売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E02978 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)業績の概況

当第1四半期連結累計期間は、雇用・所得環境に改善の動きがみられるとともに、円安に伴う外国人観光客の増加等により、景気は緩やかな回復基調となる一方、原材料価格の高止まりや国際情勢悪化の長期化もあり、依然として先行きの不透明な状況で推移いたしました。

ホテル事業におきましては、未使用だった部屋の活用や新たな集客も進めており、集客率も伸び、既に当社グループの収益及び利益の獲得に結び付いております。

しかしながら新たな収益及び利益の柱になる新規事業の開拓が進んではおらず、そのような状況下において、当社グループは売上高が前年同期比で62.0%増加したものの、売上高を上回る営業費用を計上したことにより、最終的に営業損失を計上する結果になりました。

さらに、営業外収益として主に物品売却益及び投資有価証券売却益を、営業外費用として為替差損を、それぞれ計上いたしました。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高84百万円(前年同期比62.0%増)、営業損失50百万円(前年同期は営業損失142百万円)、経常損失51百万円(前年同期は経常損失147百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失51百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失143百万円)となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末における総資産は1,621百万円となり、前連結会計年度末に比べ44百万円減少いたしました。

流動資産は535百万円となり、前連結会計年度に比べて63百万円減少しております。これは主に、現金及び預金が71百万円減少したためであります。

固定資産は1,085百万円となり、前連結会計年度に比べて18百万円増加しております。これは主に、有形固定資産が11百万円及び投資その他の資産が7百万円それぞれ増加したためであります。

負債合計は520百万円となり、前連結会計年度末に比べ6百万円増加しております。これは主に、流動負債が3百万円及び固定負債が2百万円増加したためであります。

純資産合計につきましては、1,101百万円となり、前連結会計年度末に比べ51百万円減少しております。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失を51百万円計上したためであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループの対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(5)主要な設備

 該当事項はありません。