E04721 Japan GAAP
前期
7.04億 円
前期比
107.9%
当企業集団は、株式会社紫雲ゴルフ倶楽部(当社)と株式会社本間組により構成されており、事業の内容は次のとおりです。
株式会社本間組(親会社) ・・・・・・ 総合建設業
株式会社紫雲ゴルフ倶楽部(当社) ・・・・・・ ゴルフ場の経営
※画像省略しています。
当社は、紫雲ゴルフ倶楽部会員(株主会員)を中心とする来場者を対象として、ゴルフ場の運営(経営)を行っております。
なお、当社は、ゴルフ場事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(1)株主会員 当社が発行する第一種配当優先株式の株主
(2)年会費 30,000円
(3)料金表
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区分 |
会員(円) |
ゲスト(円) |
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プレーフィ |
平日 |
3,400 |
10,000 |
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土日祝日 |
3,400 |
15,000 |
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松くい虫対策協力金 |
400 |
400 |
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乗用カート使用料 |
3,500 |
3,500 |
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キャディフィ(1ラウンド、4バック) |
4,000 |
4,000 |
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ゴルファー保険 |
200 |
200 |
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(4)名義書換料 650,000円
ただし、2027年12月31日までは、550,000円とします。
相続および3親等内の親族への名義変更は200,000円とします。ただし、2027年12月31日までは、無料とします。
同一法人内での名義変更は100,000円とします。
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、アメリカの通商政策の影響など不安要素が見られる中にあっても、インバウンド需要の拡大や企業収益や雇用・所得環境の持ち直しを背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しました。
一方で、消費者物価の高止まりや為替変動の影響により、民間消費の一部に足踏みが見られるなど、新政権による経済政策の動向も含め、先行きには引き続き不透明感が残る状況となりました。
ゴルフ業界におきましては、近年の猛暑をはじめとする異常気象の影響や構造的なゴルフ人口の減少を背景に依然として厳しい状況にあります。
このような状況の中、当社はメンバーシップコースとしての価値を大切にしながら、ビジター来場の促進にも積極的に取り組み、幅広いお客様にご利用いただける運営を進めてまいりました。また、ご来場の皆様に安心・安全で快適なプレー環境を提供することを最優先に努めてまいりました。
営業面では、当事業年度における来場者数は、3月15日にオープン以降、6月までは天候不順の影響を受け、前年を下回る水準で推移しましたが、下半期に入ってからは企業コンペの開催も堅調に推移しました。さらに年末にかけては週末ごとに天候にも恵まれたことから、通期では50,497名と前期比1,941名の増加となりました。
その結果、売上高は、一部プレー料金の改定に加え、来場者数の増加も寄与し、前期に比べ55,928千円増の760,259千円となりました。
一方、営業費用面(仕入原価ならびに販売費及び一般管理費)につきましては、人件費の増加に加え、老朽化が進む設備の計画的更新、松くい虫被害への対策、乗用カートの維持管理、諸施設の修繕など前期に比べ62,511千円増の748,148千円となりました。
この結果、営業利益は12,111千円(前期営業利益18,693千円)と減益となりましたが、営業外収入として松くい虫被害木補助金収入を計上したことにより経常利益は48,645千円(前期経常利益46,449千円)となり、当期純利益は30,938千円(前期当期純利益28,771千円)と前期を上回りました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益を41,916千円(前年同期は43,713千円の税引前当期純利益)計上し、有形固定資産の取得や剰余金処分による配当金の支払い等の支出がありましたが、前事業年度末に比べ10,994千円増加し、当事業年度末には185,582千円となりました。
また、当事業年度中における各キャッシュ・フローは、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって得られた資金は120,344千円(前年同期に比べ26,052千円の増加)となりました。
これは主に、税引前当期純利益41,916千円、減価償却費63,174千円の計上があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は58,493千円(前年同期に比べ18,899千円の減少)となりました。
これは主に、カート通路の改修など有形固定資産の取得が58,491千円あったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は50,855千円(前年同期に比べ18,751千円の増加)となりました。
これは、配当金の支払い18,635千円、自己株式の取得20,437千円、リース債務の返済11,783千円があったことによるものであります。
③営業の実績
a.営業実績
当社は、ゴルフ場事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。なお、当事業年度の営業の成績を部門別に示すと次のとおりであります。
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部門別 |
当事業年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) |
前年同期比(%) |
備考 |
|
料金収入(千円) |
451,101 |
108.05 |
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|
キャディ収入(千円) |
47,114 |
102.48 |
|
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食堂売上(千円) |
118,824 |
106.76 |
|
|
用品売上(千円) |
32,860 |
107.91 |
|
|
売店売上(千円) |
5,780 |
107.16 |
|
|
会費収入(千円) |
49,470 |
100.06 |
|
|
名義書換料収入(千円) |
27,921 |
100.77 |
|
|
その他の収入(千円) |
27,186 |
164.25 |
|
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合計(千円) |
760,259 |
107.94 |
|
b.収容実績
当ゴルフ場の快適な利用者の限度は、一日当たり両コース合計概ね300人程度であります。
c.来場者実績
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月別 |
メンバー (人) |
ビジター (人) |
合計 (人) |
営業日数 (日) |
一日平均 (人) |
前年との増減 (人) |
前年同期比(%) |
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1月 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
2月 |
- |
- |
- |
- |
- |
△389 |
- |
|
3月 |
719 |
1,485 |
2,204 |
17 |
130 |
△281 |
88.69 |
|
4月 |
1,811 |
3,556 |
5,367 |
30 |
179 |
△186 |
96.65 |
|
5月 |
1,841 |
4,614 |
6,455 |
31 |
208 |
△31 |
99.52 |
|
6月 |
1,679 |
4,439 |
6,118 |
30 |
204 |
△502 |
92.42 |
|
7月 |
1,464 |
3,455 |
4,919 |
31 |
159 |
293 |
106.33 |
|
8月 |
1,423 |
3,768 |
5,191 |
30 |
173 |
226 |
104.55 |
|
9月 |
1,659 |
4,593 |
6,252 |
30 |
208 |
1,118 |
121.78 |
|
10月 |
1,846 |
5,392 |
7,238 |
31 |
233 |
301 |
104.34 |
|
11月 |
1,804 |
3,700 |
5,504 |
30 |
183 |
656 |
113.53 |
|
12月 |
460 |
789 |
1,249 |
17 |
73 |
736 |
243.47 |
|
計 |
14,706 |
35,791 |
50,497 |
277 |
182 |
1,941 |
104.00 |
|
% |
29.12 |
70.88 |
100.0 |
- |
- |
- |
- |
(注) 当事業年度のうち、1月1日から3月14日、12月4日~5日、12月10日、12月12日~15日、12月26日~12月31日の86日間は降雪のため営業しておりません。また、8月6日は雷雨のため、12月1日は、設備点検のためそれぞれクローズいたしました。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産・負債及び事業年度の収益・費用の数値に影響を与える見積りは、主に資産の評価や引当金の計上等であり、これらの見積り及び判断に対して、継続して評価を行なっております。ただし、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
当社の経営には、景気の変動や個人消費の動向が大きく影響を与えます。また、ゴルフ場数は供給過剰状態となっていることから、低価格料金による集客競争が一層激化するものと考えられ、これも当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
さらに、毎年12月中旬から3月上旬までの降雪によるクローズ以外に、夏の猛暑や風水害などの気象条件による影響も大きく、経営努力にもかかわらず入場者数が大きく減少する可能性があります。今後は、会員の高齢化が進み来場回数が減りつつありますが、魅力あるゴルフ場にするためのコース整備や積極的な営業活動を展開し、さらなる入場者の増加と売上高の増収を図り、経営の安定化を目指します。
1)財政状態
(資産合計)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ10,094千円増加の3,975,703千円(前事業年度末は、
3,965,609千円)となりました。
流動資産は、218,913千円(前事業年度末201,487千円から当事業年度末218,913千円)となりました。これは、主に現金及び預金が10,997千円増加したことによるものであります。
固定資産は、3,756,789千円(前事業年度末3,764,122千円から当事業年度末3,756,789千円)となりました。これは、主に固定資産の取得が59,656千円ありましたが、減価償却費を63,174千円計上したことによるものです。
(負債合計)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ18,228千円増加し、271,795千円(前事業年度末は、
253,567千円)となりました。
流動負債は、256,953千円(前事業年度末236,860千円から当事業年度末256,953千円)となりました。これは、主に未払金、未払消費税等が増加したことによるものです。
固定負債は、14,842千円(前事業年度末16,707千円から当事業年度末14,842千円)となりました。これは、リース債務が減少したことによるものです。
(純資産合計)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ8,133千円減少し、3,703,907千円となりました。これは、主に当期純利益を計上しましたが、配当金の支払いと自己株式の取得があったことによるものです。
2)経営成績
(売上高)
2月の降雪によりオープンが遅れ3月15日からのスタートとなりました。その後は、天候が安定しない日も多く来場者数は、前年を下回る水準で推移しましたが、下半期に入ってからは企業コンペの開催も順調に推移しました。さらに年末にかけては週末ごとに天候にも恵まれたことから通期では前期に比べ1,941名増加の50,497名となりました。
その結果、売上高は一部プレー料金の改定も行ない、前期に比べ55,928千円増の760,259千円となりました。
(売上原価、販売費及び一般管理費)
売上原価は、仕入原材料の高騰と売上高の増加に伴い前事業年度に比べ5,386千円増の72,597千円となりました。
販売費及び一般管理費は、人件費や消耗品費・修繕費などの増加があり、前期に比べ57,125千円増の675,550千円となりました。
③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
1)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
2)資本の財源及び資金の流動性
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
運転資金及び設備資金につきましては、内部資金により調達することとしております。なお、当事業年度末におけるリース債務の残高は、16,707千円となっております。また、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、185,582千円となっております。
④経営成績に重要な影響を与える要因について
当社を取り巻く環境は、非常に厳しく、その詳細は、「第2 事業の状況 3事業等のリスク」に記載されているとおりであります。
⑤経営戦略の現状と見通し
当社は、メンバーシップのゴルフ場としての品格を保ち、最高のコースコンディションを維持し、引き続き会員の皆様にご満足いただけるようサービスの向上に努める所存であります。
また、倶楽部主催の各種企画コンペの誘致を行ない、売上の増加を目ざしてまいります。
⑥経営者の問題意識と今後の方針について
当社の経営陣は、現在の事業運営の環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案するよう努めております。ゴルフ業界を取り巻く経営環境は、さらに厳しさを増すものと思われますが、魅力あるゴルフ場にするためのコース整備や積極的な営業活動を展開し、経営の安定化を目ざします。