売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E02932 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、国際紛争の長期化により原材料価格の高騰が続く中、半導体設備投資の増加や個人消費の回復、円安による輸出関連企業の業績向上などにより、景気は緩やかな回復基調で推移しておりますが、中国経済減速の影響を受け生産が減少するなど、景気の先行きは不透明な状況で推移しております。

このような状況の中、当社グループの主要販売先である電機・機械・自動車等の製造業におきましては、中国経済の減速により生産の停滞が見られ、設備投資計画も先送りとなる状況が見られております。その結果、当第1四半期累計期間の連結売上高は14億7千6百万円(前年同期比60.8%減)となりました。損益面では、売上総利益の減少により、営業損失1億3千8百万円(前年同期は営業利益2億4千9百万円)、経常損失1億3千8百万円(前年同期は経常利益2億7千7百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失1億2千9百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益1億9千万円)となりました。

セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。

(電子機器及び工作機械等)

電子部品実装機を中心とした電子機器販売は、中国市場での受注環境は改善傾向にありますが、当四半期の販売は大きく減少しました。また、工具研削盤等の工作機械の国内販売も販売先の生産量に伸びがないことから設備投資までに時間を要し、低水準の実績となりました。その結果、当セグメントの売上高は11億7百万円(前年同期比67.1%減)、営業損失2億1百万円(前年同期は営業利益1億6千9百万円)となりました。

(光電子装置)

光電子装置の販売は光通信機器が減少し、当セグメントの売上高は3億6千9百万円(前年同期比7.0%減)、営業利益6千1百万円(前年同期比21.8%減)となりました。

 

(2)財政状態に関する説明

(資産)

当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ17億2千3百万円増加し、141億5千9百万円となりました。これは主として、受取手形、売掛金及び契約資産が3億3百万円減少しましたが、長期借入金の実施、消費税の還付等により、現金及び預金が13億7千1百万円増加したことと、商品が6億5千万円増加したことなどによるものです。

(負債)

負債合計は、前連結会計年度末に比べ18億8千6百万円増加し、62億2千5百万円となりました。これは主として、前受金が11億3千5百万円増加したことと、支払手形及び買掛金が7億1千1百万円増加したことなどによるものです。

(純資産)

純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1億6千2百万円減少し、79億3千3百万円となりました。これは主として、為替換算調整勘定が4千5百万円増加し、その他有価証券評価差額金も3千万円増加しましたが、利益剰余金が2億4千5百万円減少したことによるものです。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

 

(6)研究開発活動

該当事項はありません。