売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率

ニュース

  • ニュースリリースデータがありません。


最終更新:

E04636 Japan GAAP

売上高

7.99億 円

前期

7.75億 円

前期比

103.2%


3 【事業の内容】

当社は、単一セグメントであり、ゴルフ場の経営、軽飲食業、食品雑貨品類の販売、各種競技用品の販売、その他の附帯事業を営んでおります。

 

24/06/28

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当事業年度の末日現在において当社が判断したものであります。

(1) 経営成績の分析

当事業年度における国内経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行により、社会活動や消費行動が活気を取り戻し、個人消費やインバウンド需要を中心として経済活動の正常化が進んでおります。一方で急速な円安等で物価上昇が続くなど、依然として不透明な情勢が続きました。

ゴルフ場業界におきましては、コロナが落ち着いてきたことにより、観光やその他のレジャーに移り変わる傾向にあります。さらには、酷暑・ゲリラ豪雨など異常気象の影響が増えてきており依然厳しい経営環境にあります。

当期業績につきましては、来場人数は前期比1,331名減少の37,603名(前期比マイナス3.4%)となりました。内訳は、メンバー23,333名(前期比953名減少、マイナス3.9%)、ゲスト14,270名(前期比378名減少、マイナス2.6%)となりました。

売上高は、798,996千円(前期比24,447千円増加、プラス3.2%)となりました。これはグリーンフィ、キャディフィの値上げ及び5人のり乗用カート利用料が増加したことによります。営業費用(売上原価、販売費及び一般管理費)は782,326千円(前期比8,642千円増加、プラス1.1%)となりました。この結果、営業利益は16,670千円(前期比15,805千円増加、プラス1,827.9%)となりました。
 また、営業外収益は11,982千円(前期比7,667千円の増加、プラス177.7%)を計上した結果、経常利益は28,652千円(前期比23,472千円の増加、プラス453.2%)となりました。また、投資有価証券売却損12,709千円を計上した結果、税引前当期純利益は15,943千円(前期比14,217千円増加、プラス824.0%)となりました。法人税・住民税及び事業税、法人税等調整額を差引いた当期純利益は8,905千円(前期比8,538千円の増加、プラス2,321.3%)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

資産の部では、流動資産は前期末と比べて108,518千円減少し、352,286千円となりました。これは主に、現金及び預金が112,476千円減少したことによるものであります。
 固定資産は前期末と比べて152,197千円増加し、1,683,319千円となりました。これは主に有形固定資産の取得により55,560千円増加したものの、減価償却費により62,475千円減少、投資有価証券が186,665千円増加、繰延税金資産が27,152千円減少したことによるものであります。
 負債の部では、流動負債は前期末と比べて3,314千円減少し、192,448千円となりました。これは主に未払金が7,563千円増加、未払費用が7,042千円増加、契約負債が15,066千円減少、未払消費税等が3,374千円減少したことによるものであります。
 固定負債は前期末と比べて6,777千円減少し、166,427千円となりました。これは主に退職給付引当金が6,636千円減少したことによるものであります。
 純資産の部では、前期末と比べて53,771千円増加し、1,676,729千円となりました。これは繰越利益剰余金が8,905千円増加、その他有価証券評価差額金が44,865千円増加したことによるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況の分析

当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、主に営業活動によるキャッシュ・フローで74,343千円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローで186,178千円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは641千円の支出となり、前事業年度末に比べ112,476千円減少し305,027千円となりました。

 

当事業年度に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動による資金の増加は74,343千円(前期は71,809千円の増加)となりました。これは主に、税引前当期純利益15,943千円、減価償却費62,475千円、投資有価証券売却損12,709千円、未払金7,563千円等による増加要因と、退職給付引当金6,636千円、契約負債15,066千円等の減少要因によるものです。

 

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動による資金の減少は186,178千円(前期は69,784千円の支出)となりました。これはコース管理道路の改修工事、1番から18番ホールの暗渠排水管改修工事、乗用3連グリーンモア等の有形固定資産の取得による支出54,966千円、投資有価証券の売却による収入63,150千円、投資有価証券の取得による支出194,277千円等によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動による資金の支出は設備関係割賦債務の返済による支出が641千円(前期は641千円の支出)となりました。

 

当社の資本の財源及び資金の流動性につきましては、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
 当社の主な資金需要は、設備投資等によるものでございます。来期の設備投資として、スタートハウスの改修工事工事や2階レストラン絨毯入替工事、コース管理機械の購入等を予定しており、投資を目的とした資金需要につきましては、主として営業活動によるキャッシュ・フローによって調達しております。

 

(4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たって、資産・負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積もり及び仮定を用いておりますが、これらの見積もり及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務省等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

 

(生産、受注及び販売の状況)

(1) 生産実績

該当事項はありません。

 

(2) 受注実績

該当事項はありません。

 

(3) 販売実績

当事業年度の販売実績を売上区分別に示すと、次のとおりであります。

 

売上区分別

当事業年度(2023年4月1日2024年3月31日)

金額(千円)

前期比(%)

メンバーフィー

29,483

65.0

ゲストフィー

152,099

4.5

キャディーフィー

154,156

0.3

食堂

94,306

7.7

売店

19,186

△3.2

ロッカー料

7,739

△0.5

年会費

100,115

0.0

施設使用料

130,686

△3.8

会員登録手数料

84,466

△1.4

その他

18,894

58.5

798,996

3.2

 

(注) 1 総販売実績に対し10%以上に該当する販売先はありません。