E04748 Japan GAAP
前期
8.15億 円
前期比
108.8%
当社グループは、当社、その他の関係会社(リゾートトラスト株式会社、岡崎クラシック株式会社、多治見クラシック株式会社、株式会社セントクリークゴルフクラブ)、関連会社(メイプルポイントギャランティ株式会社)で構成しており、当社はゴルフ場の管理、運営等を行っております。
当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付けは、次のとおりであります。
ゴルフ場の概況は次のとおりであります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、全体的に緩やかに持ち直しており、個人消費も同様に緩やかに持ち直して企業収益も総じて改善しているものの、そのテンポは緩やかな状況が続きました。
このような環境の中、当事業年度の来場者数は43,168名(前期比1,135名増)となりました。会員来場者数は1,209名減少の13,182名(前期比8.4%減)、ゲスト来場者数は2,344名増加の29,986名(前期比8.5%増)となりました。
5月開催のリゾートトラストレディスにより、メイプルポイントゴルフクラブの価値と認知度が向上し、来場者数の増加となりました。さらには会員様を主軸にプライベート予約も活性化し、上半期の来場者数は23,252名(前年同期比1,039名増)となり、下半期も天候に恵まれて積雪によるクローズの影響が少なかったことにより、19,916名(前年同期比96名増)となりました。
このような結果、当社の売上高は886,099千円(前期比8.8%増)となりました。
一方、販売費及び一般管理費は753,715千円(前期比6.3%増)となり、この結果、営業利益は59,603千円(前期比49.3%増)、経常利益は100,986千円(前期比23.8%増)、当期純利益は77,936千円(前期比16.1%減)となりました。
前事業年度に比べ、資産は41,231千円減少の4,394,078千円、負債は119,167千円減少の908,185千円、純資産は77,936千円増加の3,485,893千円となりました。
当事業年度の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べて97,120千円減少し、当事業年度末は77,870千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動による資金の増加は、78,250千円(前事業年度は144,213千円の増加)となりました。これは、税引前当期純利益が100,622千円であったこと、減価償却費が30,046千円であったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動による資金の減少は、43,963千円(前事業年度は12,354千円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が43,906千円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動による資金の減少は131,407千円(前事業年度は49,680千円の減少)となりました。これは、長期借入による収入が240,000千円である一方で関係会社長期借入金の返済による支出が322,000千円であったこと等によるものであります。
当社の実態に促した内容を記載するため、生産実績及び受注実績に換えて収容実績を記載しております。
a. 収容実績
b. 販売実績
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標の経常利益は100,986千円となり、経営上の目標である黒字を達成しております。
資産合計は、4,394,078千円となり、前事業年度と比べて41,231千円の減少となりました。これは主に現金及び預金が97,120千円減少したこと等によるものです。
負債合計は、908,185千円となり、前事業年度と比べて119,167千円の減少となりました。これは主に長期借入金が187,000千円増した一方で関係会社長期借入金が310,000千円減少したこと等によるものです。
純資産合計は、3,485,893千円となり、前事業年度と比べて77,936千円の増加となりました。これは当期純利益を77,936千円計上したことによるものです。
経営成績については「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況の分析、検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本の財源及び資金の流動性については、既存施設の維持・管理を目的とした設備投資に必要な資金及びその他の所用資金には手元資金を充当することを基本的な方針とし、必要に応じてグループ会社からの借入等による資金調達を行うこととしております。
なお、当事業年度末における有利子負債の残高は479,998千円、現金及び現金同等物の残高は77,870千円となっております。
キャッシュ・フローについては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。
この財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。