E04748 Japan GAAP
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
当中間会計期間におけるわが国経済は、供給制約の緩和により輸出増加に伴う外需の成長、宿泊などの対面型サービスが増収となり、好調を維持しました。当面はコロナ禍からの経済活動正常化の動きが続くことから、緩やかな回復が続く見通しです。
このような環境下、5月から新型コロナウイルス感染症が5類へ移行されたことにより、お客様の娯楽ニーズが多様化し、ゴルフ場の優位性が低下したため、当中間会計期間の来場者数は21,716名と前年同期比1,536名(6.6%)減少しました。
上記の要因以外に、前事業年度はリゾートトラストレディス2022トーナメントの開催が大きな反響を呼びましたが、当事業年度は大きな競技の開催がなかったことに加え、夏場には酷暑のため、前年同期に比べ減少となりました。
会員様の来場者数は6,687名と前年同期比200名(2.9%)減少し、ゲスト来場者数も15,029名と前年同期比1,336名(8.2%)減少しました。メンバー比率も前年同期比1.2ポイント増加し30.8%となりました。
当中間会計期間の当社の売上高は449,993千円(前年同期比9.7%減)となりました。一方、給与の引き上げに伴い、販売費用や一般管理費用が一部増加し394,056千円(前年同期比3.1%増)となりました。
その結果、営業利益は22,054千円(前年同期比70.3%減)、経常利益は22,231千円(前年同期比80.8%減)、中間純利益は5,799千円(前年同期93.7%減)となりました。
前事業年度末に比べ、資産は54,503千円増加の4,448,582千円、負債は48,703千円増加の956,889千円、純資産は5,799千円増加の3,491,693千円となりました。
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ39,907千円増加し、117,777千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における営業活動による資金の増加は、83,030千円(前年同期は98,791千円の増加)となりました。これは、税引前中間純利益が22,231千円、前受収益の増加額が63,425千円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における投資活動による資金の減少は、21,726千円(前年同期は22,462千円の減少)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が21,719千円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における財務活動による資金の減少は、21,397千円(前年同期は106,503千円の減少)となりました。これは、長期借入金の返済による支出が21,000千円あったこと等によるものであります。
当社の実態に即した内容を記載するため、生産実績及び受注実績に換えて収容実績を記載しております。
b 販売実績
① 当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
資産合計は、4,448,582千円となり、前事業年度と比べて54,503千円の増加となりました。これは主に現金及び預金が39,907千円増加したこと、売掛金が11,533千円増加したこと等によるものです。
負債合計は、956,889千円となり、前事業年度と比べて48,703千円の増加となりました。これは主に、前受収益が42,984千円増加したこと等によるものです。
純資産合計は、3,491,693千円となり、前事業年度と比べて5,799千円の増加となりました。これは中間純利益を5,799千円計上したことによるものです。
経営成績については「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照ください。
② 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本の財源及び資金の流動性については、既存施設の維持・管理を目的とした設備投資に必要な資金及びその他の所要資金には手元資金を充当することを基本的な方針とし、必要に応じてグループ会社からの借入等による資金調達を行うこととしております。
なお、当中間会計期間末における有利子負債の残高は458,601千円、現金及び現金同等物の残高は117,777千円となっております。