売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS

バランスシート

損益計算書

労働生産性

ROA 総資産利益率

総資本回転率

棚卸資産回転率

ニュース

  • ニュースリリースデータがありません。


最終更新:

E04728 Japan GAAP

売上高

7.30億 円

前期

6.81億 円

前期比

107.2%


3【事業の内容】

(1)会社の目的

① ゴルフ場の経営

② 食堂、売店の経営ならびに煙草小売業

③ 前各号に関連する事業

 

(2)事業の内容

 当社は東京都小平市御幸町に18ホールのゴルフ場及び諸施設を所有し、会員制によりゴルフ場の経営を行っています。また、これに付帯する食堂、売店を委託により経営しております。

 

24/03/21

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の概要

① 財政状態及び経営成績の状況

当事業年度は、新型コロナウイルス感染症対策を継続したことにより、営業日数、来場者数が回復したことから、営業日数は328日(前期比10日増)、総来場者数は26,201名(前期比674名増)となりました。

その結果、営業収入は729,639千円(前期比48,725千円増)となりました。

営業費用につきましては、975,449千円(前期比27,547千円増)となり、営業損益は245,809千円の損失(前期は266,987千円の損失)となりました。

また、受取手数料が250,000千円(前期比90,000千円増)及び新規会員加入に伴う入会金収入が125,000千円(前期比35,000千円増)がありましたので、経常損益は140,843千円の利益(前期は3,598千円の損失)となりました。これに、特別損失98千円を計上し、法人税、住民税及び事業税49,641千円(前期比47,351千円増)を計上するとともに税効果会計を適用したことによる法人税等調整額29,015千円を控除した法人税等合計額が20,626千円を計上し、当期純利益は、120,117千円(前期は6,205千円の損失)となりました。

 

② キャッシュ・フローの状況

 当事業年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前期末に比べ191,862千円増加の966,124千円になりました。

 当期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

 

(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー

 当事業年度における営業活動による資金の増加は、264,238千円(前期は3,328千円の増加)となりました。これは前受金の減少、税引前当期純利益、減価償却費の計上、未収消費税等の増加などによるものです。

 

(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー

 当事業年度における投資活動による資金の減少は、72,375千円(前期は52,549千円の減少)となりました。これは、スプレーヤーの購入による機械装置、18番クリーク改修工事及び6番コース排水対策工事による構築物、1階カーペット張替工事による工具器具備品の増加などが、主な支出内容であります。

 

(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー

 当事業年度における財務活動による資金はありません。

 

 

 

③ 生産、受注及び販売の実績

 当事業年度の営業実績は次のとおりであります。

区分

当事業年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日)

前年同期比(%)

営業日数

328日

103.1

来場者数

会員

9,888人

96.69

ゲスト

16,313人

106.6

合計

26,201人

102.6

営業収入

プレー収入

543,611千円

110.2

年会費収入

133,180千円

99.1

その他収入

52,848千円

99.4

合計

729,639千円

107.2

 

 

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析

経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度の末日現在において判断したものであります。

①重要な会計方針及び見積り

当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたり、重要な会計方針及び見積りにつき十分検討して作成しております。

(税効果会計)

 当社は、繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、翌期以降における課税所得の発生が確実に見込まれる状況となったことから、繰延税金資産の回収可能性を合理的に見積もることとし、繰延税金資産は計上いたしました。

 

②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

(財政状態)

 当期末における自己資本比率は83.6%、固定負債比率は6.1%であり、合計で固定資産比率63.6%を上回っております。

当期末の総資産は、前事業年度末に比べ184,022千円増加し、2,815,381千円(前期比7.0%増)となりました。貸借対照表の主要項目ごとの主な増減は次のとおりであります。

 

(流動資産)

 流動資産は、前事業年度末に比べ168,929千円増加し、1,024,378千円(前期比19.7%増)となりました。これは、主に現金及び預金の増加によるものであります。

 

(固定資産)

 固定資産は前事業年度末に比べ15,092千円増加し、1,791,003千円(前期比0.8%増)となりました。これは、

主に減価償却の実施などによる減少により有形固定資産が減少したものの、繰延税金資産などの増加により投資その他の資産が増加したためであります。

 

(負債)

 負債は、前事業年度末に比べ63,904千円増加し、462,881千円(前期比16.0%増)となりました。これは、主に未払消費税等の増加などによるものであります。

 

(純資産)

 純資産は、前事業年度末に比べ120,117千円増加し、2,352,499千円(前期比5.4%増)となりました。これは、主に当期純利益の計上によるものであります。

 

(経営成績)

 営業収入は729,639千円(前期比48,725千円増)となりました。これは主として新型コロナウイルス感染症対策により回復したことから来場者が増加したこと等によるものです。

 営業費用は975,449千円(前期比27,547千円増)となりました。これは主としてコース管理費の増加によるコース維持費等の増加等によるものです。この結果、営業損失は245,809千円(前期は266,987千円の損失)となりました。

 営業外収益は、受取手数料を250,000千円(前期比90,000千円増)及び入会金収入が125,000千円(前期比35,000千円増)を計上したことなどにより386,683千円(前期比123,294千円増)、営業外費用は29千円(前期はゼロ)となりました。この結果、経常利益は140,843千円(前期は3,598千円の経常損失)となり、固定資産除却損98千円(前期は317千円)、法人税、住民税及び事業税49,641千円(前期比47,351千円増)並びに法人税等調整額29,015千円の控除額を計上したことから、当期純利益は120,117千円(前期は6,205千円の当期純損失)となりました。

 

③資本の財源及び資本の流動性

 当社の資金需要のうち主なものは、一般管理費等の営業費用ならびに設備の新設、更新に係る投資であります。

 これらの必要資金は、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資本により賄うことを基本方針としております。