株式会社gumi

ブランドなど:ファントム オブ キルブレイブ フロンティア誰ガ為のアルケミスト
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売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E31060 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 経営成績に関する説明

当社グループは、セグメント情報における報告セグメントについては、「モバイルオンラインゲーム事業」及び「メタバース事業」の2セグメントとしておりましたが、当社の事業内容をより適切に表現すべく、「メタバース事業」について、報告セグメントの名称を「ブロックチェーン等事業」に変更することを決定いたしました。2024年4月期より、「モバイルオンラインゲーム事業」と「ブロックチェーン等事業」の2セグメントにて事業を推進してまいります。なお、当該変更は報告セグメントの名称変更であり、セグメント情報に与える影響はありません。

当第3四半期連結累計期間の売上高は8,667,206千円(前年同期比29.6%減)、営業損失は3,029,526千円(前年同期は501,101千円の営業利益)、経常損失は2,716,815千円(前年同期は18,144千円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,103,653千円(前年同期は222,226千円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。

当第3四半期連結累計期間のセグメントごとの状況は次のとおりであります。

 

(モバイルオンラインゲーム事業)

売上高に関しては、配信中のタイトルについて配信期間の経過により売上が減少したことに加え、新規タイトル「アスタータタリクス」の売上高が想定を下回り、前年同期比で減収となりました。

営業利益に関しては、配信中のタイトルが減収となったことに加え、新規タイトル「アスタータタリクス」の配信前後のプロモーションの実施等により、広告宣伝費が増加したこと等に伴い、前年同期比で減益となりました。

この結果、売上高は8,159,845千円(前年同期比32.0%減)、営業損失は1,672,737千円(前年同期は716,661千円の営業利益)となりました。

 

(ブロックチェーン等事業)

ブロックチェーン等事業に関しては、当該事業を取り巻く法令及び行政の対応等を踏まえつつ事業展開を行っており、ブロックチェーンゲームの配信を中心としたエンターテイメント領域に加え、アセットマネジメント、投資、プラットフォームビジネスを中心とした金融領域の2軸にて事業を推進することで、早期の収益化を目指しております。

売上高に関しては、エンターテイメント領域においては、ブロックチェーンゲームの開発・提供に係る売上寄与に加え、OSHI活構想『OSHI3』プロジェクトの第1弾タイトルである「ファントム オブ キル -オルタナティブ・イミテーション-」の配信に先立ち、当第3四半期会計期間よりOSHIトークンの受領に伴う売上高計上を開始したことから、前年同期比で増収となりました。金融領域においては、アセットマネジメント領域にて、ノードポートフォリオの拡充やトークン時価の上昇により売上高が増加したことを主因として、前年同期比で増収となりました。

営業利益に関しては、将来の収益基盤の構築を図るべく、ブロックチェーンゲームへの開発投資を強化したことに加え、新規タイトル「ファントム オブ キル -オルタナティブ・イミテーション-」配信前のプロモーション実施等により、広告宣伝費が増加したこと等に伴い、前年同期比で減益となりました。

この結果、売上高は507,360千円(前年同期比58.6%増)、営業損失は1,356,788千円(前年同期は215,560千円の営業損失)となりました。

 

 

(2) 財政状態に関する説明

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は25,256,369千円となり、前連結会計年度末比1,294,111千円減少いたしました。これは主に、ソフトウエア仮勘定及び現金及び預金の減少によるものであります。

負債合計は8,404,536千円となり、前連結会計年度末比518,199千円増加いたしました。これは主に、短期借入金の増加によるものであります。

純資産合計は16,851,832千円となり、前連結会計年度末比1,812,311千円減少いたしました。なお、自己資本比率は65.4%となりました。

 

(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(7) 従業員数

当第3四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数に著しい増減はありません。