売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E00664 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態および経営成績の状況

 当社グループにおける当第3四半期連結会計期間末の資産は18,412百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,398百万円増加しました。これは、主に受取手形、売掛金及び契約資産で370百万円増加、棚卸資産で380百万円増加、有形固定資産で設備投資等により287百万円増加、投資有価証券で株価上昇等により372百万円増加したことによるものであります。当第3四半期連結会計期間末の負債は9,034百万円となり、前連結会計年度末に比べ597百万円増加しました。これは、主に長期借入金で153百万円増加、支払手形及び買掛金で233百万円増加、賞与引当金で91百万円増加したことによるものであります。当第3四半期連結会計期間末の純資産は9,379百万円となり、前連結会計年度末に比べ802百万円増加しました。これは、主に利益剰余金で338百万円増加、その他有価証券評価差額金で257百万円増加、為替換算調整勘定で106百万円増加したことによるものであります。

 当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は13,569百万円(前年同四半期比7.8%増)となりました。日本では、前期および当期と度重なる原材料の値上げに対し販売価格に転嫁を推し進めたこと等が影響しております。中国では前年同四半期からの上海ロックダウンの影響が一巡し、売上は回復しております損益面では、原材料の値上げを販売価格への転嫁で補填したことに加え、より効率良く生産するための体制に見直したこと等により、営業利益は602百万円(前年同四半期比97.3%増)、経常利益は615百万円(前年同四半期比87.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は394百万円(前年同四半期比96.4%増)となりました。

 

  セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

① 日本

当社および国内連結子会社においては、売上高は11,238百万円(前年同四半期比8.5%増)となりました。前期および当期と度重なる原材料の値上げに対し販売価格に転嫁を推し進めたことが影響しております。セグメント利益は原材料の値上げを販売価格への転嫁で補填したことに加え、より効率良く生産するための体制に見直したことが影響し、390百万円(前年同四半期比8.1%増)となりました。

 ② 中国

 当社グループにおいては、セグメント間の売上高を含め売上高は3,345百万円(前年同四半期比12.0%増)となりました。前年同四半期からの上海ロックダウンの影響が一巡し、売上は回復しておりますセグメント利益は売上の増加に加え採算の改善活動を続けていることが影響し、330百万円(前年同四半期比474.8%増)となりました。

 

(2)会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載しました「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、215百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。