売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E03482 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)経営成績の分析

 当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の各種行動制限が解除されたことにより経済活動の正常化が進んでいるものの資源価格の高騰や為替変動による物価の上昇など、依然として先行き不透明な状況が続いております。

 当社グループの主力事業である商用車関連事業におきましては、当社が国内販売、子会社であるSUN AUTO株式会社が輸出販売を軸に行っており、主に半導体不足の回復に伴う国内販売の落ち着きにより売上高は前年を下回る結果となりました。損益面につきましては、新車登録3年以内の高年式の中古車両を中心に国内での販売が堅調に推移したことや、効率の良い仕入が行えたことにより、前年を上回る結果となりました。運送関連事業におきましては、子会社である株式会社T.L.Gと丸進運油株式会社が行っており、人手不足に伴う輸送量の減少により売上高は前年を下回ったものの、採算性の向上等に取り組んだことにより、損益面につきましては前年を上回る結果となりました。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績としては、売上高4,838,887千円(前年同期比6.5%減)、営業利益182,605千円(前年同期比57.7%増)、経常利益195,357千円(前年同期比53.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益124,698千円(前年同期比76.0%増)となりました。

 

 セグメントごとの経営成績は以下のとおりです。

① 商用車関連事業

 半導体不足の回復に伴う中古車両の需要が落ち着いたものの、新車登録3年以内の高年式の中古車両を中心に国内での販売が堅調に推移したことや、効率の良い仕入が行えたことにより、商用車関連事業の売上高は4,246,354千円(前年同期比7.0%減)、セグメント利益は160,722千円(前年同期比53.3%増)となりました。

 

② 運送関連事業

 人手不足に伴い輸送量が減少したものの、採算性の向上等に取り組んだことにより、売上高は592,533千円(前年同期比2.8%減)、セグメント利益は20,981千円(前年同期比93.0%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産の状況)

 当第3四半期連結会計期間末の資産合計は6,453,330千円となり、前連結会計年度末に比べ852,582千円の増加となりました。このうち流動資産は878,557千円増加して4,344,014千円となりました。主な要因は商品及び製品が805,027千円、現金及び預金が88,084千円増加したことによるものです。また固定資産は25,974千円減少して2,109,316千円となりました。主な要因は有形固定資産が39,936千円減少し、投資その他の資産が17,064千円増加したことによるものです。

 

(負債の状況)

 負債合計は5,481,507千円となり、前連結会計年度末に比べ735,542千円の増加となりました。このうち流動負債は941,574千円増加して4,610,918千円となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金が661,501千円、短期借入金が300,000千円増加したことによるものです。また固定負債は206,031千円減少して870,588千円となりました。主な要因は長期借入金が175,015千円、リース債務が32,056千円減少したことによるものです。

 

(純資産の状況)

 純資産合計は971,823千円となり、前連結会計年度末に比べ117,039千円の増加となりました。主な要因は利益剰余金が109,105千円増加したことによるものです。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等に重要な変更及び新たに定めた経営方針・経営戦略等はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。