売上高

利益

資産

キャッシュフロー

セグメント別売上

セグメント別利益

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率

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最終更新:

E04903 Japan GAAP

売上高

976.8億 円

前期

930.6億 円

前期比

105.0%

時価総額

845.6億 円

株価

2,986 (01/09)

発行済株式数

28,318,172

EPS(実績)

238.22 円

PER(実績)

12.53 倍

平均給与

995.2万 円

前期

958.3万 円

前期比

103.9%

平均年齢(勤続年数)

42.4歳(12.4年)

従業員数

2,151人(連結:3,966人)

株価

by 株価チャート「ストチャ」

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社(株式会社建設技術研究所)及び子会社により構成されており、河川、ダム、道路、環境、情報などの公共事業及び民間事業の社会資本整備に関する建設コンサルタント業を営んでおります。なお、当連結会計年度において連結子会社は25社、持分法適用会社はありません。

当社グループの事業内容及び当社と主要な子会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。

①  国内建設コンサルティング事業

主要な事業は、国内における公共事業の企画、調査、計画、設計、発注者支援、施工管理、運用維持管理などの総合コンサルティング業務及び付随するシステム開発、保守管理、一般事務処理受託、土地区画整理業務、地質調査業務、建築設計・監理業務並びに環境計量証明業務・環境調査・分析業務であります。土地区画整理業務、地質調査業務、建築設計・監理業務及び環境計量証明業務・環境調査・分析業務を除く業務は主に当社及び子会社広建コンサルタンツ株式会社、土地区画整理業務は子会社日本都市技術株式会社、地質調査業務は子会社株式会社地圏総合コンサルタント、建築設計・監理業務は子会社株式会社日総建、環境計量証明業務・環境調査・分析業務は子会社株式会社環境総合リサーチが担当しております。

②  海外建設コンサルティング事業

主要な事業は、海外におけるプロジェクトの発掘、マスタープランの策定、企画、調査、計画、設計、施工管理、運用維持管理など建設プロジェクト全般にわたる総合コンサルティング事業並びに構造設計、設備設計を含むビルディング関連事業、技術者派遣事業であります。総合コンサルティング事業は当社、子会社株式会社建設技研インターナショナル及び子会社Waterman Group Plc、ビルディング関連事業は子会社Waterman Group Plc及び子会社Waterman Group (Aus) Pty Limited、技術者派遣事業は子会社Waterman Aspen Limitedが担当しております。

以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

※画像省略しています。

 (注) 1 *印の子会社は、規模の重要性が乏しいため、連結の範囲から除外しております。

25/07/04

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況(以下、「経営成績等」という。)の概要は次のとおりであります。

 

①経営成績の状況

当連結会計年度におけるわが国経済は、一部に足踏みが残るものの、緩やかに回復しています。今後も、雇用や所得環境が改善するもとで、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が継続する見込みです。ただし、欧米における高い金利水準の継続や中国における不動産市場の停滞に伴う影響など、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとして存在しています。また、物価上昇、アメリカの今後の政策動向、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があります。

当社グループを取り巻く経営環境は、国内建設コンサルティング事業では、政府が推進している防災・減災対策の強化、インフラ老朽化対策に関わる国土強靭化推進などを背景として、引き続き堅調に推移しています。海外建設コンサルティング事業では、ウクライナ及び中東情勢等による不確実性の長期化や世界的なインフレの進行、金融引締めなど懸念すべき事象が発生しています。

当社グループは、このような経営環境のもと、「中期経営計画2024」の最終年である2024年において、①事業構造変革の促進、②生産システム改革の促進、③リスクマネジメントとガバナンスの強化、④サステナビリティ経営の推進の4点をグループ全体の取組として掲げ、多くの施策を実行してまいりました。これらの取組により、当連結会計年度における当社グループの受注高は、94,400百万円と前年同期比2.1%増となりました。売上高は97,678百万円と前年同期比5.0%増経常利益は9,535百万円と前年同期比6.1%減親会社株主に帰属する当期純利益は6,746百万円と前年同期比10.5%減となりました。

当社グループのセグメント別の業績は次のとおりです。

1 国内建設コンサルティング事業

防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策により引き続き受注が好調だったことに加え、エネルギー、都市・建築、環境分析、PPP等の事業分野の受注増により、売上高は計画を上回りました。利益については、当初方針であるミス防止と投資強化を目的とした減益計画のとおりに概ね推移しました。以上の結果、受注高は65,724百万円と前年同期比5.7%増、売上高は66,945百万円と前年同期比3.8%増となり、セグメント利益は8,610百万円と前年同期比3.7%減となりました。

2 海外建設コンサルティング事業

 英国を中心に事業展開するWaterman Group Plcの公共部門は堅調に推移したものの、民間部門でやや苦戦しました。また、東南アジアを拠点とする株式会社建設技研インターナショナルでは、大型案件の受注獲得に遅れが生じました。さらに、海外における人件費等の高騰により利益は減少しました。以上の結果、受注高は28,676百万円と前年同期比5.4%減、売上高は30,733百万円と前年同期比7.5%増となり、セグメント利益は773百万円と前年同期比27.9%減となりました。

 

②財政状態の状況

当連結会計年度末における総資産は87,694百万円と前年同期比9.7%増となりました。これは主に、現金及び預金が減少した一方、受取手形、完成業務未収入金及び契約資産に加えて退職給付に係る資産が増加したことによるものであります。

当連結会計年度末における総負債は26,019百万円と前年同期比4.8%増となりました。これは主に、賞与引当金が減少した一方、業務未払金及び短期借入金が増加したことによるものであります。

当連結会計年度末における純資産は61,674百万円と前年同期比11.9%増となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が増加したこと、為替レートの変動により為替換算調整勘定が増加したことによるものであります。

 

③キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ4,984百万円減少し、14,670百万円となりました。

営業活動の結果取得した資金は2,410百万円(前年同期比175.8%増)となりました。これは主に、売上債権及び契約資産の増加による支出4,822百万円や法人税等の支払額2,357百万円があった一方、税金等調整前当期純利益9,489百万円や減価償却費1,609百万円による収入があったことによるものであります。

投資活動の結果使用した資金は5,658百万円(前年同期比519.8%増)となりました。これは主に、貸付金の回収による収入209百万円があった一方、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出4,167百万円や有形固定資産の取得による支出850百万円があったことによるものであります。

財務活動の結果使用した資金は2,111百万円(前年同期比35.9%減)となりました。これは主に、配当金の支払額2,072百万円があったことによるものであります。

 

④生産、受注及び販売の実績

1)生産実績

セグメントの名称

当連結会計年度

(自  2024年1月1日 至  2024年12月31日)

(百万円)

前年同期比(%)

国内建設コンサルティング事業

66,945

3.8

海外建設コンサルティング事業

30,733

7.5

合計

97,678

5.0

 

(注)1  金額は、販売価額によっております。

2 上記の金額は外部顧客に対するもので、セグメント間の内部取引及び振替額は含まれておりません。

 

2)受注実績

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2024年1月1日 至  2024年12月31日)

受注高(百万円)

前年同期比(%)

受注残高(百万円)

前年同期比(%)

国内建設コンサルティング事業

65,724

5.7

38,023

△2.1

海外建設コンサルティング事業

28,676

△5.4

25,419

△4.1

合計

94,400

2.1

63,442

△2.9

 

(注)1  金額は、販売価額によっております。

2 上記の金額は外部顧客に対するもので、セグメント間の内部取引及び振替額は含まれておりません。

 

3)販売実績

当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2024年1月1日 至  2024年12月31日)

(百万円)

前年同期比(%)

国内建設コンサルティング事業

66,945

3.8

海外建設コンサルティング事業

30,733

7.5

合計

97,678

5.0

 

(注)1  金額は、販売価額によっております。

2 上記の金額は外部顧客に対するもので、セグメント間の内部取引及び振替額は含まれておりません。

3 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合

販売先

前連結会計年度

(自  2023年1月1日

至  2023年12月31日)

当連結会計年度

(自  2024年1月1日

至  2024年12月31日)

金額(百万円)

割合(%)

金額(百万円)

割合(%)

日本国

32,125

34.5

32,052

32.8

 

 

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

 

①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。連結財務諸表の作成にあたり、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。

経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。当社グループの連結財務諸表で採用している重要な会計基準は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。

当連結会計年度の連結財務諸表の作成にあたって、特に重要な見積りは以下のとおりであります。

 

(のれんの減損)

当社グループは、企業結合により発生したのれんを計上しております。当該のれんについては、将来の超過収益力を適切に反映しているものと判断しております。

のれんの減損損失の判定にあたっては、子会社の業績や事業計画等に基づき合理的に判断しておりますが、これらは長期的な見積りに基づくため、将来の経営環境や市況等の変動によっては、当社グループの財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。

(建設コンサルティング業務契約における収益認識)

当社グループは、建設コンサルティング業務契約について、一定の期間にわたり充足される履行義務については、見積総原価に対する発生原価の割合に基づく進捗度により収益を認識しております。

見積総原価の見積りには、不確実性を伴いますので、予期し得ぬ状況変化や事実の判明によって業務の作業量等が大きく変動した場合には、当社グループの財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 

②経営成績等の状況の分析

当連結会計年度末における経営成績の状況は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおりであります。

国内建設コンサルティング事業セグメントの営業利益率は、前年同期13.9%から当連結会計年度12.9%と低下しました。これは主にミス防止や投資強化のために、管理部門の人員や研究開発費を増加させたことにより、販売費及び一般管理費が増加したことによるものであります。

海外建設コンサルティング事業セグメントの営業利益率は、前年同期3.8%から当連結会計年度2.5%へと低下しました。これは主にインフレや人件費等の高騰により、コストが増加したことによるものであります。

 

③財政状態の分析

当連結会計年度末における財政状態の状況は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」をご参照ください。

総資産は87,694百万円と前年同期比9.7%増となり、総負債は26,019百万円と前年同期比4.8%増、純資産は61,674百万円と前年同期比11.9%増となりました。

これらは、受注高、売上高等の事業規模拡大により増加しておりますが、自己資本比率も前年同期68.7%から当連結会計年度70.1%へと上昇しておりますので、財政の安定性を保ちながら事業規模拡大が図られていると考えております。

 

④資本の財源及び資金の流動性についての分析

当連結会計年度末のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要③キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。

当社グループの事業規模拡大に伴い、総資産が増加していますが、資金については、手元流動性を確保しつつ、基本的には自己資金の範囲内で事業拡大と生産性向上並びに業務効率化に必要な投資を進めているところであります。

当社グループの運転資金需要のうち主なものは、業務原価、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は中長期的な成長に向けてのM&Aや設備投資によるものであります。

なお、業務の特性上、受託料収入が第2四半期に集中し、第1四半期には手元資金残高が減少する傾向があるため、当該時期には資金需要に応じて運転資金の一部を金融機関からの短期借入金で賄うことがあります。