売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS




E05527 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1) 業績の状況 

当中間連結会計期間(2025年6月1日~2025年11月30日)におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調を維持したものの、物価高による消費者マインドの抑制や、政治情勢の不透明感、地政学的リスクの高まりなどにより、依然として先行き不透明な状況が続いております。
 このような状況の中、当社グループは主力であるグローバルマーケティングにおいて、生成AIの普及に伴うユーザーの情報検索行動の変化に対応するため、新たなサービスラインナップの拡充を加速させました。
 具体的な取り組みとして、AI検索に対応した「AIO(AI Optimization)コンサルティング」サービスの提供を開始いたしました。本サービスは、当社が長年培ってきたSEO支援の知見と2025年10月に業務提携契約を締結した株式会社AI Hackが有する生成AI領域における分析技術を融合させることで、自社の正確な情報を、AIにより多く引用させることで、ブランド価値を高めるための基盤づくりを支援するものです。
 さらに、グローバル市場での事業展開強化の一環として、台湾で人気のSNSプラットフォーム「Dcard(ディーカード)」、ビジネス特化型SNSである「LinkedIn」、タイで影響力の高いオンラインコミュニティ「Pantip(パンティップ)」への対応を開始するなど、顧客の多様なマーケティングチャネルへのニーズに応える体制を構築しています。
 これらの新サービス、特にAIOコンサルティングサービスは、市場の潜在的なニーズに合致しており、提供開始後、問い合わせ件数は着実に増加傾向にあります。しかしながら、新サービスの売上への貢献には、顧客へのサービス浸透や導入に一定の時間を要するため、当中間連結会計期間の業績への影響は限定的です。今後も継続的に営業活動の強化を図り、収益基盤の安定化と成長分野における収益の早期実現に努めてまいります。
 また、全社的なコスト削減施策を推進するとともに、業務プロセスの見直しや効率化を図ることで、組織のスリム化を進めております。これにより、固定費の抑制と資源の最適配分を実現し、収益構造の改善に向けた基盤整備を進めております。限られた経営資源を成長分野に集中させることで、持続的な収益力の向上を目指しております。今後も、経営の効率性と柔軟性を高める取り組みを継続してまいります。
 以上の結果、当中間連結会計期間の売上高は100,899千円(前年同期比24.3%減)、営業損失は39,721千円(前年同期は営業損失31,258千円)、経常損失は32,340千円(前年同期は経常損失38,512千円)、親会社株主に帰属する中間純損失は32,528千円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純損失38,656千円)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べて14.3%減少し、539,084千円となりました。これは、主に現金及び預金の減少によるものであります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べて13.9%増加し、148,972千円となりました。これは、主にのれんの増加によるものであります。

 

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べて17.2%減少し、171,651千円となりました。これは、主に株主優待引当金の減少によるものであります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて4.0%減少し、209,442千円となりました。これは、主に長期借入金の減少によるものであります。

 

(純資産)

純資産は、前連結会計年度末に比べて8.3%減少し、306,962千円となりました。これは、主に利益剰余金の減少によるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は371,837千円(前連結会計年度末は442,955千円)となりました。当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果支出した資金は、59,393千円(前年同期は50,553千円の支出)となりました。これは主に税金等調整前中間純損失の計上によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果支出した資金は、10,980千円(前年同期は58千円の獲得)となりました。これは主に事業譲受による支出によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果支出した資金は、6,719千円(前年同期は9,079千円の支出)となりました。これは長期借入金の返済による支出があったことによるものであります。