E04733 Japan GAAP
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当中間会計期間における日本経済は、停滞感のある緩やかな回復局面にありました。国内景気は、総じて足踏み状態が続く中、物価高や外的リスクが家計や企業活動に大きな影響を与え、構造的な制約が顕在化した期間となりました。個人消費は、依然として横ばいの推移が続きました。コロナ禍後の経済再開を背景に、外食や旅行などサービス消費には一部持ち直しの動きも見られましたが、実質所得の低迷や将来不安が消費者心理を抑制し、全体としては力強さに欠けました。特に物価上昇が続いたことで、賃上げの恩恵を受けた世帯でも実質的な購買力が高まらず、節約志向が根強く残りました。
そのような状況下、当社では引き続き顧客満足度の向上を重要課題と位置づけ、サービス品質の改善や施設整備を推進してまいりました。また、より良好なコース環境の維持・向上を図るべく、設備投資やメンテナンス体制の強化を重点項目として取り組んでおります。一方で、物価上昇に伴う原材料費や人件費の増加がコスト面において大きく影響した他、降雪などの天候不順が多く一部営業日数の減少により入場料等収入にも影響が及びました。
当中間会計期間における来場者数は29,335名となり、前年同期比で1,717名(5.5%)減少、これに伴い入場料等収入は328,351千円と、前年同期比で17,586千円(5.1%)減少しました。一方で、会費収入は29,461千円となり、前年同期比で3,601千円(13.9%)増加、名義書換登録料は12,050千円と、前年同期比で4,650千円(62.8%
)増加となりました。営業収入全体では、外部環境の影響で入場料等収入において減少は見られたものの、良好なコース管理により会費収入や名義書換登録料が増加し、一定の収益基盤を維持しております。
当中間会計期間における営業費用は、全体として前年同期を下回る水準となりました。まず、従業員給料及び賞与は65,858千円となり、前年同期比で7,041千円(9.7%)減少しました。人工数の増加や最低賃金の引き上げといった要因はあったものの、業務の効率化や業務管理の強化を進めたことにより、人件費の抑制が図られました。リース料は6,422千円となり、前年同期比で2,271千円(26.1%)減少しました。これは主に、一部設備のリース契約がリースアップを迎えたことによるものです。業務委託費は76,915千円で、前年同期比2,222千円(2.8%)の減少となりました。これは、業務委託契約の内容見直しに加え、従来は派遣契約により対応していた業務について、直接雇用へ切り替えたことなどが影響しております。水道光熱費は15,112千円と、前年同期比で4,261千円(39.3%)増加しました。エネルギー価格の上昇や施設利用状況の変動などが主な要因です。その他の費用は76,195千円で、前年同期比7,961千円(9.5%)減少しました。特に修繕費については、従来の「故障時対応型」の運用から、予防的な保守に重点を置いた運用に見直しを図り、保守契約への切り替えを行ったことにより減少しております。営業費用全体としては、費用構造の見直しと効率的な運用が奏功し、前年度に比べて一定の抑制が図られたものといえます。
以上の結果、営業利益36,858千円の計上となり、前年同期比2,336千円(6.8%)の増益となりました。また、取引金融機関等からの借入金に対する支払利息12,430千円、為替差損5,266千円等の計上により、経常利益19,920千円と前年同期比6,824千円(25.5%)の減益、法人税等合計7,093千円を差し引いた中間純利益は12,718千円と前年同期比2,524千円(16.6%)の減益となりました。
当中間会計期間末の資産合計は3,208,429千円となり、前期末比11,997千円(0.4%)増加しました。これはリース資産が10,516千円減少した一方、現金及び預金が29,208千円増加したこと等によるものです。
負債合計は1,619,986千円となり、前期末比722千円(0.4%)減少しました。これは社債及び借入金総額が11,466千円減少したこと等が主な要因です。
純資産合計は、1,588,443千円となり、前期末比12,718千円(0.8%)の増加となりました。これは中間純利益12,718千円を計上したことによるものです。
当中間会計期間末における現金及び現金同等物は、前中間会計期間末から14,168千円減少し、141,674千円となりました。
当中間会計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、72,718千円の収入となり前年同期比14,454千円収入が増加しました。
これは、営業収入が403,029千円と前年同期比16,130千円減少したものの、メンテナンス支出が抑えられたこと等によりその他の営業支出が18,788千円減少したこと及び、人件費の支出が6,976千円減少、法人税等の支払額が7,828千円減少したこと等によるものです。
当中間会計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、9,640千円の支出となり前年同期比10,745千円支出が減少しました。これは、定期預金の返戻による収入6,000千円、有形固定資産取得による支出10,402千円及び、保険積立金の積立による支出4,530千円等によるものです。
当中間会計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、33,869千円の支出となり前年同期比25,917千円支出が減少しました。これは、長期借入金による収入34,000千円、長期借入金の返済による支出42,966千円、社債の償還による支出2,500千円、預り入会預託金返還による支出1,800千円及び、リース債務の返済による支出20,603千円によるものです。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する分析・検討内容は、以下のとおりです。
なお、本項に記載した事項は、半期報告書提出日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
①財政状態
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況の分析 (1)財政状態及び経営成績の状況」をご参照下さい。
②経営成績
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況の分析 (1)財政状態及び経営成績の状況」をご参照下さい。
③経営成績に重要な影響を与える要因
「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照下さい。
(2)キャッシュ・フローの分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況の分析 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。