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最終更新:

E04733 Japan GAAP

売上高

7.65億 円

前期

7.64億 円

前期比

100.1%


3 【事業の内容】

当社は、ゴルフ場(関西クラシックゴルフ倶楽部)の経営を主たる業務としております。

 

ゴルフ場の概況は次の通りであります。

ゴルフ場名    関西クラシックゴルフ倶楽部

所在地        兵庫県三木市吉川町湯谷567番地

施設          コース:27ホール

              その他:クラブハウス諸施設

 

24/02/28

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

(経営成績等の概要)

(1)財政状態及び経営成績の状況

当事業年度における国内景気は、経済正常化と賃上げ加速など前向きな変化のあった一年となりました。特に新型コロナウィルス感染症法上の分類が5類に移行したことで、感染状況に対する警戒態勢が徐々に緩和され、対面型サービス業への需要が増加したほか、インバウンド需要も大幅に回復しました。一方、賃上げが追い付かない状況であるものの幅広い業種でコスト増の価格転嫁が進んだことで物価高が継続しており、デフレ脱却の素地が整いつつあります。

当社においては、このような状況の中、より付加価値を高めるべく良好なコースコンディションの維持に努めると共に、継続して施設及びサービスの改善を実施し、お客様の満足度の向上に取り組んで参りました。

当事業年度の来場者数は、上半期の天候不順等により63,208名と前年同期比1,523名(2.4%)の減少となりましたが、コンペ比率が33.0%と前年同期比9.4%増加したことに加え、各種特化した営業プランがリピーターや直接予約に繋がり、入場料等収入は689,763千円と前年同期比9,539千円(1.4%)の増加となりました。また、新会員募集に伸びを欠き名義書換登録料が26,100千円と前年同期比9,109千円(25.9%)の減少となり、会費収入を含めた営業収入は765,155千円と前年同期比768千円(0.1%)の微増となりました。

一方、営業費用は、672,588千円となり前年同期比4,083千円(0.6%)の増加となりました。これは主に、仕入原価の高騰と会食件数の増加に伴う食材・土産物・オープンコンペ賞品等の増加により商品売上原価が54,556千円となり6,199千円(12.8%)増加、前期に引き続き外注要員の内製化を図ったことに加え、最低賃金の引上げにより従業員給料及び賞与が147,786千円となり11,572千円(8.5%)増加、コース管理機器やゴルフカートといったリース資産の導入及び、高圧電気設備更新工事により減価償却費が53,221千円となり7,091千円(15.4%)増加したこと等によるものです。

以上の結果、営業利益は92,567千円の計上となり、前年同期比3,314千円(3.5%)の減益となりました。また、取引金融機関等からの借入金に対する支払利息18,452千円を計上したこと等により、経常利益は76,648千円と前年同期比12,817千円(14.3%)の減益となり、コース内渋滞監視カメラの廃棄に伴う固定資産除却損1,261千円等の計上と法人税等合計21,718千円を差し引いた当期純利益は53,668千円と前年同期比15,636千円(22.6%)の減益となりました。

当事業年度の資産合計は、3,283,360千円となり、前期比62,554千円の増加となりました。これは、リース資産が29,955千円増加したこと等が主な要因です。

負債合計は、1,740,755千円となり、前期比8,885千円の増加となりました。これは社債及び借入金総額が14,982千円減少したものの、リース債務総額が33,304千円増加したこと等が主な要因です。

純資産合計は、1,542,604千円となり、前期比53,668千円の増加となりました。これは当期純利益53,668千円を計上したことによるものです。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物は、前事業年度末から19,910千円増加し、177,752千円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、94,665千円の収入となり前年同期比7,502千円収入が減少しました。

これは、外注業務の内製化でパート社員が増加したことと最低賃金の増加等により人件費の支出が15,468千円増加、食材・土産物・オープンコンペ賞品等の増加と価格高騰により仕入の支出が6,708千円増加、変動金利の上昇に伴い利息支払の支出が4,378千円増加したこと等によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、25,691千円の支出となり前年同期比42,423千円支出が増加しました。

これは、有形固定資産取得による支出が14,105千円、保険積立金の積立による支出9,855千円、定期預金の預入による支出1,200千円、有形固定資産除却による支出531千円によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、49,063千円の支出となり前年同期比67,529千円支出が減少しました。

これは、長期借入金の返済による支出89,982千円、社債の償還による支出5,000千円、リース債務の返済による支出33,481千円等、及び長期借入による収入80,000千円等によるものです。

 

(生産、受注及び販売の状況)

(1)生産実績

該当事項はありません。

 

(2)受注実績

該当事項はありません。

 

(3)販売実績

①入場者数

内訳

前事業年度

(自  2021年12月1日

至  2022年11月30日)

当事業年度

(自  2022年12月1日

至  2023年11月30日)

メンバー(人)

11,538

11,160

ビジター(人)

53,193

52,048

合計(人)

64,731

63,208

 

 

 

②入場料等収入

内訳

前事業年度

(自  2021年12月1日

至  2022年11月30日)

当事業年度

(自  2022年12月1日

至  2023年11月30日)

メンバーズフィ(千円)

40,629

39,995

ビジターズフィ(千円)

70,671

79,854

グリル(千円)

127,558

133,167

コース売店(千円)

14,735

15,744

キャディフィ及びカートフィ(千円)

409,079

402,919

その他(千円)

17,549

18,083

合計(千円)

680,224

689,763

 

 

 

③会費収入

内訳

前事業年度

(自  2021年12月1日

至  2022年11月30日)

当事業年度

(自  2022年12月1日

至  2023年11月30日)

会員(千円)

48,954

49,292

合計(千円)

48,954

49,292

 

 

 

④名義書換登録料

内訳

前事業年度

(自  2021年12月1日

至  2022年11月30日)

当事業年度

(自  2022年12月1日

至  2023年11月30日)

件数(件)

79

63

金額(千円)

35,209

26,100

 

 

 

(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)

経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する分析・検討内容は、以下のとおりです。

なお、本項に記載した事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

①財政状態

「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況の分析  (1)財政状態及び経営成績の状況」をご参照下さい。

②経営成績

「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況の分析  (1)財政状態及び経営成績の状況」をご参照下さい。

③経営成績に重要な影響を与える要因

「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照下さい。

(2)キャッシュ・フローの分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況の分析  (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。

(3)重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産・負債及び事業年度の収入・費用の数値に影響を与える見積りは、主に資産の評価や引当金の計上等であり、これらの見積り及び判断に対して、継続して評価を行っております。

当社は、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき、見積り及び判断を行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。

財務諸表の作成に当たり用いた会社の見積り及び仮定のうち重要なものは、「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。