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最終更新:

E04715 Japan GAAP

売上高

2.64億 円

前期

2.01億 円

前期比

131.6%


 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社、その他の関係会社(リゾートトラスト株式会社)、関連会社(株式会社メイプルポイントゴルフクラブ、ジャパンクラシック株式会社)で構成しており、当社はゴルフ場の管理を行っております。なお、その他の関係会社の子会社であるリゾートトラストゴルフ事業株式会社にゴルフ場の運営を委託しております。

当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付けは、次のとおりであります。

 

※画像省略しています。

 

ゴルフ場の概況は次のとおりであります。

ゴルフ場名

ザ・トラディションゴルフクラブ

所 在 地

愛知県岡崎市岩中町1番地

施   設

 

コース:18ホール

その他:クラブハウス他諸施設

 

 

24/06/27

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要

当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。

① 財政状態及び経営成績の状況

当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルスが第5類に引き下げられ、緩やかな回復傾向を取り戻しました。

ゴルフ業界においても場内でのイベント開催や企業様のコンペ開催などコロナ前の日常に大きく近づいた年でした。

また、夏の猛暑日が続いたことにより、来場敬遠や多くのゴルフ場で芝のコンディションを落としてしまうなどダメージを受けた1年でもありました。

このような環境の中、当社がリゾートトラストゴルフ事業株式会社に運営委託しているザ・トラディションゴルフクラブの業況は、当事業年度の来場者数49,696名(前期比226名増加)となりました。会員来場者数は459名増加の27,485名(前期比1.7%増)、ゲスト来場者数は233名減少の22,211名(前期比1.0%減)、総来場者数に対する会員来場者数の割合は55.3%となりました。

コロナウイルスに対する危機感も収まり、「プレミアム優待券」などの優待施策によるゲスト同伴プレーや各種企画コンペなどを開催して来場者数の増加を図り、さらに名誉会員制度を通じて会員の活性化も図りました。

また、当社の売上高は、年会費収入とリゾートトラストゴルフ事業株式会社からの運営委託手数料と利益配分手数料収入等で構成されており、年会費収入は118,717千円(前期比108.4%増)、運営委託手数料は142,000千円(前期比増減なし)、利益配分手数料収入は3,170千円(前期比99.4%増)、売上高は263,927千円(前期比31.6%増)となり、一方で販売費及び一般管理費は257,278千円(前期比31.3%増)となり、この結果、営業利益は6,649千円(前期比43.4%増)、経常利益は50,733千円(前期比32.9%増)、当期純利益は38,093千円(前期比28.4%増)となりました。

前事業年度に比べ、資産は22,982千円増加の7,268,254千円、負債は15,110千円減少の33,849千円、純資産は38,093千円増加の7,234,404千円となりました。

 

 

② キャッシュ・フローの状況

当事業年度の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ26,031千円減少し、当事業年度末は2,611,947千円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度における営業活動による資金の増加は73,044千円(前事業年度は69,543千円の増加)となりました。これは、税引前当期純利益が50,638千円であったこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度における投資活動による資金の減少は99,075千円(前事業年度は75,753千円の減少)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が100,565千円あったこと等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度における財務活動による資金の増減はありませんでした(前事業年度も資金の増減はなし)。

 

③ 生産、受注及び販売の実績

当社はゴルフ場の管理を行っている会社のため、生産実績及び受注実績については該当事項はありません。

販売実績

 

区分

前事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

当事業年度

(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

金額(千円)

前年同期比(%)

金額(千円)

前年同期比(%)

運営委託契約等による手数料収入

143,590

2.5

145,170

1.1

年会費収入

56,979

0.9

118,717

108.4

その他

20

△66.7

40

100.0

合計

200,589

2.0

263,927

31.6

 

(注) 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合

相手先

前事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

当事業年度

(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

リゾートトラストゴルフ事業㈱

143,590

71.6

145,170

55.0

 

 

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。

 

① 財政状態及びの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

当社の経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標の経常利益は50,733千円となり、経営上の目標である黒字を達成しております。

資産合計は、7,268,254千円となり前事業年度と比べて22,982千円の増加となりました。これは主に、機械及び装置の増加が54,503千円あったこと等によるものであります。

負債合計は、33,849千円となり前事業年度と比べて15,110千円の減少となりました。これは主に、未払金の減少が11,328千円あったこと等によるものであります。

純資産合計は、7,234,404千円となり前事業年度と比べて38,093千円の増加となりました。これは当期純利益が38,093千円あったことによるものであります。

経営成績については「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。

経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。

 

 

② キャッシュ・フローの状況の分析、検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

当社の資本の財源及び資金の流動性については、既存施設の維持・管理を目的とした設備投資に必要な資金及びその他の所用資金には手元資金を充当することを基本的な方針とし、必要に応じてグループ会社からの借入等による資金調達を行うこととしております。

なお、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は2,611,947千円であり、有利子負債はありません。キャッシュ・フローについては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。

 

③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。

この財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。財務諸表の作成にあたって用いた会社の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。