売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E05670 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

(1)  財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期におけるわが国の経済は、経済活動の正常化が進み個人消費の回復やインバウンド需要が拡大しつつある一方、長期化する国際情勢の不安定によるエネルギー価格の高騰や急速な円安の進行等により、景気の先行きは依然として不透明な状況であります。

介護業界におきましては、2024年度介護報酬改定が公表され、改定率は1.59%のプラスとなり、居宅介護支援事業所による予防支援事業指定や福祉用具のレンタル対象商品の見直し等が行われる予定となります。
 当社有料老人ホーム事業については、社会貢献の一環として施設周辺地域住民に対して、「認知症高齢者等にやさしい地域づくり」を目的として認知症カフェ(オレンジカフェ)を5個施設で開催し、施設見学を含めて地域に開放するとともに、南区・西区・豊平区の認知症カフェ交流会や合同カフェに積極的に参加し、会社の認知度のアップと併せて入居者募集広報としても活用できております。また、北海道ボールパークFビレッジ内に建築中の「マスターズヴェラス」については、2024年6月の運営開始に向けて準備を進めております。

新規顧客獲得については、引き続き営業活動を継続しております。見学会や相談会等を行い、入居後につきましてもご入居者のニーズに応じた住み替えなどのきめ細やかな対応を行いました。結果、全施設平均入居率約84.5%を維持・確保いたしました。

以上の結果、当第3四半期累計期間における売上高は2,285百万円(前年同期比0.8%減)、営業利益19百万円(前年同期比38.8%減)、経常利益64百万円(前年同期比17.7%増)、四半期純利益47百万円(前年同期比12.2%増)となりました。

当第3四半期会計期間末における流動資産は6,648百万円となり、前事業年度末に比べ61百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金の増加、営業未収入金の増加によるものであります。固定資産は1,166百万円となり、前事業年度末に比べ3百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産の取得によるものであります。

この結果、総資産は7,815百万円となり、前事業年度末に比べ65百万円増加いたしました。

当第3四半期会計期間末における流動負債は1,003百万円となり、前事業年度末に比べ48百万円増加いたしました。これは主にその他(未払金)の増加、入居金預り金の増加によるものであります。固定負債は3,138百万円となり、前事業年度末に比べ6百万円減少いたしました。これは主にその他(リース債務)の減少によるもるものであります。

当第3四半期会計期間末における純資産合計は3,673百万円となり、前事業年度末に比べ22百万円増加いたしました。これは主に繰越利益剰余金の増加によるものであります。

この結果、自己資本比率は47.0%(前事業年度末は47.1%)となりました。

 

(2)  経営方針・経営戦略等若しくは指標等

当第3四半期累計期間において、重要な変更はありません。

 

(3)  事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)  研究開発活動

該当事項はありません。