株式会社小山カントリー倶楽部

サービス業ゴルフ場

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率

ニュース

  • ニュースリリースデータがありません。


最終更新:

E04632 Japan GAAP

売上高

3.77億 円

前期

3.85億 円

前期比

98.0%


3 【事業の内容】

当社はゴルフ場の経営を主な事業とし、その付帯事業として食堂の委託経営及び売店の経営をしております。

 

24/03/29

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 (1) 経営成績等の状況の概要

 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

  ① 財政状態及び経営成績の状況

 当事業年度における我が国の社会経済情勢は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行されたこともあって、社会活動が正常化に進み、緩やかに持ち直しております。こうした影響もあり、ゴルフ場の来場者数も増加する傾向にあります。

 一方、円安およびロシアのウクライナ侵攻、イスラエル情勢により、電気料金など光熱費や仕入れ商品単価のアップなど、物価上昇圧力が企業業績を悪化させる要因となっております。

こうした中、当小山ゴルフクラブにおいては、昨年から引き続き入場者確保へ向けて集客策を積極的に実施するとともに、コース整備の充実、レストラン改善及びキャディサービス等の質の向上に継続して取り組んでまいりました。

  これらの結果、前年に比べ来場者数が改善し、経費縮減にも努めたことにより、通期で利益計上となりました。

当事業年度の成果は次のとおりであります。

 1) 営業日数及び入場者数

当事業年度の営業日数は、所定営業日数349日に対し、悪天候等による休業が10日あったため339日でした。入場者数は、20,635人(キャディ同伴18,360人、定休日セルフ2,275人)と前年同期に比べ496人、2.5%増加いたしました。

 

 2) 業績

当事業年度の売上高は、平日会員の入会者数、名義書換件数が前年より減少したことにより、377,343千円と前年同期に比べ7,849千円、2.0%の減収となりました。

 営業利益は、8,062千円(前年同期は営業利益30,905千円)となりました。

 経常利益は、11,338千円(前年同期は経常利益33,018千円)となりました。

 当期純利益は、10,991千円(前年同期は当期純利益32,312千円)となりました。

前年同期に比べ業績が悪化した要因は、平日会員の入会者数と名義書換件数が減少したことにより減収となったことに対して経費の縮減等でカバー出来なかったことによるものです。

 

  当事業年度における財政状態は次のとおりであります。

 (流動資産)

当事業年度末における流動資産の残高は84,398千円で前事業年度末に比べ2,878千円減少しております。主な要因は売掛金1,942千円の減少によるものです。

 (固定資産)

当事業年度末における固定資産の残高は8,156,612千円で前事業年度末に比べ12,072千円減少しております。主な要因は保険積立金9,250千円の減少、有形固定資産2,482千円の減少によるものです。

 (流動負債)

当事業年度末における流動負債の残高は88,177千円で前事業年度末に比べ12,815千円増加しております。主な要因は短期借入金10,000千円の増加、前受金3,968千円の増加によるものです。

 (固定負債)

当事業年度末における固定負債の残高は5,647,223千円で前事業年度末に比べ38,757千円減少しております。主な要因は長期借入金32,664千円の減少、退職給付引当金7,279千円の減少によるものです。

 (純資産)

当事業年度末における純資産の残高は2,505,610千円で前事業年度末に比べ10,991千円増加しております。主な要因は当期純利益10,991千円の増加によるものです。

  ②キャッシュ・フローの状況

当事業年度の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、45,034千円と前年同期に比べ281千円減少しました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

営業活動の結果得られた資金は、18,899千円となりました(前事業年度は48,264千円の収入)。これは主に、税引前当期純利益12,004千円、減価償却費13,137千円等によるものであります。

投資活動の結果得られた資金は、7,078千円となりました(前事業年度は14,609千円の支出)。これは主に、保険積立金の積立による支出3,786千円、保険積立金の取崩による収入13,036千円によるものであります。

財務活動の結果使用した資金は、26,259千円となりました(前事業年度は20,187千円の支出)。これは、短期借入金の借入れによる収入20,000千円、短期借入金の返済による支出10,000千円、長期借入金の返済による支出31,224千円によるものであります。

 

  ③販売の状況

    事業区分別売上実績は次のとおりです。

 

事業区分

売上高(千円)

前年同期比(%)

プレー収入等

273,297

2.1

食堂売店売上

51,826

10.3

名義書換料

35,700

△24.2

その他収入

16,520

△29.7

合計

377,343

△2.0

 

 

 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

  なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。

   ①当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

  (売上高)

当事業年度における売上高は377,343千円(前年同期比2.0%減)となりました。主な要因は来場者増によるプレー収入等5,670千円の増加、同様に来場者増したことによる食堂売店売上4,862千円の増加、名義書換件減少による名義書換料11,400千円の減少、新規平日会員募集による入会金等によりその他収入6,982千円の減少によるものであります。

 (売上総利益)

当事業年度における売上総利益は売上高の減少により前年同期比12.9%減の164,100千円となりました。

 (一般管理費)

当事業年度における一般管理費は156,038千円と前年同期比1,579千円、1.0%減少致しました。

 (営業利益)

当事業年度は営業利益8,062千円(前事業年度は30,905千円)となり、利益となりました。

 (経常利益)

当事業年度は経常利益11,338千円(前事業年度は経常利益33,018千円)となり、利益となりました。

 (当期純利益)

当事業年度は税引前当期純利益12,004千円(前事業年度は税引前当期純利益33,324千円)となり、利益となりました。税効果会計適用後の法人税等負担額は1,012千円となりました。その結果、当事業年度は当期純利益10,991千円(前事業年度は当期純利益32,312千円)となり、2期連続で利益となりました。

  ②キャッシュ・フロ-の状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報について

  当事業年度のキャッシュ・フローの概況については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。

 なお、重要な設備の新設等及びそれに伴う資金調達の予定はありません。

③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

   該当事項はありません。