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利益

資産

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最終更新:

E03896 Japan GAAP

売上高

9,893.8万 円

前期

9,908.3万 円

前期比

99.9%


3【事業の内容】

 当社は不動産の賃貸業を事業目的としている。貸ビル事業のみの単一セグメントのため、セグメント情報は記載しておりません。

(1)所有土地   1,260.06㎡

(2)所有建物   2,590.11㎡

 全国旅館会館建物(地下2階、地上7階)を全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)と区分所有しており、地下2階から地上3階までを当社が所有しております。

(3)収益

(イ)家賃   賃貸借契約に基づき1,660㎡をテナントに賃貸し、家賃を収納しております。

(ロ)地代   全旅連から地代を収納しております。

(ハ)駐車料  敷地内駐車場より駐車料を収納しております。

(4)ビル管理   専門業者との委託契約に基づきこれを行ない、当社が総括管理しております。

 

24/03/26

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりです。

 ①財政状態及び経営成績の状況

  新型コロナウィルスの影響による働き方の変化が、事務オフィスの縮小、地域への移転等が発生する一方、新規

 大型物件の開業等により不動産業界(特に賃貸業務)に影響が出ている環境下において、竣工號53年を経過した当

 社ビルの機能性維持のため、大規模修繕を実施、当社の営業概況は営業収入98,938千円(前年比99.9%)、営業費用

 92,924千円(前年比129.0%)となり、経常利益は8,904千円(前年比30.0%)、当期純利益では5,790千円(前年比

 28.6%)を計上しました。テナントの解約はなく、年間満室で推移し、収入は前年並み、純利益は大幅減益となり

 ました。

 ②キャッシュ・フローの状況

    当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ2,810千円減少

   し、当事業年度末は、23,353千円(前年比89.2%)となりました。

   (営業活動によるキャッシュ・フロー)

     営業活動により増加した資金は、10,641千円(前年は32,401千円の増加)です。これは、法人税等の支払額

    8,202千円によるものです。

   (投資活動によるキャッシュ・フロー)

     投資活動による資金の増減はありませんでした。

   (財務活動によるキャッシュ・フロー)

     財務活動の結果減少した資金は、13,452千円(前年は24,479千円の減少)となりました。これは、配当金支払

    額3,791千円、リース債務返済6,874千円、自己株式取得2,786千円によるものです。

 

営業収入の実績

 営業収入の内訳

 当社は単一セグメントであり、セグメント情報を記載していないため、種類別に示すと次の通りです。

 

収入金額(千円)

前年同期比(%)

構成比(%)

家賃収入

76,690

100.0

77.5

地代収入

16,000

100.0

16.2

駐車場収入

6,248

97.7

6.3

98,938

99.9

100.0

(注)前事業年度及び当事業年度における主な相手先別の営業収入、及び当該営業収入の総営業収入に対する割合は

   次のとおりです。

相手先

前事業年度

(自 令和4年1月1日

至 令和4年12月31日)

当事業年度

(自 令和5年1月1日

至 令和5年12月31日)

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会

16,000

16.1

16,000

16.2

㈱ドクターシアーズ・ゾーン

16,369

16.5

16,369

16.5

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の

将来に関する事項は、当該事業年度末現在において判断したものです。

 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

  (ⅰ)資産の部

    資産合計は、975,355千円となり、前事業年度末比2,304千円(0.2%)の増加となりました。

    これは、有形固定資産の減価償却が進んだことによるものです。

  (ⅱ)負債の部

    負債合計は、99,968千円となり、前事業年度末比6,296千円(6.7%)の増加となりました。

    これは、リース債務の減少によるものです。

  (ⅲ)純資産の部

    純資産合計は、875,387千円となり、前事業年度末比3,992千円(0.4%)の減少となりました。

    これは、主に自己株式の取得とその他利益剰余金の増加等によるものです。

 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

   キャッシュ・フローの分析については、第2「事業の状況」 4経営者による財政状態、経営成績及びキャ

  ッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況に記載しております。

 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

   当社の財務諸表は、わが国において、一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成しております。

  財務諸表の作成にあたっては、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いており

  ます。

   また、財務諸表の作成にあたっては、用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、第5「経理の

  状況1財務諸表等注記事項(重要な会計方針)」に記載しております。