E04679 Japan GAAP
前期
2.54億 円
前期比
102.7%
当社は鹿児島県出水市中心部において、九州一円のゴルファーを対象とし、18ホールにてゴルフ場の経営を行ない、クラブハウスの一部は自社営業の食堂を設置しております。また、附帯設備として打席数22打席、全長180mの打ち放し練習場も設置しております。
業績等の概要
(1)業績
当社における、第61期の入場者総数は35,397人(対前期575人の増加、1.7%の増加)、練習場の入場者14,717人(対前期比193人の増加、1.3%の増加)となり、売上高は、260,631千円(対前期比6,972千円の増加、2.7%の増加)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①ゴルフ 売上高243,684千円(前年同期比 2.0%増)②レストラン 売上高16,946千円(前年同期比 14.9%増)となり
一方経費におきましては、コース整備に伴う支出が増えております。
また、販売費及び一般管理費(減価償却費 19,681千円を含む)は、対前期比12,950千円の増加となりました。これらの結果、営業損失は4,928千円(前事業年度は1,792千円の営業利益)、経常損失は2,256千円(前事業年度は4,842千円の経常利益)、当期純損失は3,942千円(前事業年度は2,899千円の当期純利益)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度に比し 5,474千円増となり、当事業年度末には 58,985千円となりました。(前年度比 10.2%増)
また、当事業年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、15,726千円(前年同期比10.2%減)となりました。
これは入場者が増加したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、9,587千円(前年同期比58.8%減)となりました。
これは固定資産の取得等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、664千円(前年同期比9.5%減)となりました。
これはリース債務の返済による支出であります。
生産、受注及び販売の実績
(1)入場者実績
当事業年度における入場者実績は以下のとおりであります。
期 別 内 訳 |
第61期 |
|
(自令和5年4月1日 至令和6年3月31日) |
前年同期比 |
|
メンバー |
18,682 人 |
△0.2 % |
無記名 |
1,531 人 |
19.8 % |
ビジター |
15,184 人 |
2.4 % |
合計 |
35,397 人 |
1.7 % |
(2)営業実績
当事業年度における営業実績は以下のとおりであります。
(単位:千円) |
期 別 内 訳 |
第61期 |
|
(自令和5年4月1日 至令和6年3月31日) |
前年同期比 |
|
入場料収入 |
88,498 |
7.5 % |
利用料収入 |
140,484 |
△0.4 % |
会費収入 |
9,460 |
0.3 % |
手数料収入 |
4,250 |
△15.8 % |
売店収入 |
991 |
△12.6 % |
レストラン収入 |
16,946 |
14.9 % |
合 計 |
260,631 |
2.7 % |
(単位:千円)
セグメントの名称 |
収 入 |
前年同期比 |
ゴ ル フ |
243,684 |
2.0 % |
レ ス ト ラ ン |
16,946 |
14.9 % |
合 計 |
260,631 |
2.7 % |
経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表等は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表等の作成にあたって、賞与引当金、退職給付引当金の見積りはそれぞれ適正であると判断しております。
(2)当事業年度の経営成績の分析
当社の当事業年度の損益の状況につきましては、プレーヤー入場者が35,397人で対前期比575人(1.7%)の増加、練習場の入場者は14,717人で対前期比193人(1.3%)の増加となりました。これに伴い売上高は260,631千円で対前期比6,972千円(2.7%)増加となりました。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因ついて
当社は、良好なコース施設、交通面での利便性及びサービス等での優位性を強調して、来場者の獲得を図っていますが、現在のところ当業界では、低価格による顧客獲得競争が激しい状況です。
(4)キャッシュ・フローの分析
当社の資金状況は、営業活動によるキャッシュ・フローでは、税引前当期純損失(前期は5,069千円の税引前当期純利益)が前年度より7,375千円減少して2,305千円となり、15,726千円の増加となりました。投資活動によるキャッシュ・フローでは、主に固定資産の購入による支出で9,587千円の減少となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローでは、リース債務の返済により664千円の減少となりました。この結果、期末の資金は5,474千円増加し、58,985千円となりました。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社は、事業活動及び設備投資のための適切な資金確保並びに健全な財政状態を目指し、その財源として安定的な営業キャッシュ・フローの創出を重要視しております。
当社の資金調達は、営業活動によるキャッシュ・フローで獲得した自己資金によることを基本としております。
当事業年度においては、カート道舗装工事や防球ネット張替等、有形固定資産の取得による支出は13,585千円となりました。この投資のための資金は、自己資金にて賄っております。