,115千円生じたことによるものであります。また、営業外費用は2,643千円となりました。これは主に支払利息が1,913千円生じたことによるものであります。

以上の結果、当連結会計年度における経常利益は207,531千円、親会社株主に帰属する当期純利益は127,711千円となりました。

 

③ 財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容

第13期連結会計年度の財政状態の分析については、「(2)財政状態の状況」に記載のとおりであります。

 

 

④ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況

当社グループは重要なKPIを延べ訪問件数とし、経営陣のみならず役職者全員がこの指標を意識した事業所運営を行っております。訪問件数を増加させるために、当社グループは営業担当を置かず、看護師及びリハビリ職が医療の専門性を活かした地域連携活動を行うことにより、新規利用者の獲得を行う方針であります。また、訪問看護サービス事業は労働集約型事業であるため、当社グループがさらに成長していくためには、利用者数の増加は当然のことながら、その前提として看護師等訪問看護要員となる従業員を継続的に採用、育成し、事業所規模拡大及び拠点展開による事業所数拡大を継続していくことが必要です。

当連結会計年度における各指標の推移は以下のとおりです。

 

指標

第12期事業年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

第13期連結会計年度

(自 2025年1月1日

至 2025年12月31日)

延べ訪問件数(注1)

255,473件

330,790件

延べ介入利用者数(注2)

30,705人

38,067人

訪問看護要員数(期末時点)

263人

314人

 

(注) 1.延べ訪問件数は、従業員1人当たり訪問件数の総和です。

2.延べ介入利用者数は、月間介入者数の総数です。「介入」とは、看護師等が訪問看護契約に基づき訪問することを言います。

3.2025年12月期より連結財務諸表を作成しているため、個別ベースの数値を記載しております。

 

⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について

経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」をご参照ください。

 

⑥ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性

当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、70,747千円の資金増加、投資活動によるキャッシュ・フローは、70,830千円の資金減少、財務活動によるキャッシュ・フローは、77,898千円の資金増加となり、その結果、当連結会計年度の現金及び現金同等物は、587,195千円となりました。

上記の他、当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「(3) キャッシュ・フローの状況」に記載しております。

当社グループにおける資金需要は、既存事業の安定的な成長にかかる運転資金及び新規拠点開設時の設備投資資金と、新規事業への投資コストであり、これらの財政状態と投資のバランスを重視しております。また、これらの財源については、自己資金の効率的な運用を基本としており、事業活動を円滑に実行できるよう適正な水準の資金の流動性の維持及び確保を最優先としております。