株式会社小原カントリークラブ

サービス業ゴルフ場

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最終更新:

E04729 Japan GAAP

売上高

2.59億 円

前期

2.60億 円

前期比

99.8%


3 【事業の内容】

当社グループは、当社及び当社親会社名晃開発株式会社で構成しており、当社はゴルフ場の運営及びゴルフ会員権の販売等を行っております。また、親会社の名晃開発株式会社と当社との間では以下の通り小原カントリークラブの運営委託契約を締結し、継続的な取引を行っております。
 なお、当社は、ゴルフ場運営事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。

 

※画像省略しています。

 

23/12/21

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(経営成績等の状況の概要)

当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等という」)の状況の概要は次のとおりであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対する規制等が緩和されコロナ禍以前の状態に戻りつつあります。しかしながら、ロシアによる隣国への侵略が起因し食料品や資源価格の高騰を受け、これまでにない物価上昇により生活全般に厳しい状況を迎えております。

一方、ゴルフ業界におきましては、プロツアーもギャラリーをお迎えし賑わいを見せております。また安全に楽しめ、かつ健康維持のため優れたスポーツと認識されゴルフ人口増加に向け若年層の新たな囲い込みと定着が、業界一丸となって取組むべき課題といえます。この様な中、当社も安心安全にプレーしていただけるよう十分に配慮するとともにコース管理に注力して参りました。

結果、当事業年度における来場者数は25,771名(前年同期比101.2%)、売上高は259,399千円(同99.8%)となり、経常利益4,833千円(同31.9%)、当期純利益は3,646千円(同26.5%)の計上となりました。

資産は、前事業年度に比べ4,171千円増加し220,616千円になりました。負債は、956千円増加し57,730千円となりました。一方、純資産は3,214千円増加し162,885千円となりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ3,030千円増加し、87,207千円となりました。

 

当事業年度中における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果使用した資金は2,038千円(前年同期は12,023千円の獲得)となりました。これは主に、税引前当期純利益の計上5,033千円があったものの、貸倒引当金の減少5,500千円と売上債権の増加3,718千円があったこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果獲得した資金は5,500千円(前年同期比100%)となりました。これは長期貸付金の回収による収入5,500千円があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は431千円(前年同期862千円)となりました。これは優先株式に対する配当金431千円があったことによるものであります。

 

 

(生産、受注及び販売の状況)

当社の実態に則した内容を記載するため、生産実績及び受注実績に代えて収容実績を記載しております。なお、当社は、ゴルフ場運営事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(1) 収容実績

 

ホール数
(H)

前事業年度

(自 2021年10月1日

至 2022年9月30日)

当事業年度

(自 2022年10月1日

至 2023年9月30日)

営業日数
(日)

収容実績(名)

1日平均
来場者数
(名)

営業日数
(日)

収容実績(名)

1日平均
来場者数
(名)

メンバー

ゲスト

合計

メンバー

ゲスト

合計

18

318

8,030

17,429

25,459

80.0

322

7,933

17,838

25,771

80.0

 

 

(2) 販売実績

当事業年度における販売実績を売上区分別に示すと、次のとおりであります。

 

区分

当事業年度

(自 2022年10月1日

至 2023年9月30日)

金額(千円)

前年同期比(%)

ゴルフ場売上

214,967

101.2

名義書換料収入

18,400

85.9

年会費収入

24,292

99.0

その他

1,739

107.9

合計

259,399

99.8

 

 

 

(経営者の視点による経営成績の等の状況に関する分析・検討内容)

経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。

(1)重要な会計方針及び見積り

当財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この 財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載のとおりであります。

   

(2)当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

a.財政状態

当事業年度の資産合計は220,616千円となり、前事業年度と比べて4,171千円の増加となりました。この増加の主な要因は、関係会社長期貸付金の減少5,500千円及び棚卸資産の減少2,562千円があったものの、現金及び預金の増加3,030千円と売掛金の増加3,718千円、預託金債権及び関係会社長期貸付金に対する貸倒引当金5,500千円の減少があったこと等によるものです。

負債合計は、57,730千円となり、前事業年度と比べて956千円の増加となりました。この増加の主な要因は、退職給付引当金1,704千円の増加があったことによるものであります。

純資産合計は、162,885千円となり、前事業年度に比べて、3,214千円の増加となりました。これは当期純利益の計上等により、繰越利益剰余金が3,214千円増加したことによるものであります。

 

b.経営成績等

経営成績については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (経営成績等の状況の概要)(1)財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。

経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照下さい。

 

c.キャッシュ・フローの状況分析

資本の財源及び資金の流動性については「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (経営成績等の状況の概要) (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。

 

d.経営成績等の状況に重要な影響を与える要因

「第2 事業の状況 3  事業等のリスク」を参照下さい。

 

e.資本の財源及び資金の流動性

当社は必要な所要資金について自己資金により調達しております。

 

(3)今後の方針

ゴルフ業界は、依然として厳しい経営環境にあります。この状況を改善すべく集客・増収対策に積極的に取り組むと共に経費削減等により収益力の改善を図っていく所存でございます。