株式会社共立メンテナンス( )

ブランドなど:ドーミーイン共立リゾート
サービス業ホテルプライムTOPIX Mid400

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率

ニュースリリース


最終更新:

E04908 Japan GAAP

売上高

2,289.3億 円

前期

2,041.3億 円

前期比

112.2%

時価総額

2,599.9億 円

株価

2,995.5 (01/09)

発行済株式数

86,792,167

EPS(実績)

167.78 円

PER(実績)

17.85 倍

平均給与

488.2万 円

前期

428.7万 円

前期比

113.9%

平均年齢(勤続年数)

38.8歳(6.1年)

従業員数

3,235人(連結:6,213人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

3【事業の内容】

 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社共立メンテナンス)、子会社17社及び関連会社3社により構成されており、寮事業、ホテル事業、総合ビルマネジメント事業、フーズ事業、デベロップメント事業を主たる業務としております。

 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。

 なお、次の5部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

 

セグメントの名称

事業内容

主要な会社

寮事業

学生寮・社員寮・ドミール・受託寮の管理運営事業

当社

他3社

ホテル事業

ドーミーイン(ビジネスホテル)事業

リゾート(リゾートホテル)事業

当社

㈱韓国共立メンテナンス

他4社

総合ビル
マネジメント事業

オフィスビルマネジメント事業

レジデンスビルマネジメント事業

㈱ビルネット

㈱セントラルビルワーク

フーズ事業

外食事業

受託給食事業

ホテルレストラン等の受託運営事業

㈱共立フーズサービス

㈱共立オアシス

㈱共立フーズマネジメント

他1社

デベロップメント
事業

建設・企画・設計・仲介事業

分譲マンション事業

不動産流動化事業

その他開発付帯事業

当社

㈱共立エステート

他1社

その他事業

シニアライフ事業(高齢者向け住宅の管理運営事業)

PKP事業(自治体向け業務受託事業)

単身生活者支援事業

保険代理店事業

総合人材サービス事業

融資事業及び事務代行業

その他の付帯事業

当社

㈱共立トラスト

㈱共立保険サービス

㈱共立ソリューションズ

㈱共立ファイナンシャルサービス

他3社

 

 事業系統図は次のとおりであります。※画像省略しています。

 

25/06/25

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

①財政状態及び経営成績の状況

 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善の動きが続く中、個人消費にも持ち直しの兆しが見られる一方で、物価上昇の継続による消費マインドの下振れ、各国の通商政策動向や為替の変動等の影響により、依然として先行き不透明な状況が継続いたしました。

 このような中、当社グループにおきましては食材費や人件費などコスト上昇の影響を受けましたが、寮事業では新規事業所の開業や販売価格の適正化などにより安定成長し、ホテル事業では、堅調な国内需要に加え、訪日外客数が3,600万人を突破し年間過去最多を更新するなどの強い追い風もあり、好調に推移いたしました。

 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

 

a.財政状態

(資産)

 当連結会計年度末における総資産は、301,470百万円となり、前連結会計年度末に比べ30,548百万円の増加となりました。主な要因は、土地、建設仮勘定の増加などによるものであります。

(負債)

 当連結会計年度末における負債は、202,109百万円となり、前連結会計年度末に比べ17,792百万円の増加となりました。主な要因は、その他流動負債(未払金)、長期借入金の増加などによるものであります。

(純資産)

 当連結会計年度末における純資産は、99,360百万円となり、前連結会計年度末に比べ12,756百万円の増加となりました。主な要因は、利益剰余金の増加などによるものであります。

 この結果、自己資本比率は33.0%となり、前連結会計年度末に比べ1.0ポイントの増加となりました。

 

b.経営成績

 売上高は228,933百万円(前期比12.2%増)、営業利益は20,491百万円(前期比22.6%増)、経常利益は21,417百万円(前期比1.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は14,562百万円(前期比17.3%増)となり、過去最高益を更新いたしました。

 

 

 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

 寮事業

 寮事業では、4月に全国で合計8事業所、907室を新たに開業し、期初稼働率は97.0%(前年と比べ1.2ポイント減)にてスタートいたしました。当社の強みである安心・安全をテーマとした運営サービスをさらに多くのお客様に提供するとともに、コストインフレーションが進む中で、お客様との関係をより深化させながら、徹底したコスト管理と合理化を継続し、販売価格の適正化にも取組んでまいりました。

 以上の結果、寮事業全体の売上高は54,923百万円(前期比5.0%増)となり、商品別では、学生寮売上高31,250百万円(前期比4.2%増)、社員寮売上高14,391百万円(前期比7.3%増)、ドミール(ワンルームマンションタイプ寮)売上高5,098百万円(前期比1.4%増)、受託寮(企業・学校様が保有する寮の管理運営受託)売上高4,182百万円(前期比8.1%増)となり、営業利益は6,077百万円(前期比3.3%増)となりました。

 なお、2025年3月末現在の事業所数は526ヶ所(前期比7ヶ所増・受託除く)、定員数は44,908名(前期比851名増)、契約者数は43,991名(前期比1,259名増)となっております。

 

 ホテル事業

 ホテル事業では、ドーミーイン事業で『global cabin横浜中華街』をリニューアルオープンし、また韓国で『ドーミーインEXPRESS SEOUL仁寺洞(インサドン)』をオープンいたしました。

 当期は夏季に南海トラフ地震注意情報や台風の影響などで需要が一時的に停滞したものの、通期では引き続き旺盛な国内外の需要を的確に捉え、販売価格の適正化の継続、公式サイト・メンバーシッププログラムの強化などが奏功し、高稼働・高単価にて推移いたしました。

 この結果、売上高は139,250百万円(前期比10.9%増)となり、営業利益は顧客満足度向上のための大規模リニューアル工事費用、コストインフレーションによる影響をカバーし、18,498百万円(前期比24.6%増)と大幅な増益となりました。

 なお、2025年3月末現在のホテル事業全体の事業所数は138ヶ所(前期比1ヶ所増・受託除く)、客室数は21,440室(前期比73室増)となっております。

 

 総合ビルマネジメント事業

 総合ビルマネジメント事業では、大規模修繕工事や清掃などの案件が増加したことなどにより、売上高は27,116百万円(前期比20.0%増)となり、営業利益は1,213百万円(前期比47.1%増)となりました。

 

 フーズ事業

 フーズ事業では、ホテルレストランの受託案件及び外食店舗が増加したことなどにより、売上高は12,530百万円(前期比12.9%増)となり、営業利益は244百万円(前期比17.3%増)となりました。

 

 デベロップメント事業

 デベロップメント事業では、不動産流動化の実施と寮やホテルなどの開発案件の増加に加え、不動産分譲事業が寄与したこともあり、売上高は9,953百万円(前期比174.7%増)となり、営業利益は672百万円(前期比97.4%増)となりました。

 

 その他事業

 その他事業は、シニアライフ事業(高齢者向け住宅の管理運営事業)、PKP事業(自治体向け業務受託事業)、単身生活者支援事業、保険代理店事業、総合人材サービス事業、融資事業及び事務代行業であります。これらの事業の合計の売上高は17,813百万円(前期比10.0%増)となり、営業損失は主にPKP事業の人件費が増加したことなどにより426百万円(前期は310百万円の損失)となりました。

 

②キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ6,082百万円減少し、25,349百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、棚卸資産の増減額の影響により、前連結会計年度に比べ5,366百万円収入が増加し、29,449百万円の収入となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、有形固定資産の取得による支出の影響により、前連結会計年度に比べ12,148百万円支出が増加し、43,682百万円の支出となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、長期借入れによる収入の影響により、前連結会計年度に比べ24,988百万円収入が増加し、8,195百万円の収入となりました。

 

③生産、受注及び販売の実績

 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

金額(百万円)

前期比(%)

54,923

5.0

学生寮

31,250

4.2

社員寮

14,391

7.3

ドミール

5,098

1.4

受託寮

4,182

8.1

ホテル

139,250

10.9

ドーミーイン事業

83,802

15.1

リゾート事業

55,448

5.1

総合ビルマネジメント

27,116

20.0

オフィスビルマネジメント事業

4,852

△1.4

レジデンスビルマネジメント事業

22,263

25.9

フーズ

12,530

12.9

デベロップメント

9,953

174.7

報告セグメント計

243,774

13.3

その他

17,813

10.0

調整額

△32,653

合計

228,933

12.2

 

 

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

①重要な会計方針及び見積り

 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりましては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しておりますので、ご参照下さい。会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。
 また、連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づき見積り及び判断を行っておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるためにこれらの見積りと異なる場合があります。

 

②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

a.経営成績等

1)財政状態

(資産合計)

 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ30,548百万円増加し301,470百万円(前連結会計年度末は270,921百万円)となりました。

 流動資産は、前連結会計年度末に比べ10,808百万円減少し69,576百万円(前連結会計年度末は80,385百万円)となりました。これは現金及び預金が6,132百万円、販売用不動産が2,848百万円減少したことなどによるものであります。

 固定資産は、前連結会計年度末に比べ41,450百万円増加し231,675百万円(前連結会計年度末は190,224百万円)となりました。これは建設仮勘定が23,152百万円、土地が12,137百万円増加したことなどによるものであります。

 繰延資産は、前連結会計年度末に比べ93百万円減少し218百万円(前連結会計年度末は311百万円)となりました。

 

(負債合計)

 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ17,792百万円増加し202,109百万円(前連結会計年度末は184,317百万円)となりました。

 流動負債は、前連結会計年度末に比べ36,966百万円増加し108,093百万円(前連結会計年度末は71,127百万円)となりました。これは1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債が30,022百万円増加(固定負債からの振替)したことなどによるものであります。

 固定負債は、前連結会計年度末に比べ19,173百万円減少し94,015百万円(前連結会計年度末は113,189百万円)となりました。これは流動負債への振替等により転換社債型新株予約権付社債が30,052百万円減少、長期借入金が16,296百万円増加したことなどによるものであります。

 

(純資産合計)

 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ12,756百万円増加し99,360百万円(前連結会計年度末は86,604百万円)となりました。これは利益剰余金が12,025百万円増加したことなどによるものです。

 

2)経営成績

(売上高)

 売上高は、前期に比べ12.2%増の228,933百万円となりました。そのうち、寮事業売上高は、前期に比べ5.0%増の54,923百万円、ホテル事業売上高は、前期に比べ10.9%増の139,250百万円となりました。

 

(売上原価、販売費及び一般管理費)

 売上高の増加に連動し、売上原価は前期に比べ11.5%増の173,016百万円、販売費及び一般管理費は前期に比べ9.7%増の35,426百万円となりました。

 

 

 

(親会社株主に帰属する当期純損益)

 親会社株主に帰属する当期純損益は、寮事業が堅調に業績貢献するとともに、ホテル事業が大幅増益となったことなどによりあり、前期に比べ17.3%増の14,562百万円の利益となりました。

 

3)キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。

 

b.経営成績に重要な影響を与える要因について

 経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照下さい。

 

c.資本の財源及び資金の流動性

 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、事業所・リース物件の賃借料のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、新規事業所の取得及び開業費用、既存事業所の改修費用等によるものであります。

 当社グループは、事業資金について自己資金のほか、金融機関からの借入等により調達しております。一方で、自社所有物件の一部について当社の管理運営・賃借契約付運用物件として投資家に売却する等の手法を活用して有利子負債依存度の低下を図っております。

 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は149,240百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は25,349百万円となっております。

 

d.経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

 中期経営計画「KYORITSU Growth Vision / Rise Up Plan 2028(2023年4月~2028年3月)」の2年目である当期は、食材費や人件費などコスト上昇の影響を受けましたが、寮事業では新規事業所の開業や販売価格の適正化などにより安定成長し、ホテル事業では堅調な国内需要に加えて、インバウンドの強い追い風もあり、好調に推移した結果、過去最高益を更新いたしました。

 中期経営計画の主な定量目標と2年目進捗状況は以下に記載のとおりであります。

主な定量目標

2028年3月期

当期実績(2年目)

売上高

2,800億円

2,289億円

営業利益

280億円

204億円

営業利益率

10%

9.0%

EPS

200円

186.5円

ROE

10%

15.7%

ネットD/Eレシオ

1倍以下

1.24倍

配当性向

20%以上

20.4%

 中期経営計画の開発計画の定量目標と3年目以降の予測は以下に記載のとおりであります。

開発計画

中期経営計画目標

3年目予想

※1

進捗率

※1

中期経営計画

最終年度見込

進捗率

※2

50,000室

46,100室

92%

49,600室

99%

ドーミーイン

20,000室

17,800室

89%

20,000室

100%

リゾート

5,500室

4,500室

82%

4,900室

89%

※1.3年目予想及び進捗率は、47期末における予想定員数と中期経営計画目標に対する進捗率となります。

 2.中期経営計画最終年度見込及び進捗率は、中期経営計画最終年度における見込定員数と中期経営計画目標に対する進捗率となります。

 

e.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照下さい。