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最終更新:

E04722 Japan GAAP

売上高

1.11億 円

前期

1.17億 円

前期比

94.5%


 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社、その他の関係会社(リゾートトラスト株式会社)、関連会社(ジャパンクラシック株式会社、株式会社メイプルポイントゴルフクラブ)で構成されており、当社はゴルフ場の管理を行なっております。なお、その他の関係会社の子会社であるリゾートトラストゴルフ事業株式会社にゴルフ場の運営を委託しております。

当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付けは、次のとおりであります。

 

※画像省略しています。

 

ゴルフ場の概況は次のとおりであります。

ゴルフ場名

スプリングフィールドゴルフクラブ

所 在 地

岐阜県多治見市小名田町1番地

施   設

コース:18ホール

 

その他:クラブハウス他諸施設

 

 

24/06/27

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要

当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

① 財政状態及び経営成績の状況

当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルスが第5類に引き下げられ、緩やかな回復傾向を取り戻しました。

ゴルフ業界においても場内でのイベント開催や企業様のコンペ開催などコロナ前の日常に大きく近づいた年でした。

また、夏の猛暑日が続いたことにより、来場敬遠や多くのゴルフ場で芝のコンディションを落としてしまうなどダメージを受けた1年でもありました。

このような環境の中、当社がリゾートトラストゴルフ事業株式会社に運営委託しているスプリングフィールドゴルフクラブの業況は、当事業年度の来場者数39,483名(前期比22名減)となりました。会員来場者数は106名増加の16,035名(前期比0.7%増)、ゲスト来場者数は128名減少の23,448名(前期比0.5%減)となりました。

上半期においては、春先から梅雨にかけての高温多湿な状態に加え、酷暑の影響でグリーンに大きなダメージを受けました。下半期にはコースメンテナンスを最重視し、プレーのご迷惑にならないよう十分に配慮しながらコンディションの回復に努めました。このようなコース状況にも関わらずご来場いただけたことに心から感謝いたしますと共に一層のコースクオリティ向上とサービスクオリティ向上に取り組んで参ります。

また、当社の売上高は、年会費収入とリゾートトラストゴルフ事業株式会社からの運営委託手数料と利益配分手数料収入等で構成されており、年会費収入は51,931千円(前期比0.0%増)、運営委託手数料は56,000千円(前期比9.7%減)、利益配分手数料収入は2,990千円(前期比13.8%減)、売上高は110,931千円(前期比5.5%減)となり、一方で販売費及び一般管理費は106,317千円(前期比0.4%減)となりました。

この結果、営業利益は4,613千円(前期比56.9%減)、経常利益は11,057千円(前期比25.8%減)、当期純利益は8,267千円(前期比38.9%減)となりました。

前事業年度に比べ、資産は22,152千円増加の5,103,098千円、負債は13,884千円増加の284,326千円、純資産は8,267千円増加の4,818,771千円となりました。

 

② キャッシュ・フローの状況

当事業年度の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、257,179千円と前事業年度末に比べて3,560千円増加いたしました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度における営業活動による資金の増加は、20,710千円(前事業年度は36,761千円の増加)となりました。これは、税引前当期純利益11,032千円を計上したこと、減価償却費を30,679千円計上したこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度における投資活動による資金の減少は17,150千円(前事業年度は19,009千円の減少)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出17,150千円があったこと等によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度における財務活動による資金の増減はありません(前事業年度も資金の増減はなし)。

 

③ 生産、受注及び販売の実績

当社はゴルフ場の管理を行っている会社のため、生産実績及び受注実績については該当事項はありません。

販売実績

 

区分

前事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

当事業年度

(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

金額(千円)

前年同期比(%)

金額(千円)

前年同期比(%)

年会費収入

51,909

1.0

51,931

0.0

運営委託契約等による手数料収入

65,470

△3.5

58,990

△9.9

その他

32

10

△68.8

合計

117,411

△1.5

110,931

△5.5

 

(注) 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合

相手先

前事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

当事業年度

(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

リゾートトラストゴルフ事業㈱

65,470

55.8

58,990

53.2

 

 

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。

① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

当社の経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標の経常利益は11,057千円となり、経営上の目標である黒字を達成しております。

資産合計は、5,103,098千円となり、前事業年度と比べて22,152千円の増加となりました。これは主に、機械及び装置が41,820千円増加したこと等によるものです。

負債合計は、284,326千円となり、前事業年度と比べて13,884千円の増加となりました。これは主に、未払金の増加38,641千円があったこと等によるものです。

純資産合計は、4,818,771千円となり、前事業年度と比べて8,267千円の増加となりました。これは、当期純利益が8,267千円あったことによるものです。

経営成績については、「第 2事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。

経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。

 

 

② キャッシュ・フローの状況の分析、検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

当社の資本の財源及び資金の流動性については、既存施設の維持・管理を目的とした設備投資に必要な資金及びその他の所用資金には手元資金を充当することを基本的な方針とし、必要に応じてグループ会社からの借入等による資金調達を行うこととしております。

なお、当事業年度末における有利子負債の残高はなく、現金及び現金同等物の残高は257,179千円となっております。キャッシュ・フローについては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。

 

③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。財務諸表の作成にあたって用いた会社の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。