売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E35631 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第1四半期連結累計期間における経営成績は、売上高7,872百万円(前年同四半期比75.7%増)、営業利益877百万円(前年同四半期比132.2%増)、経常利益708百万円(前年同四半期比218.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益477百万円(前年同四半期比226.1%増)となりました。

 セグメントごとの経営成績は次のとおりです。

 

セグメント別売上高の概況

セグメント

前第1四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

至 2023年3月31日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2024年1月1日

至 2024年3月31日)

構成比

前年同

四半期比

 

千円

千円

不動産販売事業

4,225,872

7,602,338

96.6

79.9

(新築不動産販売部門)

(1,985,760)

(839,682)

10.7

△57.7

(再生不動産販売部門)

(2,240,111)

(6,762,655)

85.9

201.9

不動産賃貸事業部門

245,102

231,489

2.9

△5.6

その他

9,702

38,991

0.5

301.9

合計

4,480,677

7,872,819

100.0

75.7

(注)セグメント間の内部売上は除いております。

 

① 新築不動産販売部門

 当第1四半期連結累計期間の新築不動産販売部門の売上高は、新築分譲マンション「ラ・アトレレジデンス京都」(京都府京都市)が竣工し引渡しを開始したことなどにより、売上高839百万円(前年同四半期比57.7%減)、セグメント損失16百万円(前年同四半期は248百万円のセグメント利益)となりました。

② 再生不動産販売部門

 当第1四半期連結累計期間の再生不動産販売部門の売上高は、1戸当たり1億円以上の「プレミアム・リノベーション」シリーズの販売が好調に推移したことなどにより、売上高6,762百万円(前年同四半期比201.9%増)、セグメント利益1,060百万円(前年同四半期比338.8%増)となりました。

③ 不動産賃貸事業部門

 当第1四半期連結累計期間の不動産賃貸事業部門の売上高は、ヘルスケア施設等の賃貸資産が稼働したことなどにより、売上高231百万円(前年同四半期比5.6%減)、セグメント利益は100百万円(前年同四半期比7.0%増)となりました。

(注)セグメント利益又はセグメント損失とは、各セグメントの売上総利益から販売費用及び営業外費用を差し引いたものであります。

 

(2)財政状態の分析

 当第1四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末に比べ3,025百万円減少し、58,184百万円となりました。これは、現金及び預金が2,444百万円減少したことなどによるものです。

 また、当第1四半期連結会計期間末の負債合計は前連結会計年度末に比べ2,208百万円減少し、43,789百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が779百万円増加した一方、1年内返済予定の長期借入金が2,470百万円、未払法人税等が837百万円それぞれ減少したことなどによるものです。

 当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は前連結会計年度末に比べ817百万円減少し、14,395百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益477百万円を計上し、配当の実施により資本剰余金が1,318百万円減少したことなどによるものです。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。