E05449 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
当中間連結会計期間(自 2025年6月1日 至 2025年11月30日)における我が国経済は、インバウンド需要の拡大や労働市場の改善を背景とした雇用・所得環境の底堅さに支えられ、一部に回復の兆しが見られるものの、円安による輸入コストの上昇を通じた物価上昇圧力や金融政策の正常化による金利上昇が個人消費に影響を与えております。
このような経営環境の下、当社グループでは引き続きゲーム事業を中核に、安定的な収益基盤を維持しております。また、受託開発案件におきましても順調に進行しており、安定したキャッシュフローを創出しています。
「東方幻想エクリプス」においては、2025年11月にリリース2周年を迎え、2025年7月には、台湾・香港・マカオ・シンガポール・マレーシアの5地域で繁体字版を正式リリースいたしました。
当中間連結会計期間の経営成績は、売上高5,604百万円(前年同期比11.9%減)、営業損失922百万円(前年同期は営業利益329百万円)、経常損失740百万円(前年同期は経常利益451百万円)、親会社株主に帰属する中間純損失3,106百万円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純利益396百万円)となりました。
当中間連結会計期間のセグメントごとの状況は次のとおりであります。
「東方幻想エクリプス」につきましては、2025年10月に東京ビッグサイトで開催された「第十二回博麗神社秋季例大祭」に出展し、キャラクターイラストを使用したオリジナルグッズの販売や試遊コーナーの設置により、タイトルの認知拡大とユーザー交流の機会創出を図りました。11月22日にはリリース2周年を迎え、アニバーサリー企画として期間限定のキャラクターや各種キャンペーンを展開し、ユーザーのエンゲージメントの向上に努めました。また、事業計画を慎重に精査し、将来の回収可能性を検討した結果、当初想定した期間内での回収が困難であると判断いたしましたため、当該ソフトウエアにおいて減損処理をいたしました。今後もユーザーの皆様に長期的に楽しんでいただけるコンテンツとなるよう、継続的なアップデートやイベント施策を進めてまいります。
「ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい!~」におきましては、「エスプガルーダⅡ」の稼働開始20周年を記念したガチャやキャンペーンを行い、ハロウィンイベントの開催や新メインストーリーの開始など、ユーザーに楽しんで頂ける施策を展開いたしました。また、昨年11月には、約4年ぶりとなるリアルイベント「第3回ごまおつスコア大会」を上野で開催し、エンゲージメントの拡大に努めました。
連結子会社である株式会社でらゲーでは、主要ゲームである「モンスターストライク」や「キングダム 乱 -天下統一への道-」が安定的に推移し、当社グループの業績に引き続き大きく貢献しております。
「キングダム 乱 -天下統一への道-」においては、ユーザーの利便性向上と多様な決済手段への対応を目的として、外部決済に対応した公式ストアを2025年8月にオープンしました。公式ストアの利用が順調に拡大しており、利益率の向上につながっております。
また、新作タイトルとして2025年11月に「OUTRANKERS(アウトランカーズ)」をリリースいたしました。幅広いユーザー層への認知拡大を目指して、積極的なプロモーション施策に取組み、グループ収益の軸となるコンテンツを目指しておりましたが、事業計画を慎重に精査し、将来の回収可能性を検討した結果、当初想定した期間内での回収が困難であると判断いたしましたため、当該ソフトウエア仮勘定において減損処理をいたしました。
この結果、ゲーム事業セグメントにおける売上高は5,059百万円(前年同期比12.7%減)となり、セグメント損失は934百万円(前年同期はセグメント利益305百万円)となりました。
連結子会社である株式会社capableのライブ配信事業およびYouTube事業につきましては、配信プラットフォームの多様化や視聴動向の変化等の外部環境の影響により、収益の獲得が困難となっておりますが、コンテンツ制作体制の見直しや業務フローの効率化を進めており、安定的な利益の確保に努めました。
店舗事業におきましては、サービス内容の刷新を進めるとともに、スタッフ育成や運営体制の改善に継続的に取り組むことで、サービスのクオリティ向上を図ってまいりました。さらに、capableが強みとするデジタルマーケティングを活用した集客施策により、新規顧客獲得およびビジネス機会の拡大に向けて改善を行ってまいります。
連結子会社である株式会社サクセスプラスにつきましては、受託案件が計画通りに推移しており、当中間連結会計期間においても安定した収益を継続し、当社グループの収益拡大に引き続き貢献しております。
以上の結果、動画配信関連事業セグメントにおける売上高は544百万円(前年同期比3.6%減)となり、セグメント利益は12百万円(前年同期比49.1%減)となりました。
(総資産)
総資産は、前連結会計年度末に比べ3,744百万円減少し9,503百万円となりました。主な内訳は、現金及び預金4,479百万円、売掛金1,093百万円、未収入金497百万円、投資有価証券877百万円、長期貸付金258百万円、保険積立金460百万円、のれん140百万円であります。
(負債)
負債は、前連結会計年度末に比べて626百万円減少し6,355百万円となりました。主な内訳は、未払金964百万円、買掛金715百万円、未払費用234百万円、長期借入金1,537百万円、長期未払金2,202百万円であります。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末に比べて3,118百万円減少し3,147百万円となりました。主な内訳は、資本金182百万円、資本剰余金625百万円、利益剰余金2,262百万円、自己株式△1,200百万円、新株予約権1,080百万円、為替換算調整勘定195百万円であります。
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は、4,471百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況及びこれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果減少した資金は、1,771百万円(前中間連結会計期間は73百万円の資金の減少)となりました。これは主に、税金等調整前中間純損失3,440百万円に現金支出を伴わない減価償却費93百万円及び減損損失2,656百万円が含まれ、売上債権の増加額17百万円、仕入債務の減少額141百万円、未払費用の減少額84百万円、未払消費税等の減少額330百万円、利息の支払額45百万円、法人税等の支払額219百万円の支出要因があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は、747百万円(前中間連結会計期間は1,221百万円の資金の減少)となりました。これは主に、出資金の回収による収入171百万円の収入要因と連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出600百万円、無形固定資産の取得による支出333百万円の支出要因があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果増加した資金は、728百万円(前中間連結会計期間は270百万円の資金の増加)となりました。これは主に、長期借入による収入960百万円の収入要因がありましたが、長期借入金の返済による支出170百万円、配当金の支払額60百万円の支出要因があったことによるものであります。
当中間連結会計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当中間連結会計期間の研究開発費の総額は95百万円であります。
なお、当中間連結会計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。