E04632 Japan GAAP
の概要は次のとおりであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間におけるわが国経済は、コロナ禍からの社会経済活動の正常化が進みつつある中、緩やかな持ち直しが続いている。その一方で、世界的なエネルギー・食料価格の高騰や欧米各国の金融引き締め等による世界的な景気後退懸念など、わが国経済を取り巻く環境には厳しさが増している。当社のゴルフ場においてもコロナ禍からの正常化が進み来場者数は昨年を上回り、コロナ禍以前に戻りつつあります。
こうした中、当社が経営する小山ゴルフクラブにおいては、継続して入場者確保へ向けて集客策の実施、コース整備の充実及びキャディサービス等の質の向上に取り組んでまいりました。
これらの結果、当中間会計期間の入場者数は、10,816名で前年同期(10,223名)に比べ593名、5.8%の増加となりました。
このような状況にあって当中間会計期間の成果は次のとおりであります。
売上高は191,761千円となり、前年同期(189,735千円)に比べ2,025千円、1.1%増加しました。一方営業費用は190,803千円と前年同期(179,371千円)に比べ11,432千円、6.4%増加しました。この結果、営業利益は957千円と前年同期(10,364千円)に比べ9,407千円の利益減となりました。
営業外損益は営業外収益が2,434千円と前年同期(2,623千円)に比べ188千円、7.2%の減少となり、営業外費用が1,992千円と前年同期(1,401千円)に比べ591千円、42.2%増加となりました。
この結果、経常利益は1,399千円と前年同期(11,586千円)に比べ10,186千円の利益減となりました。
また、中間純利益は1,114千円と前年同期(11,301千円)に比べて10,186千円の利益減となりました。
なお、売上高内訳はプレー収入・年会費等は171,161千円、前年同期(162,435千円)に比べ8,725千円、5.3%の増加、名義書換料等は20,600千円、前年同期(27,300千円)に比べ6,700千円、24.5%の減少となりました。
当中間会計期間における財政状態は次のとおりであります。
(流動資産)
当中間会計期間末における流動資産の残高は112,753千円で前事業年度末に比べ25,476千円増加しております。主な要因は現金及び預金23,941千円及び売掛金1,273千円の増加によるものです。
(固定資産)
当中間会計期間末における固定資産の残高は8,157,863千円で前事業年度末に比べ10,821千円減少しております。主な要因は有形固定資産5,317千円及び投資その他資産5,503千円の減少によるものです。
(流動負債)
当中間会計期間末における流動負債の残高は109,701千円で前事業年度末に比べ34,340千円増加しております。主な要因は前受金46,547千円の増加によるものと、短期借入金10,000千円の減少によるものです。
(固定負債)
当中間会計期間末における固定負債の残高は5,665,181千円で前事業年度末に比べ20,799千円減少しております。主な要因は長期借入金16,422千円及び退職給付引当金3,477千円の減少によるものです。
(純資産)
当中間会計期間末における純資産の残高は2,495,733千円で前事業年度末に比べ1,114千円増加しております。主な要因は繰越利益剰余金1,114千円の増加によるものです。
当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、69,257千円と前年同期に比べ7,122千円増加しました。当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
営業活動の結果得られた資金は、46,873千円の収入となりました(前年同期は62,558千円の収入)。
これは主に、その他の負債の増加48,659千円等によるものであります。
投資活動の結果得られた資金は、4,739千円の収入となりました(前年同期は12,981千円の支出)。
これは主に、保険積立金の取崩による収入7,240千円によるものであります。
財務活動の結果使用した資金は、27,672千円の支出となりました(前年同期は19,290千円の支出)。
これは、短期借入金の返済による支出10,000千円及び長期借入金の返済による支出17,022千円によるものであります。
(3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
該当事項はありません。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の中間財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。
この中間財務諸表の作成にあたっては、「第5 経理の状況 1.中間財務諸表等 (1)中間財務諸表 注記事項」の(重要な会計方針)をご参照下さい。
(売上高)
当中間会計期間における売上高は191,761千円(前年同期比1.1%増加)となりました。主な要因はプレ-収入等6,468千円、食堂売店売上2,498千円の増加、名義書換料5,200千円の減少であります。
(売上総利益)
当中間会計期間における売上総利益は、売上原価の増加により82,039千円(前年同期比10.9%減少)となりました。
(販売費及び一般管理費)
当中間会計期間における販売費及び一般管理費は81,082千円(前年同期比0.7%減少)となりました。
(営業利益)
当中間会計期間における営業利益は957千円(前中間会計期間の10,364千円に比べ9,407千円減少)となりました。
(経常利益)
当中間会計期間における経常利益は1,399千円(前中間会計期間の11,586千円に比べ10,186千円減少)となりました。
(中間純利益)
当中間会計期間における税引前中間純利益は1,649千円(前中間会計期間の11,836千円に比べ10,186千円の減少)となりました。法人税等534千円(前中間会計期間534千円)、その結果、当中間会計期間における中間純利益は1,114千円(前中間会計期間の11,301千円に比べ10,186千円減少)となりました。
当社のキャッシュ・フローの状況につきましては、「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
なお、重要な設備等及びそれに伴う資金調達の予定はありません。