E04696 Japan GAAP
前期
7.86億 円
前期比
102.7%
当社の現在の事業はゴルフ場の施設経営を本業とし、併せて食堂及び売店の事業を営んでおります。ゴルフ場施設は常磐自動車道柏インターより白井に通じる国道に沿った交通至便な場所に位置し、柏市泉に、625,852㎡を整地して、18ホール及び練習場を完備してゴルフ場の経営を行っております。食堂は直営で、来場者へのサービス本位に運営いたしております。
会社経営は総て株式会社藤ケ谷カントリー倶楽部がこれに当たり、会員を以ってクラブを組織しゴルフの普及発展を促し、スポーツマンシップの涵養に努め会員相互の親睦を図ることを目的といたしております。
なお、当社の最近における売上構成比率は次の通りであります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
当事業年度における売上高は807,059千円となり、前事業年度と比較して20,888千円増加となりました。この主な要因は、プレー料金を改定したことによるものであります。
売上原価、販売費及び一般管理費は794,860千円となり、前事業年度と比較して23,150千円増加となりました。この主な要因は、最低賃金上昇による人件費の増加、物価高騰による飲食材料費の増加、水道光熱費が増加したことによるものであります。
この結果、営業利益は前事業年度と比較して2,262千円減少の12,199千円となりました。営業外収益は前事業年度と比較して600千円増加の3,541千円、営業外費用は前事業年度と比較して113千円減少の135千円となり、経常利益は前事業年度と比較して1,549千円減少の15,604千円、当期純利益は前事業年度と比較して1,271千円増加の13,239千円となりました。
また、当事業年度末の財政状態は、資産の部合計が2,448,851千円となり、前事業年度末と比較して33,681千円減少となりました。
流動資産は468,147千円となり、前事業年度末と比較して29,109千円減少となりました。この主な要因は、現金及び預金が30,827千円減少したことによるものであります
固定資産は1,980,703千円となり、前事業年度末と比較して4,571千円減少となりました。この主な要因は、有形固定資産の新規取得による増加はありましたが、減価償却により減少したことによるものであります。
負債の部合計は945,448千円となり、前事業年度末と比較して46,921千円減少となりました。
流動負債は390,343千円となり、前事業年度末と比較して26,043千円減少となりました。この主な要因は、名義書換・登録収入に係る契約負債の減少のほか、1年内返済予定の長期借入金、未払法人税等、未払消費税等が減少したことによるものであります。
固定負債は555,104千円となり、前事業年度末と比較して20,877千円減少となりました。この主な要因は、退職給付引当金の取崩しによる減少、平日会員の退会による会員預り金の減少のほか、リース債務が減少したことによるものであります。
純資産の部合計は1,503,403千円となり、前事業年度末と比較して13,239千円増加となりました。この主な要因は、繰越利益剰余金が増加したことによるものであります。
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は前事業年度末より30,827千円減少し434,228千円となりました。
また、当事業年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動の結果取得した資金は、前事業年度に比べ60,765千円減少の13,527千円となりました。これは、税引前当期純利益、減価償却費の計上はありましたが、名義書換・登録収入に係る契約負債の減少、退職金支払いによる退職給付引当金の取崩しによる減少があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動の結果使用した資金は、前事業年度に比べ11,879千円増加の25,495千円となりました。これは、有形固定資産の取得による支出があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動の結果使用した資金は、前事業年度に比べ40,968千円減少の18,859千円となりました。これは、会員預り金の返済による支出、長期借入金の返済による支出があったことによるものであります。
当社の実態に即した内容を記載するため、生産、受注及び販売の実績に代えて収容能力及び収容実績並びに営業実績を記載しております。なお、当社は単一のセグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。
コース1ヶ月当たり収容能力は、次の通りであります。
(注) 計算方法は次の通りであります。
1ヶ月26日稼働として1日当たり収容人員(180人)をそれぞれ乗じたものであります。
最近2年間の収容実績は次の通りであります。
2 金額は別項、営業実績の項に掲記しております。
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって、必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。
当事業年度におけるわが国経済は、企業収益は総じてみれば改善し、個人消費は持ち直しの動きがみられるものの、雇用環境の変化に加え、円安や物価上昇の影響もあり、緩やかな回復となりました。
ゴルフ業界におきましては、コロナ禍以降に高まったゴルフ人気が徐々に落ち着きをみせる中、少子高齢化によるゴルフ人口の減少、異常気象の影響、更には原材料費や人件費の上昇などが重なり、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような状況の中、当クラブは本年、開場60周年を迎えるにあたり、更なるコースコンディションの良化、老朽化した設備の更新、キャディの接客サービス向上に注力し、一層の来場者満足度向上を目指した取り組みを展開しました。
営業につきましては、休場日の貸切営業やコンペの集客強化に取り組むほか、週末などの繁忙期におけるキャンセル待ち対策としてキャディ派遣会社への増員要請や近隣高校などへの新規キャディの募集活動を実施しました。コースの整備につきましては、芝の育成促進を目的に、樹木の間伐やフェアウェイのエアレーション作業を継続したほか、フェアウェイへの着色栄養剤の散布、ベントグリーンの外周張替とインターシードを行いました。設備関係につきましては、コース内のスプリンクラー設備を順次更新したほか、4番ホール右側斜面への階段設置やカートナビシステムも導入しました。キャディの接客サービスにつきましては、定期的に研修を実施するなど、サービス品質の向上にも努めました。
当事業年度の営業日数につきましては、前事業年度と比べて休場日の貸切営業が減少したものの、降雪などのクローズ減少や暦の影響により、1日増の317日となりました。
来場者数につきましては、猛暑や大雨などの天候不順の影響により、前事業年度比1,513名減の34,658名となりました。
営業収入につきましては、来場者数が減少したものの、プレー料金改定などの効果により、前事業年度比20,888千円増の807,059千円となりました。
営業費用につきましては、原材料費や人件費などの上昇により、前事業年度比23,150千円増の794,860千円となりました。
以上により、営業利益は前事業年度比2,262千円減の12,199千円、経常利益は前事業年度比1,549千円減の15,604千円、当期純利益は前事業年度比1,271千円増の13,239千円となりました。
当社の資金需要は運転資金需要と設備資金需要があります。運転資金需要の主なものは、一般管理費等の営業費用であり、これらの資金は自己資金により賄うことを基本としております。設備資金需要の主なものはゴルフコース維持管理用機械及びゴルフ場付属設備に関する投資等であり、これらの資金は自己資金で賄うことを基本としておりますが、必要に応じて金融機関等からの借入も検討しております。