売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E32119 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、コロナ禍からの社会・経済活動の正常化が一段と進んだなかで、不安定な海外情勢、物価上昇や金融市場の動向など、依然として予断を許さない状況で推移しました。

 このような環境の中、当社グループは経営理念「それぞれの新郎新婦にとって最高の結婚式を創る」のもと、1組1組のお客様と真摯に向き合い、丁寧に結婚式を創り続けてまいりました。

 当第2四半期連結累計期間の挙式・披露宴実施組数は1,497組(前年同期比8.6%減)となりました。施行状況は堅調であったものの、新型コロナ発生に伴う延期分は既に消化したことで、前年同期比マイナスになっております。婚礼単価に関しましては好調に推移し、当第2四半期連結累計期間は4,003千円(前年同期比0.8%増)となりました。

 その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は6,256,307千円(前年同期比6.5%減)、営業利益381,191千円(前年同期比57.7%減)、経常利益396,000千円(前年同期比56.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益234,370千円(前年同期比63.3%減)となりました。

 なお、当社グループの売上高の99%以上が当社単体の売上高により構成されており、当社単体に関する説明を記載しています。また、当社グループはウエディング事業の単一セグメントであり、セグメントごとの記載をしておりません。

 

② 財政状態

(資産)

 当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、10,301,809千円(前連結会計年度末比838,620千円減)となりました。これは主に、有形固定資産(前連結会計年度末比236,511千円増)が増加したものの、現金及び預金(前連結会計年度末比1,143,015千円減)が減少したことによるものであります。

 

(負債)

 当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、6,504,985千円(前連結会計年度末比1,006,934千円減)となりました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金(前連結会計年度末比825,556千円減)、未払消費税等(前連結会計年度末比115,386千円減)及び買掛金(前連結会計年度末比86,382千円減)が減少したことによるものであります。

 

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、3,796,823千円(前連結会計年度末比168,313千円増)となりました。これは主に、利益剰余金(前連結会計年度末比198,011千円増)が増加したことによるものであります。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,143,015千円減少し、1,163,754千円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は、173,534千円(前第2四半期連結累計期間は722,297千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益を395,805千円及び減価償却費を324,760千円計上した一方、仕入債務の減少額を85,492千円、未払消費税等の減少額を129,482千円及び法人税等の支払額を232,161千円計上したことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は、639,162千円(前第2四半期連結累計期間は212,806千円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出630,571千円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は、674,467千円(前第2四半期連結累計期間は748,640千円の支出)となりました。これは主に、長期借入れによる収入905,000千円により資金が増加した一方、長期借入金の返済による支出1,468,661千円及び社債の償還による支出48,000千円等によるものであります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。