売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E25867 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間の売上高は8,355,895千円(前年同期比33.2%減)となりました。

「BLEACH Brave Souls」及び「うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live」においては、サービス開始からの経年により一定の減衰はありつつも、概ね安定的に推移しております。

当第3四半期においては、「BLEACH Brave Souls」が、7月に実施した周年記念キャンペーンが好調に推移し、前年同期と同規模の売上高を獲得しました。また、「うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live」についても、8月に実施した周年記念キャンペーンが好調に推移し、こちらは前年同期を上回る売上高を獲得しました。

さらに8月24日には、新作タイトル「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか バトル・クロニクル」が株式会社Aimingより配信開始となり、売上高の増加に寄与しました。

一方で、運営タイトルの見直しに伴い運営タイトル数が前期から減少していることに加え、「キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム〜」における減衰の影響により、ゲーム事業の売上高は前年同期比で減少となりました。

費用面では、売上原価は6,942,818千円(同33.6%減)となりました。これは主に、ゲーム事業の売上高の減少に伴い支払手数料等が減少したことに加え、継続して取り組んでいるコストの見直しにより、労務費、外注費、業務委託費等が減少したことによるものです。

販売費及び一般管理費は2,144,253千円(同18.1%減)となりました。これは主に、マーケティングコストの見直しにより広告宣伝費が減少したことによるものです。

営業外収益は447,422千円となりました。これは主に、為替差益364,816千円を計上したことによるものです。

この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高8,355,895千円(同33.2%減)、営業損失731,175千円(前年同期は営業損失570,042千円)、経常損失454,615千円(前年同期は経常利益195,507千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失591,697千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失307,248千円)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産の部)

当第3四半期連結会計期間末における資産合計は19,343,379千円となり、前連結会計年度末に比べ、1,516,408千円の減少となりました。

流動資産合計は6,974,543千円となり、前連結会計年度末に比べ、3,369,075千円の減少となりました。これは主に、現金及び預金が2,876,931千円減少したことによるものです。

固定資産合計は12,368,835千円となり、前連結会計年度末に比べ、1,852,666千円の増加となりました。これは主に、ソフトウエアが893,967千円増加、ソフトウエア仮勘定が1,038,409千円増加したことによるものです。

 

(負債の部)

当第3四半期連結会計期間末における負債合計は6,676,742千円となり、前連結会計年度末に比べ、1,029,488千円の減少となりました。

流動負債合計は4,414,374千円となり、前連結会計年度末に比べ、1,616,281千円の減少となりました。これは主に、買掛金が498,027千円減少、短期借入金が1,000,000千円減少したことによるものです。

固定負債合計は2,262,368千円となり、前連結会計年度末に比べ、586,793千円の増加となりました。これは主に、長期借入金が666,793千円増加したことによるものです。

 

(純資産の部)

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は12,666,637千円となり、前連結会計年度末に比べ、486,920千円の減少となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により利益剰余金が591,697千円減少したことによるものです。

 

(3)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は97,344千円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。