E05552 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態
当中間連結会計期間末の総資産は、主に現金及び預金や売掛金が減少したことなどから、9,991,079千円となりました(前連結会計年度末比3,515,157千円減少)。
総負債は、主に借入金が減少したことにより7,559,256千円となりました(前連結会計年度末比1,227,842千円減少)。
純資産は、主に親会社株主に帰属する中間純損失2,362,395千円を計上したことにより、2,431,822千円となりました(前連結会計年度末比2,287,315千円減少)。
この結果、自己資本比率は23.5%(前連結会計年度末は34.6%)となりました。
②経営成績
当社グループは、「with entertainment」をミッションとして掲げており、人々の期待を超えるサービスを生み続けていくことを目指しております。また、今までになかった価値を創造し、ユーザーを魅了する体験を届けていくことに努めております。中期的には、IP×テクノロジーを軸に、エンターテインメント・コンテンツをグローバルに提供する企業となっていくことを掲げており、持続的成長及び企業価値向上を目指しております。
主力のゲーム事業においては、ゲームの開発・運用が主要事業となっており、他社IPゲーム及びゲームプラットフォーム並びにオリジナルゲームの開発・運用を行っております。また、コンテンツ事業においては、IPの保有・育成を目的として小説、コミックス等の書籍、電子書籍の出版、販売を行っている他、当社の有するインターネットサービスの知見と先進的なテクノロジーを活用した新規サービスを試験的に立ち上げ、事業化に向けた試行を重ねております。
当中間連結会計期間における業績は、売上高8,238,640千円(前年同期比105.0%増)、営業損失574,839千円(前年同期は営業損失315,173千円)、経常損失616,865千円(前年同期は経常損失354,286千円)となりました。また、前期末にリリースしたモバイルゲームタイトルについて、当第1四半期において将来収益の再評価を行い減損処理を行ったことで特別損失1,563,462千円を計上したため、親会社株主に帰属する中間純損失は2,362,395千円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純損失1,022,028千円)となりました。
当中間連結会計期間における各セグメントの業績は以下の通りです。
ゲーム事業
ゲーム事業においては、運用中のモバイルゲームタイトル本数は11本となっており、昨年リリースした自社配信タイトル『Wizardry Variants Daphne』を中心に複数のタイトルから収益を獲得しております。
一方で、前期末にリリースしたモバイルゲームタイトルにおいて、売上高が想定を下回る推移となったことから、将来収益の再評価を行い、投資額の回収可能性を算定した結果、当第1四半期において、当該ゲームアプリに関連する資産を減損処理しております。
売上高につきましては、一部の運用タイトルが前期を下回る推移となりましたが、前年度第3四半期にリリースした『Wizardry Variants Daphne』の貢献により前年同期比で増加いたしました。
利益につきましては、上記の増収要因のとおり新規タイトルによる貢献がありましたが、自社配信タイトルの売上増加に伴う変動費(支払手数料等)の増加、及び新規タイトルのリリースに伴う固定費(ソフトウエア償却費・広告宣伝費等)の増加によりセグメント損失を計上いたしました。
以上の結果、セグメント売上高は7,937,333千円(前年同期比109.1%増)、セグメント損失は114,888千円(前年同期はセグメント利益256,878千円)となりました。
主力事業である当セグメントにおいては、引き続き運用中タイトルの安定的な収益の維持・最大化に努めるほか、新規タイトルのパイプラインの検討を進めてまいります。また、PC・コンソール向け新規タイトルの開発による事業ノウハウの獲得、自社IPの保有を目指してまいります。
コンテンツ事業
コンテンツ事業においては、 IPの保有、育成、収益化を目的として出版事業・アニメ事業・MD(マーチャンダイジング)事業に取り組む中、ライトノベルレーベル「DREノベルス」とコミックレーベル「DREコミックス」から毎月刊行を実施しております。また、当社の有するインターネットサービスの知見と先進的なテクノロジーを活用した新たなサービス開発や、SNSを活用したファンマーケティング支援サービス等を提供しております。
売上高につきましては、2023年秋から「DREコミックス」の刊行を開始しており、電子版コミックスを中心に収益が増大、シリーズ累計40万部を超える人気作品を複数輩出できていること等により、前年同期比で増加いたしました。
利益につきましては、出版・アニメ・MDや生成AIの活用などの新規事業領域への投資を行っており費用先行が継続しておりますが、上記の増収要因により、損失額が前年同期比で減少いたしました。
以上の結果、セグメント売上高は324,028千円(前年同期比44.3%増)、セグメント損失は459,950千円(前年同期はセグメント損失572,051千円)となりました。
当セグメントにおいては、出版事業において作品数積み上げによる販売数増加、損失額の縮小に努めるほか、中期的に目指す姿の実現に向け今後も投資を実施してまいります。
今後につきましては、ゲーム事業において、より強固な事業基盤を作るべく、運用中タイトルへの追加投資や体制強化等を通じて長期安定的な収益の確保・最大化に努めるほか、新規タイトルのパイプラインの検討を進めてまいります。また、ゲーム事業においてもIPを保有し育成することを目的として、PC・コンソール向けのオリジナルタイトルの開発を実施してまいります。
コンテンツ事業においては、IPを保有し育成・収益化することを目的として開始した事業を一定規模に成長させることを目指しております。また、新たな体験・市場を生み出す先進的なテクノロジーの活用を積極的に進めてまいります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ356,397千円減少し、3,572,377千円となりました。当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況と要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは754,675千円の収入となりました。主な増加要因は、減損損失の計上額1,563,462千円、減価償却費の計上額678,211千円、売上債権の減少額939,379千円、主な減少要因は、税金等調整前中間純損失の計上額2,180,327千円、法人税等の支払額99,698千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは358,335千円の支出となりました。主な減少要因は、無形固定資産の取得による支出319,538千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは752,033千円の支出となりました。主な増加要因は、長期借入金による収入311,000千円、主な減少要因は、長期借入金の返済による支出1,059,300千円であります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当中間連結会計期間における研究開発活動の金額は、56,619千円であります。
なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当中間連結会計期間において、新たに発生した経営成績に重要な影響を与えるリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(8)資本の財源及び資金の流動性について
当社グループは現在、運転資金および設備投資資金につきましては、内部資金または借入により資金調達することとしております。なお、当中間連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は3,980,602千円となっております。また、当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は3,572,377千円となっております。