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最終更新:

E04636 Japan GAAP

売上高

7.75億 円

前期

7.42億 円

前期比

104.4%


3 【事業の内容】

当社は、単一セグメントであり、ゴルフ場の経営、軽飲食業、食品雑貨品類の販売、各種競技用品の販売、煙草小売業、その他の附帯事業を営んでおります。

 

23/06/30

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当事業年度の末日現在において当社が判断したものであります。

(1) 経営成績の分析

当事業年度における国内経済は、新型コロナウイルス感染症の流行による行動制限が緩和されるなど、景気回復の動きがみられましたが、ウクライナ侵攻の長期化に伴うエネルギー資源の高騰、急速な円安の進行など、依然として不透明な情勢が続きました。

一方、ゴルフ場業界におきましては、コロナ禍で一時的にプレーを自粛していたゴルファーが比較的早いタイミングでゴルフを再開したことや若年齢層を中心とした新規参入ゴルファーが増加傾向にあり、コロナ禍前の来場者数が期待できる状況まで回復致しました。

以上により、来場人数は前期比726名増加の38,934名(前期比プラス1.9%)となりました。内訳は、メンバー24,286名(前期比110名増加、プラス0.5%)、ゲスト14,648名(前期比616名増加、プラス4.4%)となりました。

売上高は、774,549千円(前期比32,648千円増加、プラス4.4%)となりました。これは主に来場者が増加したことによります。営業費用(売上原価、販売費及び一般管理費)は773,684千円(前期比40,026千円増加、プラス5.5%)となりました。この結果、営業利益は864千円(前期比7,377千円減少、マイナス89.5%)となりました。
 また、営業外収益は4,315千円(前期比4,505千円の減少、マイナス51.1%)を計上した結果、経常利益は5,179千円(前期比11,883千円の減少、マイナス69.6%)となりました。また、固定資産除却損3,454千円を計上した結果、税引前当期純利益は1,725千円(前期比7,519千円減少、マイナス81.3%)となりました。法人税・住民税及び事業税、法人税等調整額を差引いた当期純利益は367千円(前期比5,590千円の減少、マイナス93.8%)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

資産の部では、流動資産は前期末と比べて3,605千円増加し、460,804千円となりました。これは主に、現金及び預金が1,382千円、その他流動資産が1,109千円増加したことによるものであります。
 固定資産は前期末と比べて13,164千円増加し、1,531,121千円となりました。これは主に有形固定資産の取得により89,274千円増加したものの、減価償却費により59,209千円減少、投資有価証券が25,200千円減少したことによるものであります。
 負債の部では、流動負債は前期末と比べて14,855千円増加し、195,762千円となりました。これは主に未払消費税等が14,571千円増加したことによるものであります。
 固定負債は前期末と比べて2,966千円増加し、173,205千円となりました。これは主に退職給付引当金が6,608千円増加、役員退職慰労引当金が3,000千円減少したことによるものであります。
 純資産の部では、前期末と比べて1,051千円減少し、1,622,957千円となりました。これは繰越利益剰余金が367千円増加、その他有価証券評価差額金が1,419千円減少したことによるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況の分析

当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、主に営業活動によるキャッシュ・フローで71,809千円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローで69,784千円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは641千円の支出となり、前事業年度末に比べ1,382千円増加し417,503千円となりました。

 

当事業年度に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動による資金の増加は71,809千円(前期は70,974千円の増加)となりました。これは主に、減価償却費59,209千円、退職給付引当金6,608千円、未払消費税等14,571千円等による増加要因と、法人税等の支払い額13,381千円等の要因によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動による資金の減少は69,784千円(前期は134,116千円の支出)となりました。これはマスター室前のアスファルト舗装工事やキャディハウスの改築工事、乗用カート車庫新設工事等の有形固定資産の取得による支出89,274千円、投資有価証券の償還による収入19,200千円等によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動による資金の支出は設備関係割賦債務の返済による支出が641千円(前期は641千円の支出)となりました。

 

当社の資本の財源及び資金の流動性につきましては、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
 当社の主な資金需要は、設備投資等によるものでございます。来期の設備投資として、カート道路改修工事や5人乗り乗用カートの購入、コース管理機械の購入等を予定しており、投資を目的とした資金需要につきましては、主として営業活動によるキャッシュ・フローによって調達しております。

 

(4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たって、資産・負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積もり及び仮定を用いておりますが、これらの見積もり及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務省等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

 

(生産、受注及び販売の状況)

(1) 生産実績

該当事項はありません。

 

(2) 受注実績

該当事項はありません。

 

(3) 販売実績

当事業年度の販売実績を売上区分別に示すと、次のとおりであります。

 

売上区分別

当事業年度(2022年4月1日2023年3月31日)

金額(千円)

前期比(%)

メンバーフィー

17,866

30.4

ゲストフィー

145,496

9.6

キャディーフィー

153,728

3.4

食堂

87,550

10.5

売店

19,824

1.7

ロッカー料

7,774

△1.0

年会費

100,074

△0.2

施設使用料

135,845

1.8

会員登録手数料

85,633

0.6

その他

20,755

△2.4

774,549

4.4

 

(注) 1 総販売実績に対し10%以上に該当する販売先はありません。